私的憂国の書

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岸田外相の非礼な抗議と、動じない中共 ~ 尖閣に必要な次の手はなにか

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 尖閣諸島周辺の接続水域で挑発を続ける支那公船と大量の漁船。一部が日本の領海に侵入したことで、日本政府は抗議のレベルを一段階上げた。岸田外相が9日午前、中共の程永華駐日大使を外務省に呼び出し、8分間にわたって程を報道陣の前で晒し者にしたうえで、数々の挑発的行動に対する抗議を行った。礼を重んじる従来の日本外交とは一味違うアプローチだが、この岸田外相の抗議は支那の行動を変えさせるまでには至っていない。外相の抗議と同じ9日の午後、12隻の支那公船が尖閣沖の接続水域を航行し、うち4隻が領海に入ったのだ。

岸田外相と程永華


 日本人に平和の概念を教えるなら、先の大戦より、現在の中共の行動をつまびらかにしてやればよい。ハーグの仲裁裁判所が出した「中共の領有権主張を認めず」という裁定すら「紙屑」だと言い張り、その裁定の対象である南シナ海の人工島では軍事拠点化が急ピッチで進んでいる。常識で考えれば、国連の機関である仲裁裁判所の裁定こそが平和的解決の手段なのだが、彼らはそれすら無視する。彼らこそが日本およびアジア諸国の平和を脅かす存在なのである。

 外務省は10日、「尖閣諸島周辺海域における中国公船及び中国漁船の活動状況について」という資料を公表し、尖閣沖の支那公船等による挑発の現状を広報した。そのなかに、「主な抗議の例」が示されているのだが、支那への抗議は日課から時間単位、分単位になるまで数が増えている。

<主な抗議の例>
8月5日(金)
【中国公船による領海侵入】
15:05 頃/16:30 頃 アジア大洋州局参事官 → 在京大公使参事官
17:10 頃 杉山外務事務次官 → 程永華駐日大使
17:30 頃 伊藤在中国大次席公使 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長

8月6日(土)
【周辺海域に新たに複数の中国公船確認】
11:45 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京大公使
13:15 頃 横井駐中国大使 → 孔鉉佑・外交部部長助理
18:00 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長
18:15 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京大公使

8月7日(日)
【周辺海域に新たに複数の中国公船確認】
08:29 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京大公使
10:15 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長

【中国公船による領海侵入】
11:25 頃 杉山外務事務次官 → 程永華大使
13:25 頃 横井大使 → 孔鉉佑・外交部部長助理
14:00 頃 滝崎アジア大洋州局審議官 → 郭燕・在京大公使
17:00 頃 杉山外務事務次官 → 程永華大使
20:10 頃 石兼総合外交政策局長 → 郭燕・在京大公使
21:20 頃 石兼総合外交政策局長 → 郭燕・在京大公使
22:10 頃 横井大使 → 孔鉉佑・外交部部長助理
【現場の緊張を更に高める中国側の行動】
23:15 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京大公使

8月8日(月)
【中国公船による領海侵入】
12:45 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京大公使
16:00 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長
19:30 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京大公使
21:10 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長

8月9日(火)
10:10 頃 岸田外務大臣 → 程永華大使
11:10 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長
13:50 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長
14:15 頃 四方アジア大洋州局参事官 → 郭燕・在京公使
16:40 頃 滝崎アジア大洋州局審議官 → 郭燕・在京公使
17:37 頃 四方アジア大洋州局参事官 → 郭燕・在京公使
18:15 頃 伊藤次席 → 欧陽玉靖・外交部辺境海洋事務司長

8月10日(水)
11:19 頃 金杉アジア大洋州局長 → 郭燕・在京公使


 この抗議が、外務省の「私たちは抗議しています」というエクスキューズでないことを祈るが、これだけ抗議しても現状が変わらないということが、事態の深刻さを物語っているようにも思える。


 現在、リオでオリンピックが開催されている。平和の祭典とされるオリンピックの期間中に、平和の真反対の行動を繰り返すのが中国共産党だ。外務省はこれらの横暴に関し、五輪を政治利用してまでも、「支那こそ平和の敵」である事実を、国際社会に対して積極的に広報していくのが良いだろう。ただ、広報だけでは支那の行動に変化をもたらすとも思えない。

 尖閣には日本の実効支配を示す物理的な何か必要だ。灯台やヘリポート、船泊りというアイディアが出て久しい。その程度のつつましい設備を建設して支那が騒ぐようなら、彼らが南シナ海で力づくで実行している軍事要塞化を、より鮮明に宣伝できるのではないか。


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[ 2016/08/11 09:30 ] 外交 | TB(0) | CM(11)
今、まさに危機
選手の活躍には敬意を表し、応援しながらもオリンピックだけに目を奪われ、危機を見落とさないためにエスカレートする中国の尖閣侵攻に国民の耳目を集中させなくてはなりません

本日のタイトル表記で「非礼」とありますが、読み間違える人がいるのではないかと心配です。

[ 2016/08/11 09:55 ] [ 編集 ]
祝日にも朝からの更新ありがとうございます。

オリンピックの最中ではありますが、八月十五日が巡ってきますので、メディアは一斉に「先の戦争に対する反省」モードになります。
いつまで反省しかしないのでしょうか?
その先を考えることが重要なのに、お花畑に覚醒されては困るからね。
しかし、日本のマスコミがもの凄い控えめ報道をしてあげているのに、その更に上を行く中共の行動は、お花畑に「目を覚ませっ!」と言っているみたいです。
「戦争したいのは私だ。日本しね!」・・・まさにそんな感じだな、中共

尖閣に海洋研究基地のようなものを造って、世界各国から研究者を招くというのはどうでしょうか?
[ 2016/08/11 10:29 ] [ 編集 ]
中国を知らない日本国民と中国の正体を伝えない親中偏向メディア
根本に日本人が中国や中国人の本質を何年経っても分かっていないという事があります。
昨今目に見える一部の事から中国を嫌ういう日本人も増えていますが、根本が分からないので又『日中友好』にある契機により誘導されれば直ぐに『中国を好き』に容易に変化するとも思えます。
今回丁度起こった中国漁船とギリシャ船舶との衝突で海保の中国人救助などを中国が感謝しているなどとそれを機会にでもされれば直ぐに心が動いてしまうのでしょう。

その様な表面的な印象とも言えるもので多数の日本人は左右されてしまいますが、その原因こそ反日親中偏向メディアの中国の本質を伝えない日々の報道に原因が求められます。

中国を理解するとは簡単な事でって、支那四千年の歴史などというのは嘘であって異民族間で殺戮を繰り返して来た征服王朝の歴史であるという事。
それが中国の悠久の歴史などというものに惑わされる誤り。
最も新しい易姓革命が清朝(満州人)、国民党を駆逐して作った中華人民共和国というものです。
また支那とは中原の漢民族が滅ぼされながら、異民族支配の入れ替わりの元三国志時代を経て膨張し続けて来た現在の覇権主義国であるという本質です。
そして中国とは非民主的、非人権の共産党一党独裁の国であるという事です。

中国の内政の為に外に強く出るなど勝手な言い分です。

これだけ把握していれば中国が国連常任理事国に居る不自然さが自明の理と言えるのですが、相変わらず世界では「国連は北朝鮮への圧力が中国の反対で決議できなかった」などと十年一日の間抜けた事を言い続けています。

さてそこで今般の『尖閣諸島中国公船・漁船連合の侵入』に於いてもまことに情けない対応です。
これほどの事態に成っても岸田外相が少し中国的嫌がらせをしたというぐらいの対処です。
それを持って日本政府も強硬だなどとは笑止。
この中国の尖閣諸島侵略行為は東シナ海日中中間線ガス田プラットホーム増設などと合わせ中国のエスカレートを続ける動きですが日本側の対応は後手後手です。

因みに明日にでも中国偽装民兵の尖閣諸島上陸が有っても不思議でないこの期に成って「防衛相が国産水陸両用車開発へ」とはお笑い以外の何ものでもありません。

http://www.sankei.com/politics/news/160811/plt1608110006-n1.html

それに対してベトナムなど普通の、当たり前の対応をしています。

http://www.sankei.com/world/news/160810/wor1608100013-n1.html

これらは勿論日本国政府に問題があるのですが、そう成ってしまう大きな一因が前述の反日親中偏向メディア(朝日、毎日、東京、NHKなど)の日々続く日本国民洗脳というものです。

そこにメスを入れない限り日本国民の目覚めは望めないでしょう。

そしてこの度の岸田外務大臣の一連の言動など中国は何とも思っているわけではなく、「口だけの日本」というぐらいにしか見ていません。

やはり、尖閣諸島への公務員常駐、東シナ海日中中間線での日本側プラットホーム建設、掘削、レーダー設置ぐらいは対抗策として早急にしても良いのではないかと思います。

そういう時期だけに稲田防衛大臣は大変な時期の防衛大臣だと言うのです。
しかしいくら何でももう動かないと遅れれば遅れるほど自衛隊により多数の死傷者が出ます。

核心的利益とする中国は決して今後も引かず、100年マラソンを続け。
このままでは軟弱日本は北方領土、竹島に続き尖閣諸島が実質日本国面積、領海から消失するでしょう。
もういい加減、安倍首相にも覚悟を持つて貰いたいものです。

