私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  外交 >  遅れてきた帝国主義

遅れてきた帝国主義

← 応援クリック、ありがとうございます。

 支那が24、25日に開く国際観艦式。海外の軍艦を招いて行う海上軍艦パレードだが、支那側は日本を招待しないことを早くに宣言していた。日本を排除した事に抗議する形で米国がボイコットで対抗。しかし、南鮮は海軍参謀総長と精鋭艦艇2隻の派遣を決定した。中央日報は、外交関係者の「韓国側の事情により自主的に決めたもの。米国から明示的に一緒にボイコットしようという要求はなかったものと承知している」という話を伝えている。北朝鮮すら艦船を派遣しない支那の海上軍事パレードに、南鮮は尻尾を振って朝貢というわけだ。

遼寧
なんちゃって空母、遼寧

 このような南鮮の態度に対し、本当に頭を抱えているのは、日本ではなく米国だろう。東アジアからセットバックしたい米国にとって、日本と南鮮の軍事的な協調は必要条件である。そのためにわざわざ、オランダで日米韓首脳会談をセッティングし、支那の軍事的進出抑止の前提を作ろうとした。支那訪問時に「私も日本の味方ではない」と発言し、最終的にヘタれた米国務長官のヘーゲルは、それでも「日中間の係争において米国は日本を守る」と述べ、支那の海洋進出を牽制している。南鮮の艦船派遣は、日本を挟んだ米韓の連携が全く取れていないことをわざわざ証明したようなものではないだろうか。

 このところの南鮮の華夷秩序への回帰は、留まるところを知らない。ハルビン駅にできたテロリスト記念館につづき、今度は重慶での反日モニュメント復元に向けた動きが報じられている。

韓国首相、重慶で抗日部隊司令部の復元要請 (読売)

 【北京=蒔田一彦、ソウル=豊浦潤一】韓国の鄭●原(チョンホンウォン)首相が11日、中国・重慶市トップの孫政才・共産党委員会書記と同市内で会談し、日本の植民統治時代に朝鮮独立運動家が中国で創設した抗日部隊「光復軍(クァンボクグン)」が同市内に設けていたとされる総司令部の復元を要請した(●は火へんに共)。
 孫書記は、市当局に検討を指示した。韓国の聯合ニュースが報じた。
 鄭首相は「総司令部の建物を原形のまま復元してほしい」と要請した。孫書記は「歴史は断絶されても忘れられてもいけない」と応じ、具体的な計画を検討するように担当者に指示したという。
 光復軍は、1919年に朝鮮独立運動家が上海で組織し、40年に拠点を重慶に移した「臨時政府」が創設した部隊とされる。ただ、実態は明確ではない。


 重慶と言えば、思い出すのは2004年のサッカー・アジアカップ。君が代では支那観客のほぼ半数が起立せず、日の丸には容赦ないブーイングが浴びせられた、反日では象徴的な都市である。「歴史を直視し、アジア人民におわびし、釣魚島を返せ」という、反日朝鮮人にとっては見本となるような横断幕も掲げられた。2008年の東アジアカップでは、日本に敗れた支那人サポーターが日の丸を燃やして悔しがった。南鮮にとって、反日連帯の上では恰好のパートナーだと見えただろう。

カンフーサッカーカンフーサッカーカンフーサッカー
支那のカンフーサッカー

 ロシアは、まがりなりにも主権国家として存在してきたウクライナを部分的に侵攻し、クリミアを接収した。秩序もへったくれもない行為だ。しかもロシアという主役は国連常任理事国であり、国連の仲裁など何の解決にもならない。米国はロシアを経済制裁で包囲しようとしているが、効果は限定的だろう。このクリミア有事は、如何に国連が無力であるかをしめした事象に他ならない。

 武力による侵攻が既成事実化されるなら、それは帝国主義の復活に他ならない。米国の孤立主義によって秩序のバランスが崩れ、その米国は、経済的な恩恵を受けるために支那に媚びを売る時代だ。米国務長官が「日中有事の際は日本を守る」とコミットしても、それを鵜呑みにするには危険が伴う。

 支那は、過去の帝国主義によって骨まで徹底的にしゃぶられた国ではあるが、帝国主義のうま味を体感した歴史がない。ロシア・ウクライナの事象は、中共にとって、そのうま味を味わうためのモチベーションになるはずだ。

 この状況下の日本では、いまだに集団的自衛権行使容認についての意見が二分し、サヨクメディアは反政権プロパガンダを散布し続けている。だが、日本が優先しなければいけないのは、こうした帝国主義復活への備えではないのか。巷では、支那経済が崩壊するとか、支那人民の民主主義への渇望が中共を脅かしているなどという、希望的観測が絶えない。だが、そういう消極的、他力本願的なスタンスでは、国防は語れない。

 支那のなんちゃって空母「遼寧」は、支那がウクライナから購入したものだ。日本が為すべきは、歴史への直視ではなく、現実への直視だ。南鮮など放っておけばいい。だが、支那には徹底的に対抗しなければならない。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2014/04/13 11:00 ] 外交 | TB(0) | CM(7)
No title
空母の甲板があんなに傾斜しているものだとは知りませんでした。

中共は南鮮を手なずけるにはこんな簡単な事は無いと喜んで居そう。北鮮にはお金が掛かって仕様が無いけれど南鮮はタダ同然で靡いてくれるんですから。
対抗する必要も、気にする必要もないですが、日本が国会議事堂内に「大東亜会議」の場を再現させたらどんな火病が吹き上がるかな?とちょっとだけ悪戯心が湧きます。

重慶のサッカーは忘れません。終わって選手がバスの中に夜中中閉じ込められた事も。
ジーコが君が代に対する中共観客の無礼な態度にもの申した事に感激でした。これがもし日本人監督だったら、と情けない予想は出来ましたし。

集団的自衛権の行使は基本的には当然だと思うのですが、それが半島有事にも、というのがケチな私には拒否感が優先致します。
何があってもアチラには関わりたくない!(拉致被害者奪還のみ例外)


[ 2014/04/13 16:09 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2014/04/13 16:53 ] [ 編集 ]
土人共を放っておく訳には…
徳島の札所に於ける朝鮮人による無断張り紙の件など、朝鮮人を放置して少しも良いことはありません。国内的には在日などの内憂、外交的には竹島奪還・被誘拐国民の救出など、我が国がせねばならないことは山積しています。確かに南鮮土人酋長国に関しては我が国が生殺与奪権を持っては居ますが、その『殺』の方の権利を行使したことは一度も無く、それが奴らを増長させているのです。

東亜に於いて、我が国の主敵をどこと見るかは個人個人で異なると思いますが、小生は管理人様と同じくそれを支那と見、それに次ぐ国として半島兄弟、第三に露助と考えていますが、飽く迄相対的な判断です。

しかしながらいずれも不倶戴天の敵には違い無く、敢えて言えば領土問題を解決出来た場合の露助との友好関係は有り得る『かも』知れません。奴らの精神構造は残虐で粗雑ではありますが、特亜ゴミ二民族とは一線を画すべきと見るからです。
[ 2014/04/13 20:59 ] [ 編集 ]
ウクライナのお得意さま
支那はウクライナから武器を大量輸入する得意客。
なんちゃって空母だけではなく、
揚陸用大型ホバークラフトも
ウクライナから輸入したという。
ウクライナの軍需産業は緊迫の度を増す東部地域に
集中している。
支那へ無分別な武器輸出をされるより
利害関係のあるロシアに管理された方が日本の国益になるだろう。
茶番の国連の実態を常任理事国のロシアが暴いたことも痛快事だ。
なので管理人さんとはちょっとスタンスが異なり
ロシアを一方的に非難したりはしない。
モンロー主義ならぬ独善的なオバマ主義が招いた
自業自得の危機だから。

それと空母の甲板があれほど傾斜しているのは
支那に蒸気カタパルト射出技術がないから。
艦載機は搭載できる兵器や燃料も量がかなり制約される。
支那の旧式空母は単なるこけおどしに過ぎない。


[ 2014/04/14 13:46 ] [ 編集 ]
No title
yasu様 空母のご説明ありがとうございました。
いままでフラットなものと見ていたのは間違いだったのか?と、大分慌てました。
着艦時に蒸気が出る訳もようやくわかりました。

「遼寧」はなんちゃってでも、中共の威信に掛けて建造予定の四隻の空母は極力最新鋭に装備するのではないでしょうか、と裏切られることを期待しながら思います。
[ 2014/04/15 02:16 ] [ 編集 ]
着艦時ではありませんよ
ついでに申し上げれば、着艦時に蒸気は出ません。
あくまでも発艦の際に揚力を得るため一気にスピードを上げる技術です。
着艦の際は飛行機の尻に付いたフックで甲板上のワイヤを引っ掛けて短距離で停止します。
この時、万一ワイヤを引っ掛け損なった場合(専門用語では「ボルター」という)は、加速して再発艦しなければならず、それに備えてスロットルを着艦した瞬間に全開にするので、ものすごい衝撃になるそうです。
このように空母運用技術は極めて高い錬度が必要なのですぐに最新鋭化するのは不可能です。
高速鉄道すらまともに運用できない支那には何十年とかかるでしょう。
宇宙の有人飛行成功も支那が「成功」と言い張っているだけです。国際宇宙ステーション事業に参加しないのは、それだけの技術に達していないからと見るべきでしょう。
ともかく支那はあらゆる分野が一から十まで「張りぼて」です。
[ 2014/04/15 17:38 ] [ 編集 ]
No title
重ねてありがとうございました。

飛行技術も超高度なものを要するでしょうし、建造にも大事な部分は全てブラックボックスの中でしょうから、容易く出来るとは思いませんが、何と言っても人口の多さは研究者の数にも影響しますでしょうし、情報入手方法とエリート教育は日本の比では無い様ですから、そんなに楽観して居ていいのかなあ、とは思います。。

ひょとして、宇宙の邪魔な物体打ち落とし技術も眉唾と言うことですか?絶対そうであって欲しいものです。

あの傾斜甲板の離発着もかなり難しいだろうと思うのですが、彼らは克服して居るのですよね。侮れないですよ。
この観艦式、取りやめになったそうですね。マレーシア航空のことは今起こったわけでも無いのに理由だそうで。
[ 2014/04/15 21:19 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。

トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: