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昨日、皇居の宮殿で最も格式の高い「松の間」において、天皇がご即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が執り行われた。

私自身は今上陛下と同年代なので、自分の年齢を考えると、この厳粛な儀式を観るのは最後だろうと思う。日本古代からの伝統を踏まえた壮麗な儀式ではあるが、決して派手ではなく、「皇帝の誕生」という大イベントであることを考えれば、極めて質素な印象だった。現行憲法の問題を持ち出す者などに配慮し、やむを得ず削いだ部分はあるのだろうが、極めて日本らしさを感じさせる儀式だった。
昨日の関東地方は、風が強く、雨も降るあいにくの天候だったが、即位礼正殿の儀が始まった瞬間、雨は止み、陽が差し、東京では虹が確認された。富士山は雲が晴れ、山頂が初冠雪でお目見えしたそうだ。天照大神の為せる業だと、ネットでは持ちきりのようだ。古来、天災が起きれば天皇がご自身の不徳と述べられてきた日本であるから、令和の走り出しにも良い兆しである。

即位礼正殿の儀の開始直前に出た晴れ間と虹
この晴れがましい日に、反天連などが組織する「終わりにしよう天皇制!「代替り」に反対するネットワーク」が、
東京都内でデモを繰り広げた。デモの呼びかけアジテーションには、絶滅種ながらかろうじて生き永らえている者の叫びが書かれているが、これに心を動かされる人がいるのだろうか。
10月22日、天皇徳仁は「高御座」の上から2500名の参列者を見下ろし即位を宣言する。
安倍の音頭で「天皇陛下万歳」が響き、打ちふられる日の丸のなか徳仁と雅子を乗せたオープンカーが駆ける。徳仁と安倍と日本民衆の声がこだまして、天皇は天皇になる。
政府は一方的に、5日間にわたる都心交通規制を宣言。数十億円の税金を浪費して、東京戒厳令の準備は進む。「祝賀」 と共に、隣国へのヘイトは蔓延。表現の自由は窒息し、 東京五輪が破滅への号砲を鳴らす。 金持ちサークルは強化され、 「弱者」 は放置され野垂れ死ぬ。
この東京戒厳令を打ち破れ!反天皇制を叫べ!
自由・民主・平等・平和をもとめる道に、天皇の居場所はない!
主催者は500名集まったと宣言しているのだが、何割増しの数字なのだろうか。ただでさえ忙しい警察・機動隊の仕事を増やす迷惑行為だが、参加者の様子を見ていると、案の定、いつも駅の改札付近で共産党のビラを配っている人たちの年齢層と被る。

10月22日の反天皇制デモ(YouTubeより)
ちなみに、上記のキャプチャー画像は、YouTubeにアップされた動画からのものだ。Up主はレイバーネット。共産党、レイバーネット、反天連の連係プレーは今も健在だ。
産経新聞は昨日の社説「主張」で、こう書いている。
平成の御代(みよ)替わりをおおむね踏襲した今回の即位の礼に対して、一部から、現憲法に反するとの指摘が出ている。もっと素直にお祝いできないものか。
即位礼正殿の儀で、三種の神器のうち剣と璽が置かれることなどは憲法の政教分離原則に反し、高御座の陛下に首相らが万歳を唱えるのは憲法の国民主権に触れるのだという。いずれも誤った憲法解釈に基づく謬見(びゅうけん)である。
明らかに前述の共産党系シンジケートの主張を批判するものだが、産経の言う通り、即位礼正殿の儀は憲法に定められた国民主権を逸脱するものではない。天皇は国家、国民の象徴であり、高御座から即位を宣言する天皇のお姿を見て、見下されると感じる国民がいたなら、その人たちは余程の被害妄想である。
NHKの中継では、女性天皇、女系天皇に賛意を示す国民が多数であることをしきりに強調していた。大嘗祭が終われば、今度は皇位継承問題に関する議論が本格化する。心ある国民は、一層声を大にし、伝統を重んじる皇位継承を訴えていかなければならない時だ。
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女系天皇を実現させ、皇位の伝統を汚そうという
反日メディアの策謀がせっかくの荘厳な儀式に水を差していた。
2700年近い伝統をたかだか70年余りの占領憲法かぶれの思いつきに
ぶち壊されてなるものかw