私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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いまだに占領心理を脱却しきっていない米国

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 「日本を取り戻す」という壮大なテーマを掲げて政権を取った安倍首相だが、その道のりは掛け声ほどに容易なものではない。恐らく、安倍総理の「日本を取り戻す」上での最終、ないしは最も重要な政治課題のひとつは、憲法改正だと思われる。米国は、見かけ上は、この問題は日本の問題として静観する構えのようだが、一方で歴史認識においては頑なに戦後史観からの転換を拒絶する。

 それは米国が、戦前、戦中、戦後において、自分たちが日本に為したことの非道さを、日本にも悟られたくないし、自国民にも悟られたくないからだろう。米国民は真珠湾攻撃が日本の卑怯な不意打ちだと教えられ、今でもそう信じているが、真珠湾攻撃はローズベルトの「最初の一発を打たせる」という国是に基き、米国が「気付かないふり」をしたものだったことが後に証明されている。広島や長崎の原爆、東京大空襲などの無差別殺戮は、数百万の米兵の命を救うためにやむを得ないものだったというのが、彼等の国是である。間違っても、ウランとプルトニウムという異なる核による人体実験であったなどと継承されることはない。殺す側の論理は、戦勝に勝利することによって、それを是とできるのだ。

 昨日、産経新聞に阿比留記者のコラムが掲載されたが、歴史認識にかなり踏み込んだ内容となっていた。

米国の傲慢な歴史修正 戦勝国は全てを正当化、敗戦国は我慢…もつわけがない (産経新聞)

 米国は、自分に都合の悪い歴史は堂々と修正し、歴史から抹殺しようとしてきたのである。当時、日本に対する空襲について「史上最も冷酷、野蛮な非戦闘員殺戮の一つ」(ボナー・フェラーズ准将)と自覚していたのは間違いない。

 焼夷(しょうい)弾を使用した夜間無差別爆撃に踏み切ったカーチス・ルメイ少将の下で、作戦計画作成に当たったロバート・マクナマラ元国防長官は記録映画「フォッグ・オブ・ウォー」(2003年公開)の中でこう赤裸々に証言している。

 「ルメイも私も戦争犯罪を行ったのだ。もし、負けていればだ」

 だが、戦勝国は全部を正当化し、敗戦国はすべてを我慢するなどという状態が70年以上ももつわけがない。米国は傲慢になりすぎない方がいい。(以上、抜粋)

米国の傲慢な歴史修正 戦勝国は全てを正当化、敗戦国は我慢…もつわけがない

 米国や特定アジアから聞こえてくる「歴史を直視せよ」という指示、命令は、即ち、敗戦国としての歴史を受け入れよということだ。それらの意図を持って発言する国は、米国をおいては、終戦時に主権を有してなかった中国共産党であり、当時日本の一部だった南朝鮮である。彼等の言い分である「敗戦国は歴史を持つな」という要求が、主権侵害であることは言うまでもない。

 この際、支那や朝鮮はおいておき、真に対峙すべき相手とは米国である。戦後の日米関係は、全世界的にも最も緊密な関係として喧伝されてきた。それを全面的に否定しようとは思わないが、全面的に肯定する場合、それは直接、間接を問わず、米国による日本の属国化の肯定である。換言すれば、日本国として歴史を放棄するという宣言なのだ。

 江藤淳はこの今から36年前、この日米の関係をこう指摘している。

 おそらく一層深刻なことに、日米両国間の同盟関係が、決して見かけほど深くも緊密でもなく、日米合同の歴史記述を可能にするような方向には進んでいないという事実である。その原因は、日本人の心の中にも潜んでいるが、同じように米国人の心中にも潜んでいる。つまり米国人の相当部分は、日本人が被占領心理を脱却していないのと同程度かそれ以上に、いまだに占領心理を脱却しきっていないのである。


 私は、現下の国際関係において、「自国の歴史観を他国と共有する」ことは、現実的に不可能であると思っている。従って、日本の歴史観、歴史認識を、米国や支那、朝鮮などに「理解せよ」と主張するつもりなどさらさらないし、そのような要求は明らかに彼等の能力を超えている。ただ、訴えたいこと、求めたいことは、日本人が日本の歴史を持つ自由を侵害するなということだ。日本にとっての主権回復である。

