私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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あと1、2回の国政選挙で、消えてなくなる政党

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日曜日のたかじんのそこまで言って委員会で、民主党の立て直しを論じた原口一博に対し、政治評論家の加藤清隆氏がこう断じた。

はっきり申し上げて、民主党はあと国政選挙1、2回やったら消えてなくなる政党です。

政治に興味を持って、日々のニュースを追っかけている人のなかで、加藤氏と同じ考えを持つ人は案外多いのではないだろうか。かく言う私もその一人である。政党としての民主党は早晩瓦解する、と真剣に思っている。
今夏の参院選は、民主党自身からも論評が出ている通り、彼等にとって存亡をかけた戦いになるだろう。ただ、勝算は全く見えていない筈だ。国民からのネガティブな反応は肌身に感じているだろうが、積極的支援があれば、各種メディアの世論調査で、あそこまで数値が落ち込むことは無い。

2009年の夏、マスメディアが一斉に連呼した「政権交代」というプロパガンダに踊らされ、民主党を支持した人たちは、恐らくピカピカのブランド品を手にするような錯覚を持っていたのではないだろうか。ところがそのブランド品と思しきものを手にしてみると、それは劣悪な模造品だった。模造品には価値がないどころか、持ち歩くことにも恥ずかしさを覚える。同じように、「あの時、民主党に入れた」と吐露すること自体が、今、一種の羞恥となっているのではないか。

その、参院選に存亡をかける民主党は、野党の共闘を模索していたが、遂にそれを断念。参院選を自力で戦う事になる。参院選での日本維新の会との選挙協力断念を機関決定したのだ。

民主、維新と参院選共闘断念 憲法観めぐり溝 (朝日新聞)

 民主党は1日の役員会で、参院選での日本維新の会との選挙協力を断念する方針を決めた。細野豪志幹事長は記者会見で「維新の憲法観は異なる」と説明。「維新は安倍政権と酷似している」と指摘した。自民、公明両党の過半数阻止に向けた主要野党の共闘は事実上、不可能になった。
 細野氏は会見で「維新の綱領では『自助・自立』が前面に出ている。民主が目指す、ともに生きる社会と対極をなす」と指摘。「綱領で憲法を『日本を孤立と軽蔑の対象に貶(おとし)め』と、戦後の日本のあり方を徹底的に批判する考え方は私どもとは異なる」と批判した。
 維新は3月30日の党大会で、憲法改正を前面に打ち出し、橋下徹共同代表が「憲法を変える勢力を形成することも参院選の重要なテーマ」と強調。参院で自民党とあわせて、憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席確保を目指す考えを示した。
 これに対し、細野氏は「自民と維新で3分の2議席確保の阻止を目標にすえて戦っていきたい」と強調した。参院山口補欠選挙(4月11日告示)で擁立する平岡秀夫・前衆院議員の推薦を維新には要請しない方針も明らかにした。


単なる憶測の域を出ないけれども、恐らく民主党は、日本維新の会から袖にされたという形を取りたくなかったのではないだろうか。フラれるなら、自分からふったという体裁を取りたかったのではないか。そんな気がしてならない。
元々、組合と激しく対立する橋下氏が党首を務める維新の会と、組合ベッタリの民主党の利害が一致するわけがない。組合、団体員が、選挙協力だからといって、日本維新の会に票を投じることなどあり得ない。選挙協力など、最初から無理筋だったわけだ。それでもなお、維新にすがろうとした民主党に、政党としての窒息感が見えてしまうのだ。

マスメディアは、安倍政権のスキャンダルを血眼になって捜しているはずだが、あぶり出せたスキャンダルは、2月初旬の徳田復興政務官の女性問題ぐらい。そのスキャンダルも、とっくにほとぼりが冷めてしまった。従って、敵失は期待できそうもない。プレゼンスを示そうにも、党首にもカリスマ性の欠片も見られず、幹事長も軽過ぎ。残りは輿石のような老害だ。これで期待してくれというほうが無理なお願いなのだ。

モナ夫は会見で、維新の会の憲法観は、民主党のそれとは異なると胸を張った。
しかし、今まで民主党が自党の憲法観を示したことはあるか?私は寡聞にして知らない。党内の憲法観がいつまでたっても一致をみないがために、憲法審査会を長らくボイコットしてきたのは、他ならぬ民主党ではなかったのか。
そんな政党が、他党の憲法観を批判することなど、おこがましいにも程がある。

民主党は、嫌われているのではない。最早、見向きもされていないのだ。この政党に期待感を持つ国民が、急激に身を引いたのだ。従って、話題にすらのぼらない。僅かな望みをつなごうとしているのは、教員と団体職員ぐらいだろう。
民主党は、“価値観を共有する”社民党とでも組んで、“何でも反対”の万年野党になり下がるのがオチである。民主党が議席を激減させる次の国政選挙が楽しみだ。

細野豪志


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[ 2013/04/02 07:36 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
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