私的憂国の書

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「アベノミクスの失敗」主張で自滅する民主党

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 どうやら安倍首相は解散を決めたようである。各社報道では日程の微妙な違いがあるにせよ、外遊から帰国して18日に記者会見を開き、来年10月に予定する消費税率の10%への再引き上げを先送りした上で、年内に衆院解散・総選挙を断行する。投開票日は12月14日とのことだ。

 消費増税に対する有権者の反発は強い。各社世論調査では、半数以上が10%への引き上げに反対するが、もともとこの増税に反対していたのは“ぶれない共産党”ぐらいである。3党合意を主導した民主党は、本来であればこの増税を推進すべき立場なのだが、そこはやはりポピュリズム政党のやることだ。増税先送りの上、争点ずらしを画策している。

 この10%への消費増税について、民主党の出方が注目されていたが、どうやら民主党も増税先送り論を現時点での党是とし、選挙の争点隠しを画策している模様だ。その上で、「アベノミクスの失敗」を争点に据え、その上で、集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法など、安倍カラーが濃い政策についての批判を繰り広げると思われる。

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 ただ、消費増税の争点隠しという挙に出た民主党が、世論の支持を狙っても無駄である。何故なら、消費税以外の分野で民主党政権と安倍政権を比較した場合、どの分野においても勝敗は明らかだからだ。「アベノミクスの失敗」という叫びは、民主党の自殺行為とすら思う。

 野田首相と安倍総裁(いずれも当時)が党首討論を行い、野田首相が解散を明言したのが2012年11月14日。この日の日経平均株価は8,664.73円である。ところが、野田首相が解散を明言した日のまさに翌日から株価は上がり始め、2年後の2014年11月14日の終値は17,490.83円。株価はこの2年で2倍になった。これを「アベノミクスの失敗」というなら、民主党の主張が意味するのは「富の拒否」である。

 今年9月期の有効求人倍率は1.09倍(2年前は1.0倍)、完全失業率は3.6%(2年前は4.1%)と、いずれの数字も改善している。企業の倒産件数は794件で負債総額1338億6000万円だが、2年前の11月は938件で2495億400万円という大幅な改善。大卒就職内定率は68.4%と、4年連続で改善し、リーマンショック前の水準まで回復している。いずれの数値を取っても、経済は改善しているのである。

 私は経済分野は門外漢だが、これらの数値を見た時、「アベノミクスの失敗」という掛け声が悪質なプロパガンダであることぐらいは理解しているつもりだ。

 外交をとっても雲泥の差である。菅政権が犯した犯罪的土下座外交と安倍首相の地球儀俯瞰外交・安全保障ダイヤモンド外交は、比較するに値しない。民主党政権は、外交を破壊した。あの、小沢訪中団の「143人握手」の際の胡錦濤の笑みと、APECでの習近平の仏頂面を比較するだけでも、日本は安倍外交によって存在と地位を回復したことは明白だ。NYTの鳩山某に対するルーピーという蔑視と、力量への警戒から批判的に報じられる安倍首相も、次元がまるで違う。

 民主党が消費税という争点を隠せば隠すほど、有権者は現安倍政権と民主党の3代に渡る無能政権を純粋に比較することになる。民主党政権の悪夢のような3年の記憶は、有権者にとっていまも鮮度の高い記憶である。どう転んでも、民主党に勝ち目はない。

 もし選挙となれば、大注目は杉並区の極左候補の動向だ。今度こそ、この有害な市民運動家に引導を渡す機会とすべきである。

菅直人


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[ 2014/11/15 11:34 ] 政治 | TB(0) | CM(11)
反日勢力の仕掛けに乗るな
これは、日本の政治と経済を停滞させ、国力を落としめんとするものが仕掛け、野党と売国マスコミが勝手に騒ぎ出し、自民党内の非国民勢力が載せられ、とうとう首相も乗せられてしまったものに見えます。

法案をいっぱいパスさせやがって。


解散をあおった者の顔ぶれを見ればわかる。
[ 2014/11/15 12:14 ] [ 編集 ]
安倍晋三氏と谷垣禎一氏は、衆議院議員選挙をやるならば、自民党候補者(選挙区と比例)を最低340名立てて、最低327名当選させてほしいですね。
安倍晋三氏と谷垣禎一氏は、衆議院議員選挙をやるならば、自民党候補者(選挙区と比例)を最低340名立てて、最低327名当選させてほしいですね。

次世代の党は、最低50名当選させてほしいですね。
[ 2014/11/15 12:36 ] [ 編集 ]
No title
僭越ながら…
菅元首相は東京18区(武蔵野市、府中市、小金井市)を地盤にしていますね。
杉並区だと東京8区で、ここは石原伸晃氏が常勝している地域です。

さて、これだけでは何なのでコメントを追加します(笑)

