私的憂国の書

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植村隆訴訟の根底には、人権擁護法法制化への地ならしがある

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 元朝日新聞の“捏造記者”植村隆が、先週9日、文藝春秋と東京基督教大学の西岡力教授を相手取って、1650万円の損害賠償と謝罪記事の掲載などを求める訴訟を起こした件だが、やはり釈然としない。

植村隆

 先に書いた記事の通り、植村は記者会見で終始一貫、自分が被害者であるかのような演出を試みた。彼は恣意的な悲劇のドラマにおける直接の原告を文藝春秋と西岡氏に設定したが、その周辺要因として、彼が勤務する大学への脅迫、家族への嫌がらせなどをあげた。私個人は、大学へ脅迫状を送りつけたり、家族の写真を晒したりするような行為は明確に非難する。そういう行為によって、「植村隆という人物と彼が書いた記事が持つ社会的責任」という視点を、敵方が「脅迫や嫌がらせという視点」にずらすに格好の隙間を与えることになり得るからだ。

 抗議活動というものは、その活動が社会的な支持を得る担保がなければ、事情を知らない一般人の心理が逆に作用するケースがある。勿論、植村とそのシンパ弁護士は、それらの「脅迫、嫌がらせ」を訴訟の要素に加える意図があったのだろうと考えられる。しかし、彼等はその「脅迫、嫌がらせ」を訴訟の真ん中に据えなかった。彼等が告訴したのは、文藝春秋・西岡教授という言論機関、言論人である。このことは何を意味するのか。

 ひと言で言ってしまえば、植村隆訴訟は、左翼政党がいまだに法制化を狙う、「人権擁護法案のシミュレーション」だということだ。この人権擁護法案ほど、「提出されては消え」を繰り返している法案もないだろう。この法案は、人権被害や差別の明確な定義もないままに、一方が人権被害を受けたと宣言すると、他方を訴える権利が生ずるという法案全体の曖昧さにある。国籍条項も曖昧だ。言論の自由とまともにぶつかる法案で、一旦法制化を見れば「天下の悪法」になるのは間違いない。そして、この法案を長く、地道に後押ししているのが、いつもは「個人」や「自由」を声高に求めるリベラル派の政治家、法曹、一般市民なのだ。

「君、それ差別だよ」

 170人の弁護士連中が、これから言葉狩りを始めるそうである。彼等は、まだ現実のものとはならない言論監視委員会を自ら組織し、言論監視体制に入るということだ。文春や西岡教授を訴えた植村の意図は別として、このサヨク弁護士大集の動きは、人権擁護法法制化への地ならしと見る必要がある。それが、文春や西岡氏の言論に対し、言論ではなく司法を利用する、彼等の明確な意図だろう。


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[ 2015/01/12 10:41 ] 社会問題 | TB(0) | CM(16)
No title
抗議は別にしても家族や北大に対する脅迫は左翼の自演のような気がする。
正当な批判や抗議も脅迫も一括りにして言論そのものを封じ、慰安婦の強制連行は無かったという事実をタブーにして慰安婦の強制連行を既成事実化する為の。
[ 2015/01/12 13:23 ] [ 編集 ]
No title
アカはしつこいですね。いい加減にしてほしい。
[ 2015/01/12 13:38 ] [ 編集 ]
No title
>抗議活動というものは、その活動が社会的な支持を得る担保がなければ、事情を知らない一般人の心理が逆に作用するケースがある。

同感です。保守系の政治主張をされる方々には肝に銘じていただきたいとつくづく感じています。
正義を気取って騒ぎたい、連帯感を持ちたいというだけであれば、それは何も他者への抗議である必要がないからです。

こうしたことをすべて理解したうえであえてやっているというのであれば当然話は別ですが、下手に動けば保守系の政治信条を持っている人間は皆似たり寄ったりだと判断されてしまう可能性だってあるわけですから。本当に勘弁してほしいです…
[ 2015/01/12 16:59 ] [ 編集 ]
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[ 2015/01/12 17:07 ] [ 編集 ]
No title
この手の人権活動家を見ると、害悪を排除するためのテロ行為は正当な抗議行動である、という認識をまっとうな日本人なら持つべきだと切に感じます。
憲法9条の呪いなのか、保守派でありながら未だに戦争や殺しを絶対悪だと思い込んでいる人も少なからず存在している以上、サヨクの排除は不可能でしょう。
[ 2015/01/12 17:40 ] [ 編集 ]
偏向左翼弁護士界
この問題は非常に重要なことです。
反日元朝日記者の過去の行ないにより日本の国益に重大な損害を与え、現在も与え続けているという主題に対して、議論を通り越して一気に法廷に持ち込むという動きをした植村隆。
驚くのは早々と植村170人弁護団が出来上がったということです。
この弁護団は弁護士グループですが、予てより憲法九条護憲派の団体でもあり、また人権弁護士という名称の弁護士とも重複した者たちです。

