河野ロジック ~ 「断ることができない」ことが「強制」になるという論理飛躍
河野洋平という国賊については何度も書いてきたし、何度書いても書き足りないくらいの存在だと思っている。正真正銘の国賊とは河野のような人物のことを言うのだろうと、心から思う。いわゆる慰安婦問題というものは、南鮮が一方的に主張している限りにおいては、国家間問題ではあったかもしれないが、ここまで複雑化しなかった。この問題が複雑化したのは、朝日新聞がそのストーリーを捏造し、その捏造されたストーリーに乗っかって、河野や吉見義明のような、日本を悪魔化することを生業にしてきた者たちが「日本側」にいたからだ。
国賊の代表格である河野洋平は、11日、BS日テレの番組に出演し、慰安婦問題を語った。下記はそのことに関するNNNの報道だ。
河野氏「断ることができない強制性あった」 (NNN)
河野洋平元衆議院議長が11日、BS日テレ「深層NEWS」に出演し、いわゆる従軍慰安婦問題について、改めて「断ることができない強制性があった」などと述べた。
河野元議長「背後に強大な、圧倒的な権力を持った者がいて、甘言、あるいはだまして連れて行った。これはもう結果として断ることができない、本人の意思に反して連れて行かれたということは、言ってみれば強制性だった」
河野元議長は宮沢内閣の官房長官として、いわゆる従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた談話を発表したが、「談話自体では、国家として組織的に直接やったという文書が残っていなかったということを言った」とした上で、「絶対的な力を持つ軍が背後にいて、断ることができない。精神的にも、環境から見ても、強制と言うべき」と強調した。
河野元議長はまた、自民党総裁の時に当時の細川首相との間で今の衆議院の小選挙区制度を導入したことについて、「慚愧(ざんき)に堪えない。失敗だったと思っている」「有権者の選択肢がなくなってしまい、政治が民意から遠ざかってしまったのではないか」などと述べた。
河野談話は、いわゆる慰安婦問題を複雑化した最たる要因である。談話は、慰安婦募集のあり方について証拠資料も裏付けもないのに、「官憲等が直接加担したこともあった」と認め、日本政府の公式謝罪という形で世界に広まった。ではこの「官憲等」とは誰のことを指すのか。産経新聞の阿比留記者が、昨年説得力のある記事を書いているので、少し引用してみる。
【視線】慰安婦募集の「実行犯」 河野談話の隠された主語 政治部編集委員・阿比留瑠比 (ZAKZAK)
それでは、ここで言う「官憲」とは何なのか。内閣外政審議室が河野談話発表時にまとめた記者会見の「想定問答」には、次のように書いてある。
「『官憲等』とは、軍人、巡査、面(当時の村)の職員などを指す。これらの者が慰安婦の募集の際に立ち会うなどして、強圧的な行為に加担するケースがあった」(中略)
そこで当然気になるのが、軍人はともかく当時の巡査、面職員らがどういう人たちだったかである。現代史家の秦郁彦氏によると、戦前・戦中の日本統治下の朝鮮半島の実情はこうだった。
「地方の巡査クラスはほとんど朝鮮人と言っていい。面の職員も当然そうだ」
だとすると、「強圧的な行為」に加担したのは朝鮮人自身でもあることになる。(以上、抜粋)
河野は、この官憲の実態がほぼ朝鮮人だったことに気づいているのかもしれない。そして、気づいているからこそ、その「背後の強大な権力者」ということばで旧日本軍を示唆し、責任を転嫁しているとも考えられる。もしそうなら、極めて悪質なミスリードだ。
そもそも、「断ることができない」ことが「強制性」を意味するというなら、それは明らかな論理の飛躍であり、無理筋だ。この辻褄合わせは、日本が悪かったことを予めの結論としなければ成り立たないロジックだろう。
やはり河野洋平の国会招致は必要だ。
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