私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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民維合流という、ただの“ごった煮”

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 政界再編が叫ばれて久しいが、生き残りをかけて再編しなければならなかったはずの野党の側は、共産党提唱の国民連合政府にはなびかず、どうやら民主と維新の合流という、中途半端な結果に終わりそうだ。生活の党が加わるという話もあるが、ごった煮状態にさらに拍車がかかるだけである。共同通信など、「150人規模で新党へ」などともて囃しているが、来る選挙が参院選であろうとダブルであろうと、現有150の勢力からのマイナスをどれだけ食い止められるかというのが焦点になると、私は勝手に見ている。

民維合流


 民維合流とはいうものの、実態は単にA党とB党がくっ付いただけに過ぎない。これに生活の党が加わったら、単にA+B+Cなだけ。言うまでもなく、理念、政策、綱領などはすべてこれからで、「兎に角、足し算をしよう」という短絡的な合流劇だ。最近、予算委員会等によく出てくる民主党の大串某のブログを読めば、現在進行形の合流の実態が如実に示されている。

合流し、新党を作る目的 (大串ひろしブログ)

民主・維新で合流し新党を作っていく方針を、両党の代表が明らかにしました。三月末をめどに。

党の名称はこれからみんなで考えていこうということです。

与党側からは、否定的な意見が出ているようですが、私はそれは危機感のあらわれと見ています。

この合流は、とにかく、夏の参議院選に向けて、安倍政権の独走をストップしていくという大きな目標のためです。

具体論はこれからです。地方組織の皆さんの声もしっかり受け止めていかなければなりません。

とにかく、安倍政権にしっかり対峙できる勢力を作り出す。その大きな目標に向けて、どんな困難でも乗り越えていかなければなりません。


 現状を観察する限り、危機感を持つべきは民主ら野党の側だろう。それを大串は、「与党側からの否定的な意見は、与党側の危機感のあらわれ」と説く。呑気なものだ。 政治家にとって、自分や自分の党を客観視できないのは致命的といっていいだろう。「与党の危機感」という解釈は、自分たちの置かれた立場が見えていないだけの楽観論だ。

 「とにかく、夏の参議院選に向けて、安倍政権の独走をストップしていくという大きな目標のため」「とにかく、安倍政権にしっかり対峙できる勢力を作り出す」という言い分も、野合批判への言い訳に過ぎない。安倍政権の独走を止めるというスローガンは良く聞かれるが、これは抵抗野党の考え方だ。そもそも、仮に安倍政権をストップさせることに成功したとして、その後に何があるのかを語らずして、国民の支持が得られると思っているなら、大馬鹿者である。

 実質的に吸収される維新所属議員にしても、彼らが「維新」を名乗る資格などないと、私は思う。「維新」とは橋下徹が掲げた看板であり、現維新は橋下が吹かせた風によって選挙で拾われた連中だ。中には、民主党に後足で砂をかけて同党を飛び出した者もいる。臆面なく民主党に戻る議員も、その議員を満面の笑みで受け入れる民主党の節操のなさにも、呆れる。

 ブリタニカ国際大百科事典には、政党は「選挙や革命を通じて政治権力を獲得・維持し,または政策決定過程に影響力を行使することにより,有権者に提示した政策を実現しようとする集団」と定義されている。この「有権者に提示した政策」という要素がまるでない以上、合流した民維合流団体を政党と呼べるのか、という疑問がわく。大串は「新党を作っていく方針」と書いているが、こんなものは新党でも何でもない。

 とにかく何でもいいから合体し、「具体論はこれから」だそうだ。具体論とは、総論で合意して初めて出てくるものだろうが、彼等2党が合意したのは、安倍政権をストップさせる、安保法案反対ぐらいなものではないか。こんなものは総論とは言わない。

 「具体論はこれから」というのは、まさに野合の証明のようなことばだ。「安倍政権の独走をストップしていく」という目的は純粋に自己都合であって、そこに国民の目線はない。反自民だけ勢力が政権を担うという実証実験は、大失敗として、国民の頭に深く強く気億されている。それを跳ね返したいなら、「反自民、安倍政権ストップ」などではなく、理念や政策をしっかり固め、国民に向かって語りかけるべきではないのか。それができるくらいなら、「(民維合流に)期待しない 63%」という数字など出てこないのだが。

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[ 2016/02/26 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(13)
手段の目的化
ブログ主様の指摘通り、政権を取った後のことは考えていません。

民主党は「ネクストキャビネット」なんてオママゴトをやってますが、それが全く無意味であったことが、2009年の政権交代で露呈しました。
本音として、政権取って好き勝手したい、だと思います。
有田ヨシフの政治資金収支報告書を見れば、毎年1000万の繰り越し。
結局は「金」目当て+議員特権が欲しいと。

偽維新の内訳をみると、元民主と潰れた「みんなの党」の残党。
要するに選挙に勝てるかどうかが目的であり、橋下氏がいない「維新の党」では選挙に勝てないと焦っているだけです。
江田、松野、両氏の政党乗っ取り成功が、破綻を招く悪手であり、政策も何も無い事を表しているのが興味深いですね。

悪夢の民主党政権3年3ヶ月を経験した国民は、労組や宗教団体などを除いて、マスゴミ扇動にも靡かなくなっています。
自民党が全面的に良いという訳ではなく、消去法による消極的支持が多いのですが、いろいろ失点を重ねても、支持率が大して変わっていません。

建設的な政策論議が出来ない以上、国民が選ぶ理由は無いですから。
なお、週明け国会でもまだ甘利氏を追及する由、単なる審議妨害に他なりません。
[ 2016/02/26 10:10 ] [ 編集 ]
党名変えても
中身は変わらず包装紙をかえ新製品発売とは
ヤドカリが浜辺で頭にタオル乗せ
「ミンスが〜」♬
[ 2016/02/26 13:52 ] [ 編集 ]
民衆の声は「神」の声
大震災と原発事故に加えて+すっから菅内閣による希代の人災で、真っ暗闇の中をさ迷っていた頃の日本の話です。

実際、不夜城のごとく煌めく上海から成田に戻ってきた友人は、空港から東京に至る街路の余りの暗さを見て、もはや日本は立ち直れないのではないか、と、すっかり落ち込んだといいます。

ネットでも様々な意見や批判が飛び交っていましたが、その中でも最高傑作と思われるものをご紹介しましょう。

「幕僚長、頼むから軍政をしいてくれ!」

2度目のジョークはありませんよ。

奇しくも本日は、雪のあの日からちょうど80年目。もちろん「討ち入り」の様式美はコスト上、割愛せざるを得ませんが、国民がそこまでの決意を固めていることに気づく感性があれば、民・維両党はとうの昔に解散しているでしょう。


民衆の声は神の声、トランプ候補への追い風を見ても、民主主義は他者からの攻撃ではなく、それ自体の矛盾を以て崩壊するでしょう。

これは丸山真男先生が戦前の「天皇制ファシズム体制」の生成と崩壊過程を分析した論点のコピーですが、恐ろしいことにこの分析は、丸山先生がその虚しさを知りつつも信奉した戦後民主主義に対しても、ピタリと当てはまるのです。

やはり先生は一流の政治学者でしたね。これは皮肉ではありません。

[ 2016/02/26 14:56 ] [ 編集 ]
反日メディアの終焉
今夏の衆参ダブル選挙(になってほしいという願望を込めて)は
野合の反日政党と反日メディアが終焉を迎える日となるだろう。
それを実現する最大の決め手は来年の消費増税凍結だ。
そのためのダブル選でもある。

安倍首相が財務官僚の圧力に屈せず、これを断行できれば自民単独の大勝は可能。イカサマ政党公明抜きで3分の2確保も夢ではない。
反日政党と反日メディアに引導を渡す最大のチャンスが訪れようとしているが、果たして安倍さんはヘタレ癖を返上できるか?
[ 2016/02/26 17:34 ] [ 編集 ]
最後の最後まで卑怯な政党
民主党が、1人だけ残して他の全員が離党するという、不自然な動きをしていますが、どうやら解党を行うと、政党交付金約100億円を全額国へ返還しなければならなくなるようで、これを回避する為に法の抜け道を突いてきたようです。