 日本が日本の歴史観を述べることに対し、米国が「歴史を修正するな」と圧力をかけるのは、明らかな主権侵害である。安倍総理の靖國参拝に「失望」を表明し、訂正したとはいえ「村山談話、河野談話を継承せよ」と要求する米国を見ていると、36年前に書かれた江藤の「いまだに占領心理を脱却しきっていない」という表現がいまも有効な響きを持つ。

 産経が昨日の一面で報じた、日本政府が米国の教科書に書かれた「慰安婦の強制連行」に関し、是正を求めたことは、小さいながらもひとつの明確な前進である。歴史論争においては、米国を説得しなければ、何も進まないと私は考える。



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[ 2015/01/13 07:16 ] 外交 | TB(0) | CM(11)
No title
 法律上、日本は今も明白に占領下にあります。

 これは、戦時国際法に、占領地は必ず占領前主権者に返還する、と言う義務があるためです。
 占領前主権者と言えば天皇であり、天皇は現「日本国憲法」のもと、国政機能を失っています。

 つまり、返還は不可能なので、占領も終結しないのです。

 講和条約発効後も占領継続というのは不思議な感じがしますが、戦争で統治機構が崩壊した場合は統治の治安維持のため、講和条約発効後も逆に占領継続の義務があるのです。

 これを利用して、連合国は占領継続、日本を経済的植民地の立場においています。
(経済搾取をやめさせるためにも占領終結が必要です) 

 占領を終結させるには、天皇の国政機能回復、つまり憲法改正のほかに道はありません。

 天皇がどんなに嫌だろうと、米軍に沖縄から出て行ってほしいサヨクこそ、憲法改正をとなえるべきなのです。

なでしこアクション 日本は未だ占領下
http://nadesiko-action.org/?page_id=5813&cpage=12#comment-10870 


[ 2015/01/13 11:14 ] [ 編集 ]
米国が持っている鎖は、もう日本の首についていない。
「日本はまだ自分たちの手の内にある。利権を搾り取ることも可能である」
 米国がそう思っているのなら、その認識のままでかまわないのではないかとすら自分は思っています。
 実際には日本を足元に敷いているどころか、日本が見透かして投げ与えた撒き餌を手に取ることすら覚束ない惨状を呈しているのです。

 日本は、米国の鉄鋼や自動車という国家の基盤になる製造業に対し、無償も同然の条件で援助をしています。
 有名な例は合弁会社NUUMIの顛末で、GM社は資金から人材から技術から経営ノウハウに至るまでの全てを供与されました。あらゆる意味で最新の会社を手にしていながら、彼らは製造業再興の踏み台にすることが出来ず、単に利潤を株主と経営者だけで分配して溶かしてしまい、何一つ手元に残すことが出来ませんでした。

 NUUMIの例などは、心ある米国企業家なら米国そのものを舐められコケにされたことを激怒して然るべきなのです。
「米国にいくら与えても再度産業的に逆転される恐れは無い」と、日本に嘲笑されたも同然なのですから。

 日本の説得も届かず、嘲笑すら耳に入らないのが、今の米国です。
 この程度の認識能力しか無い米国に、これ以上一体何を言ってどう反応を期待するのでしょう?
 日本がそうした扱いに対して不快に思っている事を明示する以上の行動は、正直労力と時間の無駄だと自分は思います。
 米国が主要国の一つである時代は、遠からず終わってしまうでしょうから……。
(自分は、共産中国と同様に、米国も分裂するのではないかと懸念しています)
[ 2015/01/13 12:08 ] [ 編集 ]
No title
米国で使用されている教科書の日本に関する史実的間違いには、逐一日本側の強力な是正要請があって当然です。
特にマグロウヒル社出版の物には「日本軍は14~20歳の約20万人の女性を慰安所で働かせる為に強制的に募集、徴用した」「逃げようとして殺害された慰安婦もいた」「日本軍は慰安婦を天皇からの贈り物として軍隊にささげた」と記述していると言うのですから、これに沈黙して居るなら日本は「国家」ではありません。
おまけに江戸時代の考察項目の地図には「日本海(東海)と呼称を併記しているそうで、何処の国の言い分(その宗主国含めて)に唯々諾々としている出版物か、身元証明して居るようなものです。これが”大国アメリカの教科書”の一つの例です。

