私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  政治 >  枝野「3年内に政権に戻ろうと思っている」 ~ 枝野に問う。三年後に民進党は存在するのか?

枝野「3年内に政権に戻ろうと思っている」 ~ 枝野に問う。三年後に民進党は存在するのか?

← 応援クリック、ありがとうございます。

 米大統領選は、どうやらクリントンとトランプの対決になるようだ。11月の大統領選までまだいくつも山があるだろうが、日本にとっては最大の同盟国のリーダー争いだけに、目は離せない。私は仮にトランプが大統領になったとしたら、彼は彼自身の今までの言動ゆえに苦しむだろうと思っている。現状に不満を持つ大衆受けに散々言いたいことを言ってきたが、いざ大統領になれば、彼は政治の現実に直面するはずだ。なぜそう思うかというと、そういう展開を、2009年の総選挙前に我が国で見ているからである。

 2009年の政権交代選挙の際、当時の民主党はトランプのように言いたい放題だった。党是である自民党批判に加え、実現不可能な政策を、現実を無視して垂れ流した。その最大の負の遺産が「マニフェスト」である。彼らは、今のトランプのようであった。しかし、いざ政権に就いたら何もできず、結局国民の多くは詐欺の片棒を担いでしまった現実に憤慨し、民主党政権は3年余りで下野したのである。

 しかし、彼らはまったく懲りていない。先週土曜日に紹介した民進党のポスターは、「まず、2/3を取らせないこと」という、気概のなさを隠そうともしないものだった。参院選で与党に勝つ、政権に返り咲くという思想はそこには皆無だ。が、一方、幹事長の枝野は、そんな“やる気”のないポスターなど無かったかのように、強気の発言を繰り出している。なんと、3年内くらいで政権に戻ろうと思っているのだそうだ。

 問 参院選の議席獲得目標について、玄葉選対委員長が今回と3年後の選挙で自公過半数割れに追い込むと言っていたが、幹事長はどうお考えか。

 答 3年内くらいで政権に戻ろうと思っている。そのときに(衆院と参院が)ねじれているとやりにくい。3年後まで政権に復帰して、3年後の参院選ではねじれを解消したい。

 問 そのために今回は何議席を獲得目標とするか。

 答 いつも申し上げているが、これから選挙を戦う。そのために支えてくれる人がたくさんいるのに何人か落ちてもいいというのは無責任。全員当選を目指している。

枝野


 これは、枝野がさいたま市内で開いた自身の講演会のあと、記者団の質問に答えた内容である。民進党のオフィシャルサイトに掲載されていた。

 3年以内に政権に戻るということは、今回の参院選で歴史的大勝利を遂げ、安倍政権が次に打つ衆院解散での総選挙に大勝することが最低条件になる。枝野が何を根拠にこのブラフを放っているのか、そして勝算があるのかは不明だが、この「3年内」は単なる「掛け声」でしかない。幹事長なら、今の民進党のポジションを熟知しているはずだからだ。

 民進党のポジションとはなにか。端的に言えば、各種世論調査で示される政党支持率を見れば一目瞭然だ。

・時事通信/自民党 25.6%/民進党 4.3%(5.9対1)
・FNN・産経/自民党 41.1%/民進党 7.9%(5.2対1)
・テレ朝・報ステ/自民党 43.6%/民進党 14.5%(3対1)
・JNN(TBS)/自民党 34.8%/民進党 7.5%(4.6対1)
・朝日新聞/自民党 37%/民進党 7%(5.3対1)
・NHK/自民党 38.1%/民進党 7.6%(5.0対1)

 いずれも5月の調査結果で、調べれば他にもあるが、列挙はこれくらいで十分だろう。参院選の投票先と必ずしも一致はしないが、単純に政党支持率を自民対民進で比較すると、3倍~6倍の開きがある。これで政権に戻るなどいうのは夢のまた夢。そんな夢を見ること自体、有権者にとっては迷惑な話だ。

 私も過去に指摘したが、むしろ3年後に、民進党という政党が存在するかということのほうが問題ではないか。下野したのち、この政党は政権に戻るために何かをしてきたのか。まずは政党としての理念をまとめ、そのうえで理想主義から脱却し、政策を磨き、政権与党と伍していける力をつけるための努力をしたのか。

