私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  政治 >  田中慶秋辞任と首相の任命責任 ~ 民主党政権の息の根を止めろ!

田中慶秋辞任と首相の任命責任 ~ 民主党政権の息の根を止めろ!

← 応援クリック、ありがとうございます。

田中慶秋法相が引責辞任した。
就任からわずか3週間。辞任とは名ばかりで、事実上の更迭という。

田中“前”法相で印象深いのは、拉致被害者家族との初の面会だ。
拉致問題担当大臣も兼ねていた田中慶秋は、大臣就任直後、拉致被害者家族と面会したのだが、挨拶する田中は、恐らく官僚が用意した原稿を棒読みし、全く心のこもっていない所作がテレビ画面を通して全国に伝えられた。私でも腰砕けになりそうだったから、拉致被害者家族の落胆たるや、筆舌に尽くし難いものがあっただろうと推察する。

田中慶秋“前”法相
田中慶秋“前”法相

野田首相はこの辞任劇に関し、「私が任命した閣僚が職務を全うできなかったという意味では責任はある」と述べ、この前に「任命責任はない」と強弁していた藤村官房長官のコメントを全否定した。
任命責任を認めるのは当然としても、その後の言葉が間違っている。“職務を全うできない”どころか、“仕事という仕事は何もしていない”ではないか。法務省幹部が「ブリーフィングを終えたばかりなのに」とぼやいているのが何よりの証拠だ。
国会で一度も答弁しないどころか、田中が実践したのは“逃亡”だけなのだ。

田中が国会を「公務」を理由に欠席したのは、駐日ドイツ大使への表敬が理由だった。しかしこれはこじつけである。
当日、田中側から主催者側に「(出席の)枠は空いていないか?」という問い合わせが、突然あったそうである。田中は無理やり自分の枠を作らせ、そのドイツ大使表敬に出席したのである。勿論、国会での追及から逃亡するためだ。田中は、その会で挨拶する場面すらなく、“来賓席”にぽつんと座っていたという。
政治家個人の品格の問題とも言えるが、一義的には、国家を背負う政治家としての自覚の欠如だ。しかも、事の発端となった田中の“黒い交際”情報は、閣僚人事の前に首相官邸に伝えられていた可能性があると、産経新聞の高木桂一氏が書いている。
論功行賞だか知らないが、こういう人物を閣僚に登用した野田佳彦の責任は、限りなく重い。
安倍内閣では、相次ぐ閣僚の辞任が退陣の一因となった。その頃から比べれば、メディアの追及は手加減を加え過ぎである。

こうして、日本の国益が日に日に失われていく。
信じ難いのは、自民党には来年のダブル選挙まで解散を先送りすることを是とする議員がいることである。森喜朗、古賀誠ら、長老議員だ。
彼等が主張するのは、どうせ衆院選挙をやったところでねじれは解消されないから、相手(民主党)の敵失をもっと多く出させ、来年の衆参ダブル選挙で大勝ちしようという目論見で、消極的な姿勢である。
この発想は唾棄すべきものである。
彼等は衆参ダブル選挙で圧勝し、その後の国会運営をスムーズに行えるようにすればよいと主張する。これは謂わば、党利党略である。ところが、来年の選挙までに失われる国益など、全く眼中にない。国家のことより、党の利益を優先する発想なのだ。
震災復興も進まず、デフレ下での増税を進め、支那と韓国にはやられ放題の現下の日本を想うのであれば、民主党政権を一分でも一秒でも早く下野に追い込むのが、自民党をはじめとする野党の責務だ。
安倍執行部は、長老議員の戯言に耳を貸すことなく、野田政権の息の根を止めるべく、手段を選ばず責めるべきだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2012/10/24 07:24 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。

トラックバック
この記事のトラックバックURL

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: