私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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安倍総理、真珠湾訪問 ~ 「希望の同盟」と「和解の力」という総括

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 安倍総理が日本時間の昨日朝、ハワイの真珠湾で演説した。演説の内容は、和解を前面に押し出すもので、先の大戦後の体制護持が必要とする支那が脊髄反射のごとく反発していることから見ても、インパクトは大きかったようだ。産経によれば、英BBCが「歴史的な訪問」と報じたようだが、当の日本では、日本のTVメディアがいまだに謝罪要求や贖罪意識の刷り込みに躍起なようである。

 朝日新聞も昨日の一報で、「米国への謝罪には踏み込まなかった」と苦々しく書いている。宣戦布告なき奇襲攻撃というのが朝日のような左派メディアの前提だが、果たして奇襲というのは定説なのか。英国海軍のグレンフェル大佐が、著書「主力艦隊シンガポールへ」でこのように開陳している。

 「今日、いやしくも合理的な知性のある人で、日本が合衆国に対して悪辣な不意討ちを行った、と信ずる者はいない。攻撃は十分予期されていたのみならず、実際に希望されていたのである。ルーズベルト大統領が自国を戦争に巻き込みたいと考えていたことは、疑問の余地はない。しかし政治的理由から、最初の敵対行動が相手側から始められるようにすることを、熱望していたのである。そのような理由から彼は、いやしくも自尊心のある国民であれば、武力に訴えなければ耐えることができない点まで、日本人に圧力を加えたのである。日本は、アメリカ大統領によって合衆国を攻撃するよう仕組まれたのである」


 彼は連合国の一員という立場にある。しかも軍人であり、政治家ではない。ルーズベルトの「日本に最初の一発を打たせるために」ということばは、近現代史を勉強した者なら知っている歴史的事実だ。しかし、それは戦後体制を維持するために封印され、積極的に伝えられることはない。

安倍総理、真珠湾訪問


 反省や謝罪が盛り込まれなかったことに対する批判もある。朝日新聞は今朝の社説で、お約束のごとく、「総括」がなかったと批判した。

 一方で、抜け落ちていたのは「過去」への視線である。

 真珠湾攻撃を、さらには日米のみならずアジア太平洋地域の国々に甚大な犠牲をもたらした先の戦争をどう振り返り、どう歴史に位置づけるか。演説はほとんど触れていない。

 未来志向は、過去を乗り越える不断の努力のうえに成り立つ。日米の首脳がともに世界に語りかける絶好の機会に、先の戦争をどう総括するか、日本のリーダーとして発信しなかったことは残念でならない。


 「総括」し、謝罪しろということだろう。社説では、真珠湾攻撃から半世紀の1991年、当時の渡辺美智雄副総理・外相が「我が国の過去の行為に対し深く反省します」とする談話を発表したことを取り上げ、安倍総理の演説が不十分だと批判した。

 これには、元マレーシア外相、ガザリー・シャフェーのことばで返したい。シャフェーは、昭和63年7月、赤坂プリンスホテルで行われた催しで、日本の某代議士が先の大戦について謝罪したのをうけ、こう反論した。

 [どうしてそういう挨拶をなさるのですか。あの大戦で日本はよくやったではないですか。マレー人と同じ小さな体の日本人が、大きなイギリス人を追い払ったではありませんか。その結果、マレーシアは独立できたのです。大東亜戦争なくしては、マレーシアもシンガポールも、その他の東南アジア諸国の独立も考えられないんですよ。


 これは単なる一例だ。アジア諸国の先の戦争への評価は、必ずしも朝日のいうネガティブなものばかりではない。歴史には光と影がある。大東亜戦争のすべてを正当化するのではないが、失われた多くの人命という影ばかりではなく、朝日が「甚大な犠牲をもたらした」と言うアジア諸国からは、日本への賛辞が少なからずあるのだ。朝日のようなメディアは、そのことを全く伝えようとしない。

 日本の戦争は負の遺産ばかりではないのだ。イギリスの歴史家、トゥインビーのことばを引用しよう。

 「英国最新最良の戦艦二隻が日本空軍(海軍航空隊)によって撃沈されたことは、特別にセンセーションをまき起こすでき事であった。それはまた、永続的な重要性を持つでき事であった。なぜなら一八四〇年のアヘン戦争以来、東アジアにおける英国の力は、この地域における西洋全体の支配を象徴してきていたからである。一九四一年、日本はすべての非西洋国民に対し、西洋は無敵でないことを決定的に示した。この啓示がアジア人の志気に及ぼした恒久的な影響は、一九六七年のベトナムに明らかである」