インドネシアのスシ海洋・水産相を日本国外相にトレードでもしたらどうでしょうか。

http://www.sankei.com/world/news/150521/wor1505210055-n1.html

[ 2016/08/11 12:09 ] [ 編集 ]
やはり自衛隊の演習と配備が必要
たびたび申し訳ありません。
同じ話ですが、自衛隊の合同軍事演習と、地対艦誘導弾と地対空誘導弾の配備しかありません。
あと、日本は通常動力型潜水艦のトップレベルの製造保有国ですから、わざと潜水艦が監視していると、見せつけるのも必要だと思います。
[ 2016/08/11 13:30 ] [ 編集 ]
敵を上陸させてしまえば迷いはない・・・
ポジティブ・リスト方式を真面目守り防御しようとすれば不要な犠牲を甘受
しなければなりません。 犠牲を払った上で反撃したとしても敵が接続水域
をウロチョロするなら果敢な攻撃は出来ないでしょう。

偽装漁民であれ尖閣に上陸させてしまえば領土と領海の明かな侵犯。
上陸に使われた敵船を砲撃で沈めた後に周囲を海上封鎖すれば
敵は日干しで骨肉相食みつつ自滅してくれるのではないでしょうか。

敵の航空機での兵糧補給も考えられますが尖閣までの距離は沖縄諸島
からのほうが近く、問答無用で撃墜すればよいのでしょうから圧倒的に
有利に戦えると思えますが。


Y子様
果敢にアメ奴に盾突き惨殺されてしまったサダム・フセインが唱えた
「砂漠の盾作戦」みたいですね。
淑女様から、こんなアイデアが出てくるとは! 
単純奴は感激のあまり号泣しております。 (泣、号泣、、)
[ 2016/08/11 20:56 ] [ 編集 ]
今ここにある危機
連投失礼致します、軍オタのシュミレーションです、お笑いください。
まず、中共の軍艦が海上保安庁及び海上自衛隊の船を撃沈、次に一見非武装の輸送機に特殊部隊が乗り、強行着陸かラペリングで島を制圧、日本の灯台や施設を破壊し、五星紅旗を掲げる
残念ながら那覇基地には支援戦闘機が配備されていません、直ちに中央即応集団や特殊作戦群が輸送機で行くも、携行対空ミサイルか対空機関砲で撃墜、真面目に明日の朝ニュースになっても驚きません。
[ 2016/08/11 22:29 ] [ 編集 ]
先の批判
6月28日に自衛隊機スクランブルに対し、中共空海軍の戦闘機が攻撃をしかけてきた件を、何故か内閣は明らかにせず、「まるで民主党時代の尖閣漁船体当たり事件と同じ姿勢をとるのか!」と批判された事が響いているのではないでしょうか?
「民主党と一緒にしないで下され、こんなに外務省は頑張ってます」ではないですかね。
事なかれ主義で、低頭金銭解決姿勢ばっかりの外務省にしては半歩前進としておきましょうか。長続きしたら、の条件つきで。

中谷前防衛相が退任挨拶の時に「私なりに良かれと思ったことをした」とむせび泣きをしていたのが、何となく、あれはひょっとしてこのことか!と退任の理由が分った様な気にもなります。

8分待たせは、安倍首相が廊下の椅子で晒し者にされた中共へのお返しでしょう。しっかり返すのですから礼儀正しいじゃあありませんかw。

今日は尖閣沖で領海侵犯の中共「漁船」が貨物船と衝突沈没で、日本の海保に救助される始末。
見殺しも出来ないでしょうが・・・二度と領海に近づかない誓約書を書かせてから浮き輪投げてあげるだけでも中共「漁船」には不足はない、と悪魔が囁く夏の夜。
[ 2016/08/12 00:30 ] [ 編集 ]
歴史は未来への教科書
国民党に追いつめられた中共を救ったのは、西安事件。台本はスターリン。

中共に追い詰められた国民党を救ったのは、金門島決戦。台本は「林保源」。

この共通点が、教科書が言わんとすることのように思えます。
[ 2016/08/12 07:36 ] [ 編集 ]
末田様
例の14億円で何かできないかな?と思っただけなんですよ。
でも、末田様に喜んでいただけで、私の方こそ感激です!
[ 2016/08/12 10:42 ] [ 編集 ]
訂正
「6月28日」は織田邦夫元航空司令官が。その一件を世間に発表した日でした。”事件”は16日前後だったか、と思われますので、先のコメントの冒頭を訂正致します。
[ 2016/08/12 12:47 ] [ 編集 ]
何度も申し訳ありません
尖閣諸島の地理的問題から自衛隊配備は難しようです、ならばやはり八重山諸島に自衛隊配備、一部軍民両用基地、また一部港湾の利用、尖閣諸島はヘリポート及び常駐監視員配備、自衛官でも警察官でもいいでしょう、まずできる事からはじめたいと思います。
[ 2016/08/16 23:24 ] [ 編集 ]
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