私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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集団的自衛権と専守防衛について考える

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 安倍総理は、安全保障関連法案の閣議決定後の会見で、「時代の変化から目を背け、立ち止まるのはもうやめよう」と語った。現行憲法の施行は1947年だから、いまから68年前のことである。中共が現在の支那国設立を宣言したのが、その2年後の1949年。南北朝鮮の成立が1948年だ。現行の日本国憲法は、即ち、GHQによる日本の占領基本法だが、今日に至るまで、一字一句、当時のまま運用されている。

 68年間、当時の憲法をそのまま運用してきたのが奇跡であれば、同時に、日本がこの憲法下において、これまで他国の侵略を受けなかったのも奇跡である。左派メディアも、左派政党も、今回の閣議決定を、安保政策の大転換と罵り、これを安全保障分野における我が国のターニングポイントにしてはならないと主張する。全く逆である。遅すぎる感があるものの、これは必須のターニングポイントなのだ。68年前の日本を取り巻く安全保障環境と、現在のそれは、相手国とその国力、軍事力の質と量において、まるで別世界といえるほど違う。そのような状況にあって、安保法案を68年前のまま変えるなという主張こそが、無責任極まりないものなのである。

kanteimaedemo.jpg
現実逃避が好きな面々(官邸前)


 時代の変化だけでなく、現実から目を背けているのが日本人だ。集団的自衛権ひとつとっても、その現実逃避は国民だけでなく、政治家、メディアにまで共通している。集団的自衛権の対語は個別的自衛権だ。個別的自衛権とは、自国の安保を自国だけで賄うことを言う。

 日本の場合、在日米軍へ基地を提供しているが、これは明らかに個別的自衛権の範疇を超える。つまり、日本国は既に、集団的自衛権を行使する環境にあるということだ。朝鮮半島有事に米軍が日本国内の基地から発信するなら、これは立派な集団的自衛権の行使だ。それらは、朝鮮戦争、ベトナム戦争で実践済み。端的に言えば、日本は既に集団的自衛権を行使しているのだ。そういう現実から目を背けて、集団的自衛権の是非を論じることは、現実逃避に他ならない。

 閣議決定を受けた野党、主要紙の論説に共通するのは、「専守防衛からの逸脱」だ。専守防衛とは、相手国に先制攻撃を行わず、侵攻してきた敵を自国の領域において軍事力で撃退する方針のことである。この専守防衛という考え方自体が、極めて時代遅れであると私は思う。

 専守防衛の考え方では、敵対国の攻撃が明確になってから防戦にとりかかるということである。これは既に、紛争の予防の枠を超え、生存をかけた状況になってはじめて戦うことを意味する。この考え方では、先制攻撃を以って敵の武力を無力化することは不可能だ。従って、敵対国は万全の態勢を以って、日本に侵攻する。大東亜戦争では、本土決戦とは国の存亡をかけた戦いだった。専守防衛は、その本土決戦という状況でしか、国民の生命と財産を守れないという意味なのだ。

 専守防衛は、あたかも、戦争を望まない国の国是のように感じられる。しかし、現代版ナチスのような国が隣に存在し、我が国の安全を脅かす状況にあって、「弾を受けてはじめて、こちらから撃つことを検討します」という考え方で、国が守れるとは思えない。

 集団的自衛権の否定や専守防衛の盲目的是認は、いずれも、現実逃避であり、国防における問題の先送りである。これから審議される法案に「戦争法案」というレッテルを張ること自体、議論からの逃避だ。安全保障に絶対的に必要なのは、プラグマティズムだ。68年前の各種規定そのまま通用するなどというのは妄想であり、無責任でしかないのである。


