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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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戦争に対する言及の自主規制は、我が国の防衛力の低下を誘発する

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 日本維新の会の丸山穂高衆議院議員が袋叩きにあっている。丸山氏は国後島へのビザなし交流の訪問団に参加した際、元島民の団長に対して「戦争でこの島を取り戻すのは賛成ですか?反対ですか?」、「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか?」、「戦争しないとどうしようもなくないですか?」などと畳みかけ、その音声を録音したデータが出回った。

 この発言を、朝日と毎日だけがが社説で断罪するという、非常に分かり易い構図だ。朝日は、「平和国家・日本の国会議員として失格で、速やかに議員を辞職すべき」、「「不適切」というレベルを超えた問題発言」、「非常識極まりない」、「見識を欠き、自らを律することもできないのでは、国会議員の資格がない」と言いたい放題。毎日も「あまりの見識の無さにあきれるほかない」、「時代錯誤も甚だしい」と糾弾している。大阪W選、衆院補選で連勝した「改憲勢力」としての維新の勢いを削ぐ狙いもあるのだろう。

丸山穂高


 丸山氏は四面楚歌の状況にある。反日左派メディアだけならまだしも、当の維新も、辞職勧告決議案の衆院への提出を与野党に呼びかける方針だという。所属していた政党すら、自ら「丸山包囲網」を組織しようとするのだから、八方塞がりだ。恐らく、維新と丸山氏との間には、この事案以前に、何らかの確執があったのではないか。党の代表選をめぐって橋下徹とバトルした経緯はあったが、それだけではないと推察する。

 個人的には、丸山氏の発言には功罪があると考える。奪われた領土は戦争で取り返すしかないというのは、極めて現実的な視点に基づく。佐藤栄作は、沖縄を武力ではなく協議(話し合い)で返還させたことでノーベル平和賞を受賞したが、これは国際社会では稀有な例である。英国が、長期に渡る協議で埒があかなかったフォークランドを武力で奪還した例にもある通り、領土紛争の究極の解決方法として、戦争が有効なオプションのひとつであることには変わりない。ただ、罪の部分は、発言の余波に対する想像力に乏しかった部分だろう。だがしかし、発言自体は法に抵触するものでない以上、、発言のみで辞職勧告を行うことは行き過ぎだろう。武力に関する言論を封殺することは、防衛能力を低下させる要因でもある。従って、私は、丸山氏に対する辞職勧告決議には明確に反対だ。

 こういう議員を袋叩きにする勢力に、立憲民主党がフリーライドした。立民の辻元清美がこんな発言をしている。

「こんな議員がいたのかと背筋が凍る思いをした。憲法9条があってよかったと思った。変な方向に行きかねないような発言をする議員がいるということは、きちんとした歯止めがないと、どういう方向に行ってしまうのか分からないということだ」

辻元清美


 辻元のような人物が、いまだにバッジを付けている現実に、こちらのほうが背筋が凍る思いである。旧民主党系の議員連中は、自分に甘く、他者には厳しい。立民得意の便乗商法だが、大量の逮捕者を出している関西生コンと自身との関係について、まともな説明すら拒否する辻元に、他者の議員辞職を求める資格すらない。発言のみで議員辞職が可能なら、旧民主党系には辞めなければならない(もしくは辞めなければならなかった)議員は数多存在する。さしずめ、「皇室は生理的にやだ!近くで空気吸いたくない」、「天皇には伊勢にでも行ってもらって、特殊法人か何かになってもらう」などという発言も、少なくとも懲罰の対象となるはずだろう。

 ネットには、「国会議員が戦争を肯定するなど、言語道断」という言説も流布されている。しかし、少なくとも丸山氏は戦争を推奨したのでもなければ、肯定したわけでもない。また、戦争に対する言論を自主規制すれば、我が国の抑止力も低下する。丸山氏の発言も配慮を欠いたものだったかもしれないが、安直な言葉狩りも慎むべきだ。


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[ 2019/05/16 07:07 ] 政治 | TB(0) | CM(10)
いくら正論でも…
丸山議員、脇が甘過ぎましたねw
いくら正論でも、元島民の戦争被害者に聞かせる言葉ではない。
当方は核武装を推進したいが、わざわざ被ばく者に直接そのようなことは言わない。
録音されていることにも気づかず、強い言葉を発するのはマヌケに他ならないと思う。
しかも、かつて酒のトラブルで丸山議員は公然と断酒宣言をしたと聞く。だが発言当時、飲酒していたそうで、これが事実ならトンマにも程があるねwww
[ 2019/05/16 09:08 ] [ 編集 ]
「許せない」のは許せません
丸山議員の発言を、私はテレビニュースの部分的な報道スタイルの中で聞いただけですので、その全体は分かりません。
ただ、政府が長期的に外交交渉している真っ最中に、(一般人ではない)国会議員が「戦争」という言葉を持ち出した、と報道された事が、決して返す気も無い(だろうと思います)ロシアにとっては勿怪の幸いで、ロシアに有利な何等かの口実を与えることになるのは困る、と思いました。

