私的憂国の書

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安倍首相の「韓国料理は私もよく食べます」発言を恣意的に忖度してみる

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 安倍首相が、バリ島で開催されているAPECの首脳夕食の際、朴槿恵に「韓国料理は私もよく食べます」と話しかけたことが話題になっている。ネット上の反応は様々で、中には「媚びているようだ」などと批判的なものもあるようだが、「こんな報道にいちいち反応していては疲れてしまうぞ?」と言って差し上げたい。過度に反応するようなニュースでもない。対話のドアは常に開いていることを、朴本人に直接的に示しただけの話だろう。

朴槿恵に話しかける安倍総理

 実はいま、南朝鮮のメディアは少なからず浮足立っている。原因はケリー米国務長官の発言だ。ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が、先週、東京で開かれた日米安全保障協議委員会(2+2)に出席した。席上、ケリーは日本に対し、集団的自衛権の行使容認、17年ぶりの日米防衛協力指針改定の約束、無人偵察機の日本配備など、米国から持ってきたお土産も披露した。これらは、日本に対するお土産であるとともに、責任を負えという日本に対しての圧力でもあるだろうが、ともかく、日本に対しての重視を明確に示したものであることには違いない。

 南朝鮮のメディアの反応は様々だ。殊更、集団的自衛権行使の容認は、南鮮の癪に障ったようだ。中央日報、朝鮮日報、韓国日報などはストレートな反応を見せた。一方、東亜日報、聯合ニュース、ハンギョレ新聞らは、核心に触れる報道はせず、スルーしている。もっとも、南鮮系のメディアは、都合の悪い記事の日本語訳を掲載しないことも多いので、真相は分からないが。

[特派員コラム/10月7日] 独島と集団的自衛権 (韓国日報)

 朴槿恵大統領が、「日本が歴史と領土問題で退行的発言を継続して(我が国を)侮辱している」と指摘したその僅か3日後に、米国はこの言葉を聞き流したかのように日本の再武装に一点の迷いも無く賛成した。我が国には無視を、日本にはプレゼントを与えたのだ。
(中略)
 日本により大きい役割を望む米国の価値と、反省しない日本を許すことはできない我が国の価値が同じであるはずがない。少なくとも日本の再武装に対しては、米国ではなく同じ被害者である中国の立場のほうが我が国に近い。いくら努力しても米日同盟の贋物にならざるを得ない韓米同盟なら、再考すべき時だ。中国をそのテコとして活用し、我が国の国益を最大化するのが答だ。(以上、抜粋)


【グローバルアイ】日本はある!(中央日報)

 ワシントンで見ると、日本が韓国よりはるかに大きな存在であることを実感させられるケースが少なくない。米議会とシンクタンクには「親日派」が非常に多い。米国の友人と対話し、日本を批判すれば、「なぜ韓国は日本をそのように憎むのか」という、韓国では質問ネタにもならない質問をよく受ける。それだけ米国から見る日本は違う。
(中略)
 こうした日本と米国の蜜月関係を眺めるのは快いものではない。すでに米国では韓国がなぜ日本との関係改善に消極的かという不満の声が出ている。韓国は「日本の過去」を見るが、米国は「日本の未来の役割」に関心を持っている。米国は韓日米3角協力を通じて中国を牽制することを望んでいる。一方、韓国政府は逆に中国との距離を狭めようという姿ばかり見せている。
 国際社会で永遠の友はない。韓国の外交が多くの選択肢を持つのはよいことだ。問題はある瞬間、「米国か」「中国か」という質問が提示される時だ。韓国でいま行われている左右陣営間の論争は、国際社会で展開される弱肉強食に比べると子どもの争いだ。口を開けば国民を前面に出す“大きな”政治家たちが、韓国の外交が直面した本当に大きな挑戦に視線を向けなければならない時だ。(以上、抜粋)


 実はこのふたつの記事は、いずれも海外の特派員が書いたものだ。韓国日報(前者)の記事は北京特派員が書き、中央日報(後者)の記事はワシントン特派員が書いている。韓国日報のほうは、南鮮メディアによく見られる感情的なもので、北京という威を借りて、極めて主観的視座に立っている。一方、中央日報は在ワシントン記者の記事であり、いやがおうにも客観的にならざるを得ない環境から出た記事だ。韓国日報は中道、中央日報は保守系と大雑把に括られるが、反日に限っては大局を無視した記事になる。目くそ鼻くそレベルだ。ふたつの記事の優劣を語るつもりはないが、どちらが現実的であるか、一目瞭然だ。

 ケリー発言は南朝鮮にとっては衝撃だっただろう。戦犯国、軍国主義と罵詈雑言を浴びせかけてきた日本に対し、米国は事実上、再び銃を取って立ち上がれと励ましたのだ。今まで散々「民族の痛み、屈辱」を喧伝してきたことが無視されてしまったのである。南朝鮮にとって、大きなパラダイムの変化が迫る。南鮮にとっての選択肢は限られる。支那に寄るか、日本と対話するか、もしくは孤立するかだ。

 そのようなタイミングで出た「韓国料理は私もよく食べます」発言は、恣意的に忖度すれば、実にタイミングよく発せられた揺さぶりかもしれない。もちろん、安倍首相がその言葉に策略を込めたわけではなく、単なる社交辞令という見方がほぼ一般的だろう。暫くは高みの見物をしながら、朴槿恵がどう反応するかを楽しみに待ってみたい。


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[ 2013/10/10 07:26 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
ゴキブリ料理は食えたものではない
ナントカ日報どもが何をほざこうと
ゴキブリの視点に客観的事実は一つもない
もちろんゴキブリ料理など食えるか。
妻がゴキブリファンで
社交辞令とはいえゴキブリのご機嫌を伺わねばならぬ
安倍さんも大変だね。

でも大失政をしでかしたヤツは支持しないけど…。
[ 2013/10/10 09:49 ] [ 編集 ]
韓国だから
中央日報 >「なぜ韓国は日本をそのように憎むのか」という、韓国では質問ネタにもならない質問をよく受ける。

この答は「韓国だから」。
(意味:我々は歴史の真実などには興味も関心もない。どうすれば、外交上有利であり、何らかの援助を受けられるかだけに興味がある。従軍慰安婦など真実はどうでも良い。これをネタに日本から謝罪と援助を受けられれば、さらに「足りない」と言って、より一層の攻撃をすることで、さらに…と続いていく。これまでこの方法でうまくやってきたのだ。
また、心情的にも、事大主義の我が国では、中国様には逆らえないが、昔から自分より下だと思っていた日本に統治された時代に、様々なインフラが整備され、それまでの汚辱に満ちた李朝支配や、奴隷制、両班からの差別、不衛生な衛生環境などから解放された等とは絶対に認めたくないのだ。だから我々は永遠に日本を憎み続ける必要があるのだ!)
韓国だからというだけの言葉に、最低でもこれだけの意味が込められている。すごいな!
[ 2013/10/10 17:18 ] [ 編集 ]
No title
福島汚染で日本の海産物拒否に飛びつき、一方支那でさえ輸入禁止に至った不潔極まりない南鮮食品、と言うことを思うと、安倍さんのクネ氏へのお愛想は、やっぱりちょっと違うのでは?と思って居ります。
何を個人が好んで食そうと、基本的にはご自由ですけど。

中央日報の記者の記事は米国特派員という立場もありましょうし、サムスン系の報道社としては、少なくとも表面上今は余り日本を敵に回すのは下策、という事もあるかなあ、と勘ぐって読みました。
[ 2013/10/10 20:26 ] [ 編集 ]
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