私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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第三極の糾合と御大の我欲

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確か、3年前には小沢とか鳩山とかいう人たちが、日本に二大政党政治を築くと言っていた。ところが昨日幕を開けた衆院選は、大小14だか15だかの政党が入り乱れる大乱戦の様相だ。
ひとつは民主党があまりにだらしない政党だったことが挙げられるが、小選挙区制をもってしても、日本には二大政党制は根付かなかった。
とにかく、戦は始まった。

この際、社民やら共産やら生活やらはどうでもいい。
選挙戦の話題の中心は、自民、民主、そして第三極であることに間違いはない。
民主党は恐らく、壊滅的敗北を喫する。
今の小沢党の規模にまで落ちると、勝手に予想している。
昨日、菅直人の有楽町街宣をニコ生で見ていたのだが、相次ぐ「帰れ」コール、「テロリスト」コール、「売国奴」コールに、憐れみさえ感じてしまいそうになった。
首相経験者の落選ですら、可能性があるのだ。
問題なのは第三極だ。

第三極を動かしているのは、石原慎太郎氏である。
橋下氏に惚れこみ、党の合併にまで持ち込もうとしている。
だが、既に指摘されている通り、政策には埋めがたいほど大きな開きがある。
太陽の党、日本維新、みんなの党まで合わせてしまったとき、綱領など書けるのか、甚だ疑問だ。

太陽の党、日本維新が合併か?

私は昔から、石原慎太郎氏のファンである。
しかし、今回の石原氏の動きには、やはり納得できないものがある。
今日の石原、橋下の共同記者会見に置いて、両党が合流するとなれば、政策的な部分で太陽の党側が大きく譲歩するものになるだろう。
たちあがれ日本の応援団長だった人が、党を乗っ取り、革命的改革の名のもとに、党を維新に売ってしまったような印象を持ってしまうのだ。
橋下はかねてから、共闘、連合には政策の一致が必要だと言っていた。
その政策原理主義者が、たちあがれ日本に対しては「世代」という違いで合流に難色を示した。これは卑怯なやり方だ。
加えて、「古い真正保守とか言っている人は、早く退場願ったほうが良いんじゃないか」とまで言い放った。この失礼な台詞は、平沼赳夫氏の政治生活を全否定するものではないのか。
私はこの言葉を聞いた時、平沼氏だけでなく、故中川昭一氏まで貶められたようだと、嫌悪感を抱いた。
(中川氏は「真・保守政策研究会」(後の創生「日本」)の初代会長)
真冬の向日葵」の中井昭二の葬儀にすら涙した私にとっては、非常に屈辱的な言質だった。

石原氏は、そんなことはどうでもいいというかもしれない。
しかし、たち日の支持者にとってはどうでもいいことではないのである。
太陽、維新、みん党が合併すれば、ひとつの党に90年代の自社さ政権のミニチュア版ができるようなものだ。
あの時、社民党は自衛隊を合憲とし、理念を捨てた。
自民党も自主憲法制定という結党以来の理念を捨てた。
互いに過度の譲歩することで力が弱まり、政治の惰性を生んだ。

石原氏は、仮に息子の伸晃氏が自民党総裁になれば、今ごろ東京都庁でオリンピック招致に勤しんでいたはずである。だが、伸晃氏が敗れ、時を同じくして国政復帰を宣言した。
間違いなく、首相の座を欲していると思う。
批判を承知で言えば、伸晃氏の総裁選を前にした新党凍結宣言、落選後の都知事辞任と国政進出、野合とも言える第三極糾合に、我欲を痛烈に批判する石原氏の我欲が見えてしまったように思えてならないのだ。

維新には、外国人参政権推進派の小沢鋭仁が合流する。
太陽の党は、こういう政治家と行動を共にできるのだろうか。
平沼氏や西村眞悟氏は、これを支持者にどう説明されるのだろうか。
それとも、原発や消費税が小異であるように、外国人参政権問題も小異であるのか。そうであるわけは、断じてない。

この第三極糾合は、どう考えても無理筋である。
政権を委ねる人は、やはり安倍晋三総裁しかいない。


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[ 2012/11/17 09:02 ] 政治 | TB(0) | CM(7)
スローガン
私もそう思います。あとは、とにもかくにもマスゴミ対策ですね。管理人様、ならびに、この暗黒の3年間を共に乗り越えてこられたてきたネット有志の皆様、


『安倍首相でmerry christmas!』

『安倍首相でhappy new yeay!』 


を スローガンに頑張りましょう!

[ 2012/11/17 09:38 ] [ 編集 ]
Re: スローガン
阪神優勝さま、
お久しぶりです!

> 『安倍首相でmerry christmas!』
>
> 『安倍首相でhappy new yeay!』 
>
>
> を スローガンに頑張りましょう!

