私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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河野太郎に見る、村山富市との共通点

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 内閣改造を終えた安倍政権の支持率が上昇したという。明らかに安倍政権には批判的な共同通信の調査で、内閣支持率は44.8%と前月の38.9%から5.9ポイントも上昇。不支持率は41.2%で、支持が不支持を再び上回った。同じく読売の調査では、前月から支持率が5ポイント上昇。これから他社の調査も続くだろうが、各社の調査で内閣支持率が軒並み上昇を見れば、メディアが総攻撃体制を敷いたあの平和安全法制への批判キャンペーンはなんだったのか、という話になる。

 平和安全法制への批判は凄まじかった。しかし、必ずしも政権浮揚にならない内閣改造で、簡単に支持率が上がってしまっては、反安保法制、反政権を煽ったメディアも立つ瀬がない。共産党とメディアに持て囃され、乗らされたSEALDsをはじめとする人々は、この世論調査の結果をどう見ているのだろうか。

 さて、今回の改造における話題の主は、何と言っても河野太郎だろう。河野洋平の息子にして、反原発の急先鋒。河野太郎の主張は、安倍政権の立場とは相容れないどころか、真逆である。河野は会見で、「安倍首相は長期的には原子力発電の依存度を下げるとおっしゃっていた」「ベクトルとしては同じ方向を向いていると思う」と語っているが、これは幾らなんでも苦しい言い訳にしか聞こえない。従来の立場を転換し、基本的な主張の場であるブログも閲覧不能にしてしまった。閣僚ポストに目が眩んだと言われても致し方あるまい。

河野太郎


 河野のこの辺節で私が思い出したのは、あの村山富市である。旧社会党は、間違いなく、政権を取ることなど考えたことがない政党だ。当然、村山富市自身も、首相になることなど想像してなかっただろう。しかし、自民党の寝技ともいえる自社さ連立で首班指名を受け、なぜか総理大臣に“なってしまった”。

 その後の富市の変節が見事過ぎた。社会党といえば、当時までの党是が反安保条約、反原発、自衛隊違憲路線を貫いていた。ところが富市は総理に就いたとたん、日米安保もええじゃろう、自衛隊も合憲でええじゃろうと、立場を180度転換した。この転換は、それまでの社会党の言論・活動を全て否定するものだったと言っても過言ではない。この村山の変節により、社会党は凋落し、その後多くの議員が民主党に流れることになったのだ。

 河野太郎は反原発主義者として知られている。その主義主張を、大臣のポストと引き換えに封印するなら、村山富市の変節と大差ない。ポストのために自分を捨てるなら、河野は、旧社会党支持者が村山富市が与えた裏切りと同じことを、今まで自分を支持してきた人へ与えようとしていることになる。

 河野の事務所には、朝鮮半島出身者をはじめとする多くの外国人秘書がいるという。このことをツイッターで批判された河野は、その批判を排外主義と切り返した。しかし、河野はいまや一兵卒ではなく、国家公安委員長という要職に就いたのだ。様々な秘密を扱う閣僚の立場であり、外国人を雇う「主義」は決して優先されるものではないはずだ。

 そもそも河野太郎という男、口が軽い。今までも自民党長老たちに対し、奔放極まりない発言を繰り返し、批判を浴びてきた。第1次安倍内閣の内閣改造の時に、閣僚候補者に不祥事がないかを事前に調べる「身体検査」について、アメリカ大使館員に、踏み込んだ内容」を長々と話していたという話がウィキリークスですっぱ抜かれた。安倍晋三氏に対しては「身勝手な意思決定をすると評価」したという。安倍総理もよくこんな人物を、こともあろうに国家公安委員長に登用したものだ。

 そういえば、もう一人残念な閣僚がいる。安倍改造内閣が一億総活躍社会という看板を掲げたが、一億人が活躍するといえば、地方がその主役となるはずだ。当然、地方創生担当相の出番と思いきや、石破氏はその仕事を、安倍総理の側近である加藤勝信新大臣に持って行かれてしまった。次期総裁を目指し、閣内に残る決断をしたにもかかわらず、おいしい仕事を他者に奪われた石破茂氏は、アピールの材料を失った。彼もまた、残念な人だ。


