私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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「話し合い」とは、北の核開発を促進させ、金正恩の言い分を飲むことを意味する

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 安倍総理は24日午前、米トランプ大統領と電話会談を行った。総理はぶら下がりで、「北朝鮮に対して強く自制を求めていくことで完全に一致した」、「わが国として毅然として対応して参る」と語っている。総理は新しいことを何も言っていない。だが、電話会議に同席した政府関係者は、トランプは社交辞令を排し、「今までと違って緊迫した雰囲気だった」と語っている。

 海上自衛隊の「さみだれ」と「あしがら」の護衛艦計2隻が、米海軍のカール・ヴィンソンとミサイル駆逐艦など計3隻と、日本海で共同訓練を実施する見通しだという。防衛省幹部が「周辺国の反発に配慮し、これまで実施してこなかった」と表現する、極めて異例の訓練だ。安倍総理は近くロシアと英国を訪問するが、この外遊で予定されていた北欧4カ国への訪問をキャンセルした。中共の人民解放軍は、北との国境付近に約15万人増派したという。政治や外交は、すべて半島有事を想定した対応で動いているということだ。

金正恩


 まさに、「今、そこにある危機」だ。しかし、日本国内の世論はいまだ呑気である。一昨日発表されたテレ朝の世論調結果によれば、「北朝鮮が、ミサイル発射や核実験を繰り返す場合、あなたは、アメリカによる武力行使と、外交による話し合いとでは、どちらを進めることが必要だとお考えですか?」との問いに、17%が「アメリカによる武力行使」と答え、68%の圧倒的多数が「外交による話し合い」を推したそうだ。

 もちろん、戦争が起こらないに越したことはない。しかし、話し合いによる解決を求める68%は、北朝鮮が核実験を繰り返し、その実験によって、核兵器能力を実戦で使用し得る段階まで発展させることで、5年後、10年後の日本に対する脅威レベルが数段階もアップすることを全く想定できていない。北が核を持てば、GDPで日本の200分の1の弱小国家が、日本国と国民の生殺与奪のカードを手にするのである。

 空想的平和主義者たちは、まさか聖徳太子の「和を以て貴しとなす」という価値観が、金正恩に通じると思っているわけではないだろう。相手は俗人的独裁国家であり、自国民の処刑すら厭わない指導者が国家を動かしている。そういう相手に「話し合いましょう」、「ウチは憲法9条があるので、ミサイルを落とさないで」と頼んだところで、聞く耳を持つと思っているのか。

 北朝鮮の核保有化を促進させたひとつの要因は、「話し合いへの期待」である。軍事攻撃される、もしくは政権転覆、暗殺という強硬手段を相手がテーブルに乗せなかったことで、北朝鮮は独自路線を進めてくることが可能だった現実もある。まして、「話し合い」や「交渉」とは、「相手の条件も少なからず飲む」ことを前提にするものだ。それはすなわち、主導権を金正恩が持ち続けるということに他ならない。

 外交には軍事の裏付けが必須なのだ。日本国民もその現実をそろそろ受け入れるときではないか。


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[ 2017/04/26 07:08 ] 外交 | TB(0) | CM(6)
自衛止むなし
少し話題が逸れますが、一昨日のNHKクローズアップ現代で、ロシアに滞在中のスノーデン氏が持っている情報の中から、米国に依る対日傍受情報に就いて判明した事、としてゲストの池上彰氏共々NHKの如何にもノー天気振りを発揮していました。

書類何枚かの「情報」の様に見せて、その番組で問題にしたのは在日米軍沖縄基地充足への日本政府の(07年)多額な出費の事と、その情報の共有は所謂「英国系五カ国のみ」というぐらいのもので、映すのも非常に部分的。
これから少しずつ野党と世間に出して政府攻撃のネタにするのかも知れません。
取り敢ずの狙いは「テロ等準備罪法案潰し」か?

そしてキャスターと池上氏の云うことは、<日本は米国の同盟国なのに!日本の情報を探ったり盗聴しているなんて!同盟国なのに!同盟国ですよね?>ばかりの会話。
NHKに依れば、日米安全保障条約を締結している国だから日本政府やその周辺の情報を盗むなんてあり得ない、という事らしいのですが、これが今の国際社会で生きる日本の「ジャーナリスト」の会話でした。

オバマ政権が独メルケルの電話盗聴をしていた、というニュースは昔のお話ではないし、それが判明した時点で、だったら主要国の誰にでもして居るだろうぐらいは、今時、子供でも想像出来る事。
こういう花束頭(本音はともかく)の輩が「国際問題は対話で解決致しましょう」と平然と公的電波で言うのです。

そしてそれを真に受けて育った人間が健気に紛争地帯に出かけて行って「可哀想な人を助けましょう。人間同士、話せば分る」とボランティアのつもりが惨死。
彼らは良かれと思ってする事だから言いたくはないが、国際間の迷惑行動でもある事は、過去の例で知れること。

広い世界には話してもハナから受け付けない種族がドッチャリ居るし、日本の生活環境では識り様もない民族間の複雑な問題は何百年もの怨みの歴史があります。
そういう相手を目にしたら、話す側自身が理解出来る訳では無いだろうと思うけれど、「へいわ」に育ったお花チャンはそれが「平和で良い事」だと信じ込んで居るから現実が目に入らないらしい。