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[ 2015/05/16 09:53 ] 政治 | TB(0) | CM(11)
明日のサンデーモーニングが楽しみだ
反日変態たちが猛烈に反対しているので、今回の法案は、国益にかなうもの
と高評価できる。おおいに反対してもらいたい。
今回の件で、現実逃避・お花畑連中は、土曜日のTBS報道特集において、金平(キンピラ)茂紀が安倍政権批判をし、明日のサンデーモーニングで、寺島逸郎や浅井チン平、ちょび髭たち反日コメンテーター全員が、海外で戦争できる国になってしまうと政権批判してくれることを期待しているだろう。

追伸;先般、護国神社参拝の折、鳥居の脇で、集団的自衛権行使反対の幟を
持った共産党員のお婆さんが立っていた。
[ 2015/05/16 10:38 ] [ 編集 ]
「備えあれば憂いなし」という言葉をなぜ自然災害に対してだけしか使わないのでしょうかね?自然災害に対してだって備え十分ではありませんが・・・
天災で日本が無くなるなんてことはまず無いですが、年々増している様々な脅威によって日本が消滅してしまう方が現実的だと思わないのでしょうか?
「先の戦争は日本が仕掛けたから起きたんで、日本から何もしなければ誰も攻撃してくるわけ無いよ」と本気で思っているのか、ただの願望なのか、とにかく変に暢気です。
最悪の事態でさえ、努力し復興を繰り返してこられたとかそんな問題じゃないでしょう。
[ 2015/05/16 13:38 ] [ 編集 ]
集団的自衛権反対、専守防衛を言うのならば国民皆兵、一定期間の徴兵と軍事訓練の法制化を求めるのが当たり前。
個別的自衛権で専守防衛に徹するという事は一般人も否応なく戦闘に巻き込まれる事になる。
マスコミや軍事評論家、軍事ジャーナリストは、このあたり前の事を国民に周知するべき。
それとも、軍事評論家・軍事ジャーナリストを名乗りながら、このあたり前の事が分かってないのだろうか。
[ 2015/05/16 14:52 ] [ 編集 ]
戦前の支那人による日本人虐殺事件。侵略ではなく清朝崩壊による国際条約によって、欧米各国と同様駐留していた日本人への支那人による非道極悪な殺人に対処したもの。1949年創立の支那狂惨党の中華人民共和国と日本は戦争したことはない。戦争したのは中華民国。支那狂惨党王朝は崩壊するまで捏造歴史をすることにしかしか自らの存在理由を表明出来ない運命。

1913年(T2) 南京事件1
1927(S2) 3月22-24 南京事件2
1927(S2) 4月3日 漢口事件
1928(S3) 5月3日 済南事件
1937(S12)7月7日 盧溝橋事件(支那共産党関与)
7月25日 廊坊事件
  7月26日 広安門事件
7月29日 通州事件
8月9日  大山勇夫海軍中尉銃殺事件
8月13日 第二次上海事変    
12月13日~支那&米国の捏造の南京事件3
[ 2015/05/16 15:50 ] [ 編集 ]
物持ちの良さ?
流石に伝統の国日本、物持ちの良さでは天下一品。と自嘲したくなりますが、現行憲法の押しつけ「改訂」に当時枢密院議長だった清水澄(とおる)博士は、最後まで反対し発布に際して自害を以て抗議されたと。
その様な方が居られたことに、今更ながらご冥福を心より祈り、日本の起死回生を誓いたいものです。

GHQのプレスコードには、占領軍が憲法を押しつけた事への批判を禁ずる、というあからさまな項目もあるそうで、それはそのまま、今でも通用する国際法違反の理由になりましょう。
違反物に従う謂われは無い。

「安保法案」の中身は、妥協して穴だらけ、と言えなくも無さそうで、これでは自衛隊も海保も機能しないと思います。
近い将来、何処から見ても万全な機能を発揮出来る仕組みを持ち、そして使用せずに睥睨して済む日本で在りたい。
[ 2015/05/16 19:54 ] [ 編集 ]
意味も理解せずに反対する衆愚達
確信犯のサヨクに煽動されて頭の悪い衆愚が官邸前に集まり、集団的自衛権の意味も分からず、只管「戦争反対」「改憲反対」「憲法守れ」「9条壊すな」を連呼しております。

「日本人は祭りが好き」などと昔からよく言われ、個人では難しくとも集団で何かを成し遂げようとすればそのために大きな力を出すことはできると思うのですが、非常に弱い部分がありまして、それは【大衆の無知(安保関連法案の内容をよく知らない、国家=悪と無条件に思い込む事など)】と【煽動されやすい(悪い意味でのお人よし)民族性】があるところなのではないでしょうか。

これがどうもサヨクに利用されている感じがします。官邸前に集まっている集団の中で、サヨクがどれ程いるのかは知りませんが、多くは日当〇万円のバイト、もしくはお祭り気分(サヨクに煽動された人達)の飛び入り参加のどちらかでしょう。

そもそも、内容も知らないのに大騒ぎすること自体が荒唐無稽ではありますが、しかしながら、これが民主主義的な意味を持つという事になると非常に深い懸念があります。

改憲に際してもサヨクと、サヨクの主張を鵜呑みにしている衆愚とそれ以外の大衆が多数を占める現状で改憲の国民投票や、国際法で認められており、尚且つ日本の安全保障問題上必要不可欠であるにもかかわらず、集団的自衛権の閣議決定などを行えば、たちまち政権の支持率が大幅に低下すること自体がむしろ異常であると言えるでしょう。

虚構世界がお好きな人々が非常に多く存在していますが、虚構世界はあくまで【虚構】であり、自らの都合の良い世界でしかありません。従って、虚構世界に生きる人々の平和とは、まさに人類の理想ではありますが、現実はそうもいきません。

現実世界は多くの混沌と矛盾に満ち溢れており、その混沌と矛盾から紛争が勃発します。そして、それは難民や貧困、伝染病、少年兵を生み出し、そして多くの命が失われているのが実情です。

虚構世界の平和主義など現実世界には全く当てはまらないと言って良いでしょう。

理想は非常に美しいものですが、同時に現実から目を背けて理想に甘えてはいけない側面もあります。美しい理想は醜い現実を変える所から始まります。

そのために、現実の脅威に対しては実力行使を含めた防衛策を講じるが、理想に向かう方法は常に模索するという手段を取らざるを得ないだろうと思います。

一見遠回りのように思えますが、急がば回れの如く、憲法改正、安保関連法案から整備しなければならないと思う所存です。
[ 2015/05/17 00:04 ] [ 編集 ]
同意
朝鮮半島有事で米軍が日本の基地使用の場合、日本政府の同意が必要ではなかったか?
だとして、コレを日本が断ったら、反日「戦争をさせない」プラカード達は静かに納得するのでしょうね、でなければ、おかしいわよね?
[ 2015/05/17 00:04 ] [ 編集 ]
やろうとしてることが当り前田のおせんべい過ぎてヘソが茶を沸かす我が国の惨状
個別的自衛権は専守防衛だしまあ良いが、集団的~は駄目だ!

こういう主張をする奴はどういうドタマの構造してるのか知りたくも無いので、周りの日本国民の迷惑にならない様に、とっとと往生して欲しいものです。こいつらの主義主張は、はっきり言えば特亜、特に支那を利して同時に我が国を滅ぼす為の『策動』としか思えないんですよね。換言すれば唯の売国奴のそれですが。

小生は安倍さんの政策の内、特に経済分野(TPP・農協解体志向≒郵政民営化・リフレ主義・移民推進・外資優遇経済特区云々…)では全く支持出来ないのですが、それを考慮しても全体的には今までの歴代総理に比べればマシなレベルです。安倍さんが安全保障分野でやろうとしてるのは、今まで放置されてたことに手を付け始めただけですし、それに手を付け始めたらギャーギャー喚く特亜犬らカスゴミ連合。こいつらが如何にそのスタンス・軸足を我が国の『外』に置いてるかが一目瞭然の事態が日々現出されています。本当に分かりやすいゴミ連中です。

