私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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“歴史を主観のみで見る”という愚かさ

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 安倍総理は15日の終戦の日に靖國神社を参拝しないそうだが、以前から書いているように、個人的はこの決定を織り込み済みだったので、今さら驚きもしない。勿論、失望はある。首相の靖國参拝は、戦後レジームに楔を打ち込む一手だと思っているので、英霊の方々には失礼ではあるものの、政治問題化したくないと言うどころか、逆に大いに政治問題化してもらいたい。

 昨日の青山アンカーによれば、支那は安倍総理、麻生副総理の参拝がなければ、対抗措置を取らないようだ。但し、それは水面下の交渉での話であって、公的には真逆のメッセージを発する。両国当局が自ら醸成した、反日世論が弱腰を許さないからだ。以下は、支那と南朝鮮当局が、日本の閣僚の靖國参拝について出した、公式の見解だ。

南朝鮮外務省 趙泰永報道官(5日)
 「日本の高官は靖国神社を参拝すべきではない。それでも参拝するのであれば、韓国政府は参拝した閣僚の具体的な状況に基づいて相応の措置を講じる」

支那外交部 華春瑩報道官(6日)
 「中国は日本の政治的指導者がいかなる形、身分で靖国神社に参拝することも受け入れない。その本質が日本軍国主義の歴史を否定することにあるためだ。中国は日本がこの問題について慎重に動き、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す」


 支那と南朝鮮は、地球上で恐らくふたつしかない反日国家である。支那も南朝鮮も偏狭な反日感情を隠そうともしないが、どちらかというと南朝鮮は極端で一方的な感情の単純な反日であり、支那の方は感情が漲っても、言動は当局にコントロールされている。見え方は同じだが、微妙な違いがあるように思える。共通しているのは、自国民の反日感情を道具にして、日本の政治リーダーの行動を抑制しようとする手法だ。

 ところが、立場が違えば、日本に対する感情も真逆になる。

 かつて、日本インド親善協会がインドの要人を日本に招待した際、彼は歓迎会のスピーチを「インドの今日あるのは、東條大将のお陰であります」という言葉で始めたという。これには、会場にいた日本人の方が驚いた。東條英機といえば、連合軍が東京裁判で極悪人としてフィーチャーし、支那、朝鮮から軍国主義者の権化として忌み嫌われる存在である。勿論、日本人のなかにもいまだに戦争犯罪人と認識する不勉強な人が多い。

 第一次安倍政権の末期、安倍総理はインドを訪問し、チャンドラ・ボースとラダ・ビノード・パール判事の遺族を訪ねた。チャンドラ・ボースはインド独立軍を率いて、日本軍のインパール作戦に参加した。ボースは敗戦の前に亡くなったが、彼の部下の兵隊たちが、反逆罪のかどで英国の裁判にかけられた。彼等が処刑されようとしたとき、彼等は独立を目指した戦いだったと主張し、インドの民衆がその兵隊たちを支持した。英国はこの主張を抑圧することができないとみて、インド独立を容認した。

チャンドラ・ボース
チャンドラ・ボース

 代わりに英国は、チャンドラ・ボースの戦いを無視し、独立をガンジー系のネルーらに託した。英国は戦後、インドに独立戦争は無かったと喧伝したが、そんな意図とは裏腹に、チャンドラ・ボースはいまもインド独立の父として認められている。インドの人達はボースの功績を忘れていない。そしてその支援を行ったのが日本軍であったことも、恐らく忘れていない。忘れていないからこそ、「東條将軍のお陰」という言葉が出てくるのだろう。インドには今でも「東條大将の会」というのがあるのだそうだ。

チャンドラ・ボースの姪、クリシュナ・ボースさんは、安倍総理の訪問を受け、こう語ったという。

 日本の人々がボースの活躍を覚えていてくれるのなら、私たちインド人も、ボースが英国の植民地支配に抵抗するためにインド国民軍を組織したことを支援したのが、日本だったことを思い出すべきだ。


 立場が変われば、日本に対する見方も変わる。あれだけ特亜に嫌われている東條英機が、インドでは恩人なのだ。メディアではよく「アジア諸国」というような一緒くたな表現が飛び交うが、支那や朝鮮が発する言葉が、アジア諸国の感情を代弁しているわけではない。むしろ、彼等の発言は、歴史を主観でしか見ないことの愚かさを示しているのである。そのことを、日本人自身が認識すべきである。



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[ 2013/08/08 07:32 ] 外交 | TB(0) | CM(2)
No title
マスコミはシナ、南朝鮮のことは報じますが、その他のアジアの国々の反応は、ほとんど伝えませんね。

閣僚が靖国参拝することで、いかにも周辺諸国との軋轢が増すかのような錯覚を与えるのに必死のようです。
しかし、実際には靖国を参拝しようがしまいが、シナ、南朝鮮との軋轢は増え続け、アジアのその他の国は、閣僚の参拝には無関心というのが真実でしょう。

そして、何よりも靖国参拝は日本人の心の問題であり、他の国にはケチをつける資格はないということです。
シナ、南朝鮮のやっていることは明らかな内政干渉です。金美麗氏が言っていたように「靖国は、あなた達には関係ない!」と言ってやるべきです。
[ 2013/08/08 16:11 ] [ 編集 ]
No title
靖国参拝は、国に尽くした英霊への礼儀であり、
(一緒に並べるのは憚りたいのですが)南朝鮮のいう慰安婦問題は只の嘘。

なので、この二つが「歴史問題」になる、しない、というのが理解出来ません。
[ 2013/08/08 16:33 ] [ 編集 ]
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