私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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山本太郎となかまたちの「なかまたち」

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 先の衆院選で当選者が僅か2名と、衆参両院合わせて5名という政党要件を失った生活の党に、山本太郎が加わった。これで目出度く5名を確保し、小沢生活は政党助成金を得ることになった。山本太郎が加わった生活の党は、党名を「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更するそうである。この新党名を聞いた時の脱力感たるや半端ではなく、「国民をバカにするのもいい加減に…」とさえ思ったが、同時に、党名に込められた胡散臭い方向性には警戒が必要だ。それについては後述する。

 かつて、自民党に後足で砂をかけて飛び出し、新生党、新進党、自由党と、既存の枠組み外で政界を揺さぶってきた小沢は、自社さ連立を「理念なき数合わせ」と批判した。ところが、民主党に合流したあたりから、その批判を自らが体現するかっこうで「数」を優先した。民主党の本流から外れた小沢は離党し、「国民の生活が第一」という、ポピュリズムの極みとも言える政党をつくり、嘉田由紀子滋賀県知事を担ぎ、「日本未来の党」を結党。2012年の衆院選で惨敗するとあっさり嘉田と袂を分かち、「生活の党」をつくる。そして、再び選挙で惨敗し、党の存続が危うい状況になった今、自分が批判した野合を体現する「生活の党と山本太郎となかまたち」で延命を図る。

 個人名を含む政党が国会で議席を得るのは憲政史上初めてのことだという。ただ、そういうワイドショー的な見方とは別に、新党名「生活の党と山本太郎となかまたち」には、単に小沢が延命を図った以上の意味があるように思える。それは、「なかまたち」の意味するものだ。単純に解釈すれば、小沢率いる生活の党4名に山本太郎が加わるだけでなく、山本太郎の取り巻きも、議員資格はないものの、党に合流するという意味として捉えられる。ではこの「なかまたち」とはなにか。

 山本太郎が選挙に立った時、その支援にまわった極左陣営を列挙するだけでも鳥肌が立つ。2013年の参院選では、中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)、旧第四インターナショナル(日本革命的共産主義者同盟)各派、労働者共産党という、公安の監視対象となっている極左団体が山本を支援し、彼の選挙参謀には、よど号犯と拉致容疑者の長男を擁立するほどの極左団体、市民の党代表の斎藤まさしが就いていたと言われる。反原発を最大の政治課題に上げる山本は、中核派の反原発組織NAZENの呼びかけ人のひとりに名を連ねる。その事務局長は、中核派全学連の前委員長、織田陽介だ。山本太郎の「なかまたち」とは、こういう人たちなのである。

山本太郎と中核派全学連の前委員長、織田陽介
山本太郎と中核派全学連の前委員長、織田陽介
山本太郎と市民の党代表の斎藤まさし
山本太郎と市民の党代表の斎藤まさし

 小沢は、政党要件を満たし、政党助成金を得るために、山本太郎をスカウトした。恐らく、山本以外の政治家が見向きもしなかったのだと思う。山本太郎も、小沢の誘いに関し、如何なる選択をするかを支援者と相談しただろう。山本と極左支援者の結論は、政党に食い込み、自分等の政策を政党を通して実現するという野望だ。従って、この政局を、単に「政党助成金目当ての合流」と見るだけでは不十分だ。極左団体は、かつては菅直人らを通じて政界への関与を試み、今度は山本太郎を媒介として同じ策略をめぐらせている。これこそが危機だ。

 かつて「保守政治とは」などと語っていた小沢は、極左に延命を助けてもらうまで堕ちぶれた。将来、極左が母屋を乗っ取り、政治団体として伸張する可能性すら否定できないこの政局は、公安だけでなく国民も監視しなければならない事象である。


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[ 2014/12/27 11:52 ] 政治 | TB(0) | CM(6)
No title
 ちょっとでもネットで検索したら、諸派の抗争(殺人含む)は昭和の時代の歴史的事実でもなんでもなく、平成の世においても現在進行中の出来事だということがすぐに分かると思う。
 写真の御仁は、自らの手を汚しているのかどうか私の知るところではないが、少なくとも彼に近い関係にあるものが、目的のためには手段を選ばない危険な思想の持ち主たちであることは間違いない。
 ニュース・新聞では抗争といっても、さらっと「撲殺」「重傷」「殺人未遂」等の活字で終わってしまうが、頭が原型を留めていない、足があらぬ方向に曲がっている、肋骨が何本か折れそのうち何本かが肺に突き刺さっているな、というのが本当のところである。
 おそらくこのようなことが世間一般的に知られていれば、常識的な日本人であればその関係者を国政に近づけようとはしないはずである。
 警察は彼らの危険性をもっとアピールして、マスコミは彼らの負の活動(正体?)をもっと伝えて欲しいと願う。
[ 2014/12/27 15:36 ] [ 編集 ]
No title
小沢氏が誘ったのではなく山本氏が生活の党に恩を売るために自分を入れさせたのではないのですか?
 党の名が『生活の党と山本太郎と……』なのは山本太郎は生活の党の一員ではないという意味かと思います。一員として認めるならば『生活の党 山本太郎と……』となる筈です。

 但し、『なかまたち』と付いているのは山本氏を干すだけにはしておかない、先ずは脱原発の広告塔として見込めるし、胡散臭いことをやめて堅気の政治家になるならば一員として認める用意もあると謂うことでしょう。

 何れにせよ、山本氏が加わったのを喜んでいる人々の気は知れませんが。
[ 2014/12/27 15:39 ] [ 編集 ]
No title
小沢一郎を当選させた岩手県の選挙民の罪は重いと思います。
津波の次は山崩れかな?
[ 2014/12/27 16:09 ] [ 編集 ]
菅直人の感謝
ザ・ゾンビ菅直人が今月13日選挙戦最終日の夜、選挙法規定の八時を過ぎても延々選挙応援演説をしてくれた、と感謝していた相手がこの山本太郎でした。
元そーりだいじんの座にあった人間が違法を承知で感謝を表するというのも狂っていますが、法を侵してまで応援した菅ではなく、汚沢と同居する事を選んだ山本太郎。
菅・汚沢・山本の三角形という構図は吐き気がしても観察し続ける価値はあるのかも知れませんね。

ところで、2011,3,11の大震災直前まで国会で追及されていた菅直人の政治資金規正法違反と、極左反日政治活動団体への6250万円の献金問題は、その後、どうなってしまったのでしょう?
[ 2014/12/27 22:42 ] [ 編集 ]
天一國創建
하나님 참 사랑한다.
종교는 참 통일된다.


時は満ちた。神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ。

天国は近づいた。列島半島は一つの国を成す。

Albert Einstein said about " World war 4 will be fought with sticks and stones"
[ 2014/12/28 05:48 ] [ 編集 ]
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[ 2014/12/28 10:34 ] [ 編集 ]
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