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民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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「権力に批判的であり続けなければ学問ではない」という暴論

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 日本学術会議問題は、ネタとしては既に下火だと思うのだが、利権を奪われる学術会議側はいまだに抗議の声を上げており、これを政権批判のネタとして利用できると思っている特定野党の連中は、下火になってもその火種にせっせと油を注ごう躍起になっている。

 先月30日、日本学術会議への人事介入は憲法違反だとして、任命拒否の撤回を求める「許すな憲法破壊! 緊急院内集会」が国会内で開かれた。主催は「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会」で、その陣容は不明だが、恐らくいつものメンバーだろう。ゲストスピーカーには、杉尾秀哉(立民)、小池晃(共産)、福島瑞穂(社民)ら、特定野党系国会議員に加え、鳥越俊太郎、望月イソ子、佐高信、古賀茂明といったおどろおどろしい面々が名を連ねている。話を聞くまでもなく、内容は想像がつくといったところ。

 その中で、共同が記事にしているのが、青学教授の羽場久美子だ。「権力に批判的であり続けなければ学問ではない」、「学問は権力を監視し続けなければならない」というトンでもないことを言う学者だ。発言をもう少し掘り下げてみよう。

 学術会議でまず一番学んだことは、やっぱり学問っていうのは権力に屈してはいけないっていうことだと思うんですね。学問というのはやはり権力を監視し続けて、そして権力に批判的であり続けなければ学問ではないと思っています。
 今回の任命拒否された方々はみんな人文社会科学なんですけれども、人文社会科学こそ政権や権力に対して自由に意見を言えるところなんです。
 なので、6人とも人文社会の方々が落ちた、これは私たちの胸に手を当ててみても、今回の方々が落ちたということは、私たちすべてが、学術会議のメンバーすべてが落ちるということなんですね。その意味では、菅政権は本当にやっぱり大変怖い政権であると思います。

羽場久美子


 「権力に批判的であり続けなければ学問ではない」という定義は「新説」であり「珍説」だ。これは、マスメディアが自分たちの立ち位置を言うときに「権力の監視はメディアの責務」であると言い、また「権力に批判的であることがメディアの基本的立ち位置」であるかの如き立ち振る舞いと酷似する論だ。私にしてみれば、学問というのは政治とかなり遠いところにあるものだと思っていて、自ら政治を過度に意識することは、学者たちの自意識過剰であると受け取りたくなる。まして、学問に「権力に批判的であり続けること」を求めるのであれば、学問など成立しない。これは一部の左派系学者特有の発想であって、学者全般に通用する理論ではないはずだ。「権力の監視」も、およそ学問とは程遠い任務だ。注視するのは構わぬが、監視は学者のミッションではない。やりたいならやればよろしいが、あくまでボランティア活動の範囲だ。そのことを学会に要求するなら、羽場は傲慢と言わざるを得ない。

 記事にはなっていないが、羽場はこうも言っている。

 ご存じのように安倍さんは憲法改正のための国民投票をしようとして、政府のほうで選んだ憲法学者、法律学者を集めましたが、にもかかわらず彼らはみんな反対したんですね ―― 「これは憲法違反である」。なので今回6名中3名が法学者なんです。「法律家は危ない」ということだと思います。 法律家が真面目に研究したら、みんな現在の政府は違憲になってしまう、という問題があると思います。
 憲法改正を菅内閣でやれるかどうかはならないですけれども、今の自民党政権は多くの閣僚の方々あるいは議員の方々を含めてこの平和憲法を変えようとする意図が非常に強いと思います。
 ご存知でしょうか、2013年に麻生さんは「ナチスドイツはワイマール憲法を知らないうちにナチス憲法に変えてしまった。この手口を我々も学んだらどうか」ということを言ってるんですね。これ世界中がびっくりしたんですけど、未だに麻生さんは閣僚の中に残っていらっしゃいます。
 これらを含めて軍事研究、それから社会科学を潰す、そして平和憲法を改正させるということが今の政権の念願だとしたら、これ以上怖いことはないと思います。


