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民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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文民統制を曲解する朝日新聞 ~ 根底にあるのは軍や軍人への偏見だ

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 まったく朝日新聞には、毎日のようにブログに取り上げる材料(ネタ)を提供してもらい、感謝!感謝!の日々である。(勿論、皮肉w) 朝日新聞とは世を惑わす邪悪なメディアだが、私個人にとっては、「そこまで言って委員会」の田嶋陽子的存在でもある。一生懸命持論を述べるのだが、的を大きく外しているため、他のパネリストに集中砲火を浴びる。恐らくあの番組にとっての田嶋陽子とは、真っ当な主張をより引き立たせるための名脇役なのである。私にとって朝日新聞とは、田嶋陽子の主張のように耳をふさぎ、顔を背けたくなる存在であると同時に、「反面教師」的存在であり、左側が何を考えているかを伝えてくれる、恰好の媒体でもある。

田嶋陽子


 25日の朝日新聞の社説は、安倍政権が取り組む防衛省設置法第12条の改正、いわゆる「背広組」と呼ばれる官僚と、「制服組」と呼ばれる陸海空自衛官の優劣を撤廃し、対等の立場に置く「内幕対等」に猛反対する内容だった。

 軍事関係を書くときの朝日の論説は、特に情緒的になる。25日の社説は、このような書き出しで始まる。

自衛隊の統制―抑制が生み出す信頼 (朝日新聞)

 「制服組」と呼ばれる陸海空の自衛官より、「背広組」と呼ばれる内局官僚が優位に立つ――。そんなこれまでの仕組みを、防衛省が見直すという。

 実現すれば、制服組は背広組と対等の立場になり、制服組の軍事的な意見が政治に反映されやすくなる可能性がある。

 こうした防衛省内の力関係の変化が、自衛隊にどのような影響を及ぼすのか。文民統制(シビリアンコントロール)を担保する観点から懸念がある。

 文民統制は、軍事に対する政治の優位を意味し、ひいては有権者が内閣や国会を通じて自衛隊をチェックすることだ。

 日本では文民統制を確保する手段のひとつとして、背広組が防衛相を補佐する体制をとってきた。戦前・戦中に軍部が暴走して無謀な戦争に突き進んだ反省から生まれた措置である。

 旧日本軍と別の組織だとはいえ、自衛隊は武力行使ができる唯一の組織であり、政治が統制しなければ民主主義の基盤を損ないかねない。背景にはそんな考え方がある。(後略)


 まず「文民統制」をおさえておく必要がある。文民統制とは、軍事に対する最終的判断や決定権を、軍人ではなく我々有権者が選んだ政治家が持つという原則の上に成り立つ。従って、最終的な責任は有権者にある。朝日が言う「チェック」だけでは足りないのである。一方、シビリアン(文民)による選挙で選ばれていない木端役人には、直接的な権限も責任もない。もしあるなら、文民のコントロール(統制)から逸脱することになる。

 何故か朝日は、戦後の防衛省の体制が、この「背広組」という「文官」によって抑制されてきたと主張している。言い換えるなら、文官の統制がなければ、軍部が暴走しかねないという警告である。文官が軍人を抑制しなければ、「戦前・戦中に軍部が暴走して無謀な戦争に突き進んだ」ようなことが再び起こりかねないと主張しているのだ。

 「軍部・軍人は暴走する」 ―― これこそ、朝日新聞が戦後社是としてきたテーゼである。「軍隊がいるから戦争がおこる、または戦争に巻き込まれる」という稚拙極まりない左翼の言霊信仰とも言うべき主張があるが、朝日は「軍は必ず暴走する」という仮説・テーゼの上で、根拠ない議論を戦後ずっと掲載してきた。兎に角、軍や軍人には冷たく、そしてありったけの偏見を以って論じ、あからさまに差別してきた。

