私的憂国の書

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野党共闘、民共合作は、本質的には民主党政権と変わらない

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 日曜日に投開票された衆院補選。北海道5区では、自民党の和田義明氏が、野党統一候補の池田真紀氏に競り勝った。私は生まれも育ちも北海道だから、土地の雰囲気はある程度わかっているつもりだ。朝日新聞より左傾斜が強い北海道新聞が圧倒的なシェアを誇り、毎日道民を洗脳する。私の知人の範囲に限るが、ある程度学がある人でも、ほとんどが安倍政権に批判的である。土地柄として、昔から革新勢力が強く、保守系にとって盤石な選挙区はない。

 今回の選挙でも接戦が繰り広げられた。朝日新聞など、25日の社説で「野党の選挙協力を続けよ!」とばかりに、こう書いている。

衆院補欠選挙 与野党接戦が示すもの (朝日新聞)

 例えば14年の前回総選挙。町村氏の約13万票に対し、民主候補約9万5千票、共産候補約3万票と町村氏が大差をつけた。だが、民主と共産の得票を合計すれば、当選した町村氏との差は約5千票に縮まる。
 これまで野党がバラバラに候補を立てていたことが、与党を利していたのは明らかだ。
 今回、敗れはしたものの接戦となったことは、野党共闘が、与党に迫る大きな力になりうることを示したと言える。


 ところが、これはちょっと違う。朝日は野党共闘が自民党に脅威を与えると断言しているようだが、今回の選挙では、民共合作が必ずしも効果を生んでいない。

自民野党自民得票民共合作
第47回補選52%48%135,842123,517
第47回51%49%131,394126,498
第46回49%51%128,435131,522

 今回の第47回衆院補選での民共合作得票数は、過去の2回の選挙で民主党と共産党の得票数の合計から若干減らしている。(第46回はみんなの党の評も含む。) 朝日新聞が言うように、必ずしも「野党共闘が、与党に迫る大きな力になりうることを示した」とは言えないのだ。朝日の社説はどのような結果でも安倍政権批判のためのものだから、接戦を大きく持ち上げたいのはわかる。しかし、仮にも新聞記者なら、過去の経緯もしっかり踏まえて論陣を張ってもらいたいものだ。

 野党は、今回の補選で、オールスターキャストを揃えて臨んだ。岡田代表はもちろんのこと、共産党とも同じ選挙カーの上に立ち、細野や前原、蓮舫、ガソリーヌと、次々と主力級をつぎ込んだ。それだけではない。池田まきの応援演説には、打倒安倍政権に燃える鳥越俊太郎、山口二郎、SEALDs奥田なども参加している。早い話が、鳥越や山口、奥田といった活動家を投入しても、前回の選挙と比較しても、何のプラス材料をもたらさなかったということである。

山口二郎

鳥越俊太郎

SEALDs奥田(補選)


 「安倍、お前は人間じゃない。たたき切ってやる」で嘲笑の的となった山口は、敗戦を受け、こう呟いた。


 山口は、野党共闘の目標を「安倍政治を終わらせる」ことだと定義している。以前から主張していることだから、決して目新しいことではない。鳥越も奥田も、その一心で北海道に入ったに違いない。ところがこの目標、どこかで聞いたことがあるのだ。

 それは、2009年に民主党が掲げた選挙標語、「政権交代」だ。政権交代ということ自体、政治目標にはなりえない。政治とは、何を為すかが目標であるべきで、政権を取るということ自体はそのプロセスのひとつの過程に過ぎない。民主党政権の失敗は、政権交代自体が目標となり、政権交代を成し遂げた後のシナリオがほとんど描けていなかったことではないのか。

 野党共闘も同じく、政治目標を「打倒安倍政権」に据えている。あり得ないことだが、仮にこの野党連合が政権を奪取したとしても、その後の政治目標は白紙だ。集団的自衛権についても、彼らの目標は「廃案」であって、じゃあどうやって日本を守るのかという論点では民主と共産はアプローチが異なる。従って、民共合作は自ずと空中分解する。

 そんな低俗な政治目標を掲げているから、支持が伸びないのだ。FNN・産経の世論調査では、民進党の支持率が結党直前の前回調査から5.5ポイントも下げ、7.3%だったそうである。民進党がこのままのスタンスで参院選に突っ込むなら、自民党は大歓迎だろう。詐欺に対する有権者の恨みは深い。大義のない政党が大義とは言えない看板を掲げて支持を乞うても、有権者は尻尾を振らない。


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[ 2016/04/26 07:16 ] 政治 | TB(1) | CM(13)
サヨク陣営があれを接戦と捉えてるなら
この先もしくじり続けますね(笑)
[ 2016/04/26 08:03 ] [ 編集 ]
思い出そう
H21年鳩山政権が誕生し、4年弱に渡り民主党連立政権が、国のかじ取りを行った。 閣僚(法務)千葉、江田、千石、小川(外務)岡田、枝野(防衛)北澤、田中(厚労)長妻、小宮山 他 原口、蓮舫、岡崎、赤松、安住・・外国人地方参政権の国会審議を亀井氏の反対で阻止。 もし民進共産の連立政権が出来たら共産党の閣僚が誕生する。まるでおままごとの世界だ。過ちを繰り返してはなりません。 
[ 2016/04/26 08:47 ] [ 編集 ]
「惜敗」なのだろうか。
「惜敗」、「惜敗」と言うけれど、
双方の基礎票からして、ほぼ当然の票数ではないか。
だとすれば、当然の結果でしかないと思うが・・・。

民共やマスコミの「惜敗」論に簡単に乗せられる保守も情けない。

[ 2016/04/26 08:59 ] [ 編集 ]
???
>民共やマスコミの「惜敗」論に簡単に乗せられる保守も情けない。

保守の誰が「簡単に乗せられ」ているのでしょう?
[ 2016/04/26 09:44 ] [ 編集 ]
よゆう
マスゴミ庇護の下=ゆとり政党=政策は反自民・反安倍だけのお気楽
[ 2016/04/26 11:20 ] [ 編集 ]
「オールスターキャスト」 
野田豚、北澤俊美(元防衛相・超無能)も忘れないで!

こ奴ら池田候補とガン首揃えて千歳第七師団(機甲部隊)の駐屯地の前で
立ん坊をしつつ隊員に手を振っていたと22日付の産経ニュースにありました。

自衛官が自分自身の安全を考えた時、世界最強の米軍と対等な同盟を維持
することが最も効果的な戦争の抑止であり安全の担保と思うはずです。
それが政権に就くや否や自衛隊に仇をなし、結党以来アダをなし続けてきた
共産党と野合しても、なお駐屯地に出かける精神構造に驚き呆れます。

自民新人とは云えよく野合候補と1万2千票の差で収まりましたねぇ・・・

余談ながら、野田は「私の父は習志野空挺団(超精鋭部隊)で降下訓練に
励む姿を畏敬しつつ官舎で育った」と嘯いているとか。 しかし現実には
野田オヤジは駐屯地を管理する支援部隊の勤務であったと週刊ポストに
記事があるようです。   (ネット上はNewポストセブン)
[ 2016/04/26 12:40 ] [ 編集 ]
敗戦の弁
北海道出身のスポーツ選手が表彰台で見せる態度で彼の地の雰囲気は常々解る気がしております。
土地と人間の150年超の困苦の歴史を考えれば然もありなんとも思えますし、ではありますけれどねえ、とも感じますが、国があってこその日本人という意識は持って国政を考えて戴ければ、と切に思います。

今回の補選は北海道の経済を思うと、TPPの全体像が未だ明確にはなっていないし、熊本・大分の震災で安倍総理は応援に入れないし、で、かなりキツイかもと思って居りました。
なので票差一万二千は油断は出来ないけれどひとまずは安心、ではないでしょうか。

新党大地の元締めオッサンが「北海道は”大地”次第」的なオコトバで安倍総理に恩を売るかのような天狗ぶりでしたが、自民党は冷静に分析して今後に生かすべきでしょう。

内地(by北海道に居る縁者)の、主に首都圏の”有名言うだけサヨク”が何十人と雁首を並べても、北海道民の不屈の闘志にはタダの見世物ではなかったか?と想像致します。

敗者の女性候補が「権力に負けた」と敗戦の弁。間違ってこの様な社会認識の者が選出されないで、本当に善かった!とシミジミ思わせて呉れた言葉でした。
アンタねえ、当選していたらソノ「権力」保持者になるんだよ。国政に参加しようとするならせめて真面目に言葉を考えてからにしておくれでないかえ?
[ 2016/04/26 13:19 ] [ 編集 ]
権力者って・・
>敗者の女性候補が「権力に負けた」と敗戦の弁。