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2008/2008_1.html

この弁護士会が守ろうとしているのが朝日新聞などの左翼同胞なわけですが、この左翼の存在を軽く見てはいけません。
何しろ、弁護士界だけでなく裁判官などにも法曹界全体が左翼に支配されたいると言っても過言ではないからです。
現状の左翼とはそういうものです。

今、残念なのは左翼弁護団が一気に170人体制をとれることに対して保守系弁護団が組織出来ないという情けなさだと思います。

しかし、これはもう法廷闘争という段階に入るわけですから左翼弁護団に対峙して保守論客を応援すべきということになるでしょう。



[ 2015/01/12 18:10 ] [ 編集 ]
民族差別とは?
そういう時代がくれば、まちがいなく下記のような書籍も発禁になることでしょう。


「わが朝鮮総連の罪と罰(文藝春秋社刊)」より

『90年代に入ると同胞からの寄付はみるみる減少していったから、我々はますますパチンコ店経営に力を入れざるを得なくなった。
 パチンコ屋からのアガリが、同胞から中央に納められる献金を上回ったのは95,6年ごろだったと思う。
 中央本部ばかりではない。地方本部のほうも同胞からの献金だけでは苦しくなってきたので、パチンコ屋をやらせることにした。
 朝銀から土地を担保に融資を引き出し、パチンコホールをつくらせ、独立採算性で組織を運営させてゆく方針に切り替えたのである。
 これら、中央本部以外の地方本部と朝鮮総連系団体が所有しているパチンコホールが全部で40店舗ある。
 朝鮮総連中央本部直営20店舗と併せて
 “約60ほどのパチンコ店が現在では朝鮮総連のほとんどの活動資金を捻出しているといっても過言ではない。”
 資金が足りずにパチンコホールがつくれない小さな組織には焼肉屋をやらせている。、
 朝鮮総連中央直営焼肉店も含めて、朝鮮総連経営の焼肉店は全国で数十店舗あるが、こちらのほうの利益は、たいしたことはない。』
[ 2015/01/13 00:02 ] [ 編集 ]
複合目的
確かに人権擁護法案の法制化が重要目的の布陣でしょうが、根本的には安倍政治の全否定と時間の巻き戻し、そして再度民主政権への道を開きたいのではないか、と思います。

捏造記者かどうか、で訴訟なのか身の周辺の脅迫を訴えたいのか分かりませんが、真の目的は違うでしょうね。朝日労組が肩入れしそうだそうで、朝日新聞社そのものをも私は疑って居ります。
170人の弁護士達が皆手弁当なのか(それは彼等なら有り得るでしょう)組織持ちなのか?
支援してくれそうな国がありますし。
気分的には国家転覆訴訟にも思えます。

同席した弁護士はやはり「歴史修正主義」を持ち出した様ですが、だったらその定義から初めて貰うしか無いでしょう。
自国に塗りたくられた汚名の本当の理由は何か?それを剥がして真実の日本の歴史を追究する事が何故「修正」なのか?
だったらあの戦争を戦った相手国の教科書はどうなのか?その辺から問われる裁判になるのでしょうね。そういうバカバカしい長い時間を掛けている間に、ナニカをする。
そして左巻きメディアはそのナニかを報道しない。そんな処かと想像致します。

裁判が長引けば「慰安婦問題は未だ終わっていない事」だとして、南鮮はじめ反日勢力が日本を貶め続けるのでしょう。
南鮮は欧米から批判されている産経元支局長加藤氏問題から目を離させたい動機もあるのかもしれません。

どちらにしても、植村一個人の訴訟では無く、幾つかの複合的目的があるように思えます。
会見の支援に駆付けた福島瑞穂も証言台に立つ(被告が相応しいですが)時がありそうですね。

相手が仕掛けてきた戦いですが、この戦い乾坤一擲、剣が峰と捉えて、日本が大事と考える者は一歩も負けられません。
[ 2015/01/13 02:35 ] [ 編集 ]
訂正二箇所
民主政権=民主党政権
(だったらその定義から)初めて=始めて

でございます。相変わらずの粗忽者ですみません。
[ 2015/01/13 05:46 ] [ 編集 ]
裁判で明らかにしてほしいこと
この捏造ゴキブリ記者が
「慰安婦」を「女子挺身隊」と誤用した経緯、
その誤用を何十年もほったらかしにしていた理由、
脅迫が本当にあったという事実証明、
これら全てが裁判で明るみに出ることを期待している。
反日変態サヨクの不当な圧力に負けるな。
がんばれ文芸春秋、西岡教授!
[ 2015/01/13 12:34 ] [ 編集 ]
楽しい裁判
170人の大弁護団には意味はありません。大抵は弁護士業界のギルド或いはサークルの中から、趣旨に賛同しろということで闇雲に集められた人数であろうと思います。

