唐突に尖閣所有を言いだした野田政権のあさましさ
2012/07/10 Tue 11:19
| ← 応援クリック、ありがとうございます。 |
野田首相が尖閣諸島の国有化を唐突に持ち出した。
もともと石原東京都知事が、今年4月、米ヘリテージ財団主催のシンポジウムで講演し、尖閣諸島の一部を都が買い取ると爆弾発言してから、中央政府は何もアクションを取って来なかった。
いまさら後出しジャンケンのように手を挙げたところで、人気取りと言われるのがオチである。
勿論、人気取りもあるだろうが、政府は恐らくこう考えている。
「中国さまがお怒りだ。」
勝手な想像で恐縮だが、政府の意図はこうだ。
民主党政権にとってみれば、石原慎太郎という政治家は何をしでかすか分からない。
買い取り前からもう既に、上陸の話まで出ている。
政府がそれを拒絶した場合、民意の反発が怖い。
少なくとも、尖閣を守るという国民の強い意志が、13億円以上の無私の寄付という形で表わされているのだ。
ここは石原都知事からイニシアティブを横取りし、尖閣を国有化した上で、自衛隊も置かず、強硬姿勢も静め、今迄通り何もしないことで、中国様にも気を静めていただこう・・・。
こと尖閣諸島の場合、領土問題は存在しないというのが日本の立場だ。
従って、“日本固有の領土である同諸島を巡り、「領土問題」が存在するとの誤解を国内外に与えれば、かえって国益を損なう恐れがある(読売より)”という建前論がまかり通る。
ところが、国際社会では正論や建前論が通用するとは限らない。
竹島を侵略して実効支配している韓国、北方領土を侵略して自公支配しているロシア。
この2国の行為には、正当性など全くない。
極端に言えば、領土は支配したもの勝ちなのである。
支那はそれを知っているから、チベットでもウイグルでも南西諸島でも、いざこざを起こしながら、実効支配を進めるのだ。
支那にとっては尖閣とて、この理論の例外にはならないだろう。
領土問題は存在しないという立場はその通りなのだが、支那が尖閣を「核心的利益」と言い放ち、強盗宣言をした以上、何もしなくても領土は守れるという考え自体が、平和ボケ過ぎるのではないだろうか。
自衛隊配備に消極的というが、国境を軍隊で守ることは何も珍しいことではない。
それをしない理由があるとすれば、支那への配慮以外には考えられない。
話を国内の所有権移転問題に戻すが、私は東京都が買うから寄付したのであって、民主党政権が所有するなら寄付などしていない。
よしんば国が保有することになるとしても、民主党が政権の座に就いている間はまっぴら御免だ。
野田首相の今回の言動には、どこか浅ましさがある。
国の領土は我々国民の分身である。
「その分身を守るためには手段は選ばない」と言えるぐらの政府でなければ、安心して統治など任せられるものではない。
- 関連記事
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
よろしければ、バナーのクリックをお願いいたします。

(※記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただく場合があります。)






唯、野田氏が率先してこのように考えたと言うより、外務省の操りではないか?と思っております。
野田氏だけではなく、民主党に国家の外交へのまともな深慮があるとは思えません。
外交も財政も官僚の思いのままに、ではないかと推測しております。