 日米両首脳による真珠湾の訪問と演説、和解の発信は、戦争で戦った国同士が、真珠湾、広島、長崎といった辛い過去を乗り越えることができることの証明だ。相も変わらず日本の反省と謝罪を求める特定アジア三国に対し、強烈なメッセージとなった。日米同盟の強固な関係は、支那やロシアに対して更なる圧力を生む。昨年4月の米上下両院合同会議での「希望の同盟」と、今回の「和解の力」が、「総括」なのだ。

別冊正論第4号 大東亜戦争ー日本の主張
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[ 2016/12/29 12:06 ] 外交 | TB(0) | CM(12)
BBCの報道
BBCは、日米両国とその首脳に対して敬意を払って報道していました。
日本のマスメディアは、いつものように世界の反応として伝えるのは中韓だけ。

衛星放送、ネット等々、多様な媒体から情報を得られる昨今なのに、テレビで国民を操作できると思い込む相変わらずの手法。
時代に置いて行かれているのに先頭を走っているとの錯覚。
滅んでいくときはこんなものなのでしょう。

ところで、同じように滅び行く存在の村田蓮舫が文句タラタラで被災地を回っているようですが、どうも延命は年を越えそうです。残念ですが、今しばらくというところでしょう。




[ 2016/12/29 16:01 ] [ 編集 ]
ドレスデン型の和解を成し遂げた日米
高橋洋一氏が今回の真珠湾慰霊をラジオで語っていました。
意義は「ドレスデン型の和解」というのをアジアで初めてやったこと。
謝罪は責任は抜きにして、両者ともに追悼をするというパターンであること。

大戦時、連合軍による爆撃でドレスデンの街で一般市民が
大勢亡くなったことから、1995年にアメリカ、ドイツと
和解のプロセスを踏んだことから、それ以降、
欧州のスタンダードになったとのお話でした。

日本がアジアで出来ないのも道理です。
中韓や反日マスコミの雄、嘘八百朝日新聞がお定まりの
「謝罪しろ、金出せ」の使い古しコールをやらかしているのですから。

こうした連中には、反日であり続けることが飯の種、生きる術。
反日の旗を降ろすつもりは微塵もなく、只今、現在も
新たな反日の種を仕込中といったところでしょう。

今朝の稲田防衛大臣の靖国神社参拝に、
未だにお馬鹿な質問をするマスコミの低次元の確信犯には呆れます。
日本国民にいよいよ愛想つかされる運命のマスコミも
野蛮国と同じ情報戦で歩調を合わせる悪質さです。

新聞もテレビも反日請負人の工作員が、うじゃうじゃ入り込んでいるため、
本来の未来指向といった正常な思考が出来るはずもなく、
今回の日米の和解のセレモニーで、中韓の劣勢をカバーするが如く、
ますます日本叩き、安倍叩きに躍起になるでしょう。
国民が注視し反撃しないと、反日の悪の種は増殖し続けます。
[ 2016/12/29 16:51 ] [ 編集 ]
訂正します
8行目の「日本がアジアで出来ないのも道理です」の文で
「日本がアジアで」でなく「日本が特定アジアとで」に訂正します。
[ 2016/12/29 17:30 ] [ 編集 ]
また訂正です
未来指向と変換しています。
正しくは未来志向です。

誤りが後から後から出て来そうです。
「まだ訂正がありました」とタイトルをつけた次が
ないように願うところですが、足して読んでいただければ・・・
なんて厚かましいことを。m(__)m
[ 2016/12/29 18:46 ] [ 編集 ]
嘘を付いちゃいけないな
マレーシアの教科書に書いてある内容はこれ。
http://masterlow.net/?p=2136

上記を裏付ける日本軍の資料や調査結果など。
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/10/blog-post_4.html