また、「民主党」という名前が、悪政イメージが強すぎる為、名前変更(新党ロンダリング)を行う事で、そのイメージを有耶無耶にしようという魂胆も見え隠れしています。

ゴミとゴミが混ざり合っても、粗大ゴミになる可能性は有れど、金塊になり得る事は無いのですが、どこまでも卑怯な手段を用いる集団に未来などあるわけがありません。

100億円の税金の無駄遣いを防ぐ為に、このような解党方法は禁止されるべきだろうと思いますね。
[ 2016/02/26 19:25 ] [ 編集 ]
国民はそんなに馬鹿ではありません。
現(元を含む)民主党の岡田党首たちは、よほど自分たちが優れていて、間違っているのは国民であり、自分たちの信念を達成するのが、政治だと思っているようです。これはまさに、共産党、あるいはナチスの考え方です。言っても無駄ですが、「初めにイデオロギーありき」ではなく、謙虚な気持ちで政治や国民に向い合う姿勢が大切ですが、とても理解できないでしょう。もう一つ、現民主党に欠けているものは、政治を生活の資源としてしか考えていない輩が多いことです。これは、政治を商売と割り切っているのでいうこともありません。岡田さんが考えるほど、国民は馬鹿ではありません。
[ 2016/02/26 20:01 ] [ 編集 ]
比例区議員は?
こういうとき、選挙区ではなく比例区選出の議員はどうなるのでしょう?一応は政党で選ばれた形ですのに、一緒に移動混合して良いのかしら?

で、この野合政党の綱領が出来る頃にはまた「再編」よ、きっと。

バロン閣下、丸山真男教授は最晩年に多少論旨変更された、と久保紘之氏が以前WiLLで紹介して居られました。良い方向に、だったと思いますが(未だ私はその変更文章に出逢っていません)。

yasu様 消費税アップ延期を理由にダブルは有るのでは?と期待しております。が、その前に人事、です。
[ 2016/02/26 20:44 ] [ 編集 ]
安倍陰謀説
新党反日連合赤軍の心の叫び

「100億も頂戴した、泥船に乗った心算で沈むならお前も一緒ニダ、全員で負ければ怖くない」

「我々全員で纏っても議席は共産以外伸びないのは分かり切ってるから責任の所在を曖昧にする為反日夜盗全員で野合するニダ」
「0と0が足されても0にしか過ぎぬ事等知っ取るわ敢て自爆テロの道を辿り幕引きと死体、ドンチャン騒ぎも疲れたニダ」

「俺達夜盗が無能なのもやる気が無いのも全て安倍のせい、陰謀ニダ」

訂正
新党×
党名ロンダリング○
[ 2016/02/26 22:16 ] [ 編集 ]
こはる様

晩年の丸山先生といえば「古層」の研究でしょうか。若い頃、散々ぱら批判していた日本人の精神構造を、ほとんど丸ごと肯定的に評価しています。


丸山先生は政治学者でありながら日本政治思想史の大家でもありましたが、60年安保闘争に敗れ、70年安保では戦後民主主義の代表格として、右からも左からもボロカスに叩かれて、すっかり嫌気がさした?ご様子です。仕舞いには政治学の看板を降ろしてしまわれましたね。


それでも某法政大学の、山口某のバカとは、比べるだけでも失礼な存在ですが。
[ 2016/02/26 23:02 ] [ 編集 ]
革命と維新と破壊
革命とは、暴君の圧政から無力な民衆を解放し、革命の指導者が民衆を正しき方向へと導く新体制を立ち上げる事を指すのだろうと思う。これに該当するのが、キューバ革命に当てはまるのかもしれないと思う。

維新は、明治の元勲、すなわち伊藤、大久保らの事を指すのだろうと思う。彼らは、革命を起こしたわけではないが、新たな時代を切り開くために必要不可欠な存在であった。

これと似て非なるものが破壊だ。これは単に現体制秩序を破壊したいだけで、その先の事まで見通してはいない。これに該当するのは、ロシア革命、文化大革命、安保闘争、そして民主党政治などではないか。

