私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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ダチョウの平和論と支那の戦時強制労働訴訟

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 もう2年も前に「ダチョウの平和論」というエントリーを書いたことがある。今後、大々的に原発を建設すると公言している支那に関し、日本がこれを「止めろ」というわけにはいかないことを述べ、もし支那で原発事故が起これば、放射性物質が偏西風に乗って、日本に飛んでくるということを書いた。要するに、自国に原子炉さえなければ安全だと思うのは、砂の中に顔をうずめて隠れていれば何も危険はないと錯覚するダチョウと同じだということである。内容的には屋山太郎氏の著書にあったものの受け売りに近かった。

 だが、このエントリーを上げたとき、記事が転載されていたBLOGOS側では総スカンで、コメント欄には罵詈雑言とも言える非難が次々と書かれた。原発事故の精神的後遺症が色濃かった当時では致し方ない部分もあったのだが、その当時記事を批判した人たちは、視界を遮るほどの昨日のPM2.5の被害をどう捉えたのだろうか。外出自粛のお達しが出るほど酷かった昨日のPM2.5は、支那や南鮮で事故が起こった場合に日本が被る被害の示唆のひとつである。同じく原発を増設すると言っている南鮮は、トルコに原発を売り込む際、地震などの災害が起きた場合はどうするのかとトルコ側に聞かれ、「その時は日本に相談します」と答えた。これが、南鮮がトルコへの原発輸出に失敗した最大の原因だ。よりにもよって、そんな国家ふたつが、我々の風上に位置しているのである。無論、引っ越しはしてくれない。

 このふたつの国家は、世界で最も反日感情が強い国家であるが、色々と騒がしかった南鮮に触発されたのか、今度は支那が一線を超えたアクションに出ようとしている。南鮮に倣えとばかりに、約70年前の一件を訴訟に持ち込もうとしているのだ。「戦時中に日本へ強制連行され過酷な労働を強いられたとして、中国人元労働者や遺族計37人が26日午前、日本コークス工業(旧三井鉱山)と三菱マテリアルを相手取り、謝罪と1人100万元(約1700万円)の損害賠償を求める訴状を北京市第1中級人民法院(地裁)に提出した。(以上、時事通信)」という一件である。

china_sosho.jpg

 現地に高木健一のような弁護士(というより運動家)がいて、原告となる市民を「金が取れる」とそそのかしたのか、もしくは中共が仕組んだプロパガンダ訴訟か、どちらかだろう。もともと支那は法治国家ではなく、法があったとしても、それは共産党のための法である。この提訴が受理されたという報はまだないが、日本を貶めることに手段を選ばぬ国であるから、法に沿ったように見せかけて新たなプロパガンダ闘争にすることなど、彼等は平気でやる。

 日本資本への依存度を南鮮はちっとも考慮に入れず、三菱重工業、新日鉄住金を相手取った戦時徴用訴訟を繰り広げた。その反動で、日本資本が引き揚げ出し、反韓感情が増幅され、南鮮の観光地は閑古鳥。いわば、「日本をこらしめる」という作戦で自分の首を絞めたのだ。日本にとってはストレスを与える国ではあるが、関係が疎遠になったという「メリット」や、日本マネーの流出に歯止めがかかるという、副産物も生まれた。

 支那の経済は急激に減速していると言われている。不動産バブルは目の前だ。人件費も上がり続け、「世界の工場」という看板は早晩おろさなければならなくなる。人権は蔑ろにしても、軍事力だけは絶対に増強する国であるが、経済がさらに減速し、人民が不満を募らせ、暴発の可能性が高まれば、いくら中共といえどもその国是・党是を維持できるとは思えない。

 この戦時強制労働訴訟は、ひとつの引き金となる。ひとたび当局が訴状を受理すれば、今後、同類の訴訟が連発するだろう。当局が訴状の受理を拒否すれば、人民のストレスは当局に向かう。いずれにしても、日本の支那のチキンゲームが始まることになる。

 最早、ダチョウのように“砂の中に顔をうずめていれば何も危険はない”という時代は終わったのである。中共は今後も、世論戦、心理戦、法律戦という三戦の論理を守り、日本に攻撃を仕掛けてくる筈だ。砂に顔を埋めて事が去るのを待つのではなく、毅然として撥ねつけるという態度と覚悟が必要な時代が来たのだ。国民はその現実を強い認識すべきだ。


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[ 2014/02/27 07:32 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
No title
問題は国会議員共や所謂「知識人」なる電波芸者にダチョウが多数存在する国内の事情ですかな?
[ 2014/02/27 08:44 ] [ 編集 ]
No title
中共も南鮮も自政権の活路を日本叩きに見出そうとしているのですから、日本政府と国会、そして企業はしっかり日本の活路を護ってその先を切り開いて戴きたいですし、私達国民も時には声を上げ,時には静かに確実に、日本を築いて行きたいと存じます。

砂の中に頭を埋めても現実には事は去っては居ない事を、河野・村山両氏がどう把握されているのか、やっぱり国会の場でお聴きしたいです。両者がご健康の内に。
[ 2014/02/27 16:36 ] [ 編集 ]
No title
極論は重々承知ですが、中共支配下の大陸領域は国家ではなく世界最大の暴力団が国家を偽装したに過ぎません。
暴力団の基本性質は生存本能です。自分が生きのびるためになんでもします。生きのびるためなら本拠地も捨てます。誰でも殺します。誰でも利用します。
民衆に対しては暴力により定期的に恐怖を刷り込みます。集団殲滅を実行します。西遊記に描かれた「生き胆を喰らう」はまさに今の中共が実施しています。喰らうは比喩で、外貨獲得です。人民は暴力団にとってはカモ、家禽、家畜です。飼育しているだけなので、騒いだら殺すだけです。シナ人はごく少数の英雄的人物さえ殺してしまえば残りは恐怖で萎縮してしまい蜂起しません。中共は歴史から恐怖支配の究極手法を編み出し実行していますから、決して揺るぎません。倒すには外部からの侵攻以外ありません。
[ 2014/02/28 00:45 ] [ 編集 ]
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