(ラブロフ外相だったと思うのですが)領土は戦争で獲るものだ、風な言動をしたロシア閣僚が居た記事を以前新聞で見かけまして、それが日本では然程問題視されなかったのに、ナンデ今回は?と思って居ります。

また、辻本の様な、自分の世界観に外れる言動は許さないという国会議員には恐怖を覚えます。
自陣にははてしなくなく自由を当然の様に認め、反対陣営にはあれもこれも「許されない!」と言う手前勝手が国会議員という権力を持つことを恐れます。
批判は良いと思いますが、「許されない」と口を封じる勢力には、物事の核心を追求する姿勢が無いのだろうと思います。

ロシア側に言われると、「北方領土」文言が少なくなり「日本固有の領土」が消える日本であって良いとも思えませんし、「四島一括返還」が「二島でも還るならイイんじゃね?」風な言葉が行き交う現状に、イザとなったら戦争も覚悟出来るか?提案があっても、語る事は悪くないと思います。

かつて中川昭一さんが「核を語る事も禁止」風潮の日本を「非核四原則か」と問題喚起したことを思い出します。
「憲法九条」も、触れる事さえ批判された時代はそう遠くは無い記憶です。
[ 2019/05/16 09:10 ] [ 編集 ]
酒に飲まれちゃあダメでしょ。
以前も酒で失敗している。
近年、「酒のうえでのこと」に社会は寛容ではなくなっている。
ましてや、政治家、それも国会議員。
酒への自制ができなかった弱さが残念。

話した内容云々で議論沸騰中のようだが、丸山氏は自ら弱点を露呈したしまった。
素面のときの論説は切れ味するどい彼だが、これからは今までのようにはいくまい。
酒、金、女(男)は、怖いものだ。

[ 2019/05/16 09:29 ] [ 編集 ]
身内から大騒ぎ
酒の失敗は、過去にもあった丸山議員。
またも酒に酔って、そして元島民との懇親会の雰囲気にも飲まれてしまい、感情的に出てしまった際どい言葉。

こういう席には必ずマスコミがいて、特に朝日、毎日、北海道新聞などは、議員の失言を息を潜めて狙っている。
いつも思うが、こんな事は私のようなど素人でも想像がつく。

保守議員は、常に足元をすくわれないよう細心の注意が必要だが、脇が甘かった、大甘だ。

ブログ主様の仰る通り、維新との確執があったのかも知れないが、党を除名し、更に維新から辞職勧告決議を他党に呼び掛けるのはやり過ぎている。
所属議員の問題は、党にも当然責任があり、あからさまなトカゲのしっぽ切りには違和感を覚える。
松井代表は、大阪では人気のようだが、こういう対応はどうなのだろうか。

我が国の戦力は、当然抑止力の観点から、オプションは複数保持すべきで、国会議員の言及すらも許されないのはおかしい。
酒の席での発言はマズイが。

野党やロシアが騒ぐのは致し方ないものの、わざわざ身内から大騒ぎして、事を大げさにするのは得策ではないし、ある程度時間が解決(沈静化)してくれる。

丸山議員の活動は八方塞りになり、今後自身らしく振る舞う事は困難だと思う。
ここは一旦身を引いて、貴重な保持政治家として、再出発した方が身の為と思うが。

他の議員の不祥事を暴くとか、間違った行動だけは謹んで欲しい。
[ 2019/05/16 11:26 ] [ 編集 ]
この際だから
>他の議員の不祥事を暴くとか、間違った行動だけは謹んで欲しい。

何が間違ってる?
この際だから好きなようにやればいいじゃんwww
それが間違っていると思う有権者が多ければ
どっちみち彼はバッジを外さざるを得ないんだからwwwww
[ 2019/05/16 11:48 ] [ 編集 ]
戦争で故郷を失った日本国民に、戦争云々と日本国の政治家が問い詰める…そんな有り様では、日本国民への配慮と日本国の政治家としての当事者意識、まったく足りてないのではないかと。

元島民の方々ために、ひとりの議員として、一蓮托生、汗をかくことで、汚名返上してほしいと思う。

外国と繋がりのある野党が、平和だ9条だと言っても、外国が攻めやすい環境づくりをしているとしか思えない。愛国心は、日本国にあることを、まず日本人に理解いただかないと、何を言っても信頼感ゼロだろう。