この教科書を使用して居る学校には日本人の子供達も居て、他国出身生徒達から差別や虐めに遭っていると昨年の産経で取り上げられていました。

ローマ法王は世界平和の呼びかけに、昨年11月には「人類は広島・長崎から何も学んで居ない」。今月12日には「1945年8月6日 人類は史上最も怖ろしい惨事を目撃した」と仰せられました。
ローマ法王の仰せがカソリック宗徒以外のキリスト教徒にも力があるのかどうか、私は分かりませんが、米国がどんなに原爆投下に「正義目的」があったと主張しても世界の目には「人類史上もっとも怖ろしい惨事」と認識されている、と考えて良いのではないでしょうか。

管理人様が挙げられた産経・阿比留氏の記事に、10万人の死亡者を出した東京大空襲の中でも、被害者3万人名簿の内、年齢が分かる人を調べた結果が書かれて居ました。
<被害者年齢層で最も多いのが0~9歳が20%。次いで10~19歳が18%。四割近くが未成年で、これは通常の戦争遂行行為ではなく、米軍による子供の大量虐殺(ジェノサイド)に他ならない>と。

夜中の住宅密集地空襲が非戦闘員目当てでしかない事は、紙と木で出来た日本家屋がどうしたら一番よく燃えるかを研究した結果の焼夷弾使用ですもの、他に言い逃れ様があるのでしょうか?明らかな国際法違反でしょう。

[ 2015/01/13 18:37 ] [ 編集 ]
No title
よく日米安保の重要性を説くと「お前は米帝のホモ奴隷だ」とB層の豚が反発しますが、この手の輩は日米同盟=米帝の言いなり、と短絡的な発想しかできない馬鹿です。

同盟はあくまで国と国との約束事であり、その国の住人には全く関係のない話です。例えるなら「アメリカ人は全員死ね」と考える日本人が日米同盟を支持してもなんら矛盾してはいないのです。
むしろ日本を愛する者であれば、先祖を虫けらのように焼き殺したアメリカ人の子孫に対して復讐心を持つのが当然です。口先だけで反米を喚くだけの腑抜けサヨクなど問題外です。

愛国者のみなさん、アメリカ人を死に導けとまでは言いませんが、少なくとも暴力やレイプくらいはで許容できるようになりませんか?諸外国の反米テロリストに笑われるのは恥、とかんがえるべきではありませんか?
[ 2015/01/13 20:38 ] [ 編集 ]
工作員が荒らしにきたのか?
 何しに来た……?

 日本は法と道理に従って粛々と動くだけだ。
 先人の努力もあって、それだけで勝利が確定するところまで届いた。
 レイプだの暴力だの、日本が繁栄し続けるのにそんなものは不要だ。

 掲示板を汚しに来るんじゃない。
[ 2015/01/13 21:14 ] [ 編集 ]
戦後レジームの支配者
先の大戦に対する恨みからアメリカ人を大量殺戮するなどという行為は、南鮮や支那の反日無罪レイシスト集団と同じだ。そこまで民度の低い行為をする必要などない。

日本は東京裁判を受け入れた。あくまで、裁判としてではなく、敗戦結果として諸判決を受け入れただけだが。

さすがに、東京裁判を全面撤回させようとまでは思わない。

しかし、間違った歴史まで受け入れる必要は無かった。

ここは、戦後今まで日本が、戦勝国の一方的な歴史認識の押しつけである東京裁判史観を修正をしてこなかった政治責任がある。

戦後レジームの支配者はアメリカだ。なぜなら、戦後レジームを作り出したのはアメリカであり、彼らが日本を半永久的に支配下に置くには戦後レジームから脱却してもらっては困るはずだ。

戦後レジームから脱却するには、少なくとも憲法改正(特に前文と9条)、東京裁判史観からの解放、日米安保の見直し(日米同盟の検討を含む)が必要だろう。サヨク利権構造も洗浄する必要がある。

今ではこの戦後レジームをアメリカのみならず、支那と南北鮮にも利用されている。

既に謝罪も賠償も済んで、法的にも政治的にも決着はついているはずなのにもかかわらず、いつまでも粘着を続けられるのはたまったものではないが、戦後レジームの呪縛から速やかに解放されなければ日本の国益は未来永劫失われていくに違いない。

