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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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「平穏かつ安定的な維持および管理」という詭弁

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支那駐在の丹羽日本大使の公用車が襲われた。
北京市内で少なくとも2台の車に停止させられ、車から降りてきた支那人とみられる男が、車両前方に取り付けられた日の丸を持ち去ったという。
丹羽大使の公用車には、普段から警備はついていなかったというが、尖閣諸島の一件から対日批判が高まってからも、警備なしの状態を続けていたそうだ。外務省が軽率すぎる。
私はたびたび丹羽氏の言動を批判しているが、それでも丹羽氏は同胞である。
同胞に対するテロ行為は断じて許さない。

昨年11月、イランの首都テヘランで、暴徒化したイラン人が英国大使館を急襲し、一部が敷地内に侵入して国旗を燃やすなど激しい抗議活動を行った。
その時、英国外務省は、「イラン政府は国際法に基づいて外交官や大使館を守る責務がある。我々はイラン政府が速やかに事態を抑え、大使館員の安全を確保することを期待する。」と語っている。
そう。外交官や大使館を受け入れる国が、彼らを守る責務を負うのが、国際法上の規定だ。
少し前に、韓国の日本大使館に、どこぞのおっさんがトラックで突入するという事件が発生したが、これは韓国の大失態だ。
同様に、支那にとって、丹羽氏の公用車襲撃も大失態である。
しかも、こともあろうに、これが北京で起こった。
支那当局は以前から、地方での反日デモについては容認していたが、共産党のお膝元で、政治の中心である北京では、なるべく事を荒立てないようにしてきた。
支那共産党が国民を縛る箍(たが)が、少し外れつつある証拠かもしれない。

支那が騒ぎ立てる尖閣の問題で、政府は東京都が申請していた上陸調査を却下した。
藤村官房長官は、あの抑揚のない無愛想な会見で、「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持および管理のため」と莫迦のひとつ覚えのセリフを繰り返した。
では藤村に聞こう。
いったい、「平穏かつ安定的な維持および管理」と言う政府の言い訳を、どれだけの国民が納得して聞いていると思うのか?
少なくとも尖閣諸島は、「平穏」でもなければ、「安定」もしていない。政府は「維持」しようとする努力も行っていないし、ましてや「管理」など何もしていないではないか。
こういうのを詭弁という。
藤村は他にも、「都による取得の見通しが必ずしも立っているとは認識していない。政府として上陸の必要性を判断する状況にないというのが、割に大きな要素だ」と強調。都の申請には、地権者の同意は含まれておらず、「所有者の意向やらを判断し、総合的に勘案した」と述べた。(以上、毎日新聞より)
ふざけた言い草である。
地権者の実弟、栗原弘行氏が度々メディアに登場し、「石原さんに売りたい。政府に売るつもりはない」と語っていることを、多くの国民が知っている。
この藤村の発言は、栗原家、石原都知事、それに東京の尖閣購入に共鳴し、14億5千万円近い寄付金を寄せた国民への冒涜である。
僅かながらの金額だが、寄付をした一人として、強く抗議する。

そもそもこの発言の裏には、支那を刺激したくないという思惑があるそうだ。
刺激せず、問題を起こさず、全てを先送りにして、一切の責任は負わ会いという、官僚と政治家の常套手段だ。
政治家の成すべきことは、関係国を刺激しないことではない。
実効支配の強化だ。
では実効支配で政府がいの一番にやらなくてはならないのが、抑止力という担保の確立だ。
「領海には日本人以外、何びとたりとも入れない」という方針を知らしめるためには、「来ても無駄だ」という姿勢を示すことが必要なのである。
魚釣島に人や自衛隊の存在を確立し、一歩たりとも近寄らせないという態度を示すことだ。
我々が竹島で韓国に、北方領土でロシアにやられていることを想像すればいいのである。
竹島や北方領土に日本漁船が近づこうとすれば、彼等は武力をもって、力ずくで阻止する。だから近づかせないという状態が保たれるのである。
尖閣にいま必要なのは、言葉だけの実効支配ではなく、身をもって領土・領海を守るという、当事国としての態度だ。
民主党政権は、東京都の調査上陸で、間接的にそのことを示せたのである。
それをみすみす棒に振った。しかも「摩擦を好まず」という、無責任な姿勢で・・・。