朝鮮総連に手を付けたのも安倍さんになって色々と一歩先を読んでると感じます。これで対露助(今や北鮮の第一の友好国)でももう少し柔軟になれれば良いと思います。結局メリケンと我が国の国益は一致しないのですから、我が国独自で動かねば領土問題は解決しないでしょう。講和条約は領土問題の解決とセットでなければ意味が無いですし、やはり核武装若しくは敵核無効化兵器の保有が発言力に直結するのは言うまでも有りません。
[ 2015/05/17 00:25 ] [ 編集 ]
こはる様へのワンポイント・ご注進
韓国「戦時」における日本からの米軍の展開は、日米安保条約における事前協議の対象となります。
少し歴史的経緯をご説明しますと、60年代後半、沖縄返還交渉において米国が懸念したのは、それまで「自由使用」できた沖縄の米軍基地が日米安保条約の適用を受け、事前協議の対象となることでした。日本がノーと言えば米軍の韓国への展開を阻まれることになりますからね。これは米国の懸念であると同時に韓国の懸念でもありました。事実、韓国は沖縄の本土復帰後の事前協議の権利を放棄することさえ要求していたのです。

だからこそ当時の佐藤栄作首相は沖縄返還に合意した日米共同宣言で、(1969,11,21)「韓国の安全は日本の安全に緊喫である」と述べると共に事前協議に「前向き、かつすみやかに対応する」と語り、韓国の安全保障に責任を果たすことを鮮明にしました。以後、この文言は「韓国条項」として知られることになります。

少なくとも当時は、自国の安全保障問題には真剣に取り組んでいた韓国側もこれを高く評価しておりました。以後、日米両国共に「韓国条項」の再確認は致しておりませんが、80年代、90年代には前方展開する米軍と後方支援する自衛隊の役割分担が自ずと出来上がっておりました。

さて、最近のことは私は知りません。今や韓国は日本と価値観を共有しない国でありますし、「韓国条項」あれは一体どうなったでしょうね?その時以来、誰も確認していないのですよ。(笑)

日本のまっとうな保守勢力を敵に回すことの怖さを、韓国が思い知った時には手遅れと思し召せ。
[ 2015/05/17 01:43 ] [ 編集 ]
朝日新聞毎日新聞パチンコ屋
パチンコ屋の経営者のほとんどは南朝鮮北朝鮮中国人ですわね。日本国への納税を心底から罪悪である、そんな金があるなら手段を選ばず北の首領さまに奉納するのが至高の正義だ!と信仰に近い深度に思っている。

朝日新聞毎日新聞の経営者論説者編集者整理者も全員が南朝鮮北朝鮮中国人ですわね、日本人および日本国を憎悪し心底からその滅亡を願っている。

菅直人辻元清美翁流ナントカ某日教組員村山富市土井たか子福島瑞穂志井某九条をゴリ押しする会員なども完全に南朝鮮北朝鮮中国人ですわね、日本を根源から立ち直せる政治家安倍晋三を、亡き者にしたいと心底思っている。

パチンコ屋はブツ潰さなければなりません。
朝日新聞毎日新聞はブツブツ潰潰さなければなりません。

来年の日本国参議院選挙。で。
[ 2015/05/17 05:07 ] [ 編集 ]
水際打払令
誰が風(条項)を見たでしょう 貴方も私も知りゃしーない  っと。
なんか、生きる張り合いが出てきそう。

事前協議にしても集団的自衛権にしても、日本は当然使用拒否が出来る訳で、あくまでも
防衛出動は「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」に限られる。
となれば、
「日本は半島有事に巻き込まれたくないわ~」で宜しいのだ。

むしろ、難民水際打払令が欲しいわ。”朝鮮進駐軍”の二番煎じならないように。
[ 2015/05/17 15:37 ] [ 編集 ]
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