私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  外交 >  「対話派」は、北の核開発を助けた6者協議という失敗から何を学んだのか

「対話派」は、北の核開発を助けた6者協議という失敗から何を学んだのか

← 応援クリック、ありがとうございます。

 いつもの新聞やテレビ、左派言論人のみならず、与党の公明党までも「政権の緩み」と批判した、自民党を発信元とする問題発言や倫理的な問題の後、手ぐすねを引いてJNNが実施したであろう世論調査。こともあろうに、安倍政権の支持率は、前月から6.3ポイントも上げ、63.3%だった。中川俊直経産政務官の「ストーカー不倫」問題に、山本地方創生相の「一番のガンは文化学芸員」発言、今村復興大臣の「東北でよかった」発言が加わった負の連鎖は、この調査結果を観る限り、「集中審議」などと過剰に反応した野党の思惑とは裏腹に、安部政権への信頼にはほとんど影響していない。

 前述の問題の連鎖の割には、自民党の支持率も7.5ポイントも上げて40%に届く勢い。反対に、民進党はなけなしの支持率をまた落とした。いい加減に、自分らのやっていることが国民にウケていないことを気づくべきなのだろうが、反自民という数少ない価値観の共有で結束する彼等にとって、自民党政権の批判をやめることは、水と酸素を奪われる事と等しい。恐らくこのまま突っ走るのだろう。

 安倍総理は、外遊先のロンドンで、北朝鮮問題について強く語っている。

「対話のための対話は何の解決にもつながらない。北朝鮮が非核化に向けた真摯な意思や具体的な行動を全く示していない。現時点で直ちに再開できる状況にはない」

「国際社会が北朝鮮への圧力を一致結束して高めていく必要がある」

安倍総理


 この発言は、背景を知らなければ「対話の拒否」と取られるかもしれない。今まで日本の対北政策は「対話と圧力」であり、対話を否定していたわけではなかった。北を囲むプレーヤーのうち、中共が「北朝鮮と米国は対話の再開を真剣に考えるべき時だ」と対話重視の姿勢を打ち出し、ロシアは「落ち着いて対話を続けていくべきで、6か国協議を再開することが必要だ」と、これも対話を軸に据え、米国の出方を牽制している。様々な理由があるだろうが、中露は米国の半島における影響力強化を望んでいないということではないか。いずれにせよ、常任理事国が割れているのだから、国連決議など何の役にも立たないし、またロクな決議はできずに、中途半端に終わるだろう。結局、平壌にとっては都合の良い見解の相違なのだ。

 安倍総理は、米国と足並みをそろえ、「対話以前に、北朝鮮が態度で示せ」と要求している。6者協議は2007年以降行われていないが、協議が生んだのは、北の核武装化という笑えない結果である。6者協議という対話のメインテーマは北の核開発問題だったが、結果を見れば大失敗と断定せざるを得ない。

 いま「対話による解決」を主張している人たちは、6者協議の失敗から何を学んだのだろうか。北は協議の最中でも核開発を進め、いまや「南(朝鮮)が灰じんに帰し、日本列島が沈没し、アメリカ本土に核が降り注いだとしても後悔してはならない」と息巻いている。当然ながらブラフは含まれるだろうが、こういう国家が「対話という時間稼ぎ」によって、5年後、10年後にどれほどの軍事的脅威をもたらすのか、少しは想像力を働かせてみたらどうか。

 安倍総理の「圧力強化」を支持する。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2017/05/02 07:19 ] 外交 | TB(0) | CM(6)
同感です。
全く同感です。
対話は必要性を感じるから行うものです。雑談であるわけはないので、6者協議は必要性を感じていない当事者を説得する場だった。だから機能してこなかった。
軍事的圧力をちらつかせてこそ、相手をテーブルに引きずり出すことができるものだ。
今回のトランプのやり方は軍事的圧力を、なんと支那に向けて見せつけ、支那を使嗾して、北朝鮮に対話をさせているのである。習近平がパシリに見えるほどだ。
ここで外交が初めて意味を持つ。日露戦争におけるポーツマス会談だって、戦闘の真っただ中で行われているのである。膠着状態になった時、小村寿太郎外相は本国に樺太を略取するように強く求め、すでに疲弊していた陸軍も外相の求めに応じて樺太を占領した。これがおおきく会談の進展に寄与したのである。ベトナム戦争のパリ和平会談だって現地は激戦中に行われているのだ。
「軍事的解決でなく外交と対話が必要だ」というのは、平時の話であって、有事には、有事にの行動があるべきなのは、歴史の教えるところでありましょう。
[ 2017/05/02 07:46 ] [ 編集 ]
ぱよちんの思考法
ぱよちんが主張する「対話」はその場しのぎの対応でしかないでしょうね。
実力行使を避けるため、上っ面の対話をすることで、ぱよちんは満足するのです。
それが、相手に時間を与え、我が身をさらなる危険に追い込むことが
イメージできないのです。ニッパチだから。
そんなぱよちんに学習能力アップを期待するのは無理です。
反対のための反対をただ繰り返し、なんの成果もないのに
また同じことをやるぱよちんどもの言動を見れば明らかでしょう。
[ 2017/05/02 09:21 ] [ 編集 ]
対話
「貴国の核実験は断じて見過ごす訳には行かない」
「♯◇☆@怒♭△♣!」

「ミサイル発射は国際社会への挑発行為に他ならない」
「α□▼無慈悲な○▲♤≒♢!」

「直ちに核実験と挑発行為をやめなければ制裁を加える用意がある」
「β■▽五月蝿≠●≦γ!」

「どうやら話し合いをするような姿勢をお持ちではないようだ」
「(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)!」

