私的憂国の書

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「幸せの豚」と憲法前文 ~ 北朝鮮は「平和を愛する国」であるか

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 先月亡くなられた渡部昇一先生監修による「中国が攻めてくる! 日本は憲法で滅ぶ」という本の中に、評論家の石平氏が「膨張する中華帝国にどう立ち向かうか」という論文を寄稿している。石平氏はその論文の中で、ギリシャ哲学に出て来る「幸せの豚」を引き合いに、憲法と戦後日本の問題点を指摘している。

 ギリシャ哲学には、嵐の大海原で船が難破する寸前の状況下、船で飼われている一匹の豚だけが夢中になって餌を貪っているという「幸せの豚」の話が出ている。それはまさに、戦後憲法の下で生きてきている戦後日本の姿そのものではないのだろうか。
 日本民族を「幸せの豚」にさせてしまった戦後憲法の性格が一番良く表されているのが、この憲法の前文にある、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」という有名な文句である。
 「綺麗ごと並べ」とはまさにこのようなものであろうが、天真爛漫な女学生の書いた作文とそっくりそのままの「綺麗ごと」が日本国憲法の前文に堂々と記入されていること、それこそ、国家の存亡に関わる大間題となるのである。


 この指摘は、皮肉でも何でもない。いままさに、朝鮮半島情勢が動乱期を迎える可能性があるとき、憲法の欺瞞は我々日本国民に現実問題として降りかかるのだ。

日本国憲法公布


 石氏が指摘した部分は、憲法前文の第2パラグラフにある。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。


 そして、前文の締め括りの部分では、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」と宣言している。前文に依れば、我が国の安全保障は理念に基づいて担保されるということになる。しかし、それは日本の独善的な理念であって、他国に強制できるものではない。他国の理念が相反するものであれば、簡単に無視されるものなのだ。それが、いま日本が直面している現実だ。

 昨日書いた通り、既に核兵器技術を持ったと思われる北の独裁者は、「南(朝鮮)が灰じんに帰し、日本列島が沈没し、アメリカ本土に核が降り注いだとしても後悔してはならない」と、国際社会に向けて発信している。明らかに、この国は「平和を愛する国」でもなければ、「公正」でもなく、「信頼できる信義」を持つ国ではない。そういう国が相手である場合、日本の「安全と生存の保持に対する決意」など、「知ったことか」と足蹴にされることは、小学生レベルでも理解できる理屈だ。

 北朝の朝鮮労働党機関紙・労働新聞が昨日、半島で核戦争が起きた場合、「米軍の兵站、発進、出撃基地になっている日本が真っ先に(核爆発による)放射能雲で覆われる」と警告したという。これでも彼等を、「平和を愛する公正な国」だと言えるのか。北朝鮮だけではない。中共は日本を仮想敵として位置づけ、尖閣諸島を脅かしている。南朝鮮とて、一応は西側の一員ではあるものの、世論調査によれば、国民の多くは日本を敵だと認識している。ロシアも我が国の領土を奪ったまま、金と技術をよこせと要求してきている。日本は、こういう国々に囲まれているのだ。

 今日、5月3日は、当用憲法の施行された日である。その施行日から70年が経過した中で、日本を取り巻く環境に変化がないならまだしも、現下の東アジアは、その情勢を国際社会が注視するホットスポットだ。理念で国を守れるというのは妄想であり、そんな現実はもともとなかったのだ。北朝鮮や中共が「目を覚ませ」と言っているのだから、空想的平和論者もそろそろ夢から覚めるときではないのか。