これが、野田佳彦の言う「毅然とした態度」の実態である。
広辞苑が「毅然」という言葉の意味を書きかえる必要が迫られる前に、野田佳彦は退陣すべきだ。


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[ 2012/08/28 08:14 ] 領土問題 | TB(0) | CM(4)
No title
こんにちは。「平穏かつ安定的な維持および管理」・・寝言は棺桶の中でほざいて欲しいものです。
支那との争いになれば岡田を始め媚支那の連中、農産物輸出を利用した詐欺集団・農水省との揉め事が起き等が分裂する。それだけでしょう。
弱腰と云うより喧嘩の仕方を知らない。
一時的に険悪な雰囲気になっても我が国の領有権を相手に認めさせる事こそが外交です。
更に悪質なのが小林よしのり、ブログのゴー宣道場で「尖閣の東京都への売却は地権者の値を釣り上げる為の方便、ネトウヨはマネーゲームに踊らされた馬鹿」・・ここまで出鱈目な言論をゴー宣道場とやらで撒き散らすのは売国以外の何物でもありません。
[ 2012/08/28 11:08 ] [ 編集 ]
自作自演
丹羽襲撃は反日変態サヨクの常套手段である
自作自演かも。
そもそも丹羽の嫌いな日の丸を奪われても
どうってことないし、
襲撃して旗を奪うだけなんてぬるすぎる。
むしろ、今後は嫌いな日の丸つきの公用車に
乗らずに済むから丹羽にとっては喜ばしいのでは?

支那を「刺激したくない」の本音は「たてつきたくない」。
属国支持者にとって宗主国に反抗的態度を取るのはご法度。
国有化するにしても、きちんと測量しなければ手続き上の瑕疵となる。
測量なんて都がやろうが、国がやろうが同じこと。
むしろ、公的機関である都がきっちり測量をやっとけば、
国有化の手続きがスムーズになる。

やはり、野ダメ政権の国有化方針は
単なる口先だけのパフォーマンスであろう。

尖閣寄付はあと30件余りで10万件に、金額も
間もなく14億5000万円に達する。
もし、無許可上陸した都庁職員や石原知事に
野ダメ政権が手出ししたら
この10万が黙ってはいないだろう。
[ 2012/08/28 16:14 ] [ 編集 ]
No title
丹羽を同胞と擁護するには疑問ですな。
小生は事故でも起こして怪我でもすれば日本人も目覚めるとは思いますがね。
丹羽なる小商人など支那共産党は赤子の手を捻るより容易いことでしょうが。この馬鹿が商売で少しいい思いをした事で有頂天で大使を引き受けた事・・・多分に商売の延長とでも考えたんでしょうね。それを押した岡田等もイオンGrとの繋がりでしょうが。甘い野郎共ですな。

それにしても日本は惨めな国に成り下がったもんですな。戦後直後の政治家とそれ以降の団塊世代の政治家(○○政治塾育ちの「言うだけ政治家」も含めて)との政治力・資質の差(人間の器の差?ですかね)でしょうね。
無論、チャイナスクールの売国官僚共も一蓮托生ですが。

今の民主党の姉ちゃん、アンチャン議員共では何の対応も出来ないでしょうが。国会中継を見ていても小学校の学級委員会並でしょう。日本の政治レベルの低下をつくずく感じてしまいます。

本当に日本は絶滅危惧種になり下がりましたね。
(それも支那・朝鮮と言う外来種をのさばらせて)
自業自得でしょうな。
[ 2012/08/28 20:20 ] [ 編集 ]
No title
日本国の大使が公用車の中で国旗を奪われて黙って座っていた、としたら、ものすごく腹が立ちます。
無謀な事と誹られるとしても、車外に出て命を賭けても一応は国旗を奪われまいとするのが、大使たる役目では無いのか?と思っています。

天皇陛下に非礼を働いた韓国大統領には、外務省に在日大使を呼んで首相親書を託し、中国国民とみられる与太者に大使が国旗を奪われた中国には、首相親書を副大臣が飛行機でお届け。なんか変というか、野田の姿勢が露わ過ぎ。
[ 2012/08/29 01:30 ] [ 編集 ]
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