 結局、この学者は、自身が空想的平和論を振りかざすお花畑な守旧派であることを告白しているだけだ。

 任命拒否に端を発した学術会議問題で明らかになったのは、学術会議が既得権益をしっかりつかんで放そうとしない利権団体であること、学者のなかに本分を忘れた活動家が多いこと、また学者の中にどれだけ阿〇が多いかということ。喋れば喋るだけボロが出る。こういう発言で迷惑を被る他の学者が気の毒でならない。そろそろ撤退を考え方が身のためだと思うのだが、活動家としての信条がそれを許さないのだろう。哀れな人々だ。



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[ 2020/12/02 07:07 ] 社会問題 | TB(0) | CM(10)
任命拒否ではありません。
> 任命拒否に端を発した学術会議問題
拒否というのは『決議、決定に同意しないこと』です。
つまり、任命(学会入り)がすでに決定事項の場合それを
「拒否」することが『任命拒否』に該当します。
今回の問題は、会議側の『推薦した』人物を任命しなかっただけです。
なにも6名の任命(学会入り)が決定していたわけではありません。
学会が「この人らをいれてくれませんか?」と言ってきた内の6名が
振るい落とされただけなんです。
共産党その他諸々が、「俺らがすでに決定したんだ。」と言っているだけで、
彼らの想い上がりです。
だって任命を決定するのは内閣の仕事ですからね。

まあ、「任命見送り」「任命外し」あるいは「6名以外は任命。」が妥当な表現でしょうね。
[ 2020/12/02 08:08 ] [ 編集 ]
 日本はどこかの国と違って民主主義国家ですから、反日を学問だと言い張るのは勝手ですが、批判対象であり敵視する政府からお墨付きと金を貰おうとするのは主義に反しないんですかね?
 矜持と言うものはないんでしょうか。

 それにしても……この手の集会で壇上に登るメンバーの固定化が顕著ですね、他にいないんでしょうかw
[ 2020/12/02 08:34 ] [ 編集 ]
パヨの特質
>法律家が真面目に研究したら、みんな現在の政府は違憲になってしまう、という問題があると思います。

パヨ羽場は真面目に研究する法律家は今いないとディスってますねw
それにしてもこのパヨづらとボサついた髪、典型的な占領憲法カルトに
使われるイヤリングとネックレスすら安物に見えるわwww

※STさま
>批判対象であり敵視する政府からお墨付きと金を貰おうとするのは主義に反しないんですかね? 矜持と言うものはないんでしょうか。

パヨに矜持などという高尚なものがあるわけないすよw
何にでもたかるゴキ気質または寄生虫気質がパヨの特質ですwww

[ 2020/12/02 08:53 ] [ 編集 ]
き〇〇いに刃物
 世俗に疎い学者先生が政治に口出しするということは、
非常に危険です。口出しだけならともかく、実際の政治に
介入するような力を持たせることは危険です。き〇〇いに刃物を持たせるようなものです。

「餅は餅屋」にまかせるべきです。
[ 2020/12/02 11:16 ] [ 編集 ]
>学問というのはやはり権力を監視し続けて、そして権力に批判的であり続けなければ学問ではないと思っています。

〇その言葉、自信をお持ちならば、日本だけではなく、中国でも言ってみてはどうかと。学問とは、国を問わず、普遍的な真実を追求することだと思いますよ。
[ 2020/12/02 12:04 ] [ 編集 ]
青学、だいじょうぶか?w
学者が批判的に見るべきは、既存の学説ではないですかね。と言っても、真っ当な姿勢で従来の学説を一度疑ってみる、事が大事であって、自分の思想に合わせて疑い批判をし続けると「奇妙な”学説”」になるだけですが。
学者が自分の専門を超えて権力に批判的であり続けるべきというのはドーいう考えでその専門を学んでいるのか?とっても理解し難い論です。

ひょっとして、その「権力」とは、専門学会における権力、とも受け取れますけど、かつては「白亜の塔」と言われた学術界の権力者への批判なら、まあそちらで頑張って、ですわw