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[ 2017/05/03 07:14 ] 史観 | TB(1) | CM(6)
日本国民総護憲洗脳工作
本日5月3日(水)は憲法記念日です。
これを「祝う」という人たち、「祝うとはおかしい」という人たちと真逆に二分されます。
この前者を『護憲派グループ』、後者を『改憲派グループ』と言ってよいでしょう。
但し、戦後70年この護憲の中で生まれ育った人たちでももう70歳以下なわけですから環境が護憲下で成長したという事です。
それだけに既定の祝日である憲法記念日を単純に疑問なく祝うという人たちも多数いるでしょう。

http://www.sankei.com/premium/news/170503/prm1705030012-n1.html

昨今国民の選挙により選ばれた国会議員、そしてその結果の与党である自民党、その自民党の所謂一強体制を作った安倍内閣。
その安倍首相は『改憲』に非常に前向きです。

当然この改憲に関しては国民投票という大きなハードルが控えています。
ではその日本国民は何により情報を得、何を手掛かりに思考を深めて行き、『憲法改正』是非の判断をするのでしょうか。
特に憲法改正と言えば中心議題は『憲法九条』と言えるでしょう。

その日本国民に影響を与えるものとは別に安倍首相の演説でもありません。
多少の影響は与えるかもしれませんが、それよりは日々目から耳から入って来るメディアの影響が大きいと考えられます。

そのメディアですが、新聞でいえば読売、朝日、毎日、産経などです。
週刊誌ではやはりそれら新聞の系列である「週刊朝日」、「サンデー毎日」やその他講談社の「週刊現代」、「フライデー」、小学館の「週刊ポスト」、また最近話題となった文藝春秋の「週刊文春」や新潮社の「週刊新潮」があり、この週刊誌は街のクリニック、歯科医、理髪店、はたまた区役所、銀行などに置かれ新聞と違い無料で購読できます。

そして何よりその日本国民の思考に無料(NHKは有料)でインプットするツールこそテレビというものです。
最近は日本人の新聞離れと言われ、またテレビ離れ、インターネット利用増と言われますが、まだまだこのテレビの力は大きなものです。

そのテレビですが、これもまた新聞からの歴史的流れで各メディアが寡占的に存在しています。
ざっと1チャンネル「NHK」、4チャンネル「日本テレビ(読売)」、5チャンネル「テレビ朝日(朝日)」、6チャンネル「TBSテレビ(毎日)」、7チャンネルテレビ東京(日経)」、8チャンネル「フジテレビ(産経)-但し内容的には産経と別物と思った方が確かです」などがあります。

それら日本のメディアは社のイデオロギーを優先し時に事実の報道というメディアの当たり前の仕事から離れ特定の印象操作、特定のクローズアップ、また『報道しない自由』を駆使し特定のイズムを日本国民に日々刷り込みます。

此処でその刷り込みの根本にあるのが『護憲』、『改憲』というものです。
特にテレビに於いては朝日・毎日を中心として『護憲』を報道の基底に持っています。
その表れの極端な場所は分かっている人は分かっているあのTBSテレビの『サンデーモーニング』、『報道特集』なりテレビ朝日の『報道ステーション』などです。
かと言って民放だけに偏向番組があるということでもなくNHKも左傾集団が存在し『NHKスペシャル』などの番組を作っています。
直近「憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた」という番組を作り「日本国憲法は日本国を宦官化・左傾化する為に左翼思想の色濃い人物たちのGHQが即席で作ったという主張にいや、関わりのある日本人が平和を希求し関わった」という異議をクローズアップして入れ込んでいます。
NHKの政治を扱う部門も多分に左傾化しています。

因みにこの憲法記念日の夜の番組を見るとNHK9時、「ニュースウォッチ9 よみがえる!憲法映画」、日本テレビ11時「ZERO」、テレビ朝日9時54分「報道ステーション」、TBSテレビ11時「NEWS23」、フジテレビ「ユアタイム」等です。

現在は連休中ではありますが、NHK、民放政治・経済の番組が同一時間同一時間範囲で放送されるのであれば結構ですが、日々多忙なサラリーマンなどや非サラリーマンなど結局は特定の時間の番組が視聴可能な番組となり、そのインプットが累積される訳です。
ざっと見てNHK、テレビ朝日、日本テレビ、TBSテレビなどは見やすい時間帯ではないかと思います。
ちなみにフジテレビのこのモーリー・ロバートソンの居る「ユアタイム」はリベラル色の強い番組です。

