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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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反トランプ全体主義が渦巻く米国でみつけた「ちょっといい話」

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 トランプ大統領が「魔女狩り」と称する事態はいまだ進行中だ。トランプ大統領の支持者と言われる群衆が連邦議事堂を襲撃した事件にからみ、米下院が大統領を弾劾する訴追案を可決した。米国のメディアもそうだろうが、日本のメディアもトランプ氏総攻撃体制だ。朝日や毎日ならいざ知らず、読売までも社説で「(トランプ氏が)公職者の資質を欠いているのは明白である。退任後は政治に関わるべきではない」と断じた。

 この弾劾訴追を送られた上院での審議は、20日の新政権発足以降に行われるといういうから、既に退任した大統領を裁くということになる。米民主党が何故ここまでやるかと言えば、「政治の信頼を取り戻す」というのは表向きの理由であって、トランプが二度と大統領選に出られないように完膚なきまでに叩くというのが本音だろう。以前も書いたが、朝日をはじめとする左派メディアがいまだに安倍前総理を叩くのと同じ構図だ。だからこの展開は、「魔女狩り」というより「公開リンチ」と呼んだ方がいいかもしれない。

 この公開リンチは、企業や団体が反トランプというアイデンティティの誇示を競うような展開になりつつある。GAFAが先頭に立つ一方、大手SNS各社がトランプ氏及びトランプ系団体のアカウント凍結による一種の「口封じ」をし、政治献金を止めるために銀行が取引を停止する。ニューヨーク市は一族が運営する企業「トランプ・オーガニゼーション」との契約を打ち切ると発表した。セントラルパーク内の回転木馬やスケートリンク、ブロンクスのゴルフ場運営契約が対象だ。

 ことほど左様に、反トランプが全体の趨勢となる中で、ちょっといい話を見つけた。気骨ある米国軍人の話だ。

 トランプ大統領の悪魔化を主導しているのが、反トランプとして知られるナンシー・ペロシ下院議長だ。ペロシは、錯乱状態にあるトランプ氏が任期中に核ミサイルを発射する危険があるなどという扇動的な噂を流布し、大統領権限を制限する協議を米軍制服組トップと行ったというほどの人物だ。そのペロシは、トランプ支持者と反乱軍からのバイデンの1月20日の就任式を守るため、海兵隊の出動を求めた。米国海兵隊司令官のデビッド・H・バーガー将軍は、その要請を拒否し、ペロシにこう語ったという。

「私は大統領(の命令)に対してのみ応じます。そして私の理解では、ドナルド・J・トランプは今も大統領であり、最高司令官です。私は憲法に対して従うのであり、あなたの憲法解釈に従うのではありません。」

“I answer only to the president, and as I understand it, Donald J. Trump is still president and commander-in-chief. I abide in the Constitution as it was written, not your interpretation of it.”

デヴィッド・バーガー将軍
デビッド・H・バーガー将軍


 ペロシはバーガー将軍に対し、「あなたには世界で最も訓練された兵士がいます。そしてアメリカは彼らを必要としています」と説いた。だが、バーガー将軍はこう返したそうだ。

「私たちが彼の支持者の排除をを手伝ってほしいのなら、彼に電話をかけて、彼にそれを伝えてごらんなさい。彼が私に命じれば、私はそうします。しかしそうでなければ、そのひび割れ悪意の唇から出て来る言葉に真剣に耳を傾けてごらんなさい。それらは国家に対する反逆と同じです。私たちはあなたのために働く者ではありません。」

“If you want us to help combat his supporters, I suggest you get him on the phone and tell him that. If he orders me to, I will. Otherwise, I suggest you listen really hard to the words escaping your cracked, poisonous lips; they're tantamount to treason. We don’t work for you.”


