私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  外交 >  東トルキスタン(ウイグル)の爆発事件は、「テロ」でなく「レジスタンス」だ

東トルキスタン(ウイグル)の爆発事件は、「テロ」でなく「レジスタンス」だ

← 応援クリック、ありがとうございます。

 南鮮では、朴槿恵政権の支持率が急降下。朴の国政評価に対する肯定的な評価は48.8%と、前月の調査から13ポイントも下げ、否定的な意見は47.4%と拮抗した。セウォル号沈没事故に関し、先月29日の閣議で国民に謝罪したことに対しては、「十分」は31.1%、「不十分」は62.7%と出ているそうで、事故処理に関する青瓦台の指導力などに対する不満が一気に膨らんだことが背景にあるのは明白だ。人に謝罪させたいという欲求が殊更強い朝鮮民族が、このお粗末な事故処理に黙っているはずが無い。身から出た錆である。ここぞとばかりに、反日言動で世論の批判を逸らすような対応は、勘弁して欲しいものだ。

 だが、朴槿恵同様、支那の習近平も安泰というわけではない。一党独裁国家である支那には、選挙もなければ、政権支持率などという数字もない。だが、政権支持率とは別の、興味深い指標はある。それが国内の治安維持費だ。支那では年間20万件前後の暴動・騒動事件の発生し、2013年の治安維持費は約11兆5千億円と、あの膨張を続ける国防費を上回る。前年実績比でいえば8.7%という、著しい増加だ。問題なのは、この治安維持費が人民の安全のためではなく、中共の独裁を維持するために使われると言う点だ。

 NHKによれば、支那全土でキリスト教徒が急増することを問題視した中共が、違法建築という名目で教会を取り壊すという蛮行が相次いでいるという。(NHK:中国当局がキリスト教会取り壊し

中共がキリスト教教会を取り壊し

 中共にとっては、これも治安維持なのだろう。中共の管理を超えてキリスト教が広がることは、目の前の脅威なのだ。恐らく、この光景を見て、「違法建築」という理由を信じる者がいたら、余程の支那かぶれだろう。言論、報道、結社、信教の自由という概念は存在しない。だが、このような宗教弾圧 ― ことキリスト教弾圧に対しては、いくら経済面で依存度が高い欧州でも批判は続出する。世界第2位の経済大国として台頭しようとする中共が、そんなことに無知であるわけが無い。そのような事情を理解していながら、批判承知で弾圧せざるを得ないのだ。

ウルムチ駅爆破

 30日、東トルキスタン、ウルムチ市の鉄道駅で爆発が起き、複数が死亡、負傷者が約80人出た。4月27日から30日まで現地を訪れ、解放軍、武装警察などに「ちゃんと仕事しろ」と檄を飛ばした直後の事件である。習近平その人を狙ったものとも言われており、支那は早々にウイグル人2名をテロ犯と断じ、日本のメディアはその官製報道を追認報道している。

 中共では、地元のメディアでさえ扱いは小さく、恐らく支那人民がこの事件を深く知ることはない。年間20万件の暴動や騒動を完全に隠蔽することはできないので、扱うとしてもたいそう小さい。支那人民に知る権利など与えられていないのだから、知る必要のないもの、知られては困るものは報道されないのだ。中共は、海外向けには「テロ」であり、「制圧しなければならない」と装うが、一方のウイグル人から見れば、これは「レジスタンス」だ。産経新聞正論執筆メンバーの櫻田淳氏がFacebookで書いていたが、自由・民主主主義体制に対する「テロ」と独裁体制に対する「レジスタンス」は、本質的に異なるのである。「テロ」という一面的な表現は、周囲の目線を本質からずらすことが目的で、その裏にある民族弾圧を隠すために用いられているのだ。

 キリスト教への弾圧、東トルキスタンやチベットへの弾圧など、支那には「大国」という一人称としての看板からはかけ離れた実情がある。歴史的に見れば、弾圧と抵抗の闘いは、昨日発生したようなウクライナなどとは比べ物にならないものだ。私は支那問題の専門家ではないので、こういう連続した事件を見て、「支那の崩壊は近い」などと断言するようなことは控える。だが、経済の失速が目前に迫る支那にとって、今後の展望が決して明るくないことぐらいはわかる。そう言う時だからこそ、歴史の真実を知る我々日本人は、民族弾圧の歴史を広く共有し、情報戦を戦うべきである。「テロ」という支那サイドの言葉で、東トルキスタン・ウイグル人を理解してはならない。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2014/05/02 07:29 ] 外交 | TB(0) | CM(4)
いつも拝見しています。
共感することが多くあります。
ただひとつ気になりますのは北朝鮮の捉え方と言いますか、彼の国は第二の日本という噂が最近密かに知られるようになってきました。
昨年暮れの北朝鮮における幹部の粛清から、不穏な動きが見え隠れしています。
今回の旅客船の沈没も北朝鮮における魚雷攻撃ではなかったかという裏情報がありました。
ウイグルにおけるテロも関わりがあるのではないでしょうか。
また、習近平と江沢民の内部対立も囁かれています。
聞くところによりますと、北朝鮮は陸軍中野学校出身の金策、日本名畑中理という方が金日成と結託して日本を守るために満州にいた関東軍を38度線まで南下させて、ヤルタ会談における米ソの密談を覆したそうです。その会談で関東軍のいた地域をソ連が、朝鮮半島をアメリカが武装解除させるて収めるということだったのですが、その密談が覆されたことで朝鮮動乱が勃発し、米ソ冷戦となり、日本では特需が湧き、さらには自衛隊創設までの流れとなっています。
その働きで日本は守られていたことにはならないでしょうか。
北朝鮮はその意味で不思議な国となります。
[ 2014/05/02 08:24 ] [ 編集 ]
金日成一派が日本の恩人?
>その働きで日本は守られていたことにはならないでしょうか。

金日成とその仲間が日本の恩人?
なかなか独創的な視点ですが、利に敏く群を抜いて自己中なかの民族が
日本を守るメリットもなしに動くなどとは
到底信じられませんね。
米国の後ろ盾でいい気になった
李承晩が日本からの利権簒奪と国内の左派弾圧にかまけているのを見て
金日成が潰しにかかっただけのことでしょう。
北で最も不思議なのは社会主義国のくせに
国家元首を世襲にしているところぐらいですね。
70年も南北統一できない
かの民族の自己中ぶりは逆に非常に分かりやすい特質ですね。
[ 2014/05/02 09:27 ] [ 編集 ]
取られたら戻らない
東トルキスタン(中華人民共和国ウイグル自治区)の成り立ちを考えると一度侵略されるとなかなか独立するのが難しいものだという実例が理解出来ます。
まして相手が国連常任理事国であり、強大な軍事力を持っていては歯が立ちません。
また教訓中の教訓でもあります。

そこにはテロという主張が成否と別に有り得るように思えてしまいます。

日本国政府である安倍内閣は「力による現状変更は認められない」、「法による支配」と基本を述べているだけにラビア・カディール女史の来日拒否はしないにしろ、この件では中国の規範を認めざるを得ないのでしょう。

そのような意味から東トルキスタンはチベットと同様、落ち着き先が高度の自治ということになるのかもしれません。
或いは徹底的にウイグル人による武力独立運動を行なうのかというものだと思います。

[ 2014/05/02 13:02 ] [ 編集 ]
仰るとおりです。
小生も驚きましたので、そうだと思います。
驚きついでと言っては何ですが、一度下記サイトを覗いて見てください。
板垣某は全く信頼はしてはいないのですが、興味ある内容でありました。
是非ご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1029dae0e87cccf1592a4ad88124e47a


http://michi01.com/hujiwara/shinsou/354sst26720215.html
[ 2014/05/02 14:31 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。

トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: