私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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「自衛官に人権はなくてもよい」と書く朝日新聞のご都合主義

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 朝日新聞はとにかく軍隊とか軍事的なものが嫌いだ。彼らが過去に、自衛隊に対してヘイト記事を散々書いてきたことは、7年前の記事で指摘しているが、彼らは自衛隊を貶めるためなら、デマや歪曲は兵器で記事にする。そして朝日は、そういう過去を別に恥じる気配もない。

 5月11日の社説も、そんな朝日の自衛隊嫌いを存分に押し出したものだった。ネタは、自衛隊統合幕僚監部に勤務する3等空佐が、ジョギング中に小西洋之に出くわし、小西の政治姿勢を批判した件だ。朝日は3等空佐の発言を「文民統制から逸脱」と批判している。

 統合幕僚監部に勤務する30代の3等空佐が、当時民進党だった小西洋之参院議員(無所属)に暴言を吐いた問題で、防衛省は3佐への懲戒処分を見送り、訓戒にとどめた。

 懲戒処分は自衛隊法に基づき免職、降任、停職、減給、戒告の5段階。懲戒に至らない軽微な規律違反には、内規に基づく訓戒、注意が適用される。最も軽いのが、業務上の指導としての口頭注意だ。

 訓戒は下から3番目に軽い処分でしかない。たとえば16年1月の参院予算委員会に、防衛省幹部3人が大雪で遅刻した時の処分も訓戒だった。

 3佐の言動は、政治が軍事に優越するシビリアンコントロール(文民統制)の原則を明らかに逸脱している。それを遅刻と同程度の処分とはいかがなものか。甘い処分は統制を形骸化させ、将来に禍根を残す。


 シビリアンコントロールとは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先を意味するものだ。軍および軍人は政治的決定力を持たず、それらが選挙によって選ばれた国民の代表たる政治家によって管理、統制されるという意味でしかない。3等空佐の発言がシビリアンコントロールを逸脱するというなら、その空佐の発言が政治家による管理、統制に対する抵抗、そのシステムに対する反動的行動である必要がある。ところが、3等空佐にそんな権力や強制力はない。それを「シビリアンコントロールからの逸脱」と定義するのは、明らかに論理の飛躍でしかないのだ。

小西洋之


 朝日は社説をこう締める。

 戦前、軍部が暴走した反省から、自衛隊には憲法や法律に基づく制約が課されてきた。ところが安倍政権は、その憲法や国会を軽んじ、批判的な野党を敵視する姿勢が目立つ。

 政治が生み出す空気が甘い処分の背景にあるとすれば、危うい。自衛隊への信頼の根幹を支える文民統制と政治的中立を、有名無実化させてはならない。


 3等空佐の発言を、戦前の軍部の暴走と結びつけるのは強引過ぎて、全く説得力がない。そしてそれを、安倍政権の野党敵視と関連づけようとする飛躍も、明らかに強引だ。仕舞いには、「空気」という論理性がないものまで持ち出す支離滅裂さ。社説の体を成していない。

 むしろ、自由や権利が何よりも優先されるとしてきた朝日が、こと自衛官の発言だけにはそれが適用されないとする朝日のダブルスタンダードこそ、ご都合主義の極みである。綺麗な言葉で文章を連ねるより、ひとこと「朝日新聞は、自衛隊と安倍晋三が嫌いだ」と書いたらどうか。


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[ 2018/05/12 10:00 ] メディア | TB(0) | CM(9)
シビリアンコントロールとは
自衛隊は国を守る大きな任務を背負っている。その気風はあくまでも日本大事であることは当然である。しかし、日本が大事という立場から暴走して好戦的に戦争に突入したり、思慮に欠けた無謀な行為に及んで多くの国民が危惧したときシビリアンコントロールを働かせると言うのが本来の在り方である。単に反日的無責任議員に自衛隊員が発言したことを取り上げてシビリアンコントロールに反する、懲罰せねばならないなど大げさな話にして煽る朝日こそ反日姿勢そのままである。朝日新聞も反日議員も当然批判されるべきである。むしろ反日言動で国の尊厳を傷つけるものへ懲罰規定を設けたい。単に自衛隊員が国会議員に批判した言葉はシビリアンコントロールとは無関係な話である。何でもかんでも屁理屈で相手を遣り込めようとする朝日は日本国民の反感を招くだけである。
[ 2018/05/12 11:33 ] [ 編集 ]
私は朝日新聞&テレ朝が大嫌い
朝日新聞社は今も昔も、そういう筋違い頭だから戦時中は戦線拡大煽りに精を出し、戦後は今の体たらくなんだわね。180度変わった様で全く変わらない世渡り手法だと思いま~す。本性は鵺と言ってもいいかもしれない。
で、世論は新聞が作る、なんてアホを抜かすんだわ。