 その典型例が、田母神論文が取り沙汰された時、社説「空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走」 (朝日新聞 2008-11-01)で、田母神氏を「こんなゆがんだ考えの持ち主」とありったけの侮蔑を込めて罵り、「これはもう文民統制の危機だ」と煽った件である。田母神氏は自分の意見を述べただけであり、制服組で在るが故にコントロールされる側の人物である。それが何故「文民統制の危機」なのだろうか。要するに、根底にあるのは、軍人に対する偏見なのだ。そのような偏見こそ、慰安婦問題で誤報を発信し、国際社会に誤解を撒き散らしておきながらそれを放置し続けた、朝日の「精神」なのだ。

自衛隊は国の宝


 自衛隊は国の宝である。むしろ、自社が徹底的に後押しして誕生させた民主党政権下で、ルーピーは「日本列島は日本人だけのものではない」と言い張り、菅直人にいたっては、総理大臣になるまでその立場が自衛隊の最高指揮官だという一般常識すら知らなかったと事実、そしてそれら総理大臣が日本の国防を危うくした事実こそを、朝日新聞は反省すべきではないのか。

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[ 2015/02/26 07:19 ] メディア | TB(0) | CM(8)
認識間違い
「文民統制」の認識を間違って居たのは、守屋事務次官の事件の時の、大半のメディアとコメンテーターも、今の朝日と全く同じでした。
テレビ画面で軍事専門家に軽く冷笑されていたのが、小気味よかった覚えがあります。

事が自衛隊となれば、「取り締まり症候群」が条件反射する様ではとても大メディアの資格は無いでしょう。観たいようにしか観ない。何度同じ失敗をしても頑なに反応する、やっぱり”パブロフの犬”ですね。

昨夜NHKで鈴木貫太郎首相を取り上げていた番組があり、知られている事ばかりの殆ど掘り下げることも無い作りでしたが、それでもまあ反日ぶりは潜めたか、と思ったら最後に「他国や国民に多大な困難をもたらした事は事実である」風なナレーションで、やっぱりNHKでした。
[ 2015/02/26 08:23 ] [ 編集 ]
商品価値ゼロ
己の不勉強を晒したいなら好きにすれば良いのだが、そんなものに対価を払う価値はない。

発行部数を減らしているのだって、大方の国民は売国だの日本を貶めただのといった、所謂保守的主張には余り興味が無いのでは、と思う。それよりも、情報というのは新聞社が売る唯一の「商品」の筈だが、それが嘘や出鱈目や偏向といった欠陥商品であったにも拘らず、ばれて謝罪するどころか開き直り、剰え上から目線で説教するなど、そんな企業の商品を誰が買うかという話だろう。

沖縄の自称平和活動家が刑特法違反容疑で逮捕された件でも、不当だなんだとイチャモンをつけていたが、朝日の理屈に従うなら彼の赤報隊事件でさえ正当化される。何故なら朝日の主張の本質は、己が正しいなら法など無視して構わない、己の正義を抑圧する法が間違っている、ということに他ならないからだ。あるいは殺人は駄目だが、たかだか数歩の侵入なら問題ない、とも言いたいのかも知れない。

しかし日本が法治国家である限り、これが誤りであることは自明の理ではないか。更に言えば、違法かどうかは司法が判断することであり、たかが一新聞社の容喙するところではない。物事の価値を己だけが決められるなど、思い上がりも甚だしい。

こうした悪徳企業に騙され、不景気なのにせっかく稼いだ金をドブに捨てるようなことにならないよう、消費者はもっと賢くなるべきだ、と思う。
[ 2015/02/26 10:37 ] [ 編集 ]
またアカヒの歪曲
>日本では文民統制を確保する手段のひとつとして、背広組が防衛相を補佐する体制をとってきた

なんでこうおおっぴらに歪曲できるのかね、アカヒは。
正しくは背広組が防衛相(かつては防衛庁長官)をコントロールするためであり、文民統制とはむしろ相反する体制だ。なぜ防衛官僚が有権者の代役を務められるのか全く意味不明だな。
普通に考えれば、一番戦争したくないのは真っ先に命の危険にさらされる制服組だろう。
[ 2015/02/26 14:59 ] [ 編集 ]
国際社会に誤解?
慰安婦問題でよく聞かれる言葉ですが、済州島で慰安婦狩りが行われたと誤解している外国報道のソースを教えて下さい。
クマラスワミ報告では秦氏の疑義も吉田証言の倍のページ数を割いて提示しているので、誤解されているとは思えませんが。
強制連行の証拠としてはむしろスマラン事件の方が有名でしょう。頭隠して尻隠さず。国際社会はとっくにお見通しです。みっともない言い逃れは日本の恥にしかなりませんので、これ以上はお止め下さい。
[ 2015/02/26 18:56 ] [ 編集 ]
アサヒの珍論、暴論、愚論
まず刃物は切れない方が、スキーは滑らない方が安全と思う、素人論と言うのさえおこがましいのが朝日新聞流の防衛論議であります。