それらに比べたら北朝鮮問題は歴史は古くはないけれど、北のデブ親子には人の言葉を話すだけ無駄。というのは過去20年の「実績」が証明して居ます。
核を持った野党盗賊に「和」しかない日本は盗られること以外太刀打ち出来ないレベルと思ってもイイのじゃ無いかしら。
日本は北朝鮮に国民を数多攫われ、ミサイルに脅かされ続けて居る国です。歴とした国際被害国です(威張れることじゃないけれど)。

北の核と弾道ミサイルを封じ込める事が不可能で、現行憲法があるが故に戦争も出来ないなら、自主独立の日本は日本人の憲法を制定し核保有国になるしかないでしょう。自衛のために。
日本がまともな自衛権を行使出来て困るのは、タカレなくなる周辺国だけです。日○友好など日本にとって何一つ良い事は無い。

北の後ろから日本を狙っている国もあるのですから、いい加減現実路線に立たなくちゃ子孫に恨まれます。
[ 2017/04/26 08:59 ] [ 編集 ]
テレ朝の世論調査で話合68%とかがそもそもあやしいい。世論調査ではなく
世論操作の臭気紛々。
[ 2017/04/26 09:04 ] [ 編集 ]
ぱよちん得意の偽善
「話し合い」はぱよちん得意の偽善の発露だろう。
アカヒの主張を全面否定する国内保守派から
「アカヒ本社ビルを火の海にしてやる」と公然と恫喝されたら
アカヒはそれでも「話し合おう」と言うだろうか?
きっと警察へ通報して、恫喝した保守派を国家権力で抑え込むだろう。
普通の感覚として、自分ができないことは言わないのだが
アカヒをはじめとするぱよちんは違う。
自分ができなくても他者にはそれを求め、自己満足する。偽善の極みだ。
[ 2017/04/26 09:12 ] [ 編集 ]
プロデューサーは特あ系?
メディア等で出てくる、外交での「話し合おう」は、「日本は武力をもつな、使うな、言いなりになれ、屈服しろ」の言い換えに過ぎ来ません。

現実的に過去において、北朝鮮と「話し合い」で何を解決できたか。話し合えるのは、価値観を共有して互恵関係を築いて、対等の発言権を認め合える相手のみ。北朝鮮の物言いと言動、全体主義の国内統治手法、鎖国状態をみて「話し合える相手ではない」ことは明らかです。
(韓国や中共シナも似たようなものですね)

この後に及んで、話し合いで解決できると思っている日本人がいたら、「お人よし」「お花畑」「情報弱者」程度の表現では片付かないレベルです。
[ 2017/04/26 10:54 ] [ 編集 ]
政治と軍事
「戦争とは、他の手段をもって継続する政治の延長であり、自己の意志を相手に強制する暴力行為である。」

クラウゼヴィッツの言を待つまでもなく、戦争は政治の延長であり、軍事は政治外交と表裏一体の関係にあります。

ところが日本の政治家だけはそうは思わないらしい。戦前において戦争は軍部に丸投げし、戦時内閣さえ軍人宰相を中心として構成されていました。

翻って戦後は「話し合い」が出来ない相手が出現すると、平和憲法の下の政治家は退場せざるを得ないらしい。だから最早その時でなくなっても、誰に対しても話し合うことに固執する。戦ったら終わりなのではない、戦うこと自体が、いやその準備の段階から実に政治の領域に属することを知らないのです。

ローマの執政官はその属州において軍団長の経歴を持つことが必須でしたし、アメリカでもつい最近までは大統領候補者に軍歴があるかどうかは、常に話題になっていました。

軍事に対する無関心…というより「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の状態では、1977年9月当時の西ドイツのシュミット首相がNATOを狙って配備されたソ連の中距離核弾道ミサイルSS20に対抗して、モスクワを攻撃目標にしたアメリカ製のパーシングⅡミサイルを自国内に配備する決断をし、その結果ソ連はSS20をヨーロッパ正面から撤去せざるを得なくなった巨大な外交的「成果」など、まったく見えないのではありませんかね。

力の裏付け無しには、話し合いのテーブルにさえ相手は真剣になって付かないという、格好の事例として申し上げました。

安倍総理の英断に期待する所以であります。
[ 2017/04/26 21:58 ] [ 編集 ]
話し合いの時期は当に終わっている
北との話し合いの時期は既に終わっていますね。

この期に及んでもまだ「話し合いできる」と思っているのだとしたら、「お花畑」どころか、「洗脳されている」としか思えませんね。

意外と彼らって、自分が攻撃されるという事になると、「敵意むき出し」で反撃してくるんですよね、何故か。

この時点で、いかに「都合の良い」理由で「話し合い」と言っていたかが分かるんですが、彼らは絶対にそれを認めませんよね。

「話し合い」の時期は当に終わっているというのはそういう意味であり、したがって、これからとるべき策というのは、「やられたくなければ、やるべき事をやれ」という、「強硬策」しかないという事です。

これは、「家賃」を「滞納」している入居者に対して、入居者が家賃を払う気が無ければ、その家賃を「請求」し、それでも払わなければ「裁判」という「権力」に訴える構図に近いですね。

これが不当だというのならば、自分がその立場になっても「やらない」という事なのでしょうから、一度体験してみればいいと思いますね。

アカヒと、そのお仲間が発狂している「赤報隊事件」だって、力による解決を望まないを唱えるアカヒサイドが非難するのは矛盾しているよね、という事なんですけどね。
[ 2017/04/27 01:17 ] [ 編集 ]
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