麻生副総理のワイマール憲法に関する部分の言辞は、講演された会場の聴衆の知識に合わせて内容を端折って仰せだったからアチコチで批判を受けている様に感じますが、少なくとも麻生氏の言葉はこの羽場久美子教授の紹介とは違います。
羽場氏が麻生副総理の言葉を「ナチスドイツはワイマール憲法を知らない内にナチス憲法に変えてしまった」と紹介したのであれば、捏造に近い曲解ではないでしょうか?
「ワイマール憲法は、ある日気が付いたら変わっていた~~」と仰ったのではなかったか?
憲法は解釈や部分的摘み用である意味どうにでもなる、ということであって「ナチス憲法に変わっていた」とは仰って無いのでは?「ナチス憲法」など無いのですから。

一般にも言えることですが、特に学者さんは他人の言葉を借用するに当たっては、その言葉通りに紹介するべきではないのか?
ねじくれた頭で受け取った他人の言葉で「権力を批判」されるのは、それをはじめて聞く側に誤解を広めるだけの迷惑行為だと思います。
[ 2020/12/02 19:11 ] [ 編集 ]
(憲法は解釈や部分的)摘み用で=摘み様で、と訂正いたします。
[ 2020/12/02 19:24 ] [ 編集 ]
御免なさい 私の記憶違いでした。
「ナチス憲法」と仰っている様ですね。
「ナチス憲法」というのは無くて、ワイマール憲法の効力を失わせる「全権委任法」というのがありました。失礼いたしました。
[ 2020/12/02 19:58 ] [ 編集 ]
視点自体が狂っているのでは?
2020=令和 2年の最終月も、宜しくお願い致します。拙者が思うに、学問と国
家の政治権力は 時に批判の場面があるも、補完し合うのが基本と心得ます。
これは決して、政治による過度の学問への介入を肯定するものではありません。

羽場・青学教授は、この辺りの視点が健全ではないと思います。つまり、学問
の立ち位置に関し「初めに国家の政治権力との対立ありき」とする 貴記事通
りの活動家の視点ですね。

ブログ主様、そしてお越しの各位もご存知の様に、これは決して健全な見方で
はありません。科学技術がそうである様に、学問で得られた知見は国民市民の
福利の為の「真の国益」に資する為であり、時の政治権力と対立する為の「見
えない武器」ではありません。羽場見解は大きな錯誤を犯していると心得ます。

決して 時の政治権力に屈する云々の問題ではなく、本来の学術研究すらそう
した「対立、攻撃」の為に利用せんとする意図こそ不健全で危険ではないかと
いう気がします。

貴指摘の様に、日本学術会議の人文分野は「お花畑的護憲勢力」が占めている
可能性が高く、その危険性こそが糾されるべきなのだと理解します。ただ、そ
の為の手法的部分はそれなりに考えられるべきも事実で、菅内閣にはその辺り
を上手く対処して頂きたいものです。
[ 2020/12/02 21:41 ] [ 編集 ]
赤い巨塔
日本学術会議が「赤い巨塔」なのは、知る人ぞ知るというか、有名な事実です。今回、任用を拒否された法学者5名はいずれもが日本共産党系の自由法曹団のメンバーだと言います。共産党が閉鎖的な公的団体を乗っ取る手口はちょうど苛めっ子グループが教室を支配する方法に似ています。一対三〜五の数的優位を作り、異論を徹底的に排除して己の勢力下に置く。この排除の仕方はかつて林達夫が「共産主義的人間」で端的に指摘したように、反対者に対する議論ではなく、集団による制裁や糾弾の形を取ります。言ってることはお花畑でも、活動家としての彼らの存在はお花畑ではありません。「憂鬱なる党派」性に満ちているというべきか。脳天気な学者先生など、一溜りもないでしょう。   

その癖、違憲などと主張しながら、裁判でそんな意見が通るとは万が一にも認められるとは思ってもいないところだけはプロ、こんないい加減な集団のええカッコしいのために国税を支出する必要があるとはまったく認められません。
[ 2020/12/03 20:57 ] [ 編集 ]
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