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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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日本は積極的に、「21世紀の対中ABCD包囲網」に参画すべきだ

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 地球規模で拡散する武漢ウイルスの影響で、外交の舞台でもテレビ会議が多く使われるようになり、要人が直接会って会談する機会はめっきり減った。そんな中、米豪の2プラス2がワシントンDCで2日間に渡って開かれ、両国は会合終了後に共同声明を発表した。読売新聞は声明の要点を4つに絞って伝えているが、その中身はど真ん中に投げ込む直球のようだ。

  • 中国が南シナ海で主張する海洋権益は「国際法に基づき無効」
  • インド太平洋地域を不安定化させる威圧的な行動に「深刻な懸念」を表明
  • 香港での国家安全維持法の施行や新疆ウイグル自治区の少数民族弾圧に「深い懸念」を表明
  • インド太平洋地域における「侵略の抑止」を目的に軍事協力を強化

 昨年開かれた米豪の2プラス2の共同声明は中共の名指しは避けていたというが、この度の声明では中共を名指しで批判している。このところの米国は、反中共の態度がますます先鋭化している。香港やウイグルの問題では、立法によって制裁が可能な状況まで持って行き、5G市場で寡占を目論んでいたファーウェイの不採用を、同盟国、友好国にまで促している。その一例が、来月施行される、ファーウェイを含む中共企業5社の製品を使う企業が米政府と取引することを禁じる法律をだ。日経によれば、日本企業における対象800社を超えると言われる。

 そのような状況下で発信されたのが、米豪2プラス2での声明だ。中共がスプラトリー諸島海域の岩礁を埋め立て、軍事要塞化しようとする動きを傍観していた米国にはそれなりの責任があると思うが、遅すぎるとはいえ、それを含む中共の権益を否定したことは評価すべきだ。中共にとっては脅威だろう。しかも、英国もアジアへ軍事的プレゼンスを示そうと動いている。戦争が起こるわけではないが、「21世紀のABCD包囲網」が着々と構築に向けて進んでいるようだ。

米豪2プラス2


 日本の動きは、米欧、豪らと比べ、緩慢に映る。キンペーの国賓来日は無期限延期の状態だが、日本政府ははっきりと「中止」したわけではない。中共による尖閣への継続的な挑発に対しては、自民党内で実効支配の強化に向けた議員の動きはあるものの、政府はまだ動かない。11月の米大統領選の結果が出るまで、過度の同調は避けているようにも見える。しかし、それでよいのか。

 南シナ海の問題は、東シナ海にも直結する。中共が尖閣の領有権を主張し、同海域で中共の公船が日本の漁船を追い回すう事態が複数回起きていることでもわかる通り、彼らは東シナ海でも権益の存在を主張しているのだ。その最たるものが台湾に対する態度だ。地政学上、尖閣問題は台湾問題でもある。台湾が中共の手に落ちれば、シーレーンは遮断され、敵性国家に対する防衛ラインがすぐそこに迫る。

 日本も積極的に、米英豪などの枠組みに関与し、東アジアの安全保障の中心的な役割を担うべきだ。米国大統領の政治的・外交的指向によって、我が国の安全保障の基本政策が左右されるとしたら、日本はもはや主権国家とは呼べないのだ。


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[ 2020/07/30 07:10 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
その方向ではある、と思います
国内外の諸条件をクリアして、いずれは安倍総理他関係一同で管理人様ご主張方向になるのだろう、とわたくしは思っております。根拠なく勝手に。
河野防相が先日ファイブ・アイズのテレビ会議に参加?傍聴?されたとか。


ポンペオ国務長官のニクソン図書館前での講演や、一昨年のペンス副大統領の情報財団での講演は、今までの米国方針を転換させるもので、日本にとってもその内容は大変に意義深いものだと拝読いたしました。

が、ポンペオ氏は<対峙するのは中共独裁体制であって中国人ではない>という点が私的にちょっとねえ、と感じる部分です。
官民分離方策は体制崩壊を狙う世界的一般的常識的手段である様ですが、今まで私的に眺めてきた「中国」は中共であれ漢族であれどこを切っても同じ事だと固く信じるものですから、分離する気なら米国の作戦は成功しないんじゃないかな、と思う次第です。
なんたって、金銭欲横溢面従腹背&残虐四千年の総本家ですもの。

中国共産党独裁体制が潰れても当然ながら次の体制を担うのも、同じ遺伝子血脈の中国人なのですから、まだまだ米国人には中国がお分かりではない根本的問題があるのでは?と偉そうですが日本の一般主婦は思います。
はっきり言って、中国大陸が民主化することは無い、とさえ思うのです。ある様にするには、百年単位で構える余裕が必要ではないかしら、と。

中国の政治体制問題とは別に、チベット・ウイグル・モンゴル自治区の解放は早急に解決されたいですし、海上覇権は絶対阻止されるべき、と願いますし考えます。

不動の日本の立ち位置は、西側民主主義国家群の一つであり米国の安全保障同盟国なのですから、たとえ二階が党内に千人居ても、安倍総理のご判断は間違いようがないと私は考えます。まだるっこしい思いは正直、ありますが。
[ 2020/07/30 15:38 ] [ 編集 ]
アメリカ政府は日本のネトウヨに乗っ取られたのか?
最近のアメリカ政府の考えは日本のネトウヨの考えとかなり近いと思う。
アメリカ政府は日本のネトウヨに乗っ取られたのか?
あるいは、アメリカ政府は日本のネット右翼の発言をチェックしたり、参考にしたりしているのであろうか?
[ 2020/07/31 05:51 ] [ 編集 ]
それは単に日本の右派って言われてるのが世界的歴史常識に学びそれに基づいて考え判断してる人たちだからでしょ
[ 2020/07/31 06:25 ] [ 編集 ]
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