そのような長年続く日本国民の思考に影響を強く与える環境下で今『憲法改正論議』が進んでいるという事は少なくともニュートラルな国民も知っておく必要があるのではないかと思います。

又闇雲に早く憲法改正を進めろという保守系の論者にしてもどうもこの左傾化された環境を軽視乃至無視しているように感じます。

http://www.sankei.com/affairs/news/170503/afr1705030002-n1.html

今反日野党などが反発している『テロ等準備罪』などもその根底に『憲法改正』が大きくな地盤となっています。

http://www.sankei.com/premium/news/170502/prm1705020005-n1.html

https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/complicity.html

湯浅博
http://www.sankei.com/world/news/170419/wor1704190025-n1.html
[ 2017/05/03 09:12 ] [ 編集 ]
憲法改正の為の確りした理論的根拠を押さえる
憲法改正については、
①左翼の護憲論に確り対抗し論破しておくと同時に、
②一部の見識の浅い方々がしばしば喧伝している憲法無効とか破棄といった無責任で非論理的な暴論への対抗も残念ながら必要となってきています。

そうした真っ当な憲法改正論者のための理論武装ページとして下記の一読を願います。

●日本国憲法改正問題
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/89.html
[ 2017/05/03 14:46 ] [ 編集 ]
未来に責任を持たない「幸せの豚」
平和憲法があったから日本が戦争を起こさず、日本が戦争に巻き込まれずに
済んだと執拗に刷りこんで来た朝日新聞やNHKを始めとする
メディアと言う食わせものに、70年以上も、まんまと乗せられ、
いわゆる平和が維持できたのは、憲法のお蔭と信じて疑わず、
あるいは国防の危うさを薄々感じながらも、考えずに来た長い歳月を
日本人は能天気に過してきたのですね。

なかでもそのメディアに親和性の高い作家や文化人、
学者や芸能人といった人たち。
あの吉永小百合に象徴されるような
未来に責任を持たない著名人たちが平和のために9条を死守すると
偽善まみれの言辞を吐き続けてきました。

軍隊を持ち得ない独立国家などあり得ないはずを、
この浅はかな憲法を持ちつづけたがために、
易々と、北朝鮮による拉致を生み、未だに拉致被害者や
その家族を苦しみの中に叩きこんでいることは見て見ぬふりを
しています。

また、その間、政治家は日本人同胞を救うために
何をしてきたのかと問えば、一部の議員の懸命の努力は
確かにありました。
しかし、アメリカの思惑など、国際政治の中におかれる
日本政府であることを考えれば、容易に事が進まないことも
現実でした。

日本人が奪還のための血を流さずして、何が出来ましょう。
やはり、自衛隊をきちんとした国軍としての地位と名誉を与えるべく、
国民が憲法を変える意志がなかったことに帰結します。

少なくとも日本の国会議員であるものは、精一杯そのなかで
思案を巡らすものであるはずが、むしろ北朝鮮と繋がりをもつ
工作員が、国会にいるとしたか考えられないほどの冷淡さであり、
特亜の国々に益するために日本の国力や国防を弱める働きをする
売国奴を養って来たかのような惨状です。
あの顔、この顔と国会議員の悪魔の顔が浮かびます。

こうした国会議員が存在し、自分の国を国民が守れない国など
侮られても仕方がないものです。
北朝鮮にとって日本は、自由に工作の出来る、
まさしく自由の国と高笑いのまま、
核兵器まで持つようになったのですから。

拉致の問題など、北朝鮮と同様に何の痛痒もないかのように
切り捨てて来た連中が、いつ何時、日本にミサイルが飛んで
来ようかとするこの緊急時にも大きな顔をして、戦争法案だ、共謀罪だと
騒ぎ立てるなど、国辱ものを見せつけられる国民がどれ程に悔しいものか。