「では……ポチットな」
「(((((( ;゚Д゚))))))」

「ははは、今のはフェイクのボタン、本物はこっちだ」
「\(*`∧´)/ ムッキー!!  ε=ε=ε=ε=ε=ヾ(;`ロ´)ノ」

「おい! 何をする! 手を離せ! ポチッ! あっ!……自分でボタンを押しやがった……知~らないっと……」
[ 2017/05/02 09:32 ] [ 編集 ]
米国や米国の委託を受けた者による北朝鮮に対する武力行使は国連憲章違反とはならない。
米は朝鮮の未独立の部分の主たる占領国であり、未独立のまま日本領である朝鮮の部分において、日本の朝鮮に対する権利権源請求権にも国連憲章にも一切拘束されること無く独断で振る舞う権利を持ち、米が必要を認めなければ他国との朝鮮北半に関する協議は必要無い。

民進党小西議員が、
米の北朝鮮に対する威嚇は国連憲章二条違反と指摘したそうだが(厳選韓国情報)誤り。
第二次世界大戦の結果であるサンフランシスコ講和条約により確定した米の地位に基づく米の行為は、第二次世界大戦の結果を国連憲章の規定に優先させる国連憲章第百七条(旧敵国条項)により、国連憲章第二条に拘束されない。

朝鮮は、日本の許可(降伏文書ポツダム宣言条項の、連合国が指定する日本国領域内の諸地点の連合国軍による占領)に基づき、日本との戦争状態終結迄平穏に連合国軍による通常の軍事占領下に置かれるとされた。

第二次世界大戦を終決させる決定権を連合国側で有し連合国軍最高司令官停戦命令により同決定権を行使した米が(昭和二十年夏に枢軸国側で有し、玉音放送により行使したのは日本)、上記占領の「主たる占領国」であることがサンフランシスコ講和条約第二十三条において確認された。

同第二十五条条により規定された最終的な連合国の諸国と朝鮮(同条約第二十一条)が『日本による朝鮮に対する権利権源請求権の放棄と朝鮮独立の承認(同第二条a)の利益を受ける権利』を独占することになった(同第二十五条)。

大韓民国政府は日韓基本条約発効によって、サンフランシスコ講和条約の主たる締結国(同第二十三条)である日米両国により、朝鮮の唯一の合法政府である朝鮮南半の政府と認められ、サンフランシスコ講和条約第二十一条により朝鮮に与えられた「日本による朝鮮独立の承認により利益を受ける権利」を朝鮮南半に、「日本による朝鮮に対する権利権源請求権の放棄の利益を受ける権利」を朝鮮全土に行使出来る国家の政府と認められた。(但、大韓民国政府はこれら権利の行使を宣言していない)

朝鮮北半は日本から未独立のまま、日本の朝鮮に対する権利権源請求権に一切拘束されない連合国と朝鮮南半国家による特殊な占領が、米を主たる占領国として継続していて、米の黙認の下に北朝鮮政府が存在し得ていることになる。

法的には、朝鮮北半と朝鮮北半に属する物的人的資源に対し、何をしようと、どう扱おうと、米の勝手ということになる。
[ 2017/05/02 14:12 ] [ 編集 ]
朝鮮人民軍に受け継がれる日本軍歌
https://youtu.be/GGMtrOOjZY4

反日売国テレビ局・マスコミが報道しない自
由を行使して日本国民に知らせて来なかった驚
く事実が明らかになりました。
それは朝鮮人民革命軍(北朝鮮)が日本の軍
歌「日本海軍」とメロディーは同じである事です。 
決死戦歌は日本の軍歌の「敵は幾万」。 
  それからメーデーの歌は日本の軍歌「歩兵
の本領」と全く同じなのです。
 この事から、北朝鮮に残っている軍事関係が
旧日本軍の文化伝統を継承していると判断でき
ます。

詳細は
【前航空幕僚長の国防問題の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj10.cgi
【前航空幕僚長の国防問題タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。
[ 2017/05/02 23:15 ] [ 編集 ]
「歴史」に学べない対話派
チャーチルはその有名な第二次大戦回顧録の冒頭に、この戦争は何かと言えば、まったく無駄な戦いだった。ナチスが拡張しようとするど初っぱなに、周辺国が断固たる態度さえ示しておけば、無益な戦争をせずにすんだ、と書いております。第二次大戦の戦勝国を代表する人物の言としてはまことに味苦いですが、しかし、これが真実でありましょう。平和主義者が戦争を極限まで拡大させたというのが歴史的な事実です。

平和至上主義者にはナチスによるラインラントへの武力進駐も、ズテーテン地方の領有も、オーストリアやチェコの併合も存在しなかったのです。彼らは武力衝突を避けるため、ひたすら見て見ぬふりを決め込んでいました。ポーランド侵攻を受けて、ようやくイギリス・フランスが形ばかりの宣戦をしますが、その時にはすでに遅すぎましたし、おまけに戦備も整っていなかったのです。

当初のナチスドイツの目覚ましい戦果は、遠く離れた日本でも「バスに乗り遅れるな」というとんでもない議論を巻き起こしました。
英仏の対独融和策=対話路線が日本までも戦争に導いたといってもけっして過言ではありません。

すべてを見通せると思っているイデオロギーの徒に、政治外交を語らせること自体がはなはだ危険です。

そもそも対話以前の問題として、32歳で体重130キロ、痛風持ちの独裁者の精神状態など、普通の人間にはまず予測不可能なのではないでしょうか。
[ 2017/05/03 03:04 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。

トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: