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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2021年01月13日

米国で増幅する「反トランプ全体主義」を警戒せよ

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 戦後民主主義においては、日本は戦後、米国から民主主義を教わったとされている。これはまったく出鱈目な話で、日本では皇室を中心とした独自の民主主義が古くからう受け継がれてきており、今日に至ってもその事実は変わらない。戦後民主主義とはそういう国の在り方や価値観を否定する点でまやかしなのだが、そういう説が今でもまかり通っているところに戦後の悩ましい部分がある。

 さて、その「民主主義の先生」であるはずの米国がいま、民主主義の危機を迎えている。彼の地で現在進行形で横行しているのは、トランプ大統領とその支持者に対する弾圧と公開リンチだ。米国のSNSがこぞってトランプ氏のアカウントを無期限または永久に凍結したことは今までも書いてきた。トランプ排除の動きはTwitterやFacebookにとどまらず、Spotify、TikTok、Pinterest他のSNSも追随している。ただし、アカウント凍結の措置には複数の国から疑問や批判が出され、トランプ氏とは不仲との噂のドイツ・メルケル首相は「言論の自由を規定するルールは、民間テクノロジー企業ではなく、立法府の議員が決めるべきだ」と主張し、フランスの欧州問題担当相からも同様の指摘が出ている。国境問題でもめたメキシコのロペスオブラドール大統領も「検閲だ」と語っている。

 これだけでも言論の自由をめぐる大問題のはずなのだが、トランプ氏に対する公開リンチは止まる所を知らない。トランプ大統領の主要取引先金融機関であるドイツ銀行、シグネチャー銀行は、トランプ氏との取引を停止し、オンライン決済企業のストライプ社もトランプ氏を追い出した。これはトランプ氏に対する献金の窓口閉鎖を意味する。ストライプ社はトランプ氏が「暴力行為の奨励に反対するという同社のポリシーに違反している」という理由を挙げているそうだが、まるでトランプ氏が暴力を推奨したような言い方だ。大統領は「連邦議会の議員に声を届けよう」とは言ったが、暴力を肯定した事実はなく、議事堂に集まった支持者に平和と秩序を求め、「家に帰ろう」というメッセージも出している。

トランプ大統領


 全米プロゴルフ協会も反トランプに舵を切った。2022年に全米プロゴルフ選手権の開催が予定されていたトランプ氏の所有コースが、同協会によって契約を解除され、コースが変更されることとなった。協会は「私たちはメンバーを、ゲームを、そして使命とブランドを守らなければならない。(トランプ氏所有の)ベドミンスターではそれを担保できないと感じた」と語っている。ドナルド・トランプはいま、米国大統領でありながら、負のアイコンとして見られているということになる。

 便乗している者たちもいるだろうが、この雪崩を打ったような反トランプ現象は、民主主義の脆さを物語る。米国では反国歌の動きもあり、過剰なポリコレが横行し、破壊活動としか取りようがない暴力沙汰を全米各地で起こすBLM運動にも比較的寛容だった。その米国が、1月6日を機に、雪崩を打って反トランプにスイングした。その様は、民主主義というより「反トランプ全体主義」であるように映る。

 日本が反面教師とすべき現象だ。1月6日の出来事は悲劇である。あの暴力を誰が主導したのかは、歴史が証明するだろう。残念ながら1月20日の大統領就任式までに事実が判明することはないだろうし、判明したとしても隠蔽する力が働く。我々日本国民が注意しなければならないのは、そういう一つの出来事をきっかけに世論が誘導され、全体主義が国を覆い、感情が真実を凌駕するような現象は、我が国起こらないという保証はない。反米サヨクですら、こういう現象を都合よく利用するだろう。あの現象を輸入してはならない。

 日本は、米国のいまを他山の石とし、日本型の民主主義に磨きをかけていくしかない。


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