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総裁任期延長論 〜 自民党は「党の都合」を国民に押し付けるな

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 自民党が総裁任期延長に向けて動き出した。「党・政治制度改革実行本部」を設置し、本部長には高村副総裁が、本部長代行茂木政調会長が就く重厚な布陣だ。両氏は26日、党本部で会談し、速やかに実行本部の人選を行うこと、またメンバーは各派閥の代表に加え、ベテランから若手まで党内の幅広い立場を網羅した構成にすることを確認したという。

 自民党の現行の総裁任期は連続2期6年までだが、執行部側は恒久的な制度変更とし、3期9年を軸に作業を進める算段らしい。これに対し、石破前地方創生担当相、小泉進次郎農林部会長らから疑問の声が上がっている。特に、ポスト安倍を睨んで内閣改造を機に閣外へと出た石破氏は、この方針を強く批判している。

総裁任期延長論をけん制=「優先順位間違えるな」-石破氏 (時事)

 石破茂前地方創生担当相は4日、自民党の二階俊博幹事長が安倍晋三総裁(首相)の任期延長に積極的な発言を繰り返していることに関し、「まだ3年任期の1年も過ぎていない。今やるべきことの優先順位を間違えてはいけない」と述べ、強くけん制した。閣僚退任を受けて早速、執行部と一線を画す姿勢を鮮明にした形だ。衆院議員会館で記者団の質問に答えた。
 自民党則は総裁任期を2期6年と定めており、安倍総裁の任期は2018年9月に満了。二階氏は延長に関する協議機関を設置して年内に結論を出したいとの考えを示している。これに対し、石破氏は「やらねばならないことをきちんと認識することが国民の信頼に応えることだ」と主張した。
 また、石破氏は4日、内閣府職員に対する離任あいさつで「国の在り方を根本から変えていかないと次の時代に日本国を残すことはできない。その思いでこれから先もやっていきたい」と述べ、「ポスト安倍」への意欲をにじませた。


石破茂


 もし、総裁任期延長の検討が、他の案件に遅延もしくはストップをきたすほどの重い課題なのであれば、石破氏の「優先順位」という指摘には耳を傾ける価値がある。しかし、そんな批判は現実的ではない。会合や調整が足かせになるなら、派閥の会合や部会なども批判の対象になるからだ。

 そもそも、この総裁任期延長という案件は、基本的には自民党の内規の問題である。いわば、党内政局だ。総裁のポストを各派閥になるべく均等にまわすという浅知恵の産物ともいえなくはない。だが、政権与党であるかぎり、内規とはいえ、それは国益を最大限に考慮したものでなくてはならない。

 仮に、総裁任期満了を迎えた総理大臣の支持が圧倒的だったとしよう。自民党は、その世論を無視して、「我々の規則なので」と総理総裁を引き摺り下ろせるのか。自民党だけの都合で、国民から引き続き期待される総理大臣に国政から手を引かせることなどできるのか。

 私個人的には、3期9年という制度すら不要だと思う。独裁的な指導者が出てくる懸念はあるいせよ、仮にそんな独裁者が出てきたら、その段階で自民党は下野を余儀なくされる。

 繰り返すが、2期6年という任期は自民党の「内規」である。その内規のみで総理総裁の交代が必然となるなら、それは国民に対する党の論理、党の都合の押し付けでしかない。


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[ 2016/08/30 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(8)
自民党総裁任期の規約の存在意味は、多くの人が総裁ポストを経験出来る点が最も大きいと私も思います。
規約があるかどうか知りませんが、学校の校長先生もよく似た話と感じました。昔は立派な校長先生が10年近い期間を務められたものでしたが、今は多くの人が校長先生を最後に退職されるようになってます。らしくない校長先生が多いと感じる事が多いものです。

能力のある人が責任のある地位に就く事は当然であって、結果が伴えば任期が長くても問題なし。結果がどうかは一定期間で行われる選挙で判断される。過去の民主党政権を思い出せば分かりやすい。
能力無い人を長とした場合の周囲はたまったものではない。

私もこの規約自体無くしてしまえばいいと思いますね。
[ 2016/08/30 07:57 ] [ 編集 ]
うろんな輩
いやはや、政治家って奴は、自分の為にしか動きませんから
[ 2016/08/30 10:22 ] [ 編集 ]
代わって欲しくない人には、二階のおまけが付いてくる?
安倍総理の人気で自民党が支持されている段階で、
他に代わろうとする者の役不足は歴然としているところです。
安倍潰しに躍起の内外の反安部勢力は、ここが攻めどころと
マスコミ共々参戦してくるでしょうが、自民党議員も世論の動向を
敏感に感じて判断すれば、結果は自ずと出てこようと言うものでしょうね。
自民党という政党が生き残ってきたことも
そこのところの機微を上手く心得た所為でしょうから。

それにしても安倍三選を早々に打ち上げた二階幹事長は、
その見返りに中韓との関係で国益に反することを
ごり押しするようであれば、いよいよ国賊の名にふさわしいと
素人考えで思います。

しかし、この二階、曲者とは思っても
これ程の馬鹿な政治家とは思いませんでした。
「女性尊重の時代で、天皇陛下だけはそうならないというのはおかしい。
 時代遅れだ」「諸外国でもトップが女性である国がいくつかある。
 日本にもそういうことがあったらよい」等々の発言。
お馬鹿で腹黒い連合国(国連)が言う様なことに易々と迎合し、
女系天皇容認は世界の流れ、時代の流れといい放つ不見識、
非常識は仰天ものでした。