小西の猟奇的大騒ぎを後付けしているだけの朝日の論調にも思えますけれど、とにかく自衛隊&安倍内閣を謗る材料になりさえすれば大喜びの朝日ですね。
例えて言えば「餌」。自衛隊とか安倍総理とか書いたモノをちらつかせたらすぐ喰いつく。毒を塗っておきたいぐらいだわ。

当の空佐の言動はその時ご自身で自衛隊員と名乗らなければ、小西は一般有権者と思って、丁寧な言葉使いのままだったでしょうが、身分を明かした途端のあの騒ぎ。
一方、日頃の自分の小児的言動には反省の色もない。
小西が保守反保守どちらにしても、まともに日本を考える国会議員の日常であれば、起きなかった小競り合いでしょうに。

馬鹿を相手に言い募った空佐の「未熟さ」はご自身がその時反省していますし、組織としての処分がどうでも、新聞社が書き立てるに値することではないでしょう。
当時、空佐の謝罪で小西は握手して別れている筈で、その後も騒ぐ国会議員の方が卑怯で問題ではないのか?と思います。

朝日は本当に軍隊が嫌いだとは私は思いません。アレは戦後仮の姿を装っているうちに自分の本意が解らなくなっただけの事で、時代が変わればイの一番にまた煽り紙になる可能性大だと思っております。なので、その前に潰れるべき企業でしょう。

とかく、反日陣は安倍政府各位にも自衛隊員にも人権は認めていない気がします。これは、憲法違反と言えるのではないかしら。
[ 2018/05/12 20:56 ] [ 編集 ]
自衛隊にとり、遅刻とは全体の死活問題といえるほど、大きな問題であり処分だ。
>3佐の言動は、政治が軍事に優越するシビリアンコントロール(文民統制)の原則を明らかに逸脱している。それを遅刻と同程度の処分とはいかがなものか。甘い処分は統制を形骸化させ、将来に禍根を残す。

…朝日の社説からの抜粋記事だが、遅刻と同程度の処分…まさに、重い処分だと思う。

朝日新聞社の社員の方は、失礼ながら遅刻をしても、そこは民間企業、それほど問題がなく、訂正のきく話なのかもしれない。

しかしながら、自衛官にとり、ひとりの遅刻とは、全体の指揮に関わる問題であり、すなわち軍隊の死活にかかわる問題だ。

それほど、ひとりの自衛官の個人的な言動であっても、相手が誰であっても、しっかりと緩まずに気をつけよう…罰則の軽重以上に、その意味の大きさ、あるのではと思うのは、オレだけなのだろうか。
[ 2018/05/12 21:06 ] [ 編集 ]
『とても日本人とは思えない』連中
シビリアンコントロールの超拡大解釈
朝日の中に分かって書いてる人要るのかな~
何てたって英語で云うbombingを元から有る言葉、爆撃が対応してる事も知らずに空爆と新語を作って誤魔化し、今も発信してる『とても日本人とは思えない』勢力ですからね
「嘘も百回言えば真実になる」を地で行く、自分達の仕事に対して誇りが無く、ヤル事にもランク付けをする『とても日本人とは思えない』連中が仕切る業界ですからね
[ 2018/05/12 23:20 ] [ 編集 ]
昔の名前で出ています
朝日新聞の姉妹紙「赤旗」新聞は今回の空自一佐による発言を捉えて、戦前の五一五事件や二二六事件に繫がる暴挙という言い方をしておりますが、さすがは御同根。大袈裟な身振り、手振りはそっくりですな。何かといえば、自衛隊、軍事組織への国民の信頼度を削っておきたいのが彼らの目標であり、主眼ですから。

だいたい五・一五も二・二六事件も、クーデター未遂事件で、クーデターとしては失敗事例です。しかも、一部の将校が体制の変革を目指して実行したもので、軍部が暴走して左翼民主勢力を弾圧した訳でもありません。戦後のGHQの調査によれば、二・二六の将校らの志向した農村の変革は農地解放の先鞭を付けた民主的なものであったという評価もあるほどで。

統幕のスタッフがやる気満々なら、小物界の小物議員をやじり倒したりせず、F2機からナパーム弾を一発お見舞いすれば、左翼六派のデモ隊など瞬時に焼却処分できるでしょうに。もちろん、圧倒的な破壊力を保有する自衛隊幕僚としての自制心を持つことが肝要ですが、喧しい小物界への対処の方法は未訓練であったか。

第一次大戦の敗戦後、ドイツ陸軍は帰還兵をただちに故郷に帰さず、数週間再教育してから送り返したそうです.敗戦の混乱につけ込んだ左翼革命思想に将兵が感染しないように、政治的防疫措置をとったのですね。軍事的な戦いが終われば、ついで思想の戦いが始まることをドイツ軍は熟知しておりました。軍が政治的中立性を保つことと、軍の構成員が全員思想的にニュートラルなことは意味が違いますし、実際、あり得ないことであります。その辺の区分けを明確にするべきではないでしょうか。