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[ 2015/10/09 07:14 ] 政治 | TB(0) | CM(9)
獅子身中の虫
河野国家公安委員については、確かに新しい内閣を見て「えっ!」と思う登用でありましたが、これまでも安倍内閣&党要職には、微妙な人物が含まれていますね。岸田大臣とか、二階総務会長とか・・
内閣に登用することで党内の反対派を黙らせる効果を狙っているのかも知れませんが、まぁ、どちらにしろ来年の参院選までの期間でしょうし、ブログを閲覧できなくなったことを考えると、とりあえずうるさいやつを取り込んだと考えています。後は、獅子身中の虫にならなければいいな、と思う次第です。
[ 2015/10/09 10:37 ] [ 編集 ]
馬鹿と鋏は使いよう
と昔から申しますからね。

切っていきたいものが何かを考えると、ちょうどいい人事だと、私は思います。
[ 2015/10/09 13:00 ] [ 編集 ]
負のエネルギーシステム
行革と韓国が交わるところには、ツタヤ図書館があるような…

周辺国に国を売って金儲けする人間が多くなってしまうのか?

日本はギリシャ等と同じく、地政学的要衝にあるので。

どす黒いオーラがルックスに表れているような…
[ 2015/10/09 21:52 ] [ 編集 ]
歩く 閣内○○致
自民党内では河野太郎入閣に「歩く閣内不一致」と嘲られているそうで、この人選、総理に何か目的があるのかしら?と危うい関心の的です。

拉致担当は単独管轄大臣にして戴くか、毎回組閣の度に代らないで腰を据えて取りかかって行くべきなのではないのかな?と思って居りますので、今回も残念。
拉致にも公安は強力に関係致しますし、それは長年拉致解決に関わってきた安倍総理なら、充分以上のご考慮の末の筈ですから今後を拝見し続けます。

私は外務大臣が継続というのが、え~???でした。
北鮮とのストックホルム合意は日本側の制裁一部解除したままで、進展何も無し。それは北の今までをみたらむしろ当然の結果であろうから、なんで?でしたし、ユネスコ遺産登録の究極の不手際、こちらも南鮮相手に馬鹿過ぎない?でした。これだけでも当然引責辞任に値する、と思って居ましたから。
只、中山恭子先生の「正論11月号」を拝読しますと、誰が大臣でも外務省そのものの抜本的基礎改革以外にはダメなのかも知れませんが。

噂の域ですが、村山の大変心は連立を組むに際して自民党交渉陣が安保、自衛隊、原発の合意を取り付け、しぶる自民党議員達に村山首班指名投票を入れさせた、様でした。で、お返しが「談話」という笑えない始末。
[ 2015/10/10 00:28 ] [ 編集 ]
津田弥太郎
また、タイトルと違う事で御免候らえ。

花時計というブログ主催の方が津田弥太郎を訴える書類を麹町署に提出したのですが、証拠が少ない、と言う理由で受け取って貰えなかったそうです。
あの動画を随分拡大、解析した映像も含まれている筈なのですが、今のところは、 ざむねん です。
[ 2015/10/10 00:47 ] [ 編集 ]
河野太郎というパラドックス
本来、安倍首相の政敵に成るはずの河野太郎が入閣した事は、極めて不自然に見えます。

しかしながら、これは見方を変えれば、河野に二重スパイの役割を与えたのではないかとも言えます。

反日工作組織に切り込むために、あえて政敵を入閣させ、公安委員長の役職に就かせる事で、工作組織の内部の実態を探るためです。

工作組織は、中々内部の実態が把握しづらく、警戒心が強いので、公安部でも中々潜入調査ができなかったのだろうと思います。

そこで、反日勢力に人気があり、彼らの警戒心を緩め、内部に潜入しやすい河野を登用する事で、内部の実態を探るわけです。

河野が造反する可能性もありそうですが、こちらは入閣している為に、河野は自らが思うように動けないはずなので、氏が造反する事への牽制ができています。

河野も場合によっては不祥事を起こすかもしれませんが、この場合はマスコミ対策になります。すなわち内ゲバ状態という事です。河野も軽々しい発言をすれば叩かれるので、今までのように自由に発言するわけにはいかないでしょう。