おそらく、北方領土問題は、プーチン大統領の後にならないと、二国間では解決できないと思う。残念なことだが、プーチン大統領には、四島返還などの外交で、解決する意思がみられない。安倍総理は努めてきたが、トランプ大統領とタッグで外交交渉しないことには、なかなか前に進まない問題ではないかと思う。
[ 2019/05/16 13:26 ] [ 編集 ]
yasu様
丸山議員には、まず国会議員として品格ある行動をとって頂きたい。

今、やけっぱちになって感情的に行動しても、決してよい結果は得られないし、個人的な行動としては有りかもしれないが、やはり国会議員という立場での行動ではない。

他の議員の不祥事を暴く事による、自身へのメリットは何か。
賛同を得られるのは僅か(暴れた議員を嫌いな有権者だけ)だし、政治生命を絶たれる。

もしやりたいのであれば、辞職しタレントになって「議員めった斬りキャラ」とかで食っていけばいい。

でも、議員には政治家としてやりたい事があるはずだ。
期待する支持者もいる。

過去は過去として、若いので未来ある行動に期待したい。
[ 2019/05/16 14:02 ] [ 編集 ]
【 「保守の様で保守で無い! Ben ben!」 「愛国の様で愛国で無い! Ben ben!」 】
 「それは何かと尋ねたら?」
 「●日! ●日!」 「●日! ●日!」

 問題は絶対的平和主義を掲げ、『反日売国左翼・在日達』と共闘する日本維新の会の方だと思います!

 実際、手を下したのは、『反日売国左翼・在日達』では無くて、日本維新の会ですからね。

 彼等の正体の一端が垣間見えた様に思えました。
 自民党ならば、厳重注意で済んだに違いありません!

 日本維新の会を政権に参加させるのは、危険では無いでしょうか?
 ヘイトスピーチ条例しかり、道州制しかりです。

 日本維新の会は、ヘイトスピーチ条例で日本国憲法が保障した日本人の表現の自由に足枷を嵌め、一方、在日朝鮮人の「自分たちは日本人に強制連行された。」とか、「日本人は朝鮮人女性を慰安婦に成る事を強制させた。」等と嘘に塗れた日本人に対するヘイトスピーチは規制する積もりは毛頭在りません!

 道州制は、中央政府の権限を弱め、地方に権限を移転して好き勝手にやる為の方便です。

 大阪州は、日本人の為では無くて、在日朝鮮人の為の州に成る可能性が在り、日本維新の会は、在日朝鮮人に大阪州の参政権を与えるかも知れません?

 その為には如何しても憲法を改正する必要が在り、何が何でも政権党である自民党に付いて行く覚悟です。

 私は、戦争云々を発言した国会議員より、発言を封じたり、除名した政党の行為の方が国益に反すると思います!

 これで、日本から領土を掠め取っても、取り返される心配は無いと危険な誤解を周辺国に与えましたから。
[ 2019/05/16 23:45 ] [ 編集 ]
もの凄いレベルでメディアがこぞって袋だたきですよね。
NHKなんざ、N7もNW9もトップですよ。
この断罪ぶりが、ちょっと前の杉田議員バッシングを彷彿させました。

確かに丸山議員は脇が甘過ぎました。
クズメディアが同席する席でこんな発言をしてしまうなんて。

彼は、以前から国会でR4の2重国籍に関しても厳しく追及したりして、くず野党を批判してましたから、左翼界隈から見れば安倍応援団にみえたでしょう。反安倍界隈からしたら忌々しい人物には違いないので、ここぞとばかり執拗に叩いているように感じます。

どうにかして安倍外交が転ける方向に持っていこうと余計に騒いでいるとしか思えません。国益なんかどうでもいいんでしょう。

この執拗さが、杉田議員のバッシングと重なります。
その先にあるのは反安倍プロパガンダのみ。
ほんとにクズどもです。

彼には期待していたので、ここはしっかり反省して、この失敗も糧にして、頑張ってほしいです。
[ 2019/05/16 23:59 ] [ 編集 ]
総バッシングが怖い
音声を聞きましたが、丸山議員は「ロシアと戦争して領土を奪還しましょう。」ではなく、「こんな状況になっていて現実的には戦争でもしないと奪還できないですよね?」と団長に問いかけていたように思いました。
今回、丸山議員は脇が甘く、外交的にもマイナスしかない発言と感じますが、戦争を肯定した発言と断ずるのは言葉狩りが連想され、マスコミのやることではないなぁと感じ甚だ怖く感じています。
[ 2019/05/17 10:47 ] [ 編集 ]
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