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南北朝鮮の六合意 ~ 詐欺師相手に微笑みを返す、青瓦台外交の危うさ

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 甘い話には裏があるというのは常識だ。詐欺被害は、往々にして、甘言を鵜呑みにし、その裏に存在する底意や意図を読めないから起こる。南鮮文在寅の特使が金正恩と会談し、金正恩から「非核化」の言質を引き出し、板門店での南北首脳会談開催に合意した。南鮮の親北派は沸き立っている。しかしその沸き立つ民衆は、北の指導者が歴史的に詐欺の常習犯であることを忘れ、その意図に対する分析を欠いているとしか思えない。究極の性善説だ。

 まさに破格の待遇だった。メンツを重んじる独裁者が、格下の特使と、晩餐会も含めて4時間以上を共に過ごしたという。そして、その晩餐会の場は朝鮮労働党本部だった。南鮮特使にとっては最大級のもてなしである。詐欺師は、ターゲットの警戒心を解こうとするものだ。現時点で果たして、文在寅に必要最低限の警戒心が残っているのだろうか。眉唾ものだ。

南北6合意


 南北朝鮮の合意事項は、下記の6点だ。

  1. 板門店の平和の家で4月末に首脳会談開催
  2. 南北首脳間のホットライン設置
  3. 北朝鮮の体制の安全が保証されれば核破棄
  4. 韓国に向け、在来式兵器および核は使用しない
  5. 対話期間の間、ミサイル及び核実験の自制
  6. 米国と虚心坦懐な対話可能
 
 北の豹変には必ず理由がある。もちろん、制裁が効いているのは確かだろう。南鮮に対して在来式兵器および核は使用しないというなら、休戦協定を終戦協定に持っていけば良いだけの話だ。これだけの軟化の背景には、北が南鮮を取り込むことによって得る利益があるはずだ。その構図を分析するのが先であるべきなのだ。6つの合意は、6を除いて南北間に限定される合意である。北の思惑が、他国を排除することにあるのは、この6つを読めば明らかだ。

 自民党の山田宏議員は、Twitterでこうつぶやいた。

;※六者協議は2003年だと、山田氏は後のツイートで訂正。

 そう、北は裏切るのだ。それが歴史の証明であり、「歴史は繰り返す」というのは、まさに北朝鮮のためにあるような格言なのだ。北朝鮮が、少なくとも日米にとって誠実であった歴史はない。それは南鮮も同様であるはずだ。過去2回の南北会談で、歴史の教訓を得ているはずの青瓦台が、金豚の甘言にのって前のめりになる姿には、危うさ以外の何も感じとることができない。

 日本の守旧メディアや左派言論人は、この“成果”を対話による問題解決の端緒と位置付けたうえで歓迎し、朝鮮半島の非核化という目的を忘れるなという当然の注文は付けながらも、概ね評価をしているようだ。しかし、危険なのは文在寅である。彼にとっては朝鮮半島の非核化という目的はわきに追いやられ、対話することが目的化している。文がその対話の向こうに描くのは、南北の平和的統一という夢だろう。この前のめりな姿勢が、金豚によって利用されている。
 
 文在寅は、北朝鮮にとって駒に過ぎない。今回、両国は4月末の首脳会談で合意している。それまでの間、米国は北に手出ししづらい状況を強いられ、北にとっては恰好の時間稼ぎになる。そして、問題の核戦略だが、北は「対話期間の間、ミサイル及び核実験の自制」を言っているだけで、開発を止めるとは約束していない。実験はしないが、開発は続けるということだ。少なくとも、米国の軍事オプションを遅らせ、核兵器開発における技術的昇華を手に入れられれば、対話は北にとって都合の良い手段になるのだ。

 本来、北朝鮮が軟化を示したなら、日米韓はハードルを上げるべきなのだ。「対話はしよう。ただし、非核化の意思と証明がなければ、対話に入ることは無理だ」と突き放し、更なる譲歩を勝ち取り、対話のイニシアチブを引き寄せるのが外交というものではないのか。文在寅の対北対策は、あまりに安易だ。この文在寅の外交姿勢により、日米にとって監視すべき対象が北朝鮮だけではなくなった。南朝鮮もまた、日米の監視対象になったのだ。

 詐欺師が狙うのは、甘い汁だけだ。詐欺師のもとに甘い汁を運ぼうとしている文在寅は、早晩、北のエージェントとして日米の阻害要因となる。まったく南鮮というのは、いつになってもお荷物以上の存在にはならない、困った国だ。


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[ 2018/03/08 07:07 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
北朝鮮と中国
>南北朝鮮の合意事項は、下記の6点だ。
1 板門店の平和の家で4月末に首脳会談開催
2 南北首脳間のホットライン設置
3 北朝鮮の体制の安全が保証されれば核破棄
4 韓国に向け、在来式兵器および核は使用しない
5 対話期間の間、ミサイル及び核実験の自制
6 米国と虚心坦懐な対話可能