彼が叩かれれば、マスコミと河野、どちらにもダメージがいきますから、問題ありません。

河野入閣の意味は、左派陣営からの政権への攻撃に対する盾の役割もあるでしょう。来年は選挙も控えているので、内閣もこれ以上支持率を落としたくは無いはずです。

どちらにしても、反日工作組織に切り込もうとすれば、その分だけ攻撃が激しくなりますから盾の役割が必要になります。彼は緩衝材として機能してくれるかもしれません。

政治は、正攻法では中々進まない事も多いかと思います。こうした戦略的な作戦も時には必要になるでしょう。

「敵をだますならばまず味方から」・「敵に塩を送る」

こういった考え方も時には必要になるのだろうと思います。

河野がどのように動くか、今後注視しなければなりませんが、好転してくれる方に動くことを願いたいところです。
[ 2015/10/10 01:31 ] [ 編集 ]
ヘイトスピーチ法制化とマイナンバー情報横流し
ユネスコ世界遺産への強制労働明記という汚点は
地方創生事業の一環として
日韓融合という名目の下に行われました。

今回は、

① 司法の内部監視という権限を
河野太郎に与えて、仲良し特定民族への利益供与。

② マイナンバーの個人情報を
半島マフィア(朝鮮総連?)のフロントIT企業に管理させて
完全に日本人を掌握。

それらの大仕事のためには、反原発スローガンを引っ込めたり
父親の談話の宣伝を引っ込めるくらいは、安いもんです。

ブログ主様が仰るように石破氏や村山と似てますね。
やむにやまれずの人事なんでしょうが
亡国への本格的な一歩だと思います。

心情的な安倍信仰ではなく
政治家をシビアにチェックしてお尻叩かないと。

青山さんが評価してるから…などの
誰がそう言っているかではなく、
「なぜそう言っているのか」を考えなければ
生き残りは難しいです。
[ 2015/10/10 05:06 ] [ 編集 ]
組閣の失敗、河野太郎
共同通信と言えばあの青木理を排出した左翼メディアですが、それでも最近はあまり露骨な世論調査手法は取りづらいのでしょう。
このような結果を出して来ました。

所詮、世論調査とはその傾向を大雑把に見るためのものであり、それこそ調査主体で数値が変わるものであって絶対的なものではありません。
しかしこの世論調査も過去露骨に酷い状態であったのが多少改善はされて来たという印象は受けます。

その数値でもう一つ言えば、プラスマイナス5%~10%ぐらいは誤差の範囲とでも言える浮動的な瞬間感情数値と考えておいてよいぐらいのものかも知れません。
ですからまた安倍首相の言動などを否定的に偏向メディアが伝えだすと、それ位の下落は扇動結果としてすぐ出ると認識しておくべき折込済分とでもいうものと考えています。

次に河野太郎の入閣ですが、これは安倍首相の失策だと思います。
起用を裏読みし、考え過ぎでも仕方がないように思えます。

河野太郎をステップアップさせてどうする積もりでしょうか。
恐らく麻生太郎が強く押して、菅官房長官も反対はしなかったとかの内部の力関係、調整のたまものではないかと思います。
行政改革担当相という役職では周りの干渉がたぶん多くそれほど自由度がないのかも知れませんが、思うに問題は国家公安委員長職です。
つまり動かない事がマイナスに成ったりもするのではないかということです。
勿論、またしなくてもよい事をするという危険性もあります。

http://www.sankei.com/premium/news/151007/prm1510070010-n1.html



[ 2015/10/10 05:29 ] [ 編集 ]
西さんの予想と同様の事を考えておりまする。
[ 2015/10/10 08:36 ] [ 編集 ]
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