アベノミクスが失敗なのかどうかは私にはまだ判断がつかないのですが、リーマンショックという最悪な状態を基準にするのであれば、それはたしかに好転するだろうなぁとしか考えられないでいます。
報道を見聞きしていてもリーマンショックが世界的な大打撃だということは理解できましたし、それに加えて日本では東日本大震災と原発事故が起きたわけですから、「とにかくこれ以上景気は悪化しないでほしい」という強い国民感情は存在していたと記憶しています。(このあたりは庶民の当時の記憶と実感でしかありませんが)
そしてそれは社会的にも反映しているはずで、だからこそ株価にも経済界にも政界にも反映していったのだろうと考えています。また、今回は東京五輪誘致に成功した、という副次的な要因もある程度はあるのかもしれません。

こんなふうに考えていますので、民主党の主張がすべて間違えているとも言いたくはありません。民主党自体はまったく支持しませんし、そのつもりも一切ありませんが(笑)
「現状で消費税を増税するのは悪手極まりない」という判断があればとりあえずはそれでじゅうぶんだと思っています。

散漫な感想ですみませんが、こんなふうに考えています。
[ 2014/11/15 13:12 ] [ 編集 ]
東京18区
先の選挙では惜しくも当選だった菅直人議員です。
真夜中のギリギリ最後の復活当選者だった、と記憶致します。
杉並もそうとうなヒダリ翼君地域ですが、それを上回るのが18区と小平市。小選挙区の前の菅氏の選挙区が小平市を含んでいた筈です。
市議なら余裕で居られるでしょうから、国政から転身される方が世の為人の為でしょう。

枝野議員は解散風が吹く直前には、「一日も早い解散を願う」様な発言で安倍内閣を挑発でしたけれど、その時は決して消費税増税凍結なんぞ言いませんでした。
何より民主党は「三党合意の履行」を要求していたではないですか。合意の中でも10%への引き上げを一番に。
それが今は定数削減の、社会保障充実の、と言いますが、だったら臨時国会をスムーズに進める努力・協力をするべきだった筈。
海江田党首は「解散出来るものならしてご覧なさい!」と声がうわずってましたけれど、安倍さんは「してご覧」になるのでしょう。

それよりも自民党のベテラン議員が聞き苦しいご託並べ。
「これでは積み木崩し解散だ」と訳の分からない不満の村上誠一郎議員や一言言わないでは済ませられない石破地方創世担当大臣。既に引退の古賀氏はTVで注文だとか。彼等全員増税賛成派。

投開票は12月14日だそうな。決行されたら、安倍総理は首尾良く本懐を遂げられますよう。
吉良邸の跡地が本所松坂町と名を変え広げたたように、国会の人心が一新されて再出発出来ますように。(誰の首がなくなるのかは分かりませんが)
[ 2014/11/15 14:33 ] [ 編集 ]
さて解散
>杉並区の極左候補

はて山本太郎のことを仰ってるのかな?山本は既に参議院議員であり、4年以上の任期を捨ててまで衆議院に立候補するとは思えませんが。


区議会レベルには元中核派の議員が2名いますが、小選挙区では石原伸晃が鉄板で、面白くもおかしくもない選挙区であります。

隣の選挙区では前回、菅元首相を叩き落としましたが、ぎりぎりのところで比例復活を許しました。私達は井の頭公園のブルーギル退治と称しておりますが、(笑)
今度こそ息の根を止めねばなりません。

そういう意味では私の住んでいる杉並よりも武蔵野市(吉祥寺)の方が注目かと思われます。
[ 2014/11/15 16:48 ] [ 編集 ]
今回の総選挙で売国議員を一掃しよう。。。
 国会でまともな議論が行われ国の安全・経済・国民の生活等が真摯に検討されているのなら解散も不要かもしれない。
 しかし民主党の国会質疑を見るととても国政とは思えない枝葉末節週刊誌ネタ等の小学校の委員会での発言・行動が多すぎる。
 うちわ・SMバーその他屋台で議論すれば良い話だ。今回の総選挙でアホ・バカ・ヘタレの民主党議員は全員落選させよう。
 自民党の財務省に急所をにぎられた議員も首だ。日本のことを真剣に考えている自民党議員と次世代の党の議員とで国会を占有してもらいたいものだ。
 昨日、次世代の党の事務所に行きポスターをもらって壁に貼り付けた。近所の奥様方から次世代の党なんてあったの?という認知度である。
 是非、保守陣営は次世代の党のポスターを掲示し町内会に訴える活動をすべきと思う。国旗を掲揚することより簡単に掲示できたのはネットブログの皆さんのお陰かも。。。
ありがとうございました。
[ 2014/11/15 16:59 ] [ 編集 ]
総選挙
解散総選挙が近いようですね。
総理大臣不在なのに、皆が一斉に選挙を語り出すなんて、余り例がないことです。