また、こういった体験談も有る。
http://kuroooomi.hatenablog.com/entry/2016/08/02/015521

裏付けも無いのに「日本軍が解放した」だのというデマを吹聴するなど、幼稚過ぎて嘆かわしい。日本人の知性や品性が問われることになる所業はおやめなさい。
[ 2016/12/29 21:03 ] [ 編集 ]
ムーンウォーク
過去への視点が全く抜け落ちているのは ア・サ・ヒ こそ。
戦前戦中戦後の自社過去記事を全社挙げて検証するべきでしょうね。何を書いてきたのかな?
それに、総括?慰安婦問題を「誤報」と誤魔化そうとして未だに真摯な総括記事一本も発表もしていないし、社風がチラとも刷新されて居ないのですから。

おびょーき持ちの第三者さんの「日本軍が解放した」という言葉は日本人が己褒めでいうのではなく、欧米列強諸国から独立を果たした国の代表者クラスの方々が数多仰ることですから、ご不満はそちらの国々へどうぞ。
実際に独立戦争を闘った勇士たちが国家の幹部になって、その自国の歴史を伝えているのであって、必死になって捏造証拠を信じ込もうとする輩の戯言ではないのです。

ここからは引用です。
真珠湾攻撃の真っ最中に、偶然サンフランシスコ湾からホノルル向けに飛んだ飛行艇は日本軍攻撃の報を受けてハワイ島ヒロに着水した。
ホノルルーマニラ経由で香港、シンガポールに飛ぶ予定の全行程14日間のフライトでした。
乗客37名の中にVIPが二人。一人は即位したばかりのイラン・パーレビ皇帝。
イランはその三ヶ月前に英国とソ連の侵攻を受け占領下にあり、彼の父レザ・シャーは中立を言って協力を拒み、その結果国家主権は蹂躙され父シャーは追放された。
パーレビは連合国側に付くことを条件にイランの独立を約束され、傀儡の皇帝となるのですが、その旅は裏で全てを取り仕切ったルーズベルトへの屈辱的表敬訪米の帰路でした。
二年前の自分の結婚式に日本は日本製の旅客機で祝賀飛行をしてくれ、今は日本一国で白人相手に戦争を始めた。欧米に振り回される自国との対比。
のちに彼は欧米が作る石油カルテルに公然と対決し、イランの工業化を急いだ。皇帝の口癖は「アジアの西の日本たれ」。(結局政権転覆され今のイランになるのですが、その裏にあったのも米国?)

もう一人はビルマ首相のウ・ソー。
ルーズベルトに「ビルマも出兵するから独立させてくれ」と頼みに行っての門前払いの帰途。日本の真珠湾攻撃と、自国の独立までを白人に乞う心中の変化があったのか?東回りでリスボンの日本公使館に寄り「共に戦いたい」(千葉公使の公電)と表明するも、既に日本の暗号解読をしていた米国はそれを英国に伝えて、ウ・ソーは乗り継ぎの中東で英国に捕まってウガンダの牢につながれました。 結局いろいろ英国に使い回されて処刑の憂き目をみた人。

補給線を考慮せずに広げすぎた戦域という批判はあろうが、それだけ多くのアジアの人々が日本人の戦いを見て、感じて、思う機会を与えたとも言える。
少しはマシになった「世界の今」を見れば、決して無駄な戦争ではなかった。 (以上 高山正之氏の「変幻自在」より)


朝日は自社が進歩派と信じ込み、占領下以降一歩も進化しない白人信奉思想なのでしょう、中韓御用達をしているのも、白人国家がそれを喜ぶはずだという信仰の蟻地獄に棲んでいるのだろうと思います。
その歩みはまるでムーンウォーク状態で後進するだけ。
彼らにとっては、その内容がいい加減すぎても日本貶め大好き米国メディアが有名な賞を軒並み授けたジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」がバイブルなのかも知れません。
今や怪文書ですけどw
[ 2016/12/29 23:59 ] [ 編集 ]
安倍外交が目指す「戦後レジームの総決算」 広島へのオバマ訪問、そして日露平和条約締結へAdd Star
2016-09-12
http://d.hatena.ne.jp/isoyant/20160912/1473645935
 「広島において、日米のドレスデン型の和解が実現すれば、東アジア地域の中で日米だけがいち早く、『責任問題も謝罪も関係なく、勝者も敗者もともに戦争犠牲者を追悼し、和解する』という、もはや国際基準となったヨーロッパ型の戦後和解に移行することを意味する。それ故、この事自体、東アジアの戦後にとってある意味、画期的となる」