ここまで北朝鮮の蛮行を放置してきた国際社会とは言え、
何より拉致被害者を多く抱え、戦時には瞬時に標的となる日本人の
当事者意識のなさ、国防意識の希薄さは、世界の笑いものでしょう。

日本にミサイルの照準を合わせている反日国に囲まれた日本が
後生大事と、彼らの公正と信義に信頼している図は、
どこまでの平和惚けかと。

憲法を変えることの出来ない日本人は、
将来、亡国の道の危険を想像も出来ない国民では
もう諦めなさいと言われているようなものに思えてしまいます。

憲法前文や憲法9条という他国からの戦争を誘発する妄想条項、
とりわけ9条第2項を持つ日本国憲法に飼いならされた
「幸せの豚」が日本人なのですね。

この国難の時期に、如何にも「私は善人よ」と美しく微笑みながら、
一方で現世の果実をいぎたなく漁り続けている人間の図が
浮かんで来ました。

「幸せの豚」の代表は吉永小百合でした。

[ 2017/05/03 21:24 ] [ 編集 ]
実を言うと私は学生時代には憲法改正(9条改正)を支持していました。当時は自衛隊の海外派兵をするかしないかで国会の議論が紛糾していたようですが、たまに新聞を読み、興味をひかれるがままに本を読みながら、今の憲法の規定ではスジが通らないので改正すればいいのにと考えていました。

それから20年以上経ちますがいっこうに憲法は改正できずにいます。
数年前から破棄や無効に俄然興味が出てきてはいますが、これは「北朝鮮による日本人拉致事件(誘拐事件)を解決する最速の方法として」目的的に興味を持っているわけです。もはや1日も早く結果が出てほしいので、ためにする議論にはほとんど興味がありませんし、改憲支持者が無効支持者をくさす「無責任で非論理的」という感情論には与するつもりがありません。

改憲支持者は今まで何をやっていたのかと言いたくなることも多々ありましたが、かろうじてそれを抑えて保守オヤジの政治談議を拝聴したこともあります。対立を煽るご意見は聞き飽きました(苦笑)
[ 2017/05/03 23:08 ] [ 編集 ]
どうにかなるのかしら
そう言えば、刈り上げデブが核とミサイルを両手に持って撃つぞ撃つぞ映像を出してから、日本の九条信者は「九条が日本を護って呉れる」様な事を言わなくなった様な気がしますが、TVを見てないから聞いてないだけかしら?

北がアノ状態で、日本は政府を中心とした部分だけが真剣な北要心を云いますが、といって南鮮観光に渡航を禁じるわけでもなく、TVは芸ノー番組が並んでいる毎日って、ちょっとスゴイと思いません?
何があっても驚かない冷静な民族という訳では決してないのに、この「平常心」wは一体何なんでしょ。
刈り上げデブがこれを「不気味な日本」と思ってくれればそれでもイイ・・・かな。

イザとなればこの日本は場当りでどうにかなるのかも、という気もしないでもないんですよね。それで良い訳じゃあ勿論ないのですが。
幾ら何でも、人間より憲法が大事と考える人は一般国民には少ないと思います。
変なのが国会に互助会お団子でいますけれど。

今日のニュースで安倍総理の憲法改正メッセージを報じていましたが、報じられたのが全部なのか?
「九条の一二項は残して自衛隊の存在を明記する。」と?
何故こんなに慎重なのか?それとも総理の改憲論はこれだけなのか?分りません。
[ 2017/05/03 23:27 ] [ 編集 ]
訂正します
一方で現世の果実をいぎたなく漁り続けている人間の図が・・・

この箇所の「いぎたなく」は「いじぎたなく」です。
「じ」を抜かしていました。
[ 2017/05/03 23:58 ] [ 編集 ]
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