訴訟方針を決めるのはせいぜい2、3人でしょう。170人からの弁護士が議論して準備書面を作成するのでは、日が暮れます。時間ばかりかかって、たいしたカネにもならないでは、弁護士先生もオマンマの食い上げです(笑)もともと現実的な話ではありません。

事実上は名義貸しですが、ま、これだけ人数を集めるといかにも重大事件が起こったような印象をマスコミはじめ素人衆に与えることはできます。左翼業界の常套手段ですね。しかし、裁判所の審理には何の関係もありません、残念ながら。

それとYasu様のご希望に反しますが、脅迫の事実認定は裁判所はやらないと思いますよ。家族が脅かされて云々、と涙ながらの会見?を植村はやっていますが、これも素人衆に対する印象操作に過ぎません。西岡教授や文春が直接に植村や家族を脅かした訳ではないので。

論点のポイントは(捏造したかどうかは本人でないと判りませんが)事実でないことを承知していながら、誤報、或いは虚報と呼ばれるレベルの記事をかくも長く放置すれば、それは捏造と呼ばれてもやむを得ない、かどうかの認定だろうと思います。

裁判の本旨は、文春の記事によって神戸の女子大教授の椅子を棒に振った植村の意趣返しと私は見ております。

なお、せっかく文春が付いておりますので、裁判の過程は面白おかしく、いや違った、公平かつ客観的な報道をしてくれることを望みます。

その手始めに準備書面に押印している170名の弁護士の名前の開示を。
まさか、ウチらの先生、こんなしょうもない裁判に関わっていることはないでしょうな?各企業に安心材料を与える為に、ぜひともお願いしたいと存じております。
[ 2015/01/13 18:18 ] [ 編集 ]
弱者を盾に人権を語るエセ人権屋
170人の弁護団というより根幹は日弁連の意向でしょう。植村氏の名誉毀損を利用して慰安婦問題について代弁しておかないといけない事、国連からの人権侵害を取り締まる勧告に同調するのがよく解りますね。
[ 2015/01/13 19:53 ] [ 編集 ]
事実認定しないで損賠成立?
>脅迫の事実認定は裁判所はやらないと思いますよ。

それでは損賠請求が成立しないでしょう。
受けた「損害」が具体的に何であるか不明のまま
賠償額は決められないでしょう。
単に記事や論説で心が傷つけられたから
賠償しろでは弱すぎないだろうか。
それとも、事実認定しないというのは
捏造ゴキブリ記者の請求を裁判所は棄却するだろうという意味なの?
[ 2015/01/14 11:51 ] [ 編集 ]
名誉毀損とは?
>Yasu様

そもそも名誉毀損とは他人から受ける社会的評価(名誉)を低下させる行為をいいます。法律上の「名誉毀損」が定める名誉とは主観的価値や名誉感情のことではなく、外部からの評価であるということです。

ですから「ゴキブリ」はともかく「捏造記者」という称号が違法なものであるとするならば、本人があれこれ被害感情を述べるまでもなく、裁判所は簡単に損害額を算定すると思いますよ。

判りやすい事例としてはオウム麻原裁判における横山弁護士、あのおちゃらけた存在に業を煮やした大阪弁護士会の会長が「大阪弁護士会には四千人の弁護士がいるが、あの野郎は四千一番目の弁護士だ!」と言って、横山弁護士から名誉毀損で訴えられ、負けましてね。かなりな賠償額をとられました。ほんの事実だと思いますが。(笑)
本人や家族がどれだけ傷ついたかなんてのは基本的には関係ないのです。

ましてや今回の事件で、加害者不詳で家族への被害を訴え出るってのは意味が判りません。捏造記者の周辺でゴキブリ・ホイホイをばらまいたのが西岡教授の弟子や文春の社員だというなら格別ですが(笑)因果関係がまったく明らかになっておりませんので。

間接事実として原告側が陳述して、裁判所が聞き置くといった程度のことではないでしょうか。裁判への影響は限りなく無いものと思われます。
[ 2015/01/14 13:28 ] [ 編集 ]
文科省に補助金抗議しようよ!
H25年に文科省の私立学校補助金が北星学園大学と北星学園短大に合計、
3千126万円。
H26年度は北星学園高校に1億600万円補助金を出ている。
これは国民の血税ではないか!
植村隆氏を雇用している北星学園に疑問を感じる国民はこの補助金について文科省に抗議する権利があるのではないか。
(文科省補助金 北星学園  平成26年度)で検索して確認して下さい。
H27度はこれからか?
文部科学省:http://www.mext.go.jp/ 
〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号
電話番号:03-5253-4111(代表)
HPからメールも送れます。どんどん抗議願います。
コピペで拡散願います。
[ 2015/01/18 21:44 ] [ 編集 ]
No title
いいように使われているね。
難儀な人生だと思う。
[ 2015/01/20 16:48 ] [ 編集 ]
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