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菅総理が昨日、東電福島第1原発の処理水問題で、全国漁業協同組合連合会の岸宏会長と会談した。総理が海洋放出に理解を求め、岸会長が反対するという構図は概ね予想通りの結果だが、報道によれば、岸氏は政府側に風評被害対策の充実などを求めたそうだ。処理水に含まれるトリチウム等の物質が問題の核心ではなく、風評被害への懸念が反対の理由だということだ。
しかし、そもそもこの問題に関して率先して動くべきは、小泉環境相ではないのか。世の中からプラスチックを無くすくらいの勢いでせっせとPR活動に努めているもが、原発処理水問題においては、小泉の姿は全くと言っていいほど見えない。来る解散総選挙に向け、菅総理が「決める政治」をアピールしたという見方もあるようだが、それを含めて考えても、「将来の総理候補、小泉進次郎」が単なるお笑いネタであることがよく分かる一件だ。
その菅総理がテレビ番組で「野党の内閣不信任案は解散の大義になり得る」という発言を受け、特定野党は少なからず動揺しているように見える。ガソプ安住はこの菅総理の発言に対し、「先方(首相)がそこまで言う以上、我々にも解散に対して十分な責任がある。最終的に適切な時期に枝野(幸男)代表に(不信任案を提出するかどうかを)決断してもらえればと思う」とし、また「(コロナ対策を)ちゃんとやらないでそんなことを言うとは重要なことが欠けているのではないか」と語ったという。

本来、内閣不信任案というのは野党にとっては伝家の宝刀と言うべきものだが、安住の弱々しい発言には、「解散してもらっては困る」という本音が見え隠れする。安住は「いつでも提出できるように準備する」とも言っているようだが、ヤルヤル詐欺は彼らの専売特許のようなもので、言行不一致は今に始まったことではない。この時期に解散を断行すれば、菅総理にも批判は飛ぶが、同様に「この状況で政局か」という批判は野党にも飛ぶ。そもそも話を始めたのは、「内閣不信任案を出す」と言った立民側なのだ。その動きに菅総理が反応したからと言って、今さら「責任論」と語るとは、アベコベもいいところだ。
その立憲民主党のサボり癖は、最早、不治の病ともいうべきものだ。今日予定されていた衆院憲法審査会が、立民と共産のボイコットにより流れた。憲法審査会の前提となる与野党幹事懇談会は開かれるが、これは調整を目的とした懇談であって、憲法議論ではない。約一週間前の2日に開かれた懇談会で、立民・共産の憲法審出席を求めた新藤与党筆頭幹事に対し、立民側が出したコメントがこれだ。
幹事を務める立民の奥野総一郎衆院議員は記者団に「憲法審は与野党が合意して(日程を)決めていくのが伝統で、誠に遺憾だ。(8日に)出ることはより難しくなった」と語った。(産経)
要するに、「我々が開催を認めない限り、憲法審は開かれない」というのだ。立民の立場で言えば、日程に難色を示し続ける限り、国会で憲法議論は永遠に行えないということになる。つまり、立民党は「国民の意思などどうでもいい」と言っているに等しい。
立憲民主党こそ、民主主義の敵である。与党と改憲肯定派の野党は、こういう連中は放っておいて、憲法議論を加速させるべきだ。同時に国民は、こういう民主主義の敵を国会から一掃すべく、投票権を行使すべきである。
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「ほう、抜くのか? 抜けるものなら抜いてみせるが良い」
「ほ、本当に抜くぞ、よ、良いのだな?」
「構わぬ、こちらにも切り札はあるのでな、では果し合いと致そう」
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「愚弄いたすか」
「愚弄などいたしておらぬ」
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