日本と同様にアメリカ、支那、南北鮮も未だに先の大戦の歴史観から解放されていない部分が多い。

支那、南北鮮も反日無罪・親日罪などというもので国益を大きく損ねてはいるが、アメリカも自国の犯罪を隠蔽して正当化を続ければ、相手国からの恨みを買い続け、次第に国益を大きく損ねていくことになるだろう。
[ 2015/01/13 23:37 ] [ 編集 ]
補足
親日罪について誤解があるかもしれないので補足。

ここでいう親日罪はいわゆる盧武鉉政権時に制定された、親日派の財産を没収するという、遡及法である親日法のことを指したものではないので注意。

南鮮の親日派に対する反日派の暴力、殺人等の私刑制度を表現したものです。
[ 2015/01/13 23:55 ] [ 編集 ]
復讐ではなく解明です
決して復讐の為の史実探求ではなく、事実を事実として認識し、相手がどういう本性を持つ「物体」かを理解して、冷静に在るべき関係を保つだけです。

知って無関係で居なけりゃとんでもない事ばかりの相手、というケースも有りますし。

少なくとも、今の日本が他国から「歴史修正主義」と酷評される為には、開闢年数やら領土・領海拡張やら飾り立てた「日本史」を披露しなければ当たりません。例えば・・・半万年とか?
[ 2015/01/14 02:27 ] [ 編集 ]
No title
私は日米同盟を否定しているのではありません。国同士の約束事とその国の住人の感情は別物である、と説明しているだけです。
日本の防衛にアメリカの協力が不可欠であることは冷静に考えれば誰でもわかることです。それと同時に、先人が受けた屈辱に対して怒りの感情を持つこともなんら矛盾してはいません。

アメリカという国や軍事力は日本の繁栄と安全のために必要です。しかしアメリカ人は報復の対象として捉えるべきです。日本人が舐められないようにするには考え方を改めることが大切であると考えます。


皆様は先人が受けた苦しみや屈辱を少しでも考えたことがおありですか?
[ 2015/01/14 19:44 ] [ 編集 ]
愚行
<先人が受けた苦しみや屈辱を少しでも考えた事がおありですか?>  
有りますよ。戦前戦中そして戦後を考えざるを得ない今の日本人がその殆どで、先人が涙を呑んで何故その屈辱に耐えたか?当然考える事です。
だからこそ、彼等我が尊い先達の思いを無にする事は絶対出来ないのです。

名無し様は日米同盟の必要性は認める、と仰る。何故でしょう?一方である程度の卑劣な個人レベルの復讐をしても当然と? 名無し様のおつむの中では区別されることかも知れませんが、相手や世間も同じだとどうして思えるのでしょう?

一番分かり易い例の一つだと思いますが、日本兵が武装解除した後の米英蘭豪の捕虜の扱いの酷さは、旧日本兵の人間性を剥奪しようとする悪逆さでした。
戦前から持って居たであろう有色人種への差別感、「偉い」筈の白人をアジアから追い出そうとする許せぬ日本軍の「僭上」行為、降服させるに時間が掛かりすぎた苛立ち、諸々の悪感情もあっての非道さだったと思います。
けれどどんなに屈辱感を噛みしめても先人達は耐え忍んだ。一人が堪忍袋の緒を切れば、その影響がどんな事になるか、仲間に、祖国に迷惑を掛けられない一念だったに違いありません。

一方で日本軍の捕虜になって日本軍の待遇の優しさに感激し、戦後帰国してその思いを出版した米英の元兵士も居られるそうです。けれどそれらは日本では今絶版になり肝心の日本国民が知る事のほぼ出来ない著書です。私もそういう本がある、ということしか縁がありません。人伝で聴く限りですが日本人の誇れる姿として、在るべき日本人の姿勢を教えられている気が強く感じます。

意識的に
忍び難きを忍び 耐え難きを耐える には大変な勇気と賢さが必要です。その勇気も賢さをも持てずに短慮に走る事は愚行以外の何ものでもありません。
名無し様が自ら信じる行為をしたければ、止めませんがその時には絶対日本国籍者の身分を捨ててからにして戴きます。
貴方は本当の日本男児ではありません。
[ 2015/01/15 01:47 ] [ 編集 ]
 私のコメントは間違っているので、すべて取り消します。
[ 2016/09/22 16:29 ] [ 編集 ]
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