私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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民主党型政治主導の終焉 ~ 丹羽大使、更迭へ

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日本国中がオスプレイ祭りの様相だ。
オスプレイの日本への配備事案が、メディアで過剰なまでに取り上げられるが、オスプレイの事故発生確立が現行のCH46ヘリより低いのだから、殊更大騒ぎする問題でもない。
やはり、オスプレイ配備によってもたらされる機動力や輸送力の増強と、それによる防衛力、対外抑止力強化で、“困る”人たちが多いのだろう。
この国のマスメディアの恣意的な印象操作、世論誘導が垣間見える、良い事例である。
もうひとつ、政府事故調査委員会の最終報告書が話題だが、この件は改めて書こうと思っている。結論だけ先に言えば、私は菅直人の所業については立件すべきであると考える。



それらの話題の影に隠れつつある、ある重大な人事がある。
政府が丹羽宇一郎駐支那大使の更迭を決めたということだ。
遅きに失する判断だ。
もとより、この丹羽氏を登用した人事そのものが間違いだったのだが、恐らく任命したというメンツだけで、政府は更迭を先延ばしにした。

丹羽大使、更迭へ

丹羽氏の支那大使就任は、民主党の人事の目玉だった。
日本の最大の貿易相手国である支那は、同時に日本と歴史問題の軋轢を抱える国である。
日中共同声明では、「主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。」とあるのだが、平和友好関係などという言葉が声明に存在していることは忘れ去られている。
少なくとも、内政干渉という項目について、支那はきれいさっぱり忘れている。
今まで靖國公式参拝問題、教科書問題等々、甚だしい内政干渉が行われてきたが、これらは日中共同声明の理念に反する。
どの国も国のために命を落とした人を自国の作法で弔う権利はあるし、どの国にも自国の方針に基づいて子どもたちの教育を行う権利がある。支那はそれを妨害し続けてきたのである。
声明にはもうひとつ、「両国のいずれも、アジア・太平洋地域において覇権を求めるべきではなく、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国あるいは国の集団による試みにも反対する。」という文もあるが、これも有名無実化している。
こういう国に全権委任大使として赴く者には、当然ながら資質だけでなく、国家間の駆け引き、せめぎ合いにおける交渉力、わけても日本の国益は身体を張って守るという信念が必要だ。
丹羽氏にはそのいずれもないだけでなく、氏がその真逆に位置する存在であることは、既に証明されたも同じことである。

この更迭劇は、民主党型政治主導の敗北を意味する。
民主党の党是は“反自民”であるが、同時に“反霞が関”という暗黙の党是もあった。
野田首相のシロアリ街頭演説を聞いても、“反霞が関”は演説の中ではっきりと表明されている。要するに民主党は、自民党と霞が関の役人が既得権益を互いに貪ることによって、この国がダメになったと国民に説いたのだ。
だから民主党政権は発足と同時に、霞が関の官僚を排除することを始めた。
事務次官会議の廃止もその一例。
国家戦略室を作り、予算編成権限を財務省から政治の側へ移そうと試みた。(この試みは、初代戦略室長が菅直人という何ら中身のない政治家だったために、簡単に瓦解したが。)
行政刷新会議もそうだし、事業仕分けなどもその一環といえるだろう。
民主党政権は精一杯背伸びをして、官僚からポストと権限を剥奪しようとしたのだ。
丹羽氏の支那全権委任大使任命も、外務省官僚から既得権を取り上げ、民間人の登用という世間受けを狙ったのだ。
最も憂うべきは、その民主党流の人事において、誰なら国益を守りきれるのかという思考とか理念が、全くなかった(もしくは感じられなかった)ことである。
恐らく丹羽氏の任命は、「経済連携を軸とした互恵関係を深めよう」という支那へのメッセージだったのだろう。
外交交渉に素人である民間人に、歴史問題やら領土、領海問題などを交渉する力もないのだが、それを知りつつ丹羽氏を任命したのであれば、民主党政権の人事は売国行為である。
少なくとも支那を馬鹿にする前に、日本国民を莫迦にしている。

民主党の政治主導というプロパガンダは、無残な形で終焉を迎えた。
橋下維新に評価が集まるのは、「自民党は既得権益どっぷり、民主党の政治主導は口だけ、頼れるのは・・・」というマスコミの単純な誘導に国民が躍らされている状態とも取れるが、官僚主導型政治の刷新は勢いだけで成し得るものでもないだろう。
民主党は国民に頭を下げ、無能を詫びた上で政権を返上すべきである。


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[ 2012/07/24 11:21 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
No title
民主党政権になってからどれだけの国益が損なわれた事か国民の多数は無関心です。これは国内メディアの情報隠蔽とも大きく絡んでいる気配がしてます。自国をどこまでも貶める報道を繰り返すメディアに対し怒りさえ感じるこの頃ですね。
[ 2012/07/25 11:22 ] [ 編集 ]
民主党終焉の時
韓流ブームとは、文化共生の名における日本文化の破壊活動であり、韓流と民主党政権の間には密接な関係が隠されていた。

つまり、韓国人を好きにさせる為の政治工作であり、外国人に投票を仕向けるための印象操作であった。

何も知らない能天気日本人だけが、韓流にハマる無様な醜態。

アホ日本人は目覚めなければならない。支那中共や韓国に日本を売り渡す売国奴の存在を確認すべきだ。
[ 2012/11/17 17:19 ] [ 編集 ]
日本維新の会(国賊・売国奴)
橋下徹率いる「日本維新の会」も生粋の売国奴です。いかにも、世間体よろしく愛国保守を装っているが、極左が保守に偽装転向しているだけです。

いざとなれば、人権侵害救済設置法案や外国人参政権に加担するか分からない危険を含んでいます。ある意味、民主党より危ない存在といえます。
[ 2012/11/17 17:25 ] [ 編集 ]
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