それにしても凄いですね。料理をしたこともなければ、ゲレンデに立ったことさえない者の「道具論」でありますから、その酷さたるや格別のものがありますな(笑)

だいたい防衛省の防衛局いわゆる背広組(内局)は、戦後の長いこと警察官僚が牛耳ってきました。これは警察予備隊の発足からの経緯や旧内務官僚の流れを汲む警察官僚のステータスから決まったものです。おかしな話ですよ。警察官僚が軍事をコントロールするとは、世界中に類例を見ません。

よしんば警察官僚が財務官僚と並んで成績優秀、防衛省のプロパーとは比べものにならない程の点をとっていたとしても(笑)おかしいものはおかしいです。

なぜなら警察が守るのは政体であり、自衛隊=軍が守るのは国家・国民であるからです。その違いはビロード革命=東欧の社会主義体制が次々に崩れていった事例を見れば明らかでありましょう。
例えばチャウシェスク政権に最後まで忠誠を誓って徹底抗戦したのは内務省部隊=秘密警察でありました。国軍は早い段階から国民=民衆の側に立って戦っております。ルーマニアのように党の政治将校が軍を厳しく監視する体制であっても、軍は体制とは心中しないものなのですよ。この辺りは 軍=国家の暴力装置とカビの生えたマルクス主義思想に凝り固まっている朝日の記者には到底、理解できないでしょうけれども。

文民統制は政治家によるものであり、文官統制など聞いたことがありません。而してその実体は前述の通りでありました。朝日の大好きな中国の国防相はばりばりの現役武官ですが、朝日は人民解放軍が暴走する心配は一切してないのが不思議ですよね。、

世界平和を攪乱する要因は一に日本の自衛隊にありと本気で思っているらしくて、あの新聞はすでに九条教徒の信仰告白の場。社会病理的な解明と分析以外の目的で、まともな人間が足を踏み入れる場所ではありません。
[ 2015/02/26 19:49 ] [ 編集 ]
朝日に反省を求めることは無駄です・
[ 2015/02/26 22:36 ] [ 編集 ]
ブログ主様に教わりましたように
宗教新聞ですから。朝日は。完全に。
彼らは変わらないでしょう。永遠に。かれらのドグマですから。
田嶋陽子は脳が壊れているか、或いは、飯のタネにああいう役柄をこなしているかのどっちか。後者なら悪役商会ならぬ左巻き商会の名女優ということになるが、まぁ前者なんでしょうなぁ。クワバラクワバラ。
始末が悪いのは、朝日をまともな新聞、あまつさえ、クヲリティペーパーなどと呼ぶキチガイと、そのことばを簡単に信じてしまう阿呆ども。
かれらを悔い改めさせるのはやはり宗教しかないのだろうか。
現代日本のパラドックスでんな。
[ 2015/02/26 23:02 ] [ 編集 ]
無知をさらすな
>強制連行の証拠としてはむしろスマラン事件の方が有名でしょう。

旧日本軍の軍令を無視した一部の日本軍人と軍属がオランダ人女性を監禁・強姦した事件であり、それらの不届き者は軍司令部によって「処罰」されている。
しかも戦後の軍法会議判決で被害者のオランダ人女性35人のうち全てが強制とはされず、慰安所に連行される以前に売春婦であった女性が含まれていた可能性も歴史研究家によって指摘されている。
なので旧日本軍が組織的に強制連行をした証拠でもなんでもない。
国際社会って支那や朝鮮、オランダだけか?
日本人ならみっともない言いがかりはおやめなさいな。
[ 2015/02/27 11:54 ] [ 編集 ]
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