私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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英国EU離脱 ~ EUで失敗しつつある「移民受け入れ」という社会実験

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 かつて政界に鳩山由紀夫というおバカがいて、「東アジア共同体」などという枠組みを提唱していた。鳩山が理事長を務める「一社東アジア共同体研究所」はまだ存在するので、過去形にするのは適切ではないのかもしれない。が、鳩山自身の政治生命は完全に終了しているので、今は話題にも上らない。東アジア全域をひとつの地域とした通貨統合、労働力の流動化などというテーマを語っていたはずだが、そのような構想が破綻したのがEUの現状だ。

 英国民がEU離脱を選択した要因をひとことで語るのには無理があるが、彼らの選択の重要な部分を占めていたのが「移民問題」だというのは疑う余地もない。国境をなくすことによって、異なる民族がひとつの共同体の中で共存するという構想には、その民族間の紛争をなくす狙いがあった。しかし、そこに移民が流入してくると、問題が複雑化する。

 英国などで起きているテロや重犯罪すべてが、移民によって引き起こされたわけではない。しかし、移民流入による治安の悪化が市民生活を脅かし、それに加えて所得や雇用にまで波及してくると、話は違ってくる。「平和に暮らしたい。もっと豊かな生活をしたい」という庶民の願望が満たされないとわかったとき、彼らは敵を作ろうとする。その矛先が移民に向かうのは、無理からぬことだろう。


 テレビ等で英国のEU離脱を扱う番組の論点は、ほぼ全て、この選択が世界経済や日本経済に与える影響という一点に集中している。確かに日本経済は大打撃を受けているが、そもそも論として、移民問題がこの選択に大きな影響を与えたことが、ほとんど語られていない。結果には原因があるはずだが、結果と今後だけを語り、原因を語らないのは、移民問題がメディアにとって禁忌であることを示しているような気がしてならない。

 イギリスの正式名称は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)だ。その連合王国の内部でも、一昨年のスコットランド独立を問う住民投票が実施された経緯があり、その時点で独立は否決されたものの、問題が再燃する可能性もささやかれている。英国内にとどまらず、EU加盟国に与える影響は大きく、フランスやオランダでは、早くも離脱を求める声が上がっている。

 今回の英国EU離脱が日本に示唆するものがあるとするなら、それは、グローバリゼーション、新自由主義に対する警鐘なのかもしれない。欧州で実施された「国境なきひとつの経済ブロック」という社会実験は、移民という要因を引き金に、崩れようとしている。日本はこの欧州の状況を、他山の石とすべきだ。


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[ 2016/06/26 08:04 ] 外交 | TB(0) | CM(15)
やばいですよね~
駅やスーパーに行くと聞こえるのは外国語(主に中国)
恐ろしい現実を国は理解してない、日本語が聞こえない町・・
安倍さんにこれだけは修正してほしいがさらに拡張するような話
青山さんに期待ですね^^
[ 2016/06/26 08:38 ] [ 編集 ]
マスコミは視聴者をバカにするな
欧州の現状を他山の石と捉える力を日本人は持っている。

これまで日本は外国からそれぞれの歴史・文化・宗教を取り入れて、
それらを自分の国にあった形に変化させ、自国の為に活かしている。

19世紀、白人社会に殖民地化されたアジアの国々を見た日本は、
それを他山の石として、維新後めざましい発展を遂げ、殖民地化を逃れるどころか世界の中の一等国となる。

このような日本人の特性を阻んでいるのが今の日本のマスコミである。
マスコミの大罪は枚挙にいとまがないが、今回のように表面的な事象ばかりに
話題を集中させて、取材と報道に奥行がないというのも、マスコミの怠慢という罪でしょう。「いじめ問題」の報道は典型的ですね。