[ 2018/05/13 00:03 ] [ 編集 ]
バロン閣下
全く一緒にする意味ではございませんが、閣下もGWを終えられてご帰還w

管理人様の朝日の記事も閣下の”姉妹紙”赤旗の2.26も、小西某の主張そのままなので、最近の迷惑野党議員の言や用語の全ては朝日側と一致するのが特徴に思えます。

青島、南洋諸島、地中海、大西洋と欧州大陸で戦い敗れたドイツ軍の戦費は相当なものだったろうと想像できますが、それでも戦後数週間の経費をかけて帰還兵士の教育を施すドイツですか。凄い、と思います。
ロシア革命の影響をどれだけ懸念したかがよく解る施策ですね。
[ 2018/05/13 18:27 ] [ 編集 ]
こはる様
GW中は非ネット環境におりまして。おまけに異常低温の山背か吹き、すっかり風邪を引き込んでしまいました、ブル、ハックション。

こはる様のご指摘のとおり、一次大戦後のドイツ国内は左翼革命の累卵の危機にありました。これを抑止し得たのはドイツ国軍が(皇帝が去った後にも)国家への忠誠を揺るがせにせず、軍事のプロ集団としていささかの動揺を見せなかったのが大きかったと思われます。

ロシア革命が波及しなかった要因の一つとして、大戦中にドイツ軍部はレーニンをヘルシンキから封印列車に詰め込んでロシア国内に送り込みますが、これが下車した後の車内は吐き気を催すほどの惨状で。レーニンとその仲間達の獣性をドイツ軍部は熟知しておりました。消毒液を撒いて、列車内を徹底的に清掃したらしいですが。思想面というより、ボリシェヴィキへの生理的嫌悪感という形で永くドイツ国民に伝わることになりました。ドイツ人も日本人同様に清潔さが信仰の粋まで高まっている国民ですから。

まずはボリシェヴィキは不潔である、という印象操作は、事実から端を発っしているだけに有力な教育材料ではなかったのでは。

ワイマール共和国時代の、ポケット軍隊ながら貴族的なドイツ国軍は個人的には私は好きです。ナチス時代の膨張した大国防軍よりも、いかにもプロ集団らしく精密な仕事ぶりで。

[ 2018/05/14 21:30 ] [ 編集 ]
バロン閣下
そりゃあ何と言ってもレッドバロン=マンフレッド・フォン・リヒトホーフェン男爵ですもん。
統制のとれた軍隊は美しいと思います。

モノの本に依りますと、ジークフリード塹壕は7キロの幅で軽便鉄道も走るものだそうで、ドイツの徹底ぶりには唖然です。
しかも、やはりこれも一種の清潔感なのでしょうね、きっちり仕上げられたコンクリート製。いい加減な仕事は許さない!と伝わる感じです。

他国が仕立てた列車でそれなら、レーニンはスイスでどんな生活振りだったんでしょうね。革命を起こさせる動機で送り込んだドイツが、その後嗜好的に方向転換したのなら、その不潔な列車も役に立ったわけで。
ですが、そのエピソードを拝読して頭に浮かんだのが、クリントンが去ったホワイトハウスを子ブッシュが徹底的に消毒しろ、と言ったという笑い話でしたw。

第一次大戦で英国貴族は率先して出征した、と以前バロン閣下に教えて戴いたのですが、最近、看護婦として志願の貴族女性も前線にも出ていたと読みました。
と同時に、我が日本の赤十字社からも医師と看護婦さんたちが欧州各地に派遣されていた、と。
地中海でのUボート相手の奮闘と、この日本赤十字社の働きなど、第一次大戦で日本は近辺だけの出兵だとばかり思って居たので、今更の驚きです。

ところで、お風邪は治りかけが大事だと申します。もっと熱を出して徹底的に治しましょう。水風呂なんぞ必ず発熱の元になりますゼ。
お大事に~
[ 2018/05/14 22:11 ] [ 編集 ]
「政治的中立」はアカヒ得意のフェイク
レッドバロンさんご指摘の通り、軍(自衛隊)は政治的に中立であることなど
有り得ませんね。
ま、妄想を垂れ流すフェイクニュース専門紙アカヒのクズ社説なので、
フェイクあふれる言説は最も得意とするところなのでしょうwwwwww

軍が政治的に中立だと、最高司令官たる内閣総理大臣の命令に背くことも可とするということになり、組織の統制は脆弱なものとなります。
恐らくアカヒはそれが狙いなのでしょう。
軍は選挙で選ばれた内閣が運営する政府と一体でなければならない。
それが文民統制のあるべき姿です。
[ 2018/05/15 09:55 ] [ 編集 ]
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