 民進党が下野後にやってきたのは、単に自民党の批判だけだ。その点において、政権に就く前の民主党に先祖返りしただけなのである。支持が得られないのは、失敗を反省することはもとより、理念、政策の党としての頼もしさを、有権者が微塵も感じていないからではないのか。

 私は早晩、この政党が分裂すると思っている。3年後に民進党が存在するか、野次馬的に眺めていくのも、また興味深い。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2016/06/14 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(6)
離党
全員離党し合流しちゃう?
[ 2016/06/14 14:16 ] [ 編集 ]
噴飯モノ言いたいがそうとも言えない
後段「私も過去に指摘したが~」のご意見は、民主党政権時を知る有権者にはどなたも(奇妙な部分は別として)首肯される、真っ当なご指摘だと存じますが、特に枝野が「三年」というからにはそれなりの計画があっての発言では無いか?と用心に越した事はない、と考えます。

今回の参院選から18才の有権者が加わります。彼等の政治認識は未だ未知数でどう出るか分りませんし、シールズの様な組織も存在していますから、その手の組織化にノウハウを持つサヨクならではの利点はあるでしょう。
また、彼等には反日報道界が付いて居ます。

09年選挙までの第一次安倍内閣から麻生内閣の三年間、個人攻撃の為には捏造歪曲貶めの連日報道でした。
その手法は沖縄知事選でも成功し、今の知事が誕生致しました。
トップの両者共に有権者には、あそこまでは酷くは無いだろう(脳力の差はあります)と選挙時には思えていた人です。
09年時、もしも菅直人や仙谷某が表紙であればあり得なかった政権でしょう。
そして裏で操ったのが元社会党事務局職員と言われて居ます。有権者には見えない構造です。

三匹目の泥鰌がいる我が国だとは思いたくないですが、どんな悪辣な手を使ってでも三年で奪還するつもり、つもりだけは計画されているのではないか?と懸念致します。

尖閣・沖縄に動く中国海軍と呼応する国内サヨクには、どんなに注意しても過ぎる事は無いのが今の日本ではないでしょうか。
[ 2016/06/14 14:27 ] [ 編集 ]
追筆
党名は変わるのでしょうw

彼等は何時までも「昔の名前で出て」はいない可能性大です。
[ 2016/06/14 14:33 ] [ 編集 ]
言わせておけばいいが、一応注視すべき
もはやこの政党に期待する国民など皆無でしょう。一部、冷徹な現実を直視できない狂信者を除いて。

しかしながら、悪運が強いのか何だか知りませんが、何らかの勢力がこういった風前の灯の政党を支援する為に、少なからず生き残る事がありますから、幾分、懸念材料ではあります。

参院選まで断末魔の叫び声を上げ続けていればいいと思いますが、一応、野党の動きには注視しておく必要があるかと思います。
[ 2016/06/14 20:40 ] [ 編集 ]
変体しても変態
台湾に名前で迷惑をかけている「日本民進党」。
その前身、民主党 &おまけ維新の党
そこで民主党が無くなって良かったのが、
あの根性がひねくれ捩じったような日の丸の様な党のマークを見なくて済むことでした。

そのうち日本民進党が消えて良かったことは
さて何だろうか?
今から楽しみです。
三跪九叩頭の礼・土下座ロゴが消えることは分かっています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%B7%AA%E4%B9%9D%E5%8F%A9%E9%A0%AD%E3%81%AE%E7%A4%BC

さあ、次はどうトランスフォームするのか。
名前は変わってもいつまでも中身は変わらない変態さよく政党です。
[ 2016/06/15 07:52 ] [ 編集 ]
クーデターの予告?
政党支持率5%未満の成り済まし政党が3年ぐらいで政権に戻る唯一の方法は
クーデターしかないでしょう。
3年かけて共産ゲリラを育成し、支那人民解放軍の後ろ盾で政権を奪うつもりかも。
なにしろ「目的のためなら手段を選ばない」テロリスト思考のぱよちん集団だから。
[ 2016/06/15 09:58 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。

トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: