私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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自民党は一日も早く公明党との連立解消に向かえ

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 山口那津男公明党代表は、一体何のために米国を訪問したのか。訪米前には「連立政権での公明党の役割を米国に知ってもらうチャンスにしたい」と語っていたが、その役割が従前のアピール通り、政権のブレーキ役なのであれば、飛ぶ方向が真逆である。

山口公明党代表

 そもそもこの訪米は、日本の政権における公明党のプレゼンスを示すためであると同時に、安倍首相が進める意思を鮮明にしつつある集団的自衛権の法的解釈見直しについて、「米要人から「東アジアで火種を作るべきではない」との言質を引き出して「お墨付き」を得ることで、首相らを牽制しよう」という魂胆があると言われていた。だが、結果は山口の思惑とは逆に出る。

「アメリカのような同盟国や近隣諸国にとって重要なのは、日本が具体的に何をしようとしているのかということだ。日本が自らを守る力を強化し、地域の治安や安定に貢献しようとすることは良いことだ」
「どんな決定であれ、日米同盟の強化につながるものになると確信している」


 NHKは、対東アジア政策を担当するラッセル国務次官補のこの言葉を引いて、“日本国内での今後の議論の行方を見守っていく考えを示しました。”と解説しているが、これは誤魔化しである。国務次官補のこの言質は、日本の集団的自衛権容認方向に対し、はっきりと賛同を示したものとしか解釈のしようがない。山口代表の訪米は、この面だけを取っても、裏目に出たのである。

 さて、問題はここからだ。同じくNHKの報道によれば、山口はワシントンで講演した際、集団的自衛権問題について、極めて後ろ向きな発言をした。しかもこの、国の主権であり、国内の法的解釈の問題を他国の理解を条件とするようなことを言いだした。

 これまでの政府の方針は、自衛権を使う範囲を『日本の施政権の下にある領域への武力攻撃』に対応するものに限定しており、海外では武力を使わないというものだ。この方針は国民にも国際社会にも定着している。これを変えようとするのであれば、なぜ変えるのか、どのように変えるのか、どのような影響を及ぼすのかなどを丁寧に議論して、国民の理解を得る必要があり、近隣諸国の理解を促す努力も求められる。


 この政治家は、日本の集団的自衛権の問題が、支那や南北朝鮮の理解を得られると、本当に思っているのか。思っているとしたら、単なる度し難きお莫迦さんとしか言いようがない。集団的自衛権行使容認論には、現実の問題として、仮想の相手が存在する。具体的にはその相手が支那と北朝鮮であることは、政治素人ですら容易に答えることができるだろう。果たしてその仮想敵が理解するか?答えるまでもない。

 そもそも、集団的自衛権の問題は、日本国憲法に関する内政マターであり、周辺国のご機嫌をうかがうべきものではない。山口氏は、日本の近隣に“平和を愛する諸国民”がいまだに存在していると空想しているのだ。そんな空想政党は、安倍政権の足を引っ張る存在でしかない。ブレーキ役はブレーキ役でも、国益に資することのない存在だ。

 山口代表は、毎年のように首相が交代していることに触れ、「今後3年間以上、次の首相の名前を聞かずに済むように、公明党が政権の安定装置になる」と語った。安定政権をつくるという大義名分に隠れた、「今後3年間は自民党に寄生し、政権与党として甘い汁を吸いつづける」という宣言ともとれる。こんな連立政権は、一日も早く解消すべきだ。

 変わるべきは自民党である。公明党が“加憲”を掲げる実質的な護憲政党であることは、隠しようのない事実だ。いつまでも創価学会の婦人部、青年部の選挙協力と票をアテにしていないで、自民党自体が自立すべきなのだ。


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[ 2013/09/13 07:30 ] 政治 | TB(0) | CM(3)
No title
おはようございます。
集団自衛権の行使の問題で米軍との連携だけを問題視する理由がわかりません。
我が国にとって、ペルシャ湾・インド洋・南シナ海・東シナ海は国家の生命線であり、支那が海洋に覇を唱える目的で西沙諸島・南沙諸島に触手を伸ばし沿岸国にも軍隊を派遣しようとしている時に沿岸国と、あらゆる協力・連携(軍事も含みます)をし海洋の安全を守ることも集団的自衛権の正当な行使でしょう。
麻生財務省のナチス発言を取り上げ、大騒ぎしていた連中の大半は支那との首脳会談や友好を望んでいるようですが、大躍進・文化大革命を通じ一億近い自国民を殺した人間の肖像を天安門広場に掲げ、現在もチベット・ウイグル・南モンゴルで民族浄化をしている連中はヒトラーのホロスコートと変わりません。
そのような連中が支配する国を礼賛し友好を推進しようとする連中はヒトラーのホロスコートを絶賛した人間と同じです。
[ 2013/09/13 09:39 ] [ 編集 ]
イカサマ政党は獅子身中の虫
イカサマ政党・公明の存在は
安倍政権のアキレス腱である。
百害あって一利なし。
いや、安定多数による国会運営だけが
一利か。
本来なら、維新が公明に取って代わって
連立のパートナーになるべきだったが、
もはや死んだ子の年を数えても詮無いこと。
安倍政権はこの獅子身中の虫を早期に退治しないと
そう遠くないうちに次の首相の名前を聞かねばならなくなるだろう。
[ 2013/09/13 10:33 ] [ 編集 ]
No title
「周辺諸国」の信者獲得拡大と南朝鮮への従属さえ臭わせる石碑文があるというカルトを背負っている政党ですから、とても「大事な国」様の思い通りにならない安倍政府のお目付役を降りられないのでしょう。

ですが、主権日本の国民から見れば、一体君たち何処国人?で、自国の独立を守り通す気概もない政党と言う事自体、あって良い存在とは言えないと思います。

この小判鮫党は集票組織として選挙には一応便利なのかも知れませんが、政策履行面から見れば大いに重荷なのですから、安倍自民党は独自で集票出来る様真の再建・新生の努力に徹して欲しいと思います。
[ 2013/09/13 18:00 ] [ 編集 ]
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