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民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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翁長氏死去 ~ 「弔い」を語るなら、「政治的功罪」も語るべきだ

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 沖縄県知事の翁長雄志氏が死去した。このブログでは氏のことを常に批判的に書いてきた。政策や政治手法に全く賛同はできなかったが、翁長氏に対し、心から哀悼の意を表したい。

 しかし、県知事、およびその前の那覇市長時代を含め、政治家としての翁長氏に関する総括は必要だと思っている。翁長氏のことを採り上げるとき、メディアは報道を意図的にシングルイシュー化する。もちろん、テーマは沖縄の米軍基地だ。しかし、県政には、基地問題以外の「県民の生活」という、大事なテーマがある。その最たるものが経済だろう。

 翁長氏は、その沖縄経済が、国内ではなく、支那にどっぷり依存する体質を作ってしまった。地元の久米村(現那覇市)に建立した孔子像や、支那に向けた龍柱など、枚挙にいとまがない。昭和天皇がお渡りになったことにちなんで「御成橋」と名付けられた橋にも龍柱を建て、橋の改名まで噂されたこともある。ことほど左様に、沖縄の領有権を唱える支那に加勢するような物事ばかりが起こったのは、翁長県政と無縁ではないはずだ。翁長氏の死去に伴う県知事選は、沖縄県民がより一層の危機感をもつ良い機会として欲しい。

翁長


 翁長氏の死去に接し、政党や政治家から相次いで談話が発表されている。特に、野党の談話が興味深い。

共産党

 翁長雄志知事のご逝去のお知らせを受け、心から哀悼の意を捧げます。
 命の炎が燃え尽きる瞬間まで闘いぬかれたことに、尊敬と感謝の思いを送ります。ほんとうにありがとうございました。
 翁長知事の「『辺野古に新基地をつくらせない』という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません」という命がけの訴えにこたえ、全力で闘いぬき、勝利を勝ちとることで、御遺志にこたえる決意です。
 どうか安らかにお眠りください。 


立憲民主党 陳幹事長

「沖縄県の皆様にとっても大きな宝を亡くした悲しみは如何ばかりか。基地問題に正面から向き合い、政治家として信念を貫き続けた。保守政治家の良心そのもので、草の根民主主義の体現でもあった」


社民 又市党首

「県民の民意を体して辺野古新基地建設に反対してきた故人の遺志を引き継いでいくためにも、悲しみを乗り越え、きたるべき知事選に勝利することを誓う」


民民党 玉木・大塚

「沖縄県政史に残る翁長知事のご逝去に衷心より哀悼の誠を捧げる。その姿は沖縄のために命懸けで闘う信念の政治家の姿であり、地域を守る真の保守政治家の姿だった。沖縄の過度な負担を一日も早く軽減するために全力を尽くすことを誓いたい」


 礼賛一色である。イデオローグが死去すると、そのイデオローグが英雄視されたり、神格化されるということが度々起こる。反基地派は、「翁長氏の遺志を継ぐ」ことを前面に出し、来る県知事選を戦うことになるだろう。だが、故人の信条や行動と、政治的功罪は別で語られるべきだ。礼賛する前に、翁長県政が国政に与えた影響、とりわけ、沖縄基地問題への対応が、国益に沿っていたかについての前提がなければならない。

 立民や民民は、翁長氏を礼賛しつつ、辺野古問題についての言及を慎重に避けている。立民とて、本音は反辺野古を謳いたいが、政権担当時に辺野古移設容認を内閣の方針とした菅直人が居る手前、正面切って言えないのかもしれない。ただ、「保守政治家の良心」とか「草の根民主主義の体現」という、歯が浮くような賛辞には、強烈な違和感を持つ。反基地運動に外国勢力を利用し、そして利用された故人に、「草の根民主主義」ということばは似合わない。

 こういう翁長氏礼賛の発言は、反基地派に利用されていく。反基地派が狙うのは、「志半ばで逝った悲劇の政治家」というキャラクターに仕立てあげ、知事選が政策ではなく「弔い」によって誘導されることだろう。野党の談話は、そういう勢力に塩を送る効果以外、何も持たない。