 まさしく安倍首相の外交によって、戦後レジームのひとつに決着が付けられたというわけだ。
[ 2016/12/30 21:37 ] [ 編集 ]
ああ、書いてありましたね
「現地の人々の多くは、日本のスローガンを信じた。日本は、自分たちが「アジア人のためのアジア」のために戦っているんだと言っていたのだ。これは、日本がヨーロッパ人を追い出してアジアの国々を解放するという意味である。多くのアジア人は日本を解放者だと思った。日本が進出してくることに地元住民の激しい反対はなかった。日本の進出のあとになって、やっと現地の住民は、日本が約束を守らないことに気づいた。その後になって、ようやく彼らは日本に抵抗し始めた。」

「アジア人は日本を解放者だと思った」と、部分的に書いてあることは事実でも、時系列を無視して真逆の論旨にしてしまうとそれはもう「嘘」です。
それとも誰かが言い始めたた嘘か誤解を信じて鵜呑みにしてしまったのでしょうか?そうであれば訂正を願います。
[ 2016/12/31 08:41 ] [ 編集 ]
Re: ああ、書いてありましたね
訂正するつもりはありません。

私は、「歴史には光と影がある」、「大東亜戦争のすべてを正当化しない」と前置きしたうえで、「日本への賛辞が少なからずある」と書いています。
私の引用が全てではないと同じく、貴方のご意見もすべてを語っているわけではないでしょう。
[ 2016/12/31 09:18 ] [ 編集 ]
罪が深いですね
知っていての所業とは恐れ入りました。日本人を嘘で扇動して何をしようとしているのですか?

>私は、「歴史には光と影がある」、「大東亜戦争のすべてを正当化しない」と前置きしたうえで、「日本への賛辞が少なからずある」と書いています。
私の引用が全てではないと同じく、貴方のご意見もすべてを語っているわけではないでしょう。

この言い訳も見苦しい。

「光」を書きたいなら何故日本を憎んだマレーシア人が戦後になって親日になったのか、その理由を書くべきでしょう。
先に証拠資料として挙げたブログ主の方はこう書いています。
「マレーシアの人たちが「親日」なのは、台湾の人達と同じく、現在の平和で文化的に優れた日本が好きなのです。
欧州の植民地から独立するきっかけになったのは日本の統治だったのは事実ですが、だからといってもしまた日本軍の軍政下にもどりたいかと聞かれれば、まっぴらごめんというところでしょう。彼らはその時代を警戒するために脈々と語り継いでいます。
そして、それは中国や韓国も同じことで、地政学的に近接した両国は政治のレベルで対立していますが、文化的には日本のことが大好きです。都合のよいところを抜き出して、ここは反日ここは親日とやっても、遠近感失った現実しか見えてきません。」

あなたが気に入らないマスコミに対して批判されるように、「引用」は恣意的であってはいけません。
また、当然のことですが、「全て」を書く必要などは無く、「事実」を書くべきでしょう。
戦時中に「光」の部分が有ったであろうことも否定はしませんが、少なくともそれはあなたが書いている内容では無いことだけは確かです。
あなたの論調を多くの日本人が鵜呑みにし、もし、当時国でその論調を披露した場合に起る摩擦の可能性を考えると、結果的にはあなたの行為は日本に不利益をもたらすと言わざるを得ません。


[ 2017/01/05 00:58 ] [ 編集 ]
TMさんへ
あなたが資料として提示したブログに反論するブログを数々上げてもよいが、これ以上はキリがないのでもう止めます。
いち民間人のブログが「日本に不利益をもたらす」?
バカ言っちゃあいけません。
拙ブログも含めて、個人ブログにそんな力なんてありませんわ。
そもそも、「日本を憎んだマレーシア人が戦後になって親日になった」というステレオタイプな歴史観が、唯一無二の正解だと断言できるのか。私はそうは思いませんがね。
なんなら、その事実とやらを広めるブログを、ご自分で立ち上げ、日本国民を“あなたが思う正しい道”へ導くことでもしてみたらよろしい。
管理者として、このエントリーにこれ以上のコメントはお断りします。
[ 2017/01/05 10:53 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2017/01/05 12:08 ] [ 編集 ]
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