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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2021年02月04日

朝日記者の「政府が隠していることを暴くために取材している」は社会正義ではない

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 朝日新聞が政治や経済分野の編集委員を動員し、アナザーレターという企画をやっている。紙面やデジタル版で公開していないオリジナル記事をメールで先行配信する企画だそうだが、昨日、同社安全保障担当編集委員の佐藤武嗣の名前で、「コロナ禍で上がる指導者の支持 例外は日本のなぜ」という記事がデジタル面で配信された。

 内容は、コロナ危機で世界の政治リーダーは支持率を上げているのに対し、「日本は感染拡大を比較的抑えているのに、なぜ安倍内閣の支持率が下がるのか」というテーマの考察だそうだ。編集委員がもっともらしい解説をしているが、答えは簡単だ。要は、メディアが政府や行政の努力を全く報じず、ネガティブ報道のみで紙面やネット報道などを埋めているからだ。過日、国会質問でレンポウが菅総理に失礼千万な問答をけしかけ、顰蹙を買ったが、メディアはレンポウのような人物の集合体といえるだろう。

 こういう報道では、支持率は上がりようがない。国家の危機に直面した時、政治もメディアも国民も、その危機をいかに乗り越えるかに団結すべきなのだが、朝日のような左派メディアはあら捜しに余念がない。彼らには国家の繁栄に寄与するなんて思想は欠片もなく、ただ為政者をこき下ろすことを主眼とし、ヘイト報道を垂れ流す。そんな姿勢のひとつの傍証が、この朝日記者のツイートだ。

霞が関周辺で「マスコミが報じないからだ」という声もたまに聞きますが、そもそも新聞は政府の広報誌ではありません。政策を分かりやすく伝えるために記者は取材しているのではありません。政策の問題点を見抜き、政府が隠していることを暴くために取材しています。


 ツイート主の内藤は、このツイート後に「政策を分かりやすく伝えるために」は「政策を分かりやすく伝えるためだけに」の間違いだったと釈明しているが、ツイートがプチ炎上したために補足せざるを得なかったのだと思われる。しかし、記者の本音が漏れたと思しきツイートの核心はその部分だけではないと私は考える。もうひとつの核心は、「政府が隠していることを暴くために取材しています」という部分だ。

 まず、記者のこの報道姿勢を成立させるためには、「政府は隠しごとをする」という前提が必要だ。だが、政治に隠しごとはつきものであって、隠しごと=悪ではない。当然ながら秘匿すべき機密もあるし、そもそも国民の側がすべてを国民に知らせるべきだとは思っていない。当該記者は「暴く」ことを生業としているようだ。だが、それが社会の公器であるマスメディアに期待されているかといえば、そうではない。

 国民がメディアに求めているものは、何よりもまず事実を正確かつ客観的に伝えることである。判断する材料として資する情報を求めているのであり、何かを暴いてほしいなどとは思っていない。それは週刊誌の主戦場であって、何かを暴きたいのでれば、文春や新潮に転職したほうがいい。

 「暴きたい」という衝動の所以か、世論を一定方向に導くために事実を捏造、歪曲して報道し、後に炎上して謝罪に追い込まれる場面は、朝日新聞の歴史で度々出て来る。サンゴ落書き事件もそうだし、最近では反原発のための吉田調書捏造事件、また、旧日本軍を極悪非道な組織とし、戦前=悪で保存するための慰安婦報道がまさに実例だ。朝日の記者は「暴く」ということを社会正義だと思っているのだろうが、その社会正義は取材のスタート時点で、また、その取材に基づいて記事を書く一行目で、既に歪んでいるのだと思う。

 社会の公器を名乗るのであれば、先ずは事実の客観報道というジャーナリズムの基本をよく復習してからにしてもらいたい。読者、視聴者を一定方向に道ビックための「歪んだ社会正義」など要らない。


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