…1、2、6については、特に言及すべき前進ある内容ではない。3、4、5については、核兵器の内容がある。これは、現状と比較して、妥当かどうか、評価する必要がある。

3にある核破棄の条件については、日米共に交渉の前提として、核破棄を求めているため、明らかに食い違いがあるようだ。5の対話期間についてもそうだが、日米と北朝鮮とは、認識にズレがある。4は、韓国のみの話であるから、日米には関与しない交渉だろう。

日米 「交渉前(核破棄)→交渉期間(核破棄)→交渉後(核破棄)」

北朝鮮 「交渉前(核保持)→交渉期間(核自制)→交渉後(体制保障の条件で核破棄)」

日米の交渉条件として、「核破棄」が前提にある。日米共に北朝鮮の核保有を認めることを前提とした交渉は、北朝鮮の国際法違反を容認することになるため、あり得ないことだ。

北朝鮮の核保持が国際法違反であり続ける中では、外交交渉の結果、条約などが締結されたとしても、国際法として遵守されるのかどうか、疑わざるを得ない。北朝鮮が今、核開発の手を止めていない中、現状と交渉の方向性が一致しているか不一致なのかを見極め、交渉期間が核開発期間とならないように、核破棄を前提とした交渉を進める必要がある。


…さて、北朝鮮が強気の背景には、中国の経済的な存在があるわけだが、アメリカは、今、鉄鋼などに高い関税をかけようとしている。その理由として、中国からの鉄鋼などが安値で大量に輸入されていることを挙げている。

おそらく、中国の「元」が、固定金利であるために、他の通貨に比較して大量に発行されている現状が、この問題の背景にあるのではないかと思う。

中国の「元」は、「悪化は良貨を駆逐する」が如く、外国の資源や不動産、株などの証券や外国企業の買収など積極的に行い、「元」を優良な資産化を図ることで、マネーロンダリングで良貨にしているのではないだろうか。例えば、大量の「元」で購入した鉄鉱石が、中国で「元」の給料の労働者で製品化され、「ドル」などの外国へ、安い鉄鋼として輸出されているのだと思う。

今、話題の仮想通過などは、中国の「元」の貿易ルール違反状態の隠れ蓑のようなものだろう。どれだけ発行しても固定金利という国際貿易上、不平等な条件かつ、IMFの国際通貨としての担保などもあり、「元」がいわゆる世界経済にとり、ATM化しているように思う。

欧米は、経済のクリティカルパスのように、「元」のATM化を利用しているように見えるが、日本国としては、堅実な金融の経済力と、地球環境に優しい技術力を、長期的に見据えて、伸ばしたほうが良いのかもしれない。仮想通貨は、個人的には「円天」などの詐欺事件と同じような仕組みに思えるため、国策として利用すべきだとは思わない。

アメリカとEUとの貿易戦争が起こるという懸念があるが、その問題は、中国の「元」を、固定相場から変動相場に移行することで、解決する問題なのかもしれない。
[ 2018/03/08 20:20 ] [ 編集 ]
南鮮度の異常な心理
平成15年春頃に東京で発生した詐欺事件に有栖川宮(詐欺)事件というのがありました。有栖川宮の祭祀継承者であると偽った男が偽の結婚披露宴を開催し、招待客から祝儀を騙し取った笑える詐欺事件であります。騙される方も騙される方の典型例で、有栖川宮家が大正時代に断絶したこと、しかしながら、有栖川宮家を愛された大正帝の御意向により、高松宮家が有栖川宮家の祭祀を継承したこと、しかも当時は喜久子妃殿下がご存命で祭祀の継承にも問題がなかった等の国民的常識に著しく欠けた被害者はまったく同情されず、世間の笑い者になったことを思い出しました。

犯人側は最初、二千人を集めて一億円の荒稼ぎを狙っていたようですが、結果としては四百人で一千二百万円の水揚げ、日本の著名人にも20%位は頭の暖かい人たちがいるという割合になりましょうか。なお、被害者の中には石田純一や万年泡沫候補のH氏が加わっておりました。さすがです。

北朝鮮の労働党本部に参集して満面の笑みを浮かべている南鮮の特使団を見ると、青瓦台のスタッフやブレーンの脳内汚染度はとても20%ではすまないことが丸わかりとなります。彼らにとって、ラングーン事件や大韓航空爆破事件はすでに存在しないのです。反日や反米闘争に利用できない不都合な真実は歴史の彼方へと追いやれる、これが「恨」の歴史の左翼的な正体です。

だいたいが、頭部を敵の手に委ねて寝さらしている国(ソウルの位置)が北と戦う覚悟なぞ一ミリもないことは、最初から判っていることです。日米のなすべきことは、北の核廃棄に向けて期限を切ることの、ただの一点だと思います。期限を切って交渉すると、初めて見えてくるものがあるはずで。すでにトランプ・
安倍枢軸が開戦時期を設定しているなら、これは蛇足の話になりますが。


[ 2018/03/08 23:31 ] [ 編集 ]
訂正
南鮮度→当然、南朝鮮の間違いです。失礼いたしました。
[ 2018/03/09 00:00 ] [ 編集 ]
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