しかしこれからはインターネットの普及によって、マスコミの薄っぺらさと
同時に偏った報道に違和感を持つ視聴者も増えてくるでしょう。
[ 2016/06/26 09:56 ] [ 編集 ]
日本のメディア
別件ですが今朝の産経読書欄で取り上げられていた「民意の嘘」という櫻井よしこ、花田紀凱両氏著の御本を
<ペルシャ湾で日本の油を運ぶタンカーが武装勢力に襲われたとき、合計三名の米海軍の若者が命を落とし、タンカーの乗組員は無事だった。
「同じ活動の仲間を助けるのは当たり前」と米側は言う。
インド洋で日本が米軍艦に給油していたことが知られていたからである。
しかし小沢民主党が給油は憲法違反だといってこれを止めた。現場の空気はがらっと変わった。「武士道ではない。臆病者だ」と英紙に書かれた。だが特派員を送っているはずの日本の新聞はいっさい報じない。
嘘の「民意」に合わせるためである。以下略>
<新聞とテレビの恐ろしさは嘘を伝えることにあるのではなく、必要な事実を伝えないことにある>
と評論家の西尾幹二氏がご紹介でした。

日本のメディアは海外では馬鹿にされている、とそのメディア出身の「コメンテーター」が他人事の様に言いますが、バカにされているのを知りながら、それを延々とすると言うことは、何らかのはっきりした理由があるはずです。


EUの移民はそれこそ日本の問題で、それでなくても戦中から戦後の入り込みが増殖して只今60万でしたっけ?プラス中共人がどれだけか。
英国の東欧からの移民は通用語である英語は話せるが職業スキルがなくて低所得者が殆ど、故に税金は払わない、が、社会保障は英国人並みに受けられる、その矛盾に年々英国人の不満が募って、という一面もあるそうで、我が国もそのまんまじゃないか?

経済界が少子化で労働力不足だから移民を、と言って居るそうですが移民も人間。単なる労働力ではなく生活もすれば家族も居るしその内生活一般の向上も望むでしょうが、それを雇った企業が全責任持てるのなら穏便に囲い込んでして戴こう。
間違っても約束と違う待遇をして国際的に「日本に奴隷にされた」などと言われない様に。そして犯罪者を出さないように。
[ 2016/06/26 12:26 ] [ 編集 ]
価値観の相違
直近、日本の朝日や毎日などの偏向メディアはこの英国のEUからの離脱を非常に残念がっています。

つまりこの日本の偏向メディアらは自ら『憲法九条護憲』を掲げているように『インターナショナル』と言うのか、『人類は皆ともだち、人々は話し合えば分かり合える』という好意的に捉えれば理想主義的な、否定的に捉えればお花畑バカという意識を強く持っているわけです。別名、『カエルの楽園』の住民です。

その為電波をフル稼働して日本国民の洗脳を日々しているという次第なのですが、そのさよく啓蒙が現実に打ちのめされているというのこの『英国のEU離脱』という現実でしょう。

そもそも国、民族の基底に何が有るのか?

分かり易く言えば、イスラム教徒ならばアラーでしょう。
価値観として『神はアラーしかない』というものです。
では敬虔なキリスト教徒の価値観とは『キリスト』ということでしょう。
その様な民族による価値観の違いは埋める事は出来ません。

