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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2021年02月07日

マスコミが一斉に大上段に構え振り下ろす「正義」は、うさんくさく危うい

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 森喜朗東京五輪組織委会長に対するバッシングが、もはやいじめの様相を呈している。国会の質疑からメディアの報道まで、森批判一色で、批判の道具として、2000年5月の森氏の「神の国発言」まで引きながら、森氏が資格不適合者であるかのプロパガンダを発信している。

森喜朗氏


 神の国発言は、「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知をして戴く」という部分が問題視された。「信教の自由への侵害」「国民主権や政教分離に反する」「戦前の軍国主義的な発想」などと大バッシングが展開された。しかし、批判はメディアの切り取りに起因している。しかし、森氏は同じスピーチでこうも言っていた。

神様であれ、仏様であれ、天照大神であれ、神武天皇であれ、親鸞聖人であれ、日蓮さんであれ、誰でもいい、宗教というのは自分の心に宿る文化なんですから、そのことをもっとみんな大事にしようよということをもっとなんで教育現場でいわないのかな、信教の自由だから、触れてはならんのかな、そうじゃない信教の自由だから、どの信ずる神、仏も大事にしようということを、学校の現場でも、家庭でも、社会でもいわなければならないよということをもっと、私は、もっともっと、日本の国のこの精神論からいえば一番大事なことではないかとこう思うんです。


 この部分を「神の国」という発言を合わせれば、発言は信教の自由を保障し、軍国主義の片鱗すら感じさせないことが理解できると思う。要するに、マスメディアの切り取りによって、世論が形成されていった悪しき例なのだ。

 朝日新聞は5日の社説「女性差別発言 森会長の辞任を求める」で、「暴言・妄言」「女性蔑視」「こんなゆがんだ考え」「世界に恥をふりまくだけ」「女性全般を侮辱」ということばを連発させ、森氏を批判した。森氏の発言にわきの甘さがあったことは確かだろう。産経新聞の産経抄はその社説を批判している。

「暴言・妄言」「ゆがんだ考え」「女性全般を侮辱」とまで書いたことには疑問と違和感を覚えた。失言だとしても、そこまで断じる根拠は何かと。


 まさに神の国発言における森バッシングと構図は同じなのだ。全文を理解しようとせず、言葉尻を捉えて総スクラム体制で森執行部を退陣に追い込む工作だ。そして彼らは、そのことを奇貨としてオリンピックを中止に追い込み、政権にダメージを与えるという一連の流れ(世論形成)を作ろうとする。そこにアスリートの存在など皆無だ。

 森氏は「逆ギレ」「居直り」と揶揄された会見で、反五輪勢力の一端を披露している。

世界から、たくさんのボランティアが来た。募集した我々が想像した以上に集まってくれた。そしたら組織委が金を払ってやれとか、車代を出せとか、タダなら学徒動員と同じだ、とまで書いた新聞社もあるわけですから。そこまで、やっぱり批判されてきたわけです。1つ1つ、そういうものを挙げたら本当に切りがない話なんです。


 森氏の発言を全面的に擁護するわけではないが、総バッシング体制を敷くメディア、言論人などの論には与しない。森氏は恐らく、すさまじいい反五輪勢力の妨害と闘うなかで、矢面に立っているのだろう。

 産経抄はこう書いた。

 ▼政治家や著名人をはじめ、誰しも犯しうる失言や言い間違いが騒がれ、はやし立てられる場面が目立つ。SNSの発達で情報が発信、共有、拡散されやすくなっただけに、その威力と影響力も大きい。コロナ禍で多くの人が欲求不満を抱え、攻撃的になっているのも事実だろう。
 ▼やむを得ない部分もあるとはいえ経験上、一つ気を付けていることがある。マスコミが一斉に大上段に構え振り下ろす「正義」は、うさんくさく危うい。


 「マスコミが一斉に大上段に構え振り下ろす「正義」は、うさんくさく危うい」。言い得て妙である。


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