権力者って、いったい誰のことなのでしょう?民主主義では、最高の権力者は「国民」なんですけどね。すなわち、かの女史は、北海道の善良な国民に負けたということですね。
しかし、この敗戦の女史、そんなことも知らないのかなww
[ 2016/04/26 14:08 ] [ 編集 ]
昔男ありけり
話は古いですが、北海道はうちの曾祖父が日銀(小樽支店)の行員として赴任した地で、多少の思い入れがあります。その後、曾祖父は牧場の経営に手を出したりして失敗し、志を果たさずに若死にしたと聞いております。

その北海道はアメリカ合衆国の歴史とさして変わりがありません。たかだか二百年の歴史しかない新開地のアメリカに、本当に「保守」がいるのか、という疑問とあるのと同じように、北海道において保守が成立するには、なかなか難しい条件があるでしょう。


故町村氏は日比谷高校から東大を経て通産省に入った逸材、スポーツとバレエ・音楽・演劇を愛した日本の政治家には珍しい都会派の秀才でありました。北海道との結びつきは「町村ぼくじょう」というのがあるのですな。ウチの曾祖父ちゃんと違って成功したんだ!?
いつも和田氏の隣にいる、細身で、爽やかな美形の奥様が町村氏の令嬢ですね。どこかに町村氏の面差しがあります。

町村氏は娘に選挙地盤を譲る気持ちはまったくなかったようですが、和田氏自身のことはよく知りません。やたら元気そうで。(笑)
一昔前の、モーレツ商社マンというタイプでしょうか。

可憐な奥様と同様に、北海道と「本土」を結ぶ、強力な架け橋となってくれますように。

[ 2016/04/26 15:33 ] [ 編集 ]
HN記入漏れ

前の投稿は、わたくしめです。
[ 2016/04/26 15:36 ] [ 編集 ]
一番は何処?
北海道新聞のサヨク度もよく聴きますが、信濃毎日とか西日本新聞とか、朝日に負けない反日新聞社がいっぱいの日本で、沖縄二紙を外してどの社が一番酷いのでしょうね。
反日新聞社ナンバーワンは何処?w

酷くても配達範囲での影響度も考えないと比較にはならないでしょうし、(書きたいだけ書いても漫画チックな受けとめられ方なら問題外)中央紙だけで考えて居ては特に選挙時には油断なのかも知れません。




[ 2016/04/26 23:07 ] [ 編集 ]
東京新聞・中日新聞も
酷いものですよ。東京では五大紙が揃い踏みなので、目立たないだけで。

普段は朝日新聞を取っていた私の知り合い(女性)が、東京新聞を購読してみて、そのアカ度にびっくりしてましたもの。安保法案が国会に上程されていた頃には、毎日、新聞の一面にデモの集合場所が載っていて、読者に動員をかけるという。

さすがに呆れ果てて、継続を断ったそうですが、東京新聞の支社長が直筆の手紙を寄越すという泣き落とし戦術に合い、つい可哀そうになって、また取ってしまったという。(笑)

今はやっとアカ新聞から足抜け出来て、読売と産経を交互に取っているようですが。

なお都内の実売数では、産経が毎日をすでに上回っているそうです。

[ 2016/04/26 23:46 ] [ 編集 ]
涙の支社長w
産経は実際に読んでみないと分らない程に「右翼色」評価が先行周知している感じで、気の毒にも思います。
読めば分る当たり前記事紙ですけれど。

個人的には御皇室記事に何故か秋篠宮家を無視し過ぎている大不満はありますが。
発行に全国展開出来ているのか?企業の体力が多少弱そうなのも気懸りです。何と言っても唯一の保守紙ですから。

東京新聞は直筆作戦で来るか!w 
お涙頂戴では役者の価値は下がるだけ、と知るべきですね、その支社長。


[ 2016/04/27 00:25 ] [ 編集 ]
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