日本での状況を受け、韓国の保守右派の市民団体が28日と29日の両日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開催し、日の丸や野田首相の写真、日本の教科書を燃やすなどして、日本政府に対して強く抗議した。複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアは、「保守右派団体、日本の『独島野望』に強い怒り」「日本は反省せよ」と題し、日本が竹島を日本の領土だと記述した高校の教科書を通過させたため、10以上の保守右派の市民団体が、ソウルの日本大使館前で激しい怒りを表出したと伝えた。
これらの団体は「日本のこのような行動は、韓国を無視する仕打ちであり、韓国の主権に真っ向から挑発する行為でもある。日本の野蛮な行動に私たちの政府と国民は怒っていることを日本は知るべきだ」として、今回の教科書の記述に対して、強い怒りを示した。
トルコ東部ワンで昨年11月に起きた地震で死亡したNPO法人「難民を助ける会」のメンバー宮崎淳さん=享年(41)、大分市出身=の功績をたたえようと、トルコ各地で公的施設などに宮崎さんの名前を付ける動きが広がっている。同会によると、ワンの仮設住宅や歯科診療所に「アツシ・ミヤザキ」の名が刻まれ、被災地以外でも小学校のホール、街の通りなど、あちこちに付いているという。国を挙げての謝意に母恵子さん(68)=同市=は「トルコの方々が淳の活動や優しい気持ちを心に深く刻んでくれ、淳は喜んでいると思う」と話している。
宮崎さんは昨年8月から同会のコーディネーターとして活動。昨年10月の大規模地震後に現地入りして支援物資の配布などをしていたが、11月に新たな地震が発生し滞在先のホテルが倒壊、犠牲になった。
同会によると、宮崎さんは地震後、トルコで「ドクター・ミヤザキ」と呼ばれ、同会が把握しているだけでも16の施設で名前が付いている。
トルコ最大の都市・イスタンブールでは、レスキュー隊の研修施設に名前を冠した。別の都市では「宮崎さんのような志を持つ人がいたことを子どもたちに伝えたい」と、小学校の多目的ホールを「アツシ・ミヤザキ・ホール」にしたという。
宮崎さんと一緒に現地入りして自身も負傷、今年に入って現地活動を再開した同会の近内(こんない)みゆきさん(32)は、2月にあった多目的ホールの完成式典に出席した。
「トルコではどこに行っても『日本も東日本大震災で大変なのに、遠くから来てくれてありがとう』と言葉を掛けられる。宮崎さんのことはみんな知っている」という。
在イスタンブール日本総領事館などによると、イスタンブールを構成する市の一つ、サルエル市は整備中の公園を日本庭園とし、宮崎さんの銅像を建てる予定。
同会の大西清人事務局次長は「被災地だけでなく、トルコの国を挙げて宮崎さん、日本人への感謝を頂いている。彼の志をトルコ、世界の方々と共有していきたい」としている。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング
≪ 小さな命がつないだ絆 ~ 陸自隊員、1年ぶり救出の赤ちゃんと再会 | TOP | 桃太郎侵略者説と“新”花咲か爺さん ~ 昔話の否定と道徳の喪失 ≫
≪ 小さな命がつないだ絆 ~ 陸自隊員、1年ぶり救出の赤ちゃんと再会 | TOP | 桃太郎侵略者説と“新”花咲か爺さん ~ 昔話の否定と道徳の喪失 ≫