天皇陛下を戴く日本の国体そのものを揺るがすことを
連綿と続く伝統の重みに思いをいたすことなく、歴史への造詣の欠片も
ないままに、たかだか、戦後の日本に生きているだけの人間が、
いとも簡単に言ってのける不見識、非常識です。
小泉政権の頃、政治向きのことはおろか女性天皇、女系天皇の区別さえ
皆目わからなかった私でしたが、あれから何年もの歳月が流れ、
少しはものを知りました。

仮にも、与党の重職に在る政治家が、これ程に無知で無教養で、かつ
不勉強のまま幹事長の地位を占められる自民党は決して保守政党とは言えず、知っていて言い散らすのならば、破壊工作員を抱えた危険そのものの
恥ずかしい限りの政権与党であると言えます。
これぞ右から左まで玉石混淆の自民党の実体とはいえ。
(谷垣前幹事長の怪我が大いに悔やまれます)
他に代わり得る政党を選べない国民としては、こんな政治家が
与党を仕切るのですから、たまったものではありません。

流石に、菅官房長官は言葉を選んで
「男系継承が古来例外なく、今日まで維持されてきた。
この重みを踏まえながら、安定的な皇位継承の維持について
考えていく必要もある」と慎重な姿勢を示し、二階発言への
拒否反応を示していましたが。
[ 2016/08/30 10:44 ] [ 編集 ]
タイトル訂正
タイトルとした「代わって欲しくない人には・・・」の人とは
安倍総理のことを申したつもりでしたから、
この書き方では、意味が曖昧になります。

「三期継続には、二階のおまけが付いてくる?」と訂正いたします。
[ 2016/08/30 11:06 ] [ 編集 ]
これって総裁任期延長がもし総務会で了承されても、それは次期総裁選を否定してるわけでもないですし、また過去の例のように特例であり通常の2期までとのルールがなくなるわけでもないのですよね。

そもそも本来は自民党の2期6年までの規定自体が、まあ変な人がトップの場合は早めに降りてもらう契機になるという長所がある反面、優秀な人がトップの場合は世界の例を見てみても短すぎ。(直接的には自民党総裁というあくまで私的団体のトップであるが)。

その短所を補うために、過去も任期延長を認めていた例があるともいえなくもないので、それでも石破氏がどうしても安倍氏の3選就任を否定したいのならば(つまり自分が総理になりたいならば)、自らその時に総裁選に立候補すればいいだけなのだと思います。
[ 2016/08/30 12:32 ] [ 編集 ]
総理と総裁
自民党総裁の任期は自民党内の事ですので、飽きるまで侃々諤々やっていればイイと思います。が、その総裁が内閣総理大臣になる事がかなりの割合で多いので、そうなると国会の問題であり、党外一般有権者も物言いをして良いのだろうと思います。

任期が三年二期で計六年あっても、09年夏までの総理は突然変異の小泉氏を除いて一期三年を全うした総裁が何人いたか?
「影の実力者」の都合と自民党の党癖で中から引きずり降ろされる抗争は、見良いモノではありませんでしたがむしろ常態化していた様にも思います。

それが今の安倍政権は12年暮れから四年弱で直近支持率は62%だそうで、それも実力は首相御本人の学びと行動であって、影に操る者が居る様には見受けられません。

国の内外に長期安定政権だからこそ出来る事はあり、日本はようやくその立場を築きつつあるのが安倍政権だと思います。道未だ半ば以前ですが。
安定政権でなければ国際的に相手にはされない現実も日本国民はその目に見せられてきました。

石破氏が仮に総裁、そして総理になれたとして、一体今の自民党と内閣支持率がどこまで落ち込むか?墜落する事はあっても上がる事は決して無いでしょう。
そしてまたまた日本政治が落ち着かず、何度も来た道に戻るのは、ちょっと御免ですね。
より一層の公明党頼りになる自民党の末路しか、この議員のトップ自民党図には想像出来ません。

自衛隊を貶める発言は民主・仙谷以上で親中というより中共諂い。北朝鮮に行けば接待美女漁りが同行者の目にも余る在り様だったとの「伝説」の持ち主。
とても日本の国家国民を論じる資格があるとも思えません。

自民党議員は自己の所属する派閥事情や担ぎたいお飾りよりも、自分の身分の確保の為にでも、国民の支持が何処にあるのかを冷静に考えて戴きたいものです。

安倍総理はアフリカで「日本は必ず約束を守る国だ」と仰せだったそうで、日本国民との約束事「日本を取り戻す」全般をもどうか履行して戴きたい。
[ 2016/08/30 14:42 ] [ 編集 ]
再び、恥ずかしながらの訂正です
どうして間違えたのか、用例を間違えたことのない字句ですのに、
何故だか書いてしまって、今まで気づかずにいた私です。
この愚か者がと、自分で言ってみます。(笑)

当然に役不足は力不足の誤りです。あらら~。
[ 2016/08/30 15:30 ] [ 編集 ]
政治家は國民の僕
なにか起こったら、マスゴミは危機管理と囃子たてる、ならばワクチンとして法律は必要、赤い弁護士と結託した政治家は意味不明、日本國が早く普通の國へなりますように、福島なら福島ではたらけ、党規なら國民投票にかけるべき。
[ 2016/09/02 00:39 ] [ 編集 ]
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