アベノミクスが失敗などという話は、全く無責任な妄想話です。この世に魔法などありません。
一方、ある程度デフレの恩恵を受けてきた一般国民には、デフレからの脱却を掲げた現在の金融政策は、まだ道半ばで苦の実感しか湧かないのが正直なところでしょう。(個人的には、劇的に収益が向上した人を何人も知っていますが)

政治も経済も継続することが大切なので、今解散しなくとも良いのではないかと、政治音痴の私などは思ってしまいます。消費税も10%に引き上げられることを前提に仕事をしてきました。
でも、本当に解散するなら、安倍総理を支持します。
民主党政権下の暗黒時代を回想すると、悪寒が走ります。
[ 2014/11/15 20:31 ] [ 編集 ]
安倍内閣の経済政策
小生も自身の経済音痴を棚に上げて言えば、

一、安倍内閣でやっている金融緩和(主に国債などの有価証券の日銀買い取り)というのは、要するに市中銀行の当座預金を増やすだけで、市中に出回らない為に経済効果に乏しい。

二、一の原因は、国内企業の多くが設備投資に及び腰で銀行への資金需要が低調な為である。資金需要が低調というのは主に内需(国内需要)が堅実に伸びていないから企業も金を使えない状況ということである。

三、二の内需を拡大する為には、唯待つだけでは中々創出されない時期・場合が有り、今現在がそれに当たる。それを人工的に創出出来るのは政府(若しくは地方自治体)しか有り得ない。つまり政府は財政出動(公共事業など)を積極的に行う必要が有る。

四、財政出動によって政府が借りた金(国債発行→日銀引き受け→通貨発行)を同じく政府が使うことで漸く内需が創出され、同時に資金需要も生まれて来る。この資金の循環で景気が上向き(具体的にはインフレ傾向)になって行く。

ということになろうかと思います。

その上で、安倍政権の失敗は、上記の四(アベノミクスの3本の矢の内の1本) が不十分過ぎたことと、時機としては最悪の消費税増税をしてしまったことです。この増税により、上記の三 の内需がしぼみ、国民は物を買わなくなりました。しかも公共事業の数が低調な上に一件一件の額も入札不調などで着工が遅れたりしています(これが東北の復興を送らせている一因)。

故にアベノミクスは事実上失敗したと言えますし、最悪の不公平税である消費税を、デフレ脱却前に増税してしまい内需を腰砕けにしたのですから、総じて安倍政権の経済政策は失敗だった、と言えるかと思います。

安倍首相は上記の失敗には一言も触れず、来年10月の増税をしない為『だけ』に解散する様な流れですので、かなり無責任なやり方だと言わざるを得ません。
[ 2014/11/15 23:35 ] [ 編集 ]
銀行間情報: 平成26年11月16日投票開票の沖縄県知事選挙各候補者得票予想
銀行間情報: 平成26年11月16日投票開票の沖縄県知事選挙各候補者得票予想

1.仲井真 26-28%
2.下地 14-17%
3.翁長 10-12%
4.喜納 5-6%
[ 2014/11/16 10:34 ] [ 編集 ]
アベノミクス失敗というより…
アベノミクスが失敗したというより
景気回復途上に消費税率をアップしたのが
大失政だったということです。

財務官僚の脅しに屈して決断した安倍さんの責任です。
一国の首相はもっとホネのある人物がふさわしい。
個人的には稲田朋美さんに日本の未来を託したいと思う。
[ 2014/11/17 11:45 ] [ 編集 ]
安倍政権の存続こそ
消費税増税にヤンヤと言っていたマスコミはじめ各界も同罪です。
安倍さんとて、アメリカの意向を汲んだ財務省の力を跳ね除けるには党内勢力からして難しいものだったのでしょう。
安倍さんを応援し、消費税を上げるべきではないと声を上げ続けたチャンネル桜に集う人々などどんなに悔しいことでしょうか。
安倍総理の時代が続かなければ、稲田朋美氏の芽はないと思われます。そのためにも自民党は選挙に勝つことは当然です。

実際、安倍さんが戦後以来の利権集団そのものの自民党を割って出る時代が来れば、日本の未来は明るいものですが、今はその可能性は少なく、ともかく安倍政権が続いて後進を育てる期間が必要だと思います。将来、女性首相が日本に誕生となり、例えばヒラリーと稲田朋美の画が描けそうなどと思ってしまいます。

広く、日本の為には、実質的な安倍総理と同様の国家観や歴史観を有する次世代の党の議員さんが一人でも多く勝ち抜かなければいけません。次世代の党の選挙は厳しくなります。頑張って欲しい!
[ 2014/11/17 14:36 ] [ 編集 ]
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