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いま問題になっている、関西電力の経営幹部らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題で、立民、民民、共産、社民と無所属の国会議員でつくる「野党関電疑惑追及チーム」なるものが、わざわざ土曜日に関電にアポなしで訪問し、「面会を拒否されたシーン」をメディアに撮らせるパフォーマンスを繰り広げた。全く度し難い救いようのなさだが、こういうのは同時に、国民の税金を使って「私たち、やってます!」のパフォーマンスを残そうとする、究極の「税金の無駄遣い」だ。とっとと議員を辞めてもらいたい。
野党は常にパフォーマンスを重要視する。重要視するだけならまだいいのだが、いまの野党はそれだけだから救いようがない。55年体制時も、社会党は政権を取るつもりなどサラサラなく、ただ単に反自民勢力の受け皿としてのみ存在した。だから、政権を任されたときは、究極の無能集団だったわけだ。社会党はその失敗を社民党と党名を変えて拭おうとしたが、いまや絶滅種として知られる程度の存在に落ちぶれた。2009年に政権を取った民主党も、これとよく似ている。党名ロンダリングで新しい政党をアピールしているが、やっていることは旧社会党と全く変わりない。
こういうパフォーマンスに付き合わされる政権側、そして官僚はまことに気の毒だ。パフォーマンスの裏方として雑務をこなし、それでも公僕として文句の言えない官僚は、国会の茶番劇を観ながら、日々、溜息をついているだろう。ただ、溜息程度ではない事態が、いま指摘されている。パフォーマンスの主は、民民党の森ゆう子である。

森は、週明け15日の、NHKの放送がある参院予算委で質問に立つらしいのだが、その質問通告を森が遅らせ、霞が関の役人が、台風直撃が迫る状況で徹夜を余儀なくされ、帰宅難民になったという。告発した官僚のツイートによれば、質問通告は事前に「10/11の17時までに」と決まっていたというのだが、森が通告したのは3時間半遅れの20:30(ちなみに、本人は16:30と主張)。ちなみに、森の他に質問に立つ立民党の議員らは、皆17時のリミットを守ったそうだ。(
まとめ記事はこちら)
質問通告がギリギリになり、官僚がその準備で徹夜作業を余儀なくされる事案は、これまでも何度も指摘されてきた。野党が、答弁する閣僚らの準備を妨害し、準備不足のまま不安定な答弁をすることを期待する、また、その不安定な答弁や失言をTV画面に映し出すための方策なのだという。それによって、「鋭く切り込む野党議員」とか「失言を引き出した野党議員」という実績を積もうとしているのだろう。国益など欠片も考えない、極めて利己的な発想である。また、表立って抵抗できなことを利用して官僚を酷使するパワハラでもある。
森は16:30に提出したとシラを切り続けるが、匿名の官僚がデマカセを言う理由は見当たらず、まとめ記事を読んだ人なら、大方は匿名閣僚に理ありと判断するだろう。タマキードは週明けに事実関係を調査するとツイッターで宣言した。この事案は、恐らく、民民党によって闇に葬られるだろうが、質問通告の時間を守らなかった議員には質問させない等々、根本的な問題を解決しない限り、野党議員のパフォーマンスのための官僚の時間外労働はなくならない。玉木は事実関係を公表し、森ゆう子を処分すべきである。
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〇民主党政権では、スーパー堤防やダム建設を、予算のムダであるとして中止したことは、記憶に残っている。政治家として、目立ちたい、お金が欲しいだけの、先見性のない人は、申し訳ないが自ら退場したほうが、日本国民のためになると思う。
〇今、台風などもそうだが、政治家の考えなくてはならないことは、言葉遣いやパフォーマンスではなく、記録に基づいた対応と、未経験の事態への対応、この二つの想定ではないかと思う。つまり、想定される自然災害と不都合な人為災害、この二つの要素を考えるべきではないだろうか。
〇台風19号では、現在進行形で、災害が生じている。このような大水の台風は、気象庁の事前の発表にもあったように、昭和33年の狩野川台風に近い状況であったため、結果として河川の氾濫が想定されていたと思う。にもかかわらず、想定を超えるような河川の氾濫が多発したのは、原因が数度上昇の温暖化だけではなく、雨を降らしやすくするために人為的に散布されている人口降雨などの触媒が、大気中に滞留していることも、考える必要があるのではと思う。
〇温暖化により、乾燥が進んでいるが、ヒステリックな人口降雨の触媒の無計画な散布により、雨が降る地域はより降り、空気は乾燥するため、乾燥地帯は乾燥がより進む結果になっているのではないだろうか。核兵器も例外ではないと思うが、自然環境に人為的に影響を及ぼすであろう因果関係については、確かなことはわからないのかもしれないが、国際的な管理は必要ではないかと思う。
〇自然災害については、時系列の蓄積されたデータ記録に基づき、スーパーコンピューターによる的確な対応こそ大切ではないかと思う。そして、人為災害については、国際的な管理こそ必要ではないかと思う。
〇人為災害は、自然環境に生物も含まれると考えるべきであり、絶滅危惧種の保護も大切で、地球において人間は食物連鎖の頂点にあるが、ライフラインのボーダーラインこそ、動植物の生態系保全にあるのではないかと思う。
〇オゾン層の生じるほどの豊富な酸素量など、大気成分の管理も、大切ではないかと思う。そのためには、現状において、酸素を創るのは、植物であるから、年間二酸化炭素排出量をほとんど吸収するぐらいの植林は、必要ではないかと思う。毎年の排出量管理を行わなければ、蓄積された不均衡な大気成分は是正できないのは、国家の財政再建にも似ているのかもしれない。
〇地震も、自然災害と人為災害の二つを考える必要があると思う。自然災害は記録に基づき対応策を立て、人為災害は地震を誘起するようなことは、極力避けるべきではないかと思う。二酸化炭素の地層処分も、確かなことはわからないのだから、わからないままに行うよりは、避けたほうが良いのではと思う。二酸化炭素については、自然エネルギーを用いて、計画的にドライアイス化して北極や南極の極地に置くことで、温暖化を抑制できるのではないかと思う。