 翁長氏の死去を契機に、沖縄県民は翁長県政を総括し、来る知事選に最良の判断をしていただきたい。


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[ 2018/08/10 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(9)
「さあ! 弔い合戦だ!」
「弔い合戦……って、別にアベ政権に討ち取られたわけじゃないですよね」
「直接的にはな、だが、心労が知事の寿命を縮めた事は間違いない!」
「心労……って、それはどちらにも……」
「何を言っているんだ、こちらが受ければ心労、あっちが受けるのは罰だよ」
「そういうのをダブ……いや、なんでもありません」
「オール沖縄の民意を突きつける時が来た!」
「オール沖縄って……基地反対派ばかりじゃないですよね」
「何を言っているんだ、基地容認派などオール沖縄に含まれん」
「沖縄在住でもですか? むしろ活動家達の中には他県からや他国からの人が……」
「彼らはオール沖縄の意見の代弁者だ」
「そういうのをダブルスタンダードと言うんじゃないですか?」
「何を言っているんだ、スタンダードは一つだよ」
「つまり?」
「基地反対! それがスタンダードであって基地容認はスタンダードではない、ほら、統一がとれているだろう? 沖縄の未来はバラ色だ!」
「バラ色って……紅と黄色のね……」
[ 2018/08/10 08:39 ] [ 編集 ]
 沖縄をより一層中共政府に近づけた翁長氏を礼賛する同士は、反日を宣言したに等しいと大声で叫ぶときである。

 死者に鞭打つのは、日本古来の礼を欠くというのなら、日本のために死んで呉れて有難う、助かった!と謝意を述べたい。
[ 2018/08/10 11:25 ] [ 編集 ]
お~い管理人様
なんちゃってミンミン談話の直後の段の、「都」知事選はお直しされた方が良いのではないかな?(誰でも県だとわかるけど)

ST様
そだね、「オール沖縄」の「オール」は「全て」を意味しないのよね。排除の論理は言葉の意味も変えちゃうンだわ。

花言葉
(散りかけの)赤いバラ=(散りかけの)情熱
(終わりのない)黄バラ=(終わりのない)嫉妬 


我那覇真子さんの御著書で知った時は本当に驚いたのですが、この翁長氏は那覇市議、市長時代はまるっきりの自民党で辺野古を早く推進しよう派。
それが、何故か(「何故」でもないのですが)、暗黒面に堕ちて知事に当選致しました、とさ。
それが2014年の事。

思えば、政治家の資質ゼロのクルクルパーが何の根拠もなく感情にまかせて「最低でも県外」と言い切ったあの言葉。
沖縄県民に幻の期待を持たせ、シナの占領本能を最大限に掻立て、実質的には沖縄の基地に一番お世話になっているドコゾの起源半島の脳を沸かせた罪はドデカイ。

死者の評価は「棺を覆って」からで遅くはないと思います。功罪は逃げ様もないのですから。
もう一度我那覇さんの御本を読み返して、形ばかりの鎮魂を祈ります(私はこの方には、心から は出来そうもないので)。

あ、一つだけ申したい。
病名が膵癌で、あれだけ痩せ細っても自ら辞職する事もなかった県政トップの在り様は、県民に対して不義だったのではないか、と思います。
[ 2018/08/10 18:27 ] [ 編集 ]
失礼^^;
こはるさま、

失礼しました(・・;)
今回は誤変換より酷い単純ミスでした。
[ 2018/08/10 19:12 ] [ 編集 ]
いえいえ お暑う御座いますから、然も在りなむ、です。



立民&その周辺は必死に自陣営を「保守」と言い張っているのは何故でしょうね?
単に「旧守陣営」に過ぎませんのに、区別がつかないって困りもの。
[ 2018/08/10 19:32 ] [ 編集 ]
死におった、はい、死におった
マツケンの死におったサンバしか思いつきません。

http://www.howitzer.jp/topics/page15.html
[ 2018/08/10 22:12 ] [ 編集 ]
恒例 さよく活動活発化の夏
古くは沖縄、嘉手納基地からベトナム爆撃の為に飛び立つB52。
沖縄は反米・反米軍基地闘争の場であり、一般日本人、学生などにとり正義感からもベトナムへの同情というものがその反米闘争の根底の大きなものではなかったでしょうか。

であるならば米軍の基地を日本軍(自衛隊)の基地にしようというものではなく、それは思いもせず、「軍事基地を無くせ」となるのはそこに反日本軍というものがあるのでしょう。

