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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2021年02月16日

バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈るのは「女性差別」か?

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 森喜朗氏の女性侮蔑発言というプロパガンダをきっかけにした風潮に乗って、メディアや言論人などが「女性差別」をネタに好き勝手なことを言っている。もちろん、私は女性差別はあってはならないものだと思うし、日頃も何かと気を付けているつもりだ。森喜朗氏の後任に女性をという論調が強いが、有能な人がその地位に就けばいいのであって、結果としてその人物が男性か女性かは全く気にならないし、問題でもない。むしろ、「女性を」が前提になること自体が問題だと思う。

 森発言事案と時を同じくして、2月14日のバレンタインデーを迎えた。前述の風潮があってか、女性から男性にチョコレートを贈る風習を疑問視する論調も散見されるようになった。二つの例をあげよう。一つ目は、作家で脚本家の田渕久美子という人が、朝日新聞が運営するコラムサイト「telling.」に寄稿した「【田渕久美子が説く#3】チョコレート、女性から男性に贈る、でいいの?」というコラムだ。

 田渕氏はこう書いている。

なぜ、日本では女性から、なのでしょうか? そしてそれに疑問を抱いた人が、男性から女性へお返しをするホワイトデーなるものを考えついたのでしょうか?
実は私、この「女性から」、というのがあまり好きではありません。日本の男女の有り様を表現しているようでなんだかイラっとするのです(笑)。

田渕久美子

世の中を変えるには、それまでの「当たり前」を疑うことから始まります。
皆さんの世代が、男性との対等で幸せな関係を築くためにも、「バレンタインに女性から男性にチョコレートを渡すのでいいの?」と考える人がもっと増えない限り、この国が本当の意味で成長し成熟することはないのだと感じます。
国や性別によって差別されるということは、良い悪い以前に、とても「貧しい」こと。
だからこそ、今日という日だからこそ、改めて、「あなたたち男性と、私たちは真の意味で対等なのだ」と、チョコレートやプレゼントと一緒に、そうした気持ちも伝えてみる、そんな一日に、是非してみて欲しいのです。


 「世の中をこう変えていこう」という考えを持つことは否定しないし、ご勝手である。しかし、田渕氏の文章を読んでみると、女性から男性にチョコレートを渡すことが「性別によって差別されること」であり、その結果、日本は「貧しい」国であるということになる。

 お次は、テレビ朝日の弘中綾香という女性アナウンサーの弁だ。

例えば、好きな方にチョコレートとか贈り物を贈る機会になっていることに関しては別に何も思わないんです。でも、なぜ女性が男性に対して「日頃の感謝を込めました」みたいな感じで贈らないといけない「風習」になっているんだろうと感じます。

弘中綾香

そもそも私たちは男女平等に皆同じように働いているのに、なぜ矢印が「女性から男性に贈る」という一方通行の1本しかないのかという点にも疑問を感じています。

義理チョコのように、形だけのものであるならば喜びの大きさは贈る方も貰う方も決して大きくないと思いますし、経験として義理チョコを貰った方のリアクションを見てもそこまで喜んでない人もいれば、お返しがないケースも実際多いんですよ。

それを見ていると、この行為は「一体誰が得をするんだろう」って思ってしまうので、義理チョコは個人的に廃止でいいと思っています。


 テレビはほとんど観ないので知らなかったが、この女性アナウンサーは非常に人気があるらしい。その理由は私にはわからないが、ハフポストによればフォトエッセイを出版したらしい。彼女もバレンタインデーのチョコレートに関しては「女性から男性に贈る」という一方通行」という風に感じているそうだ。

 そもそもだが、バレンタインデーにチョコレートを贈るというのは、菓子店業者が仕掛けたものであって、古くからある風習ではない。私の小さい頃は、節分に豆をまくという風習はあっても、恵方巻を食べる風習もなかった。それもセブンイレブンやイオンが仕掛けたものらしく、風習としての歴史は浅い。要するに、「この日は女性が男性にチョコレートを贈る日だよ」と設定もしていなければ、要求もしていない。だから弘中氏が義理チョコを贈ることを止めれば済む話で、それを社会のせいにするのはお門違いだ。風習は強要ではない。風習に従わない判断をするだけで、自己解決できる。

 女性がどう考えているかわからないが、男性としては「あの女性はチョコレートをくれなかった」といって、その女性に対する印象が変わるものでもなければ、「やっぱり俺はもてねーな」で済んでしまう日なのだ。そういう風習を男女平等とか女性差別に紐づけて語られることに関しては、違和感しか感じない。


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