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安全運転中の安倍首相の発言に、自信が漲る

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安倍政権の支持率は、相変わらず高い数値を保っている。
時事通信社が発表した3月度の世論調査において、安倍政権の支持率は61.4%だ。時事通信社は個別面談方式で調査を行うため、各報道機関が発表する調査結果と比較すると、信憑性は高いが、数字は辛めに出てくる傾向が強い。実際、発足直後の1月度の調査における支持率は、54%だった。それでも尚、2月には61.4%に上昇し、3月度はその数値を保った。

違いは、支持理由にも顕著に表れる。
野田政権が最低の支持率を記録した昨年11月度の調査では、支持理由は「ほかに適当な人がいない」5.7%、「首相を信頼する」5.6%、「誰でも同じ」4.2%という、あくまでも消極的支持が主流だった。支持しない理由に至っては、「期待が持てない」39.3%、「政策が駄目」26.2%、「リーダーシップがない」24.1%である。
一方で安倍政権の場合、「首相を信頼する」19.5%、「政策が良い」19.4%、「リーダーシップがある」18.2%の順で、不支持の理由は「期待が持てない」7.5%、「首相を信頼できない」6.1%、「政策がだめ」5.4%。菅、鳩山政権などは比較する意義すら見いだせないが、言うまでもなく、国民の政治に対する見方が、絶望感から期待感に転換したことの表れだと思える。朝日新聞でも、3月度の支持率は、前月から3ポイント上げて65%。あれだけ嫌がらせ記事を撒布しても、効果なし。国民は騙されずらい存在になりつつあるようだ。

最近、安倍首相が発した、ふたつの発言に注目してみたい。
ひとつは、18日の衆院予算委員会におけるTPP集中審議で、民主党松本剛明議員とのやり取りの中で飛び出した発言だ。

松本議員「党益と国益がもし相反した場合は、どちらが優先されるべきだとお考えでしょうか」

安倍首相「自民党の存在は、国益を守る政党である限り自民党であって、国益と自民党の党益が相反する、そんな時には自民党なんか解散するんですよ。当たり前じゃありませんか。」


この発言には、民主党の質問者などより、自民党議員の方がぶっ飛んだだろう。
そもそも松本剛明の質問自体、非常に拙劣なものであったため、多少憤慨した答弁になったのかもしれないが、安倍首相の語気はかなり強かった。
かつて、劇場型政治家の小泉純一郎元首相が「自民党をぶっ壊す」とぶったが、この安倍首相の言質は、質疑への答弁で会ったと同時に、自民党TPP反対派議員への強い牽制だったようにも思う。並びに、この発言は解散時期の示唆とも取れるし、もっと深読みすれば、政界再編への肯定とも取れる。


29.04あたり

もうひとつの発言は、今月初めに月刊朝鮮へのインタビューで出た言葉である。

「(集団的自衛権は)韓国を含む大多数の国も採択しており、名称については韓国も軍隊だ。私の政策が『極右』だというならば、世界各国も全て極右国家になる


安倍日本の傾向を極右化とレッテル貼りしたい朝鮮の政治家、メディア、民族にとって、これほど有効なカウンターパンチはないだろう。世界と同じレベルの国防政策を取れないというならば、日本だけが何故例外扱いされなければならないのか、という話になる。支那や朝鮮は決まって「過去の植民地支配に対する反省」という言葉を持ち出すが、百万歩譲ってその論が通ったとしても、「だから日本は侵略され、蹂躙され、同胞を殺されてもいい」という話にはならない。
安倍首相は当たり前のことを言ったまでである。
こういうやり取りを繰り返していけば、無知な国民も、一体どちらが正しいのかを悟るようになるだろう。

安全運転に終始している感のある安倍政権だが、その安全運転のなかにも、自信が漲る発言が出てくるようになってきた。TPP交渉参加表明後の世論調査でも、支持率が下がるどころか上がったことに、首相はホッとしているだろう。
小沢一郎は、「参院選を第一のステップに、来るべき衆院選でもう一度、政権を担える政党をつくらなければならない。それが最後の役目だ」とのたまわった。最後の役目の前に、国民はもう小沢など眼中にない。この高い政権支持率に、野党は成す術もない。

村山談話を上書きする安倍談話は、終戦70周年にあたる2015年の発表を目指しているとの見方もあり、既に長期政権が視野に入っているようだ。


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[ 2013/03/21 07:27 ] 政治 | TB(1) | CM(2)
No title
小沢一郎議員、未だ居たのね。
[ 2013/03/21 23:40 ] [ 編集 ]
No title
>村山談話を上書きする安倍談話は、終戦70周年にあたる2015年の発表を目指しているとの見方もあり、


首相指名選挙でさえ自民党議員に入れず社会党議員の村山氏に投票したのは安倍総理自身であった。

選挙公約だけでなく、総理の発言は全て公約になる事実さえ見逃す安倍支持者がTPPという郵政民営化同様の米国の世界戦略の上で必要な条約にひれ伏した安倍政権を誕生させた自己責任で売国行為の総括を今後していく所存である。
[ 2013/03/24 03:28 ] [ 編集 ]
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