私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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「戦犯が合祀されているから参拝するな」という筋違いな主張

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 靖國神社については個人的に強い思い入れがあるので、もう一言だけ付け加えておきたい。「A級戦犯が合祀されているから参拝すべきではない」という、メディアの主張の筋違いのことである。

 サンフランシスコ平和条約が締結された後も、その第11条にある「赦免、減刑、仮出獄の権限剥奪」という条文のために、巣鴨、モンテルンパ(フィリピン)、マヌス島(オーストラリア)で引き続き服役せねばならなかった人たちが1,124名もいたのである。独立回復直後から、この気の毒な同胞を早急に釈放させようという運動が全国で一斉に始まった。口火を切ったのは、「戦犯の赦免勧告に関する意見書」を政府に提出した日本弁護士連合会である。この日弁連は、最近は日本に不利益なことしかやっていないサヨク団体になり下がっているが、当時は気骨ある行動をしたのである。日弁連の動きに触発された様々な団体、地方自治体は、赦免勧告を次々と陳情した。署名活動も活発に行われ、その数は地方自治体によるもの約2千万、各種団体によるもの2千万、合計4千万に達している。各国代表部や国会、政府、政党などに対する陳情もおびただしい数にのぼった。

 こうした動きは国会を動かし、政府は独立後初めての終戦記念日を控えた8月初旬、まず“BC級戦犯”の赦免勧告を各国に対して行い、さらに10月下旬、A級を含むすべての戦犯の赦免・減刑を要請した。ついで12月9日に衆議院が、12日に参議院がそれぞれ戦犯赦免に関する決議案を圧倒的多数で可決した。(反対したのは労農党のみ。)この時点で、日本には戦犯が存在しないということが確認されたわけである。

A級戦犯が仮出所 橋本、賀屋、鈴木の3氏
仮出所する橋本欣五郎元陸軍大佐、賀屋興宣元蔵相、鈴木貞一元企画院総裁

 この頃の国会の審議においては、緒方竹虎副総理が「戦犯というものに対しまして、われわれ日本人としての見方と、それから勝った国が負けた国に対して、かつ個人的にその責任を追及して、戦犯というものをこしらえました動機、その間には非常に差があると思います」と答弁し、加藤鐐五郎法相が「拘禁中の戦犯者の諸君が国家の戦争のための犠牲者であるという、ただいまのご質疑の御趣旨はよくわかります」などと発言し、それに対して何の反撥も起きなかったのだ。その後にいわゆる戦犯に対して適用された恩給法は、戦犯を他の戦死者と区別していない。

 つまり、安倍首相が参拝した靖國神社に祀られる御霊のなかに、戦犯は存在しないのだ。存在しないはずの戦犯を分祀しろというのはまさに暴論であり、それは即ち、支那や朝鮮の意向に従えと説いていることに等しい。加えて、戦犯は存在しないことは国会の決議で確認されたことだ。つまり、日本国の公式見解である。それにもかかわらず、戦犯が合祀されているから参拝するなというのは、国の公式見解を否定する言説なのだ。

 朝日新聞や他のメディアのように、A級戦犯が合祀されているから参拝は控えるべきというのは、順序が違う。まず彼等は、国会に対してこの決議を破棄し、日本国に戦犯がいることを認めよと主張すべきなのだ。

 マスメディアの安倍批判は筋違いである。まして、日本に戦犯が存在しないという事実を隠して公式参拝を批判する姑息さは、看過できるものではないのだ。


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[ 2013/12/30 10:41 ] メディア | TB(0) | CM(5)
No title
立派な主張です。
これを国民の全てが知ったら風向きは変わりますね。なんとか拡散させて下さい。
[ 2013/12/30 16:52 ] [ 編集 ]
No title
戦犯が問題とか、戦勝国が敗戦国を裁くよりも、知覧基地、や学徒兵の手記、などの純粋な心に、当時の指導者の責任感のなさ、切腹したり、戦後公職から身を引いた
人がいるのに、拳銃で自殺未遂の馬鹿がいるように
昔参拝をしたが、こんな連中と共に祭られる事がばかばかしくて 以来やめた 亡くなれば罪は消えるが
千鳥が淵で、空襲の犠牲者もすべての国民一諸、これが
一番ね 国士とか愛国とか宣伝野郎が 俺が一番大事の
最低野郎ね 安部の腹に人の為に尽くすなんて有るわけが無い 靖国参拝の国会議員の会 これは大笑い
宣伝と見抜け 愛国の愛もない  陛下のみが
国民を愛しんでいる 
[ 2013/12/30 16:54 ] [ 編集 ]
歴史を直視しない=特亜の思考、特亜は人類の歴史の最大の汚点である
我が国に戦犯は一切居ません。それは管理人様が書かれている通りであり、当時の日本国民の総意と言えるでしょう。

カスゴミら戦後体制の継承者は、この歴史を直視しない。支那事変を日中戦争と、対米戦を太平洋戦争と呼ぶ自己規制。明らかな憲法違反や国際法違反を曲学阿世で誤魔化して来た法曹やガクシャ。これが往古の大和民族の思考とは、到底思えません。言うなれば特亜人のそれでしょう。

小生は、これを大和民族の特亜化と称しています。日系特亜人とでも呼べば相応しいかも知れません。やはり民族に継承されるべきものは血と精神との双方であり、共に揃わねば全く意味が無いという歴史の典型でしょう。
[ 2013/12/30 22:19 ] [ 編集 ]
歴史は深くて重いもの
平和は本当に素晴らしい。
私のように金融ビジネスに携わる者は平和な世の中でなくてはたちどころに路頭に迷ってしまう。
しかし私が左派とかリベラルと呼ばれる人々の反戦の言論に心を動かされないのは、彼らが無責任だからだ。
今は過去の延長であり現代に生きる我々は先人達の思いの上に生かされている。
靖国神社を否定する人は、あの時代を生きた人々とまるで無関係であるかのように振る舞う。
違うのである。

あの戦争がなければ死なずに済んだ沢山の命があるのは事実だ。
部下を大勢死なせた無能なリーダーもいただろう。
民間人の犠牲は今更語る必要も無いくらいだ。

軍の指導者にはトップとして責任は、あるかもしれない。
日本国民に対しての敗戦の責任である。
古今東西万国共通の戦の習いだ。

しかし更に歴史を直視するなら、当時戦争をしない選択はあったのだろうか?
回避できたという説があるなら教えて頂きたい。
私には幕末に黒船が到来したときから、日本の運命はある程度定められていたように思う。
当時、他のアジア諸国のように列強の植民地になる道もあったが、私達の祖先はそうしなかった。それだけのことなのだ。

私も含めて人は時々判断ミスをする。
国家も同じだ。
だが私達は、文字通り命懸けで戦った先人達のおかげで、母国語で教育を受けある程度豊かな生活ができる国に生きている。
多くの犠牲、敗戦国の将としての罪を負って死んだ人々のうえに成立している今日の日本に暮らしながら、戦没者を貶める人たちがいることがまったく理解できない。
そして、この様なお祀りにまで厚かましく口出ししてくる諸外国の無神経さも不愉快でならない。
個人にも国家にも、干渉してはならない部分はあるはずだ。
[ 2013/12/31 01:41 ] [ 編集 ]
No title
当時かけがえのない家族を戦場に送り、失い、自らは空襲の下を生き残った悲惨な戦争経験者4千万の署名というのが、全てを物語っていると思いながら読ませて戴きました。

戦後や戦争末期生れの中に居る、歴史を無視した日本論い派サヨクがどんなに喚いても、戦中を生きた人々が「戦犯」否定した事実には勝てません。

本当の歴史を真剣に学ばなければ、隣国の哀れで恥ずかしい民族の二の舞になります。
好きこのんで哀れな隣国に倣う人間にならないように、日本の子供達の教育が大事です。
[ 2013/12/31 02:45 ] [ 編集 ]
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