そしてヨーロッパ諸国にしても、同じキリスト教国同士でもそれぞれ違うわけです。
それを統一さえるなど土台無理な話です。

無理の地盤の上に、かつてのWWⅡを再来させない為にという事で纏まろうと無理をした結果がここに表れたわけです。

これが異常なのではなくこれが本来の自然な姿だと思います。
さよくとは人間を知らない者達の集団と言い換えることも出来ると思えます。




[ 2016/06/26 12:53 ] [ 編集 ]
移民問題は経済問題を隠ぺいした結果
EUは場当たり的な景気策に過ぎなかったわけです。管理できない「自由」なんか放埓なだけで無秩序を招くだけ。その典型が移民問題。それはEU内では、豊かさを享受しやすい都市部都市圏への雪崩のような集散を生むだけ。周辺地域の過疎と貧困は置き去りにされるから、耕作地は放棄され貨幣経済一本のいびつな経済構造になることは予想されたと思います。
中東からの偽装移民を招くことになったのは、その延長に過ぎなくて、問題を内包していたのを、隠し続けたつけです。
[ 2016/06/26 19:06 ] [ 編集 ]
むしろ離脱を選ばないのなら、イギリスは終わったな、と寂しくなったと思います
そもそも、財政と外交という、国にとって最も重要な政策を独自に行えないのなら、それは果たして国と呼べるものなのでしょうか
イギリスが移民にNOを突きつけたのは、イギリスとアメリカ、イギリスとオーストラリア、イギリスと日本の特殊な関係を考えると、メリットもあると思います
EU経由しイギリスを入り口にして、世界中の英語圏にテロリストが入り込む可能性が、僅かにせよ減る訳ですから
民主主義国家では、政治は選挙によって選ばれた人間に付託されます
イギリス人は、自国に様々な要求を突きつけてくるEUに、政治を任せた覚えなど一度もないでしょう
EU職員は高給を得ており、職員専用のモールまであるそうです
EUは、巨大で傲慢な官僚主義組織になっています
これに、まともな欧州の民主主義国家が我慢しているのが不思議な程です
[ 2016/06/26 19:44 ] [ 編集 ]
日本人の辛さを理解できたか?
高がこれしきの難民で音を上げるなら、60万人の在日に悩まさせられている日本に偉そうに講釈を垂れてきたことを欧州人は謝罪すべきでしょう。
[ 2016/06/26 20:16 ] [ 編集 ]
英国がEUを離脱した原因はズバリ移民問題ですね。
EU内だと色々押し付けられてたり制限が有って国情に合った政策が取れない移民に占領されて国家が崩壊する前に国家主権の回復を図りたいと云う訳ですが、今度はロンドンがイギリスから独立すると宣言してるみたいですね。

現在のロンドン市長はパキスタン移民2世の労働党下院議員でイスラム教徒のサディク・カーン氏でロンドンにおける白人以外の外来種が占める人口率は50%近くに達して居り、法で縛られて物の云えないイギリス人と云うハンデを加えれば事実上ロンドンは他民族に蹂躙、征服された状態だと云えるでしょう。
移民が大手を振って好き放題振る舞うのは何所の国でも同じで、最近ではバッキンガム宮殿をモスクにしようと運動するイスラム系移民も現れる始末で無敗を誇って来た大英帝国は戦わずして移民に敗れる目前、首都陥落、王室末期と云う状態です。

他人事ではない
日本は決して移民を受け入れては成らない
文明の衝突。新たな戦争の形、移民、第三次世界大戦は形を変えて進行中とも見れる
フン族モンゴル帝国イスラム帝国、移民は其れ等の21世紀版だ、これ等を受け入れる馬鹿は普通なら居ないだろが左翼は共産主義の目的達成の為に流入させる機会を狙い移民流入を防いでいる国家、法律と云う城壁に亀裂を入れ積極的に移民の流入を図り内部からの国家の解体、崩壊を狙おうとする。
事実上は外患誘致に相当する。のだが
左翼と資本家は利害が一致する事が多々ある上に、我が国の企業家、経営者の大多数はサヨク被れかサヨクだ
[ 2016/06/26 20:44 ] [ 編集 ]
英国雑感
私の小学生の頃に使っていた世界地図は、(父親からのお下がりでしたが、)まだ、その時代の世界の大半は英領でした。南アやエジプト、アラビア半島やオーストラリア、ニュージーランド、カナダまで。インドだけは辛うじて独立していたか。あの地図は取っておけば良かったな。

私の大学時代でも1£は1080円、ポンドは実に今の10倍の値打ちがありました。当時、外務研修員として英国に留学していた外務省の連中は、英国人から給料の額を聞かれ、正直に答えたら、余りの安さに、月給ではなく週給だと思われたと。
隔世の感があります。

英国の地盤沈下は今に始まったことではないのです。ヴィクトリア女王の即位50周年だかに、インド各地から選抜された、色とりどりの軍帽と制服を身に付けた騎兵連隊がロンドンの街路を風のように疾駆して行き、それを見たロンドン市民が泣いた気持ちが判るような気がします。紫式部ではないけれど、風の音にも驚かれぬかな、その時代から既に英国の衰退の兆はあったのです。

「大英帝国」というのは実在しません。あれは恐らく明治の日本人が、英国をヨーロッパ文明の中心勢力のように思い、また英国の隆盛ぶりに深い畏敬の念を抱いて名付けた名称なのだと思いますね。

我が国は明治憲法の発布以来、大日本帝国を国号に定めますが、どこかで、同じ島帝国として、大英帝国にあやかりたい気持ちが働いたかもしれません。

英国人がその日本からの歴史的な尊敬の念に値する行動を取ることを期待します。
日本にとっても、けっして他人事の問題ではありませんが。

[ 2016/06/27 00:36 ] [ 編集 ]
難民先進国
日本は70年前から60万人の難民を抱える難民先進国。その難民が暴力で先住民を恫喝し、先住民以上の特権を握って暴れまくっている。政府はこの事実を世界に公表すべき。
[ 2016/06/27 08:23 ] [ 編集 ]
高齢者に離脱派が多く、離脱決定してしまったことに対する英国小僧の発言
「年寄りのせいで他所の国に自由に行けなくなっちまったじゃねーか!」
・・・って、おいおい、そっちですかい?

自分の国がどうなろうと、自分が勝手気ままに生きて行ければいいんだよ。
今まで先進国として存在していた国は、なぜ自分達が何不自由なく生活してこられたのか考えない若者が国を滅ぼすんだなと思いました。
[ 2016/06/27 10:41 ] [ 編集 ]
another country
Y子さまの仰せの通りです。

これでは、旅順の攻囲戦どころではない。世界一濃密なドイツ軍の機関銃陣地の火網を前に、1000フィートを前進するのに千人の戦死者を出した、WWⅠのイギリスの英雄たちの霊は浮かばれませんわ。

池田潔氏の名著「自由と規律」に、皇太子時代の昭和天皇が池田氏の在学していたパブリック・スクールを訪れた場面が描かれています。校内の礼拝堂に入られた昭和天皇が壁に飾られたプレートをご覧になっていて…そこには、チャールズ某が、1914年○月○日、北フランスの野において、国家と国王の為に一命を捧げる、彼が最も幸福な時代を送った学窓生活を記念して云々と…戦死者の両親が贈った銘が刻まれております。
昭和天皇が振り返って、にっこりと微笑まれる。

それをじっと見守っていた(神のごとき立派な)校長が、陛下に向かって深々とお辞儀をする。

日本と英国という遠く離れた国の心と心が、パチッと音を立てて結ばれた瞬間だったと池田氏は述懐しておりますが、まるで映画の名シーンを見るかのようです。

それに引きかえ、昨今の志の低さたるや。過ぎてみないと判らないことですが、或いはこの時が、日英両国の全盛時代であったやも知れません。

いかなる嵐の中でも、時間は過ぎるのだ。

(ウィリアム・シェークスピア)
[ 2016/06/27 13:12 ] [ 編集 ]
神様の海峡
ネットで見かけた文言に「日本人は韓国に最高裁判所があったら厭だろあって?」というのがあって、イギリス人には一独立国の諸機能事項がEU本部のブリュッセルから発せられているのが我慢出来ないんだろうな、とその部分は完全に理解出来ました。

ある意味EU会合は密室の官僚会議で民間人の事情は考慮されない不満は当初からあったとか。それで今まで保ったのが私的には以外でした。

NYタイムズだったと思いますが、英国人の「神はイギリス海峡をわざわざその場にお造りになったのに政治家達が埋めようとしている」と答えたインタビューを報じていました。
心が付いて来られない頭脳の決定は必ず破綻する証明でしょうか。

ロシアが喜んで居る、かな?
[ 2016/06/28 00:20 ] [ 編集 ]
訂正致します
一行目 「~厭だろう」とあって  が正文です。
[ 2016/06/28 00:24 ] [ 編集 ]
レッドバロン様 
私は小さい子供の頃、時間や果てや無限などに恐怖を感じることが度々ありまして、そこを追求すればたいした人物になれたかもしれないのですが、そんなことはありませんでした。(笑)
なんて、また的外れなことを書いてしまいお恥ずかしい限りです。

[ 2016/06/28 11:48 ] [ 編集 ]
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