私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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朝日新聞の「国隠し」

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 私は、毎朝の日課として、朝日新聞の社説を読んでいる。いわば、朝日社説マニアだ。個人的には、この新聞の論説や方向性には真逆のスタンスだが、敵方の思想を知ることは大切である。腹が立つことが多く、決して愉快な日課ではないが…。

 昨日の朝日の社説は、「2016年の世界 扇動を排し市民の関与を」と題したもので、米国のドナルド・トランプや欧州の右派勢力の台頭に懸念を示し、そのような政治家を大衆の扇動者と批判し、ポピュリストとこき下ろしている。驚くべきことに、この社説には「市民」ということばが、タイトルを含めて10回も登場する。いまの時代を「グローバル化によって国家の枠組みが緩んでいる時代」と定義ししているのだが、恣意的に「市民」という呼称を頻出させることによって、国という枠組みを無視させるようにリードしているようにも思われる。私はこれを「国隠し」と呼んでいる。

朝日新聞本社


 この「市民」という呼称を、朝日は好んで使う。年末に読んだ朝日記事の中で最悪だったのは、編集委員・箱田哲也が書いた、「日韓新時代、育むのは市民 慰安婦問題合意」というコラムである。箱田はこう書いている。

 今こそ慰安婦問題の原点を見つめ直すことが大切だ。元慰安婦の女性たちの心を癒やし、尊厳を回復する必要がある。紛争下で女性の人権をいかに守るのかはまさしく現代の問題であり、日本と韓国が手を携えて取り組むことができる目標でもある。

 産声を上げたばかりの合意はこれから、多くの試練にさらされるだろう。それらを乗り越え、中身を充実させていくのは政治家だけの役割ではない。今後、どんな隣国関係を作っていくのか。それを考え、育んでいくのは市民である


 ここで箱田は、慰安婦問題の根幹だった強制連行というかつての主張をなかったかのように隠し、女性の人権というテーマにすり替えている。これはまさに、朝日が慰安婦報道に誤報ありと認めた一昨年の8月、杉浦信之が「慰安婦問題の本質 直視を」で書いた、「慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質」というご説と同じ論法だ。

 一方で国家に対して罪を認めろと説き、これからの主役は「市民」であると書くのだが、私はこれはダブスタであると思う。「国民」と「それ以外」の区別は必要で、だから憲法にも天皇は国民の象徴であると書かれ、「国民の権利と義務」などという表現が使われている。市民という呼称を広めたいなら、朝日は憲法改正を叫んでみたらどうか。

 グローバル化によって国家の枠組みが緩んでいる時代だけに、市民自身の取り組みもかつてなく重要だ。シリア和平に対しても、専門家や市民団体の積極的な発言がもっと望まれる。

 市民同士のネットワークを広げることで、狭い国益に縛られがちな各国政府に下から協力を促す態勢をつくれないか。

 まだその道は遠いが、国際政治への市民社会の関与を増す工夫は必要だ。その意味で、NGOなどと独自の関係を築いてきた国連の役割は大きい。(朝日新聞 1月4日社説)


 私は少々偏屈化もしれないが、「市民」ということばが10回も出てくる社説を読まされると、日本という国に「国家があってはいけない」と言われているように思える。


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[ 2016/01/05 07:14 ] メディア | TB(0) | CM(12)
民団禁止!日韓断交!露韓併合!キムチ経済産業省廃止!
民団禁止!日韓断交!露韓併合!キムチ経済産業省廃止!
[ 2016/01/05 08:52 ] [ 編集 ]
慰安婦問題の原点は朝日です。
<今こそ慰安婦問題の原点を見つめ直すことが大切だ> 自社内を見つめていろ!

紛争下で女性の人権を守る?何故女性に限定なんでしょ?そこには人権を持った非戦闘員の老若男女がどっさり居るでしょうに。
売春婦問題の原点を見つめるなら、どうぞローマ時代まで遡ってくりゃれ。
連合国占領下(主に米軍)の名古屋駅周辺には米軍女性の為の「慰安所」も設けられていたとか。名古屋に限らないのかも知れませんが。

朝日は「国家の枠組みの緩み」を一番望む報道社でしょうから、この緩みに乗じて「市民」を表に立てて、自分達がそれを牛耳る構想を描き、責任は例によって例の如く一切とらない。ってところでしょうかね。
火のないところに火を点けて燃えさからせて、燃えかすを煽っている報道社の断末魔如何に?

毎日、朝っぱらからの朝日社説勤行苦行、やはり修行の要をお心得と存じ奉り候。おかげさまで悪酔い減少で朝日の悪行を知る事が出来申し候こと、心底より御礼仕り候。
[ 2016/01/05 14:54 ] [ 編集 ]
別件ですが
昨年末28日、前陸上幕僚長・君塚英治氏が63年の人世を閉じられました。
東北総監時代に東日本大震災が発生、10万人を超える陸海空三自衛隊を統括する「統合任務部隊」の指揮官に就任された方だそうです。合掌(今朝の産経新聞より)
[ 2016/01/05 15:13 ] [ 編集 ]
12/28って慰安婦冤罪合意の日…
立派なお方がこの世を去られた日に
朝日新聞が大喜びした
あの冤罪合意が飛び出したのですね。

法治国家の概念も、国際社会の通念も
交渉の基本技術も無視した、劣化した自己中な政府声明が
あれからも次々と飛び出しています。
その屁理屈は、国内の身内だけでしか通用しません。

安倍さんにしてはいけないことをさせて
結局、悪者は安倍さんになってしまう。
側近に、半島好きの人が複数いるという
青山さんのお話に真実味がありそうな…
安倍さんも、もっと頭脳明晰になってほしいですね。
[ 2016/01/05 15:55 ] [ 編集 ]
それでも全責任
先程は書き損ねましたが、君塚前陸上幕僚長の31日のご葬儀は個人葬だったようですが、最後は儀杖隊の演奏でお見送りがなされたとありました。せめてもの志でしょうか。


<結局、悪者は安倍さんになってしまう>  当然ですよ。私もこの件には何かを囁いた人が安倍総理の「側近」にいるのだと思って居りますけれど、首相が国を代表して執られた対外政策ですし、ご本人が全責任を表明して居られるそうですから、悪者かどうかは別として、全責任は負わねばなりません。
それを逃れようとするなら民主党政権と同じレベルになってしまい、保守さんの価値が払底してしまいます。

南鮮が大揺れの様ですから、未だ日本の活路はある、と微かながら希望を持っておりますが、日本政府が一旦表明した手前、南鮮の様には翻しも不可能なのだろうな、と考えます。
今まで民間が何を抗弁しても「日本政府が認めている」(=河野談話、村山談話) と跳ね返されて居た場面を思うと、今後学術界で細々と実証記述するしか無いのかも知れません。

北朝鮮が「慰安婦は北にも居る」だそうで、そりゃあ北が挺対協の後ろ盾だそうですからこの度の事にはお喜び組でしょう。
居たら何だと?日本にもいっぱい居るわイ。


朝日の主張はシリア問題に市民やら専門家の発言を望むそうですが、言ってどうなるのでしょう?
スンニ派のサウジ、スーダン、バーレーンとシーア派=アサド政権を支援するイランの今日を観て、イスラムの長年の混沌の実も解らずに日本人が何を発言して何を「和平」できると思って居るのか?アホの極みです。

NGO活用の「国連」を歓迎なのは朝日らしい。せっせと反日NGOが慰安婦・女性人権で国連に押しかけ日本悪を刷り込んでいたのは、杉田水脈氏等が「日本の言い分」を説明にスイスに出かけて国連人権委員から「はじめてそのような事を知りました。もっと教えて下さい」と真面目に言われた事からも、朝日、市民NGOの国連活用がシノバレます。
外務省何もしていなかったのね。
[ 2016/01/05 17:21 ] [ 編集 ]
今年の反日偏向メディア
朝日というあの木村伊量前社長のテレビ謝罪会見を経ても変わらない「骨太の反日精神」とはいったい何処から来ているのでしょうか?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E4%BC%8A%E9%87%8F

そこにこの「市民」というものが密接に関係しているように思えます。
この「市民」、どうも朝日辞典では悪である「国家」と対峙するものと書かれている様ですが、本来は対立するものではなく大よそ一体のものではないでしょうか。

朝日はまたその「市民」と「国家」を私と公と分け、本来この関係はバランスが重要であると思えるところ、私の最大拡大を望むだけに沖縄での市民運動(反日さよくと被洗脳島民の連合)を全面的に応援し、あの異常な親中派、翁長雄志知事を応援して結果中国を喜ばせている様に見えます。
(そういえば龍柱も税金を使って出来てしまった様です)

又、「市民」と聞くとどうしても思い出すのがあの「市民運動」から出たとんでも首相、民主党の菅直人を思い出します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E7%9B%B4%E4%BA%BA

数々の言葉と汚物を残し去って行った元首相、これが鳩山由紀夫同様日本の権威を失墜させた元凶と言えるのではないかと思いますが、それ故総理大臣というものが重みを失い超インフレ化してしまいました。

世界情勢は2016年年初から既に経済的な問題も含め、軍事的脅威も含め中東、ヨーロッパ、アジアにリスクが増して来ています。

この様な難しい時代を迎えて朝日などの日本をミスリードする反日偏向メディアの動きは特に注視すべきですが、この「骨太の反日」は改悛する事無く、「衆院選」に向けて様々な題材を「打倒安倍政権」の具として日本にチャレンジして行くでしょう。
これだけは間違いのない予想です。

http://www.sankei.com/column/news/160105/clm1601050001-n1.html

http://www.sankei.com/column/news/160105/clm1601050002-n1.html

http://www.sankei.com/politics/news/160104/plt1601040033-n1.html


http://www.sankei.com/west/news/160105/wst1601050003-n1.html

[ 2016/01/05 20:59 ] [ 編集 ]
「私もベルリン市民だ」
冷戦中、ケネディがベルリンの広場で行った「私もベルリン市民だ」は有名な演説ですが、往年のベルリン・フィルを率いた桂冠指揮者フルトヴェングラーは、「ベルリンの聴衆と演奏旅行したい」と言って一部から顰蹙を買いました。彼には自分の演奏を本当に判ってくれるのはベルリン市民だけだという確信があったのですね。

普仏戦争にフランスはプロイセン・ドイツにあっけなく敗れ、おまけにアルザス・ロレーヌをドイツに割譲するという屈辱的な講和条約に激昂したパリ市民が決起、ドイツの支援を受けたヴェルサイユ政府軍と絶望的な戦いを演じます。私はバリ・コミューンにワクワクしたマルクスと違って、フランス革命以来のバカ騒ぎには冷淡ですが、パリ市民の愛国心だけは本物と思います。これに匹敵する英雄的なバカは日本国中と四国連合艦隊を同時に敵にまわした我が長州藩ぐらいなものか。

ウィーン市民は「会議は踊る」以来、皆さま立派な外交官であらせられる。名前はフランツで、姓は何とかスキーが多い。いや、絶えず東欧から移民が流入しているので。ベートーベンがカルテットを捧げたのがラズモフスキー侯爵で、ウィーン・フィルの楽長を永く務めていたのが、ウィリー・ボルコンスキーとか。彼らはウィーンっ子そのものです。

アカヒ新聞の「市民」とやらは一体どこの市民の話なのか。街の空気や匂いも、何とかっ子気質も、なんにも感じない。はて、不思議ですよね。
[ 2016/01/05 21:39 ] [ 編集 ]
訂正
ウィーン・フィルのコンサートマスターの名前はボルコンスキーではなくて、ボスコフスキーですね。


ボルコンスキーでは「戦争と平和」だ。慎んで訂正致します。
[ 2016/01/05 21:48 ] [ 編集 ]
ウイーン市と福岡市、君塚さんと昭和天皇
転勤で長く住んでいた九州の福岡市は
ウイーン市と姉妹都市だそうで
東方ならぬ大陸半島の文化が、古くから混じっているようでした。
トルコ式コーヒーならぬ、とんこつラーメンや辛子明太子や
唐様式のお寺など。
不思議なのは、東京や京都の様に混乱や衝突がなく
表面では問題なく共存していたことです。

昨日ニュースで、安倍さんが仕事始めのお伊勢参りを
行わなかった1月4日お九州北部地方は
この季節では異例に高いPM2.5値だったそうです。
天の神様がお怒りになったのでしょうか…

君塚さんというお方は、本当に慕われていらっしゃったのですね。
この世を去っていかれた同じ日に慰安婦冤罪の合意とは
縁起をかつぐようですが
昭和天皇がお隠れになった日の直前に
日経平均が史上高値をつけ
その後は下落していったことを、ふと思い出しました。
[ 2016/01/05 23:03 ] [ 編集 ]
米大使館に思いのたけをぶつけませんか?
 面白い提案見つけました。あの日韓インチキ合意にムカついてる人!アメリカ大使館に思いのたけをぶつけませんか?
 日本語でも、へたくそな英語でもOKだそうですよ!
 詳しくは、『アメリカ大使館に「慰安婦妥結」に、そして「下朝鮮との友好」に不満な日本人の気持ちを送ろう!』(migigimi.blog)をググってみて下さい!
[ 2016/01/06 00:00 ] [ 編集 ]
朝日と左翼が大好きな「市民」
朝日や左翼などは、「市民」という言葉をやたらと好みますが、彼らの言う「市民」とは、基本的に特亜人の事だろうと思います。

元々は左翼の多くは、「人民」という言葉を使用していましたが、この言葉はアカ色が強すぎる為か、最近では共産党関係者以外はあまり使用していないようです。

何故彼らは「国民」とは言わないのか。それは、彼らには「国家」という概念が無いからです。

元々「国家」を否定する思想から始まった「アナーキズム」の元では「国」という概念が無くなりますから、そこにいる人々は須らく「市民」としか有り得ません。

窮極的には、朝日や左翼らが目指そうとする「国家解体」につながるのでしょう。

少なくとも朝日らが「市民」を自称するのならば、「アナーキズム」の元では「国家」という概念が無くなりますから、「国家」の統治機構に対して「ああするべきだ」などと主張すること自体がおかしいのですが、朝日はその矛盾すら理解していないという事です。

朝日が「国家国民」を嫌って、「市民」を自称するのは勝手ですが、自分達の主張のおかしさくらいには気付いてほしいものだと思います。





[ 2016/01/06 02:35 ] [ 編集 ]
「この国」もアカヒの好む表現
「市民」だけではなく、アカヒは「この国」という表現も好んで使う。
この二つに加え、「ネトウヨ」もぱよちんブサヨ度のバロメーター。

ところで保守の皆さん、今年もアカヒの購読者減に力を注ぎましょう!
毎年5%ずつ減らせば、5年で経営に赤信号が灯るそうです。
個人的に今年は昨年の11人を上回る「転向」への説得を目指します!
[ 2016/01/06 09:41 ] [ 編集 ]
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