それ、大賛成^^
いいですね!
[ 2012/11/17 09:47 ] [ 編集 ]
No title
石原氏には大きく失望しました。
尖閣寄附金の件も放りだし、あれだけたちあがれ日本をコケにした橋下にベタ惚れだという。
この国難の時に自民をも潰しにかかってます。
呆れました。
平沼さんにもです。
晩節を汚すとはこのことでしょう。
[ 2012/11/17 12:47 ] [ 編集 ]
批判しかできない政党は最低
「批判するだけの政党、何かに“アンチを唱えるだけ”の政党では何もできない」ってことは、この3年半の民主党で身にしみました。
なのに、またもや別の「アンチ○○」と「構造改革」ですか?
しかも中途半端な寄せ集めで? カンベンしてください。

官僚主導でも中央主権でも・・・「ぶっ壊す」だけなら誰でもできます。
現在の「日本の国体」は、(明治維新後に限っても)先人が150年かけて精密機械の様に造り上げてきたもの。
一度壊して「前の方がましだった」と気づいても元には戻せないのです。

勿論、今がバラ色と言うつもりなんて毛頭ありません。
古くなった制度も沢山あります。歪みもあります。
だからと言って「グレート・リセット」って、電源を切って始めっからやり直しですよ?
良くない部分をセッセと「改善」では何故ダメなのですか?
“カイゼン“は日本の得意とするところではないですか?。
たった150年で、「江戸時代から(曲りなりにも)世界のトップランクの国の一つ」にまで駈け上ったのが日本。
その制度をぶっ壊し、リセットした後の日本は・・・今より本当に素晴らしいでのすか?
「本物の“維新”とは真逆に、“中央集権”から“地方バラバラ構造”に改革?する」という人達は・・・
例えば、尖閣列島・竹島どころか「対馬(韓国)」や「沖縄本島(中国)」までも「我が国の領土だ」と、言い始めた「ならず者国家」に我々はどう対抗するのですか?
勿論、戦争状態に突入すれば自衛隊の出番でしょうが、それ以前の「民事」や「治安」「制度など」への「間接侵略」に対応する主体が「地方の首長」で大丈夫なのですか?
中国政府VS福岡県知事、オール韓国VS岡山県知事?
とても「地方分権の日本では勝ち目はない」と思うのですが、維新も太陽もそれを何故「素晴らしい改革」と言えるのでしょうか?
解散・総選挙に反対していた勢力が口にしていた「こんな時に政治空白を作って良いのか!」というフレーズ。
私は正しいとは思いませんでしたが・・・。
しかし「ちゃぶ台をひっくり返す」様に日本をぶっ壊した後、日本の統治機構が再び安定して機能し始めるのに一体何年かかるとお思いですか?
ちなみに、ロシア革命後70年、ユーロの通貨統合でも“失敗だったと気づく”だけで10年かかりました。
日本には本当にそんな壮大な実験をしている暇があるですか?
衆議院選挙を実施する“一月ほどの政治空白”も許されない日本が・・・・。
[ 2012/11/17 13:27 ] [ 編集 ]
No title
投票選択はやはり安倍自民党しか無い、と石原老害に決心致しました。
平沼さんがどこまで石原氏に巻き込まれるのか、諸々の事情はあるにしても、公党を私する「先輩」への気兼ねで道を誤る事がありませんように、願っています。

死んでも嫌いな小沢氏、思想政策大違いでも惚れ込んだ橋下氏、結局は石原氏の個人的好みの「大同団結」でしょう。
たちあがれ日本の五人の方々の本心はどこにあるのか、知りたい気が致しますが、それでも行動を共にするなら、「残念でした」というしかないです。
[ 2012/11/17 23:28 ] [ 編集 ]
No title
「やっぱり安倍自民党しかない」 ・・・うん、それはけっこうですね。
しかし、「この日本には自民党さえあれば良い」 という考えは間違いです。
自民党とて完全な政党ではない。 それが、谷垣体制下での、
消費税増税法案に関する動きにありありと出ていました。
野党というものは、必要です。

問題は、いままでその野党が、
もっぱら団塊左翼団体の血脈を引く者たちによってなされていたということ。
この日本では、
与党と最大野党が、ともに国歌を気持ちよく歌える状態はついぞなかった。
そういう点なのです。

「野合ではないか!何をもって大同なのか!」と
今回の、太陽と維新の合併を糾弾する人はいるでしょう。
たしかに、政策的理念で矛盾点のある者同士のようにも見える。
しかしですね?
政策よりも大事なものがある。
「君が代」さえも歌えない議員が、何の法案や政策を決めるのでしょうか?

今回言われている「小異をすてて大同を取る」の「大同」とは、
ほんとうに、「おおざっぱな大同」のことを意味しています。
つまり、それは、
「最低限の愛国心を持つ」 ということです。

「センカクはノブテルのためだった」などと、馬鹿らしい解釈です。
あれは、中国に対する示威さえも、その主目的ではなかった。
石原氏が本当にしたかったことは、日本国内に対する問いかけなのです。
「いま日本には、外敵がいる。日本を守ろうと意識なしに
  現実的な将来など、築けないのだ」 ということ。
それに対して誰が賛同し、誰が反発していたか、ちゃんと憶えていますか?

今回の選挙で、自民党は無敵と言えるでしょう。
心配しなくたって、自公政権になるのは確実です。
問題は、「また民主党に野党第一党をやらせるのか?」ということですよ。
そしてまた、国政を妨害させるのか?

維新は自民党の敵ではなく、「民主党に対する」カウンター勢力です。
石原氏の心の中は、まちがいなくそういうことだと思う。
そのための「大同」なんですよ。
彼は、領土を守り、国会をも守ろうとしている。
80歳の老人に、そんな重い、大胆な行動をさせながら、
いい若い者がケツの穴の小さいことを言うのはやめようではありませんか。
維新は、野党第一党として民主党よりは、間違いなくマシですよ。
[ 2012/11/18 19:08 ] [ 編集 ]
Re: No title
私は石原氏の愛国心には全く疑いを持っていません。
国会議員が全員で君が代を高らかに歌う光景は、それこそ大歓迎します。
ただ、結果のためならプロセスは無視してもいいということにはならないか、と。
少なくとも私は、今回のプロセスには大いに疑問を感じます。
[ 2012/11/20 20:35 ] [ 編集 ]
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