私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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竹島の日行事の政府主催見送りに端を発した保守層分断についての考察

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今日は、いま保守層のあいだで意見が真っ二つに割れている「竹島の日記念行事の政府主催を延期」と、それにかかわる自民党外交に対する批判について、批判を承知で自分なりの考察をしてみようと思う。

まず、公約云々の問題だ。
自民党の政権公約ファイルの「外交・安全保障」部分には、竹島の日の政府主催云々という記述は存在しない。その記述が存在するのは、Jファイルのほうだ。
問題はこの政権公約とJファイルの相関関係なのだが、

・政権公約の詳細版がJファイルである
・政策面での理念や目標を記したものがJファイルであり、Jファイル=公約ではない

というふたつの解釈がある。
私の解釈は後者の方に近いが、かといって、自民党が万人がそれで納得するだろうと考えているとしたら、それは甘すぎる。
国民の間には、李明博が竹島不法上陸で超えてはならない一線を超え、加えて天皇陛下を侮辱した発言の後始末をしないままに消えようとしていることに対し、まだ怒りや憤りが残っている。これが国民感情というものだ。
自民党は、そういう感情を支持として得たことを含めて、政権政党の座を獲得したことを忘れてはならない。

安倍総裁

もうひとつの批判は、韓国と支那に対する特使派遣についてである。
そもそも両国に特使を派遣すること自体が土下座外交だという批判は、非常に短絡的であるように思う。
特使が伝えようとしているメッセージの内容を知っているのは、現時点では当事者である。それ以外は誰にもわからない。
これが民主党政権であれば、「支那様、韓国様の仰せの通りに致します」という内容なのだろうが、「これからは民主党政権とは違うアプローチをしますよ」という内容であれば、特使派遣の意味は全く違ってくる。
どちらも憶測である。だた、メディアの「対支、対韓関係を重視する方向」という報道に惑わされ、短絡的な答えを見つけようとする動きは禁物であるように思う。

「尖閣諸島への公務員常駐見送りの検討」についても、批判が相次いでいる。
これも根本的には竹島の日行事の政府主催と同じだ。
公務員常駐は尖閣防衛のひとつの手段であり、もうひとつの国土防衛、尖閣防衛に関するアプローチは、安倍次期首相が就任後最初の外遊先として米国を選んだことによって、既に強い意志を示している。

ネット上で飛び交う外交批判を注意しながら見て行くと、論点をきちんと組み立てた上で外交批判をしている方々と、単なる嫌韓、嫌支感情だけで批判している方々と、意見には二種類のアプローチがあるように感ずる。
ひとつ言えることは、安倍総裁が首相に就任したその日から、バラ色の日本が突然現れるという期待は過大であるということだ。
政権交代以前の自民党外交も褒められたものではなかったが、李明博の竹島不法上陸、支那の尖閣接近の直接の原因となったのは、民主党の理念なき外交にある。言うならば負からのスタートだ。
その負からのスタートを切ろうとしている新政権に、公約は全て初年度から実現すべきだとするのは、多少極端であるように感ずる。衆議院の任期が4年であり、公約も4年間の執政を根拠としたものだろう。
来夏の参院選で勝利し、安定政権を確立することなしに、自民党公約の実現はあり得ないわけで、今の保守層分断を喜んでいるのは戦後レジーム派や敗戦利権者であるという事実を、片時も忘れてはならない。

ただ、有権者として、自民党や安倍氏に批判を含めてメッセージを送ることは、政治家と有権者のバランスを保つ上では重要だ。批判を封印し、口をつぐむことは、かえって政権の迷走を生む可能性もある。
「どんどん意見すべし」である。


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[ 2012/12/23 11:36 ] 政治 | TB(0) | CM(4)
No title
そもそも総理指名も内閣組閣もはじまってもないのに、情報をミスリードし続ける反日メディアの朝日や毎日などが根本的な問題であって、自民側も何も発言してないと正式に発表。

朝日や毎日のニュースを未だ真に受ける人が多いことにもびっくりですが、朝日などが反日工作するたびに日本人がメディアの危険性にどんどん気づき、メディア自身の首を絞めるブーメラン状態。

まあ、安倍たたきの裏で詐欺行為を行う朝日ですからw

どんどん意見すべき方向は自民もそうですが、メディア、そして反日メディアの危険性を日本国民に拡散することも大切ですね
[ 2012/12/23 12:06 ] [ 編集 ]
確かに安倍さんにも不満はありますが…
垢日らカスゴミの工作(ミスリード誘導)が有ったのは事実でしょう。ただ、安倍さん自身も、政府主催式典開催の時期については、状況を勘案して慎重に判断したい、という旨を仰っていたので、慎重=実施見送り、と保守層の一部が考えるのも無理からぬことと思います。

小生も、安倍さんが幾らか気おくれしているのかな、と懸念し、自民党のHPで安倍さん宛に激励のメールを送りました。前回の政権時に靖国不参拝をした時には小生もかなり怒りましたが、今回はそう簡単には安倍さんを見放すことは無いでしょう。売国政権やカスゴミの現実が余りに酷く、安倍さんや自民党以外にこの状況を打破出来そうな政治家・政党は見当たらないからです。

だから、管理人様が書かれている様に、安倍さんに不満が有る人は、すぐに見放すのではなく自民党や安倍さんのHPに意見を送るべきです。
[ 2012/12/23 13:32 ] [ 編集 ]
No title
管理人様
本当です。冷静に判断および批判するべきです。

まず特使は前政権があれだけの事をやらかした後で送らない方がおかしいし、オバマだって中東に特使を派遣しています。当たり前です。そもそも特使派遣は下見みたいなモノです。

それに相手側の大統領が就任した直後でどんな姿勢かも分からない段階で刺激する方が有りえないです。(まあ、お隣はその常識が通用するか微妙な点は認めますが・・・)。そのくらい民主の3年で押し込まれてしまったのです。

民主によるマイナスを元に戻すのすら大変です。

外交は壊すのはあっと言う間ですが、取り戻すには1期2期は覚悟しないと無理でしょう。大体、もう中韓に財界が浸かってしまっている状態で、1年や2年でシフトすら出来るわけがありません。メディアも邪魔していますし。

そのくらいこの3年間が酷かったのです。麻生さんが主張した東南アジア~南アジアの「自由と繁栄の弧」を潰してお隣に媚びる政権を選んでしまったツケというモノです。
[ 2012/12/23 16:11 ] [ 編集 ]
待てしばし
は大事だな。と思いました。こちら様もFC2の上位ブログの当初の反応と同じだったようです。 ソースが「朝日」「毎日」であったにもかかわらずにです。
石破幹事長がよくご本人のブログのなかで自戒をこめつつメディアからの質問に対する応答の難しさ、応答の真意に対する報道の歪曲さを嘆いておいでです。
なので、
言葉を選び、ひとつのセンテンスであんなに単語が多くなるのかな。と思っております。法治国家の遵法主義者を以て任じている方なので、
いろいろと謂われても仕方ないのかな。けれども、お気の毒だな。とは思っています。

…今回のエントリーで管理人様は「分断」と仰有られておりますが、中共はこういうところもジックリ眺めつつ我が国の民度の平均値を分析していると私個人は考えております。



こちらに申し上げても仕方ないのですが、政治ブログ上位ランキングにおいでになる、ブログ主様方はせめて、こちらの管理人様のように「自民党公約」と「Jファイル」の違い位は検証し考察してからエントリーされる冷静さをお願いしたいものです。
[ 2012/12/24 19:46 ] [ 編集 ]
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