私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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所沢高校入学式ボイコット事件と日教組教育

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『なぜ作文なんかかなかければいけないの。口で言えばすむのに』『なぜおじぎをしなければいけないの。尊敬してもいない人に』子どもは放っておくと自分の都合のいいなぜを無限に並べる。一々答えることは無用である。『作文の時間である。書け』と命じて、その理由をあげてはならないと私が言っても信じないなら、ヘーゲルが言っている。『しつけをするときは理由を言ってはいけない。理由を言うとそのこのためにもならないし、社会にとっても迷惑である。』云々。


これは、山本夏彦氏の著書「愚図の大いそがし」の一節である。
この一節は、井沢元彦氏の「逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体」で知った。
いわば、先人の知恵である。
ところが、こういう理屈が通じない人たちや組織がある。
日教組とその組合員だ。

1998年に、埼玉県立所沢高校で、入学式ボイコット事件が起こった。
生徒が、学校行事の主役は生徒であると主張し、日の丸を掲げ、君が代を斉唱する厳粛な式典を執り行おうとする校長と、それに反対する教職員+生徒会とが激しく対立した事件である。
いわゆる、教師と生徒が結託した“闘争”だ。
完全に洗脳された生徒会が、校長を相手に「対等な話し合い」を要求し、日の丸・君が代に対する拒否権を行使するという、労働組合に酷似した闘争である。
同校生徒会は、「私たちは自治を確立する必要がある」との“生徒会権利小典”なるものを携え、日弁連の庇護をうけた。
朝日新聞は、待ってましたとばかりに紙面を大きく割いて、長文の論説を添えてこの事件を取り上げた。

子どもは、半人前だから子どもというのだ。
一人前なら立派な大人である。
戦後民主主義と戦後教育、とりわけ日教組の教育は、その半人前の子どもたちに、金科玉条なるものとして権利を与えた。所沢高校の生徒会の所業は、その権利至上主義と日教組イデオロギーが融合し、悪しき結実をみた例であろう。
少なくとも、校長と生徒は対等な関係ではない。
だから、そもそもこの生徒会が、校長との対等な話し合いを以って結論を導き出すという立場にあるというのは、錯覚であり、間違いだ。
生徒に考えさせること、自分の意思を持つことを否定するものではない。
考えるなとは言わない。意思を持つなとも言わない。
しかし生徒たちは、指導されるべき立場にあるのだ。
それが秩序というものだ。
日教組の権利原理主義教育は、こういう生徒の錯覚まで醸成するのである。
もちろん、日教組教師たちがこの生徒会の行動の裏で動いていたことは、想像に難くない。

橋下大阪市長と維新の会が進める、大阪の教育基本条例に対し、様々な批判がある。
私は彼等の船中八策に全て賛同するわけではないが、彼らが進める教育改革に関して言えば、諸手を挙げて賛成する。
政治が中立性を逸脱して教育現場に介入するという批判が、現状の教育現場の状況を善しとする前提にたっているのであれば、本末転倒である。
日教組教育に、中立性など微塵もない。
国旗、国家を疎んじ、子どもたちが祖国を軽蔑し、嫌悪するような方向に持って行こうとする教育の何処に中立性を見いだせるというのか。
教育の再生には、日教組のイデオロギー洗脳教育の根絶が必須条件なのだ。
埼玉県立所沢高校の騒動を、二度と繰り返してはならない。



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[ 2012/02/17 12:27 ] 教育 | TB(0) | CM(0)
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