 反トランプ派には耳障りなことばかもしれない。だが、軍人としては鏡のような人物だ。

 軍人には、最高司令官との信頼関係が必要だ。これらのことばを聞く限り、トランプ大統領は海兵隊の信頼を得ているのだろう。いや、ペロシや民主党による反トランプ扇動と軍隊の恣意的な利用に嫌気がさしていると解釈する方がよいかもしれない。

 そういえば、自衛隊制服組トップとの意見交換で、「改めて法律を調べてみたら(総理大臣は)自衛隊に対する最高の指揮監督権を有すると規定されている」と、自分が自衛隊の最高指揮官であることを知らなかった首相もいた。尖閣海域に中共の警備艇が出張ってきたとき、「海上自衛隊の護衛艦は相手を刺激しないように見えないところにいろ」と指示した首相もいた。民主党政権が終わって一番喜んだのは、他ならぬ自衛官かもしれない。

(※英訳は完璧ではありませぬ。ご了承ください。)


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[ 2021/01/16 07:19 ] 外交 | TB(0) | CM(10)
朝から感涙しました。
これぞ軍人。

cracked poisonous lipsのくだりも、人間らしくていい。

まさに、智仁勇の体現だと思います。

人間は、鍛えればこうなれるのだと、話を聞いただけでこっちにも勇気が湧いてくる、とてもいい話だと思います。

ありがとうございました。
[ 2021/01/16 07:47 ] [ 編集 ]
オールドメディア
こんな国と戦争して負けたと思うと涙が出てくるが。
少しはまともな軍人がいてホッとした。
[ 2021/01/16 08:02 ] [ 編集 ]
素晴らしい軍人です
でも逆の含みもありませんか?
最高司令官が民主党大統領に交代するわけで、その時彼が忠実に命令に従うとしたら、もっと怖い事態もありうるわけですから
[ 2021/01/16 08:32 ] [ 編集 ]
それが軍人であり、それが軍隊だと思います
js様

>最高司令官が民主党大統領に交代するわけで、その時彼が忠実に命令に従うとしたら、もっと怖い事態もありうる

それが軍隊ですよね。

上官のいうことがたとえ本人の意見と対立することであっても、彼は上官に従うでしょう。

それは、彼の上官、すなわち、最高司令官である大統領の職に就く者が、憲法に基づく手続きによって国民が正当に認めた者であるからです。

そうでないことがあるとすれば、それは、軍事クーデター。
彼の信念に照らして、彼の上官である大統領が、国民の幸福と正義を願った国民の負託に明らかに反する場合だけでしょう。

軍事クーデターという言葉には、軍事力を使った暴動であるかのような印象がありますが、必ずしもそれだけではありません。

このような立派な軍人が起こす軍事クーデターがあったとすれば、それは、政府が国民の負託に堪える能力がほぼゼロになり、無政府状態に陥ると判断されたときだけです。
そして無政府状態にまで陥ることがなくなったと判断されれば、軍隊はすみやかに非常事態を解き、政治を通常の状態に戻す。
それと共に、彼、すなわち、このような立派な軍人が起こした軍事クーデターを率いた司令官は、退役するでしょう(おそらくは不名誉除隊を大統領に申し出る)。日本流に言えば、自決ですが、キリスト教は自殺を禁じているので、自決はしないでしょう。決して自らの命を惜しんでいるわけではなく、いざとなれば、自らの命を棄てる覚悟はできているはずです。
軍隊の司令官とは、そのような覚悟が出来ている人です。

つまり、彼が彼の職務において動かす軍が従う対象は大統領であるが、忠誠は国、国民に忠誠を尽くしているのです。国民を信じ、そこに命を懸けて職務を遂行するのです。
それはいささかもブレるところがない。彼の鍛え抜かれた信念に基づき、行動するに堪え得る人間なのです。

ここがロボコップとは違うところ。
人間でなければできない。

重要なことは、彼が従う大統領、すなわち、元首は、国民に選ばれること。憲法に基づいて国民が選んだのがバイデンであるならば、彼は間違いなくバイデンに従う。

彼自身が共和党員であったとしても、あるいは民主党員であったとしても、そんなことは彼が彼の職務として行う軍への指令には一切影響しない。
彼の心情によるものではなく、憲法とその精神、及び、彼の信条にのみ従うのです。


日本では、長い間、軍隊悪者論が世を支配していますが、軍隊は国民の権利と財産と安全を守り抜く上で、明らかに必要なものです。

そして、何より大事なことは、国民には次の3つを行なう責任があることだと思います。
(1)軍を統括する文民の長たる国家元首(※)として間違いのない人を、責任を持って選び出すこと。
(2)これを動かせる鍛え抜かれた信念を持った司令官を育てる、軍に感謝する風土を培うこと。
(3)上記2つが有効に機能することこそ、シビリアンコントロールであると理解すること。

この3つの責任を国民が果たすことによって、軍は国民のために機能する機関であり続けることができ、日本が国家として完全なる形態を備えることができると思います。

日本が軍を持つ/持たないの論は、上記3つとセットで議論されるべきことだと思います。
2014年だったかに、当時の安倍自民党総裁が国防軍構想を提起したときに、我々はそれを議論せねばならなかったと思います。

今からでも遅くない。その議論を始めましょう。
日本には、自衛隊が中途半端な状態でしか存在していないわけですから。
国防軍はまだ日本にはないわけですから。



日本の国家元首が天皇であるか、総理大臣であるかは意見が分かれているのは存じております。
特に、ここに集う方々には、国家元首は天皇であるとする方が、少なからずおられると存じております。
ですが私は、総理大臣が国家元首、天皇は君主であると考えます。
さらに長文で申し訳ありませんが、その理由を述べさせていただきます。

「君主」という言葉には、西洋の中世以前の「君主とは統治者かつ実権者」という印象を持つ方も多いと思いますが、それはあくまで印象であると思います。
日本は、その歴史の中で、既に鎌倉時代、承久の乱で「統治する君主は天皇、統治の実権を持つ元首は、政府(当時は幕府)が指名した者を君主が任命する」とする統治制度が成立し、その後定着しました。
さらに、明治の大日本帝国憲法によって、憲法の下に君主と元首と国民(当時の表現は臣民)を規定し、立憲君主制が成文化され、定着しています。
その統治体制自体は戦前でも戦後でも変わりません。
「君主」という言葉は、古代に日本に取り入れられた言葉ではありますが、その後の日本の歴史によって、その意味合いは変わっています。
従って、天皇は君主、総理大臣が元首であるとして、何ら問題がないと私は考えています。

いつも長文で申し訳ありません。
[ 2021/01/16 10:36 ] [ 編集 ]
アメリカの良心と日本の決意
アメリカ軍人の見事さを表しているような言葉です。
妖怪ペロシの要望が、しりぞけられたことは知っていましたが、
この将軍の言葉までは知らず、ご紹介くださったことは、
様々に気持ちが塞ぐなか、嬉しいお知らせでした。
アメリカの正義は、軍に在りと思わせるバーガー将軍の
見事な返答です。

そこで、昨夜のチャンネル桜の番組「青山繁晴の答えて答えて答える」
【青山繁晴】原爆とアメリカとベトナム戦争[R3/1/15]の内容を
即座に思いました。

米軍の佐官以上の高官との話で、広島長崎の原爆投下の是非を問うと、
決まって「戦争を早く終わらせる為だった」と返されるので、
「違う、それは人体実験の為だった」と青山氏が反論すると
真っ赤になって怒る人たちだが、
「早期の戦争終結を望んでの事であれば、何故、広島に続き
長崎にまで二度落とす必要があったのか」と
アメリカが公表している事柄を示しながら、諄々と説明すると、
彼らが薄々、疑問に思っていたことがはたと氷解したように、
「腑に落ちた表情を浮かべることを何度も経験したことであり、
こうした米軍の高官たちの有り様は、他国では考えられないことだ」と。

この率直さは、アメリカの良心なのでしょう。
優秀な軍人ならではの潔癖さ故でしょうか。

それが、今、アメリカの政治が、邪悪な勢力と手を結んで、
自らの悪行を隠蔽するためにも、今後のトランプの政治活動を
遮るばかりでなく、名誉も財産も剥奪し、社会から抹殺してしまえと
言わんばかりの無惨な破壊工作に手を染めています。
こうした仕打ちは、世界を狂わせ、破壊に向わせるばかりです。

アメリカの良心よ、立ち上がれと切に願います。
そして日本人は、事の是非を確かな目で受け留め、
忍び寄る恐怖に立ち向かう日本人でありたいと心より思います。

*****
js様のコメントに Alinamin2011様が、
意を尽くしてお答えになってくださいました。
また、達文の内容で示唆される「君主、元首」のことも
日頃、頭に上ることもなく改めて、考えてみることに致します。

[ 2021/01/16 11:59 ] [ 編集 ]
軍人の魂
★訂正します。

こうした仕打ちは、世界を狂わせ、破壊に向わせるばかりです。
この一文の「破壊」とした箇所は「破滅」に訂正します。

今頃になって読み直して、気が付きました。
実は、今日の記事でもう一つ甦った事柄があったのです。

*****
硫黄島の戦いで戦死された市丸利之助中将の書状です。

「日本海軍、市丸海軍少将、
 書ヲ「フランクリン ルーズベルト」君ニ致ス」
と書き出されます。
以前に記していた読後感ですが、書かせていただきます。

戦時にあって世界の情勢も時代の趨勢も既に見通していたのです。
西欧のアジアを隷属化する植民地支配の事も
日本を追い詰め戦争に向かわしめた人間の企みも
人種偏見から来る民族の殲滅の歴史を持った人間たちの愚かさをも。

日本の本来持っていた民主的で万民が富栄えることを希求していた
真実の姿を決して認めることはなかった西欧列強。
強者が富を独占する強欲な世界で生きてきたアメリカ大統領に向けて、
世界の平和とは何か、日本軍人として正義を問いたいと、
死に臨んで切々と訴えられています。

万感の思いを込めた裂帛の言葉が発せられるこの書状こそ、
現代人が知るべきことだと思います。

言語を絶する過酷な戦いの中で、鍛え抜かれた軍人としての
清廉な精神からこぼれるひとつひとつは、不滅の言葉となりました。
言葉に込めた真実は世界の大義となります。

と書きました。
しかし、こうして死を以って訴えた言葉も後世の人間には
響くことなく巨悪の世界の出現をみています。

今まさに、地球規模の強欲な世界が、民主的に選ばれ、
アメリカ国家の為に尽くしたトランプ大統領を
完膚なきまでに叩き潰そうとしています。

人類は反省することなく、愚かな歴史を繰り返すばかりでは、
何の為にこの世に生を受けて生まれて来るのでしょうか。
文明の発達とは、必ずしも人間を幸福にするものではないと、
ネットの恩恵を受けつつも、そう思わなければならない
悲しみが襲います。

せめて、日本人は苦しみながらも、善き先人の魂を受け継ぎたいと
思うほかありません。
[ 2021/01/16 19:50 ] [ 編集 ]
文民統制は生きていた!
今晩は。バーカー米海兵隊司令官の ペロシ連邦下院議会議長への反応は、軍人
としての当然の心得であると共に 同国の文民統制シヴィリアン・コントロール
が健在である事の証左であり、改めて心強く思います。

祖国の政局が混迷している時こそ 軍人がしっかりしていなければならない事を
バーカー司令官はご存知なのでしょう。我国の自衛隊各位にも、その辺りは是非
学んで頂きたい所です。

仰る通り、文民たる最高司令官と軍部トップの信頼関係は大切ですね。我国の
総理と自衛隊トップの関係は、必ずしも強い信頼関係で結ばれていたとは言え
ない時期もありました。今も必ずしも盤石とは言えません。一日も早く、米国
の様なレベルに持って行くべきなのですが。
[ 2021/01/17 00:52 ] [ 編集 ]
ご紹介のバーガー米海兵将軍の原文を、大切にメモっておきます。

如何に敵対する相手であっても国民の支持で選ばれた大統領を、公にここまで下劣に誹謗する国会議員は、いままで米国議会にいなかったのではないでしょうか。
米国に礼儀があるとは思って居ませんが、誰よりも米国国家を貶めているのはこのペロシだと思います。
[ 2021/01/17 01:56 ] [ 編集 ]
Alinamin2011さん

○わたしは、天皇は天皇だと思う。元首や君主ではなく、天皇は天皇。国内では天皇と称し、国際的には皇帝と称し、祭祀では天子と称すると、たしか令義解にはあったかと。
[ 2021/01/17 12:07 ] [ 編集 ]
どうお応えすればよいやら
ツクノ様

お呼びかけをいただき、ありがとうございます。

ですが、
肝心の「元首や君主ではなく」の根拠が不明で、また
「天皇は天皇」は自明で焦点にはなり得ないと思いますので、
お応えに窮します。
[ 2021/01/19 03:05 ] [ 編集 ]
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