現在地政学的に沖縄は主に中国からの防波堤的位置にあるのは宿命でもあるでしょう。
権力集中を推し進め独裁体制をほぼ構築した習近平国家主席の中華人民共和国は覇権主義の一環として中国海警局公船を毎日の様に尖閣諸島の接続水域、時に領海に侵入させそれを常態化させています。
しかも当初、唯の日本の海上保安庁巡視船レベルの船であったのが最近では機関砲搭載の船もよく見かけられるようになりました。

https://www.sankei.com/world/news/180728/wor1807280014-n1.html

日本の殆どのメディアはその現況を殆ど国民に伝えもしません。

しかも更に、最近その公船所属の海警局の組織変更をし軍直属としました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%AD%A6%E5%B1%80

https://www.sankei.com/world/news/180322/wor1803220002-n1.html

此れにより今後中国公船と海保との衝突が起これば直ぐに中国海軍が前面に出るという事も考えられます。

その尖閣諸島、中国が狙っているわけですが、何も中国はその島だけが欲しいわけではありません。
南シナ海では岩礁を埋め立て既に軍事基地を建設しました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B2%99%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E6%B5%B7%E5%9F%9F%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%B3%B6%E5%BB%BA%E8%A8%AD

それは南シナ海の実効支配の方が東シナ海よりし易かったからでしょう。
今後更に南シナ海人工島の軍事基地の充実を図ると共に東シナ海への圧力を増して来るのでしょう。
及び東シナ海で忘れてならないのは尖閣諸島だけでなく、「日中中間線のガス田」です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%82%B7%E3%83%8A%E6%B5%B7%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%94%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C

そこで膨張を続ける中国が果たして尖閣諸島攻略で満足すると思えますか?
中国の狙いはその先に沖縄があります。
更に言えば九州、そしてそれを足がかりとして伝統的な力が及ぶ範囲への実効支配を広げようとするでしょう。

その意味でも米軍基地のある沖縄は重要な地域です。

前置き的にこれがこの地域の状況なわけですが、さてそれでは沖縄の地方自治はどうなのか?と成ります。

まさに翁長雄志知事はさよく(オール沖縄等)の代表として普天間基地の辺野古への基地移設反対という実態基地の無い沖縄を目指したという事でしょう。
それは即ち狼の群れに子羊を置き去りにするというものではないでしょうか。
国(日本国民全体)安全保障を地域(沖縄)が危険にさらす。
それをあらゆる手段で行い続け国益を損ねて来た代表が翁長雄志であると認定しています。

http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7174.html

https://ironna.jp/article/1558

数々の反日活動を最後まで行い、その悪影響を残した河野洋平に匹敵する人物翁長雄志。
日本的死生観からか「お悔やみ申し上げます」という態度。
何れにしてもその者の行いへの強い批判、その弊害への対決が弱まっては中国の支配が間違いなく進みます。


[ 2018/08/11 06:38 ] [ 編集 ]
>翁長氏の死去を契機に、沖縄県民は翁長県政を総括し、来る知事選に最良の判断をしていただきたい。


琉球人は歴史的経緯から中国に尻尾を振る奴隷根性がDNAレベルで沁みついているので、日本的な感覚での“最良の判断”は絶対に叶わないでしょう。先祖が中国からの帰化人であることをアピールして県知事になった仲井真といいこの翁長といい、「日本人の皮を被った中国人」を持ち上げる琉球人の気質に期待なんかしてはいけません。
[ 2018/08/13 18:50 ] [ 編集 ]
出自を過剰に見る問題
確かに沖縄には「久米三十六姓」など支那出自の人たちがいます。
ですが、多くは日本人という自覚のもと生活しています。
ですからそれ自体を現在にストレートに移行してDNAという言い方で決め付けるの事には反対です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E7%B1%B3%E4%B8%89%E5%8D%81%E5%85%AD%E5%A7%93

因みに仲井眞弘多前沖縄県知事、結構保守派です。

http://news.livedoor.com/article/detail/14155069/

ですから、問題は出自だけをどうこうではなく、日本人でありながらとんでもない反日・売国の輩の多い事、しかも国会議員などに入り込んだり、メディアに、また学会に染み込んでいる事の方が大きな問題であると考えています。

[ 2018/08/13 19:14 ] [ 編集 ]
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