明治の元勲やキューバ革命などは民衆を正しい方向へと導くために、(見方にもよるが)優れた指導者が、新政府軍や革命軍を率いていた。彼らは、先の世界まで見通して維新や革命を行っていた。

しかしながら、ロシアや支那などで行われた共産主義革命、日本でも共産党が引き起こしてきた数々の事件や闘争などには民衆は着いて来なかった。

これらの革命もどきの破壊活動は、過激思想にかぶれた基地外が引き起こしただけで、民衆は彼らを支持していたわけでは無かっただろうと思う。

革命や維新は、人望のある者が行えば、良き時代を築き上げる事ができるが、共産思想などの矛盾だらけで欠陥思想にかぶれただけの基地外が単に暴れまわるだけでは、民衆の支持を得る事は出来ず、結局失敗に終わるだけだ。

仮に成功したとしても、後の時代には共産党一党独裁による虚実と粛清にあふれる恐怖の圧政が始まるだけだ。

自分は、同じ武装蜂起であっても、明治の元勲のような優れた人徳と教養、行動力を備えた者による武力蜂起ならば支持するかもしれないが、共産革命のような、社会に対する怨恨と、民衆に対する侮蔑による破壊活動ならば一切支持はしないだろうと思う。
[ 2016/02/26 23:32 ] [ 編集 ]
ナチスも破壊者だった
ちなみに、ナチスも維新のように見えるが、厳密には破壊ですね。

経済政策は維新でしたが、ヒトラーの根本にはユダヤに対する怨恨がありました。

結果的に、ホロコーストという形でヒトラーは怨恨を成就させようとしましたが、破滅を導いたのが実情です。

やはり怨恨からの政治は破滅しかもたらしません。優れた人格者による新体制の樹立でなければダメです。
[ 2016/02/26 23:36 ] [ 編集 ]
生乾きの仏
堤堯氏の言に依れば、村山富市、河野洋平、等の様な連中を政界では「生乾きの仏」というのだとか。成仏できない、という意味だそうです。
これに今、その仲間入り出来るのが松野ではないか、と思います。
真面目な顔をしてこの期に及んで「政権交代を可能にする新党」「税制改革の徹底で無駄遣い撤廃」だとか。
本当に税の無駄遣いに配慮するなら、先ずは次の選挙以降、一派ごと引退するのが「誠実な実行力」であろう。


バロン閣下 「古層」研究というのですか。
閣下のご説明の通りの久保氏紹介文言でした。

丸山教授が何故あれ程の地位を占められたか、を説明していた小文を大分昔読みましたが筆者を記憶して居ません。
戦後「民主主義こそが正しい」というGHQ路線が社会一般に広められ、日本人はその「民主主義」を実践するにはどうしたら良いのか、そもそも「民主主義」とは何か?が具体的に分らない、というので地方各地にその説明をする為に、全国行脚で会議場から公民館まで丸山氏が(その頃には未だ教授ではなかったのか?)引っ張りだこだったのだと。

今から考えれば、日本の政治にはほぼ常に民に心を寄せる歴史で、言葉で言えば民主主義と言われても良さそうな思想が通底していると思うのですが、戦後の「精神の転換」強迫症の様なものが、占領軍政治は全て新しいものだろう、と思えたのか?
とにかく「民主主義の神様」的扱いを、教授の思いとは別次元で敷かれた行った。そのような説明でした。

直接は存じ上げない方ですが、そういう見方を知ればご本人様はもっと自由で在りたかったのでは?とも思いました。毀誉褒貶は他人がする事ですから。

ご葬儀だったかお通夜だったかの時、可愛がられていた天満敦子さんがバッハの「シャコンヌ」を手向けられたお話がなんとも羨ましい、です。
[ 2016/02/27 00:36 ] [ 編集 ]
ごった煮
http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20

この合わせ技、中には美味しいものもあります。

がしかし、腐った材料とカビだらけの材料と賞味期限を大幅に過ぎた材料でのごった煮。

もう味が想像できます。
[ 2016